JP2759549B2 - ステップリング機構付きソータ - Google Patents

ステップリング機構付きソータ

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JP2759549B2
JP2759549B2 JP2157891A JP15789190A JP2759549B2 JP 2759549 B2 JP2759549 B2 JP 2759549B2 JP 2157891 A JP2157891 A JP 2157891A JP 15789190 A JP15789190 A JP 15789190A JP 2759549 B2 JP2759549 B2 JP 2759549B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数の分配ビンと、この複数の分配ビン
に沿って移動可能に設けられそれぞれの分配ビンにシー
トを分配する分配手段と、分配ビンに収容されたシート
をステップリングして綴じるステップラとを備えたステ
ップリング機能付きソータに関する。
[従来の技術] 一般に、ソータは、複写機などの画像形成装置に接続
され、該画像形成装置から排出されたシートを分配手段
により複数の分配ビンごとに頁を揃えて収納して仕分け
するものである。
このソータは、分配ビンにシートを分配する方式によ
り種々の型に分類できる。その一つの型として、分配手
段が複数の分配ビンの前端部側を移動して、それぞれの
分配ビンにシートを排出する型のものが公知である。
一方、ソータには、分配ビンに収納されたシートをス
テップリングして綴じるステップリング機構を設けたも
のがある。
そして、このステップリング機構として、複数の分配
ビンの一側部に沿ってステップラが移動可能に設けら
れ、シートをステップリングするものが公知である(実
開昭63−1853号公報、特開平1−281258号公報を参
照)。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記のように複数の分配ビンの一側部に沿っ
てステップラを移動させるものでは、ステップラがソー
タの一側部側に突出する問題がある。
そこで、分配手段が複数の分配ビンの前端部側を移動
して、それぞれの分配ビンにシートを排出する型のソー
タにおいて、ステップラを分配手段と同様に複数の分配
ビンの前端部側を移動可能に設けることが提案されてい
る(未公開)。このものでは、分配手段が移動してシー
トを分配ビンに分配した後、ステップラが移動して分配
ビン上のシートをステップリングする。
これによると、ステップラがソータの一側部側に突出
することがなく、ソータ全体として小形化できる。
ところで、分配手段により分配したシートすべてをス
テップラによりステップリングするわけでなく、分配ビ
ン上のシートをステップリングしないでそのまま取り出
すことがある。複写機やソータの使用目的によっては、
分配手段によりシートを分配ビンに分配した回数に比較
して、ステップラによりステップリングする回数が極め
て少ないこともある。
この発明の目的は、分配手段とステップラとを複数の
分配ビンの前端部側に沿って移動させるソータにおい
て、分配手段とステップラとの使用頻度の相違に対応し
て、使用頻度の高い分配手段の移動量・時間を最小限に
し、かつ分配手段の移動にステップラが障害とならない
ように分配手段とステップラのそれぞれにホームポジジ
ョンを設定して、処理時間を短縮した高能率のステップ
リング機構付きソータを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この発明の特徴は、分配手
段のホームポジジョンがシート分配順序の最初の段の分
配ビンの近傍に設定され、ステップラのホームポジジョ
ンがシート分配順序の最終の段の分配ビンから外れてか
つ分配ビンが配列される領域外に設定されているところ
にある。
[作用] この発明では、使用頻度の高い分配手段がシート分配
順序の最初の段の分配ビンの近傍のホームポジジョンか
らすぐシート分配動作を開始する一方、ステップラはシ
ート分配順序の最終の段の分配ビンから外れてかつ分配
ビンが配列された領域外にあるため、分配手段のシート
分配動作の障害にならない。
[実施例] 以下に、この発明の一実施例を図を参照して説明す
る。
第1図はこのソータの縦断面を示す概略図である。
第1図を参照して、ソータは図の右側を複写機などの
画像形成装置(図示略)に着脱するようになっている。
このソータのフレーム1内に、複数の分配ビン2が縦
に配列されている。分配ビン2のシート搬入端側にはガ
イド部材3が移動可能に取り付けられている。
この分配ビン2の上方には、仕分けをしないノンソー
トモード時のシートを収納する専用ビン4が設けられて
いる。
画像形成装置から排出された複写シートなどのシート
をソータ内に案内するガイドローラ5と搬送路6とが設
けられている。入口にはシートの有無を検出するシート
センサ7が設けられ、ソートモード時、シートの搬入を
検出すると、ガイドローラ5、搬送ベルト11、吸引手段
12を駆動させるようになっている。
搬送路6の終端は専用ビン4に接続されている。一
方、搬送路6の中間には、シートを専用ビン4に送るか
分配ビン2に送るかを選択する切換え爪9が上下揺動自
在に設けられている。
シートは切換え爪9の搬送路6への進入によって搬送
方向が切り換えられ、後記の搬送手段と分配手段とを介
して各分配ビン2に送られるようになっている。
搬送手段は、シートを吸引しながら下方に搬送するも
のである。この搬送手段は、上下のプーリ10間に張設さ
れた吸引孔付きの搬送ベルト11と、この搬送ベルト11に
シートを付着させるファンなどの吸引手段12とから構成
されている。
分配手段13は、搬送手段からシートを分離して、該シ
ートを選択された分配ビンに排出するものである。この
分配手段13は、搬送ベルト11からシートを剥離すると共
に分配ビン2にシートを案内する剥離案内部材131a、13
1bと、この剥離案内部材131a、131bに設けられシートを
分配ビンに向けて強制搬送する排出ローラ14とから概略
を構成されている。さらに、分配手段13は、上下のプー
リ15間に張設された左右一対の昇降用のタイミングベル
ト16に固定されている。
第1図に第2図を併せ参照すると、分配手段13の下の
プーリ15は連結軸17で連結されている。この連結軸17に
設けられたプーリ18はベルト19、プーリ20、軸21、ハス
バギア22、ウォームギア231およびギア232を有するクラ
ッチ機構23を介してモータ24のピニオン25に連結されて
いる。クラッチ機構23は、モータ24のピニオン25とハス
バギア22との間の駆動連結を断続するものである。
分配手段13は、その両側のコロ27を介してガイドレー
ル28に沿って案内されるようになっている。このガイド
レール28は、後記ステップラユニット30の案内も兼用し
ている。
分配手段13およびステップラユニット30の昇降領域の
上下端の高さに一対の発光素子・受光素子からなる光電
式のシートセンサ29が設置され、このシートセンサ29は
分配手段13を介して分配ビン2に排出されるシートの通
過を検出するものである。このシートセンサ29は、後記
のように、分配ビン2に対して移動可能に設けられたガ
イド部材3をステップラ55のステップリング位置まで引
き込む時に、ガイド部材3上にシートがあるかないかを
検出することも可能である。
前記分配手段13の昇降領域を昇降するようにステップ
ラユニット30が設けられている。このステップラユニッ
ト30は、後記のステップラ55、シート押さえ手段26およ
びガイド部材引き寄せ手段57を備えている(第3図参
照)。
ステップラユニット30は、上下のプーリ31間に張設さ
れた左右一対の昇降用のタイミングベルト32に結合され
ている(第1図、第2図参照)。下のプーリ31は連結軸
33で連結されている。この連結軸33に設けられたプーリ
34はベルト35、プーリ36、軸37、ハスバギア38、ウォー
ムギア391およびギア392を有するクラッチ機構39を介し
て前記モータ24のピニオン25に連結されている。クラッ
チ機構39は、モータ24のピニオン25とハスバギア38との
連結を断続するものである。
ステップラユニット30は、その両側のコロ41を介して
前記ガイドレール28に沿って案内されるようになってい
る。
前記クラッチ機構23、39は、分配手段13とステップラ
ユニット30とを駆動させるか否かを選択するものであ
る。また、それぞれのウォームギア231、391と一体に設
けられたスリット円板43、44と光電式センサ45、46によ
り分配手段13とステップラユニット30との昇降量を検出
して、分配ビン2ごとに正確に上下送りをするようにし
ている。
第1図に示すように、分配手段13のホームポジション
は、シート分配順序の最初の段の分配ビン2の近傍(本
実施例では最上段の分配ビン2の対向位置)に設定され
ている。また、ステップラユニット30のホームポジショ
ンは、シート分配順序の最終の段の分配ビン2の近傍で
分配ビン2が配列される領域外(本実施例では最下段の
分配ビン2の下方位置)に設定されている。
なお、この発明でいうシート分配順序とは、ソータの
ソートモードにおいては画像形成装置で同一原稿から再
成・複写されソータ側に送り込まれる最初の一組目のコ
ピーシートが各分配ビン2に配列順で1枚づつ排出され
る場合の前記一組目のコピーシートが排出される分配ビ
ン2の順序をいう。
また、ソータのグループモードにおいては、上記コピ
ーシートが各分配ビン2に配列順ですべて排出される場
合の原稿ごとの上記コピーシート束が排出される分配ビ
ン2の順序をいう。
分配ビン2上に排出されたシートを分配ビン2の略セ
ンタを基準に位置決めする位置決め手段が設けられてい
る。この位置決め手段は、第2図のようにプーリ47、ベ
ルト48を介して最上の分配ビン2の一側部側のプーリ49
と連結され、このプーリ49とベルト50を介してプーリ51
と連結され、ベルト50に左右一対の位置決め部材52が対
向して結合されている。そして、この最上の分配ビン2
の位置決め部材52に第1図のように連結軸53介してそれ
ぞれの分配ビン2に左右一対の位置決め部材52が連結さ
れている。すなわち、ベルト50を正逆転することによ
り、位置決め部材52が互いに離・接方向に移動され、シ
ートを左右から押して分配ビン2のセンタを基準に分配
ビンに分配されたシートを位置決めするようになってい
る。
第3図はステップラユニット30とガイド部材3の平面
図、第4図はステップラユニット30の一部を省略した背
面図である。
第3図と第4図を参照すると、ステップラユニット30
のベース54上にステップラ55とシートの押さえ手段56が
一体的にガイド部材3の幅方向に移動可能に設けられ、
ベース54の左右端部にはガイド部材3の引き寄せ手段57
が設けられている。
ステップラ55の側部には押さえ手段56が一体的に設け
られている。そして、ステップラ55には走行輪58が設け
られていると共にベルト59に連結され、ベルト59は一対
のプーリ60間に張設され、一方のプーリ60はモータ61に
連結されている。
すなわち、モータ61の回転により、ベルト59を介して
ステップラ55と押さえ手段56とがガイド部材3の幅方向
に水平移動されるようになっている。
ベース54には角軸62が軸受63を介して支持され、この
角軸62が押さえ手段56と引き寄せ手段57とに貫通され、
この角軸62に設けられたプーリ64がベルト65、プーリ66
を介してモータ67に連結されている。そして、角軸62の
正逆転は、後記ピニオン・ラック機構を介して押さえ手
段56と引き寄せ手段57とをガイド部材3に対して進退さ
せるようになっている。
すなわち、モータ67の正逆転により、角軸62の正逆転
を介して押さえ手段56と引き寄せ手段57とがガイド部材
3に対して進退するようになっている。
第5図は引き寄せ手段57とガイド部材3の縦断面図、
第6図は押さえ手段56の縦断面図、第7図はステップラ
55の縦断面図である。
第3図、第4図および第5図とを参照して、引き寄せ
手段57を説明する。
前記角軸62にピニオン68が嵌合され、このピニオン68
にラック69が噛合され、このラック69に支持フレーム70
が一体的に設けられている。支持フレーム70に形成され
た長穴71にロック部材75のピン72が係合され、このロッ
ク部材75は支点軸74を中心に支持フレーム70に揺動自在
に固定されている。支持フレーム70とロック部材75との
間にはロック部材75を下方に付勢する付勢スプリング76
が介装されている。一方、ベース54にガイド軸77が固定
され、このガイド軸7に支持フレーム70、ロック部材75
が摺動自在に設けられている。すなわち、角軸62の正逆
転により、前記ピニオン68、ラック69、支持フレーム70
を介してロック部材75はガイド軸77に沿って前後移動す
るようになっている。ロック部材75と一体的に設けられ
たピン78と、支持フレーム70に設けられた長穴79は、ロ
ック部材75の前後方向への移動範囲を規制している。75
aは、ガイド部材3に係合するロッピンである。
第1図、第3図および第5図を参照して、ガイド部材
3を説明する。
ガイド部材3は、それぞれの分配ビン2のシート搬入
端側に分配ビン2に対して移動自在に設けられている。
ガイド部材3のシート搬入端には、シートの一端を整
合、規制する規制部80が立設され、ガイド部材3がステ
ップラ55のステップリング位置まで引き込まれるステッ
プリング時にステップラ55と押さえ手段56とが位置する
切欠部81a、81bが、幅方向中央部と一端部に形成されて
いる。
ガイド部材3と前記ステップラユニット30のベース54
にはそれぞれシートセンサ29のビームの通孔82、83が形
成され、ガイド部材3がステップラユニット30側に引き
寄せられると、両方の通孔82、83が重合して、ガイド部
材3上にシートがない時はシートセンサ29のビームを通
過させるが、ガイド部材3上にシートがある時はビーム
を遮断する。これによってガイド部材3上のシートの有
無を検出して、シートがあるときのみステップリングを
するようステップラ55の駆動制御を行う。
ガイド部材3の左右端にはガイド板84が設けられ、サ
イドフレーム85に設けられたコロ86によりスムーズに前
後移動できるようになっている。サイドフレーム85とガ
イド部材3との間には、引き出されたガイド部材3を復
帰させる復帰スプリング87が介装されている。
ガイド部材3の左右には、引き寄せ手段57のロック部
材75のロックピン75aを係合させるロック部88が設けら
れている。
第3図、第4図および第6図を参照して、押さえ手段
56を説明する。
前記角軸62にピニオン89が嵌合され、このピニオン89
にラック90が噛合され、このラック90に支持フレーム91
が一体的に設けられ、この支持フレーム91がガイド軸92
に沿って前後移動するようになっている。
支持フレーム91の上部にはソレノイド93が設けられ、
このソレノイド93のレバー93aに支点軸94を中心に前後
に揺動するリンク95が連結され、このリンク95が緩衝ス
プリング96を介して前記支点軸94を中心に上下に揺動す
るリンク97に連結されている。このリンク97の先端部は
ガイドピン98に連結され、このガイドピン98は長穴99に
沿って上下移動されると共にシートの押さえ部材100に
連結されている。リンク97と支持フレーム91との間には
押さえ部材100をシートから離間させる復帰スプリング1
01が介装されている。
すなわち、角軸62を正転させてピニオン89、ラック9
0、支持フレーム91を介して押さえ部材100を前進させ、
ソレノイド93がレバー93aを吸引してリンク95、緩衝ス
プリング96、リンク97、ガイドピン98を介して押さえ部
材100を下降させてシートを上から押さえるようになっ
ている。
第2図、第3図、第4図および第7図を参照して、ス
テップラ55を説明する。
ステップラ55は公知のものであり、モータ102と、こ
のモータ102により正逆転されるギア103と、このギア10
3により上下に揺動するブラケット104と、このブラケッ
ト104と共にシート束を挟んでステップリングするアン
ビル105と、針収納部106とから概略を構成されている。
以上のように構成されたソータは次のように作動す
る。
画像形成装置から排出されたシートのソータへの侵入
をシートセンサ7が検出すると、ガイドローラ5が駆動
され、シートを搬送路6を介して搬送する。
ソートモード時において、シートは搬送路6に進入し
た切換え爪9を介して下向きに送られる。このとき、搬
送手段の搬送ベルト11はシートを吸引しながら下方向に
搬送する。また、分配手段13用のクラッチ23を接続し、
かつステップラユニット用のクラッチ39を切離して、モ
ータ24を正転させて、ピニオン25、ギア232、ウォーム
ギア231、ハスバギア22、軸21、プーリ20、ベルト19、
プーリ18、連結軸17、プーリ15、タイミングベルト16を
介して分配手段13を選択された分配ビン2の対向位置に
移動させる。
したがって、搬送ベルト11により下降されたシート
は、分配ビン13の剥離案内部材13a、13bにより搬送ベル
ト11から剥離され分配ビン2に案内される。分配ビン2
にシートが排出されたことをシートセンサ29が検出する
と、分配手段13は隣接する分配ビン2の対向位置に移動
制御され、次に送られてくるシートを次の分配ビン2に
排出する。
複写機側で自動原稿送り装置を利用して10枚1組の原
稿を3部、かつソードモードをでコピーするという条件
が設定されたとすると、複写機側では、まず第1枚目の
原稿に対して連続して3枚のコピーが作成され、このコ
ピーが順次ソータの搬送路6に送り込まれてくる。
分配手段13は、第1図に示すホームポジションで上記
3枚のコピーのうちの先頭のものを搬送ベルト11から剥
離して分配ビン2へシートを案内して排出する。
シートが分配ビン2に排出されたことをシートセンサ
29で確認すると、モータ24を所定量駆動して分配手段13
を隣接する下側の分配ビン2の対向位置に移動制御す
る。
そして、上記コピーの2枚目を分配ビン2に排出す
る。3枚目のコピーを所定の分配ビン(上から3番目の
分配ビン(図示せず))に排出し終えると、分配ビン13
はその位置に停止制御され、2枚目の原稿に対して作成
されソータ側に連続して搬送される3枚のコピーのうち
の先頭のものをまず分配ビンに排出し、その後モータ24
を反転させて分配手段13を隣接する上側の分配ビン2の
対向位置に移動制御する。上記コピーの2枚目、3枚目
についても順次分配手段13を上昇させ排出を実行する。
原稿の3枚目から10枚目についても上記と同様な制御
が繰り返されることになる。
分配ビン2上に排出されたシートは分配ビン2の傾斜
に沿って自重により滑落し、ガイド部材3の規制部80に
シートの一端部が整合される。また、位置決め手段のベ
ルト50を正逆転することにより、位置決め部材52が互い
に離・接方向に移動され、シートが左右から押されて分
配ビン2の略センタを基準に位置決めされる。
分配ビン2に対するシートの分配終了後、インデクサ
13を第1図に示すホームポジションに位置させる。
次に、インデクサ用のクラッチ23を切離し、かつステ
ップラユニット用のクラッチ39を接続して、モータ24を
正転させて、ピニオン25、ギア392、ウォームギア391、
ハスバギア38、軸37、プーリ36、ベルト35、プーリ34、
連結軸33、プーリ31、タイミングベルト32を介してステ
ップラユニット30を移動させ、選択された分配ビン2の
位置に停止する。
次に、モータ61を駆動して、プーリ60、ベルト59を介
してステップラ55と押さえ手段56とを一体的にガイド部
材3の幅方向に移動して、切欠部81a、81bいずれかに停
止する。ステップラ55の停止位置に応じて、シートの幅
方向中央または端部をステップリングすることができ
る。
次に、モータ67の正転により、プーリ66、ベルト65、
プーリ64を介して角軸62を正転させ、この角軸62の正転
により引き寄せ手段57のピニオン68、ラック69を介して
ロック部材75が前方に突出して、ロック部材75のロック
ピン75aがガイド部材3のロック部88の傾斜部を摺動、
上昇して係合する。
さらに、この角軸62の回転により、押さえ手段56のピ
ニオン89、ラック90を介して支持フレーム91と一体的に
押さえ部材100が前方に突出する。
次に、押さえ手段56のソレノイド93がそのレバー93a
を引き込むと、リンク95、緩衝スプリング96を介してリ
ンク97を下降させ、ガイドピン98の下降を介してシート
押さえ部材100がガイド部材3上のシートを上から押圧
する。
次に、モータ67を逆転して角軸62を逆転させると、引
き寄せ手段57のロック部材75が後方に移動され、ロック
部材75がガイド部材3をステップラユニット30側に引き
寄せる。この角軸62の逆転により、押さえ手段56の押さ
え部材100もシートを押圧した状態で後退する。
ガイド部材3がステップラユニット30側に引き込まれ
ると、ガイド部材3とステップラユニット30のベース54
との通孔82、83が重合して、光電式のシートセンサ29を
作動可能にする。そして、シートセンサ29がONの場合
(発光素子からの光を受光素子が受光する場合)は、ガ
イド部材3上にシートがないものと判断し、ステップリ
ングを実行しないで、ガイド部材3を復帰させ、次の分
配ビン2にステップラユニット30を移動させる。
一方、シートセンサ29がOFFの場合(発光素子からの
光を受光素子が受光しない場合)はシート有りと判断
し、ステップラ55がシートをステップリングする。
ステップリング終了後、押さえ手段56のソレノイド93
をOFF(非励磁状態)して復帰スプリング101の働きによ
り押さえ部材100をシートから離す。
次に、ステップラユニット30をわずかに上昇させる
と、ガイド部材3のロック部88と引き寄せ手段57のロッ
ク部材75との係合が解除され、ガイド部材3は復帰スプ
リング87により復帰する。
次に、ステップラユニット30を隣接する分配ビン2に
移動させ、上記動作を繰り返す。
なお、ステップラユニット30のホームポジションは第
1図に示すように分配ビン2の配置領域よりさらに下方
位置に設けられており、分配手段13による分配動作終了
後にステップリングを行う場合はガイドレール28に沿っ
て上昇制御されるが、最上段の分配ビン2位置まで移動
した後下降しながら各分配ビン2のステップリングを実
行しても、また逆にシートが収容されている分配ビン2
のうちの最下段2の分配ビン2から上昇しながらステッ
プリングを実行してもよい。
上記ソータによれば次の効果を奏する。
(1)使用頻度の高い分配手段13がシート分配順序の最
初の段の分配ビン2のホームポジジョンからすぐシート
分配動作を開始する一方、ステップラユニット30はシー
ト分配順序の最終の段の分配ビン2から外れてかつ分配
ビン2が配列された領域外にあるため、分配手段13のシ
ート分配動作の障害にならない。したがって、使用頻度
の高い分配手段13の移動量・時間が最小限となり処理時
間を短縮した高能率のソータを実現できる。
(2)軽量の分配手段13が最上段の分配ビン2の対向位
置に設定され、重量の大きいステップラユニット30が最
下段の分配ビン2の下方に設定されているため、装置の
安定性がよい。
(3)分配手段13の昇降領域と同一領域をステップラ55
が昇降するように配設されているので、ソータを小形化
できる。
(4)分配手段13の昇降領域と同一領域をステップラ55
が昇降するように配設されているので、ステップラ55の
配設によりソータがその幅方向に突出することがない。
(5)分配手段13・ステップラ55の共通する昇降領域の
上下に配置した1対の光電式のシートセンサ29により、
分配手段13をシートが通過したことの検出とステップラ
55側に引き寄せたガイド部材3上にシートがあるかない
かの検出の両方を行うことができる。
(6)分配ビン2に移動可能に設けられたガイド部材3
のみをシートと共にステップリング可能な位置に移動さ
せて、シートをステップリングするので、分配ビン2全
体をステップラ55側に移動させる場合に比較して、駆動
力を低減でき、駆動系を小形化できる。
(7)ガイド部材3を引き寄せるときとステップリング
するときに、ガイド部材3上のシートを押さえ部材100
により押圧しているので、シートをガイド部材3ととも
に確実に引き寄せることができるとともに、カールが生
じバラけているシート束が圧縮されてステップリングし
やすくできる。
(8)シートの一端をガイド部材3の規制部80に整合さ
せるとともにシートを押さえ手段56により上からガイド
部材3に押圧しながら、ガイド部材3をステップラ55側
に移動させているので、ステップリングされるシートが
移動時にバラつくことを最小限に抑えることができる。
(9)ステップラ55とともに、シートの押さえ手段56と
ガイド部材3の引き寄せ手段57とを同一のステップラユ
ニット30として一体的に昇降させているので、ステップ
ラ55とは別に押さえ手段56と引き寄せ手段57を分配ビン
ごとに設けた場合に比較して、ステップリング系の機構
を簡素化できる。
(10)引き寄せ手段57がガイド部材3の左右両側と係合
して引き寄せるので、ガイド部材3を安定して引き寄せ
ることができる。
(11)ステップラ55をガイド部材3の幅方向に沿って移
動させることにより、シートの幅方向複数箇所であるい
は任意の位置でステップリングできる。
(12)ステップラ55と一体的にシートの押さえ手段56を
ガイド部材3の幅方向に沿って移動させるため、シート
の幅方向に沿ってステップラ55を移動させた場合でもス
テップラ55の近傍でシート束を押さえ手段56により圧縮
して確実にステップリングできる。
(13)1個のモータ67で押さえ手段56と引き寄せ手段57
とを前進、後退でき、押さえ手段56と引き寄せ手段57と
の駆動機構を簡素化できる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、様々な変形例が実施可能である。
たとえば、上記実施例では上方に分配手段のホームポ
ジジョンを設定し、下方にステップラのホームポジジョ
ンを設定したが、下方に分配手段のホームポジジョンを
設定し、上方にステップラのホームポジジョンを設定し
てもよい。
また、上記実施例では分配手段をシート分配順序の最
初の段の分配ビンの対向位置に設定させたが、最初の段
の分配ビンの近傍ならよい。
また、上記実施例では分配ビンの前端部に設けたガイ
ド部材にシートを押圧してステップラ側に引き寄せるも
のを示したが、他に分配ビン2全体をステップラ55側に
引き寄せたり(第8図参照)、分配ビン2からシートだ
けをニップしてステップラ55に引き寄せたり(第9図参
照)、ステップラ55が分配ビン2側に移動されるように
してもよい(第10図参照)。
[発明の効果] 以上説明したこの発明では、使用頻度の高い分配手段
がシート分配順序の最初の段の分配ビンの近傍にホーム
ポジジョンを備え、すなわち該ホームポジジョンからシ
ート分配動作を開始する一方、ステップラユニットはシ
ート分配順序の最終の段の分配ビンから外れてかつ分配
ビンが配列された領域外にあるため、分配手段のシート
分配動作の障害にならない。したがって、使用頻度の高
い分配手段の移動量・時間が最小限となり処理時間を短
縮した高能率のソータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの発明の一実施例を示す図であ
る。 第1図は、ソータ全体の縦断面概略図である。 第2図は、分配ビン、ガイドおよびステップラユニット
の概略平面図である。 第3図は、ガイド部材とステップラユニットの平面図で
ある。 第4図は、ステップラユニットの背面図である。 第5図は、引き寄せ手段とガイド部材との縦断面図であ
る。 第6図は、押さえ手段の縦断面図である。 第7図は、ステップラの縦断面図である。 第8図ないし第10図は他の実施例の縦断面図である。 2:分配ビン、11:搬送ベルト 12:吸引部、13:分配手段 16:タイミングベルト 30:ステップラユニット 32:タイミングベルト 55:ステップラ、56:押さえ手段 57:引き寄せ手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数段配列された分配ビンと、 この複数の分配ビンの前端部側に沿って移動可能に設け
    られ、それぞれの分配ビンにシートを分配する分配手段
    と、 前記複数の分配ビンの前端部側に沿って移動可能に設け
    られ、前記分配ビン上のシートをステップリングするス
    テップラと を備えたステップリング機構付きソータにおいて、 前記分配手段のホームポジジョンがシート分配順序の最
    初の段の分配ビンの近傍に設定され、 前記ステップラのホームポジジョンがシート分配順序の
    最終の段の分配ビンから外れてかつ前記分配ビンが配列
    される領域外に設定されている ことを特徴とするステップリング機構付きソータ。
  2. 【請求項2】複数段縦に配列された分配ビンと、 この複数の分配ビンの前端部側に沿って昇降可能に設け
    られ、それぞれの分配ビンにシートを分配する分配手段
    と、 前記複数の分配ビンの前端部側に沿って昇降可能に設け
    られ、前記分配ビン上のシートをステップリングするス
    テップラと を備えたステップリング機構付きソータにおいて、 前記分配手段のホームポジジョンが最上段の分配ビンの
    近傍に設定され、 前記ステップラのホームポジジョンが最下段の分配ビン
    の近傍で前記分配ビンが配列される領域外に設定されて
    いる ことを特徴とするステップリング機構付きソータ。
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