JP2816412B2 - ステップリング機構付きソータ - Google Patents

ステップリング機構付きソータ

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JP2816412B2
JP2816412B2 JP2150598A JP15059890A JP2816412B2 JP 2816412 B2 JP2816412 B2 JP 2816412B2 JP 2150598 A JP2150598 A JP 2150598A JP 15059890 A JP15059890 A JP 15059890A JP 2816412 B2 JP2816412 B2 JP 2816412B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、複数の分配ビンと、この複数の分配ビン
にシートを分配する分配手段と、分配ビンに収容された
シートをステップリングして綴じるステップラとを備え
たステップリング機構付きソータに関する。
[従来の技術] 一般に、ソータは、複写機などの画像形成装置に接続
され、該画像形成装置から排出されたシートを複数の分
配ビンごとに頁を揃えて収納して仕分けする。
このソータにおいて、分配ビンに収納、堆積されたシ
ートをステップリングして綴じるステップリング機構を
設けたものがある。
たとえば、実開昭63−1853号公報に開示されたソータ
は、ステップラと分配ビン移動機構とを一体的に複数の
分配ビンに沿って昇降可能に設け、分配ビンごとにステ
ップラと分配ビン移動機構が停止して、分配ビン移動機
構によりシートを載せた分配ビン全体をステップラのス
テップリング位置まで水平移動させてステップリングを
行うものである。
また、特開平1−281258号公報に開示されたソータ
は、ステップラとシート引き寄せ機構とを一体的に複数
の分配ビンに沿って昇降可能に設け、分配ビンごとにス
テップラとシート引き寄せ機構が停止して、シートの端
部を整合する規制部を倒した状態で、上下一対の把持部
を有するシート引き寄せ機構によりシート束を把持して
ステップラのステップリング位置まで引き寄せてステッ
プリングを行うものである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来例では、次の問題点がある。
実開昭63−1853号公報のソータでは、分配ビン全体を
ステップラのステップリング位置まで移動させるため、
その駆動機構が大型化する問題がある。
また、特開平1−281258号公報のソータは、上下一対
の把持部を有するシート引き寄せ機構によりシート束を
把持してステップラのステップリング位置まで引き寄せ
るため、シート束の厚さによって上下それぞれの把持部
がシートに接触するタイミングがズレ、先にシートに接
触した一方の把持部がシート束に衝撃を与えてシート束
の端に不揃えを生じるおそれがある。
本発明の目的は、シートをステップリング位置まで移
動させる駆動機構を小形化できるとともに、ステップリ
ングしたシート束に不揃えがないステップリング機構付
きソータを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この発明の特徴は、 複数の分配ビンと、 この分配ビンの端部に前記分配ビンに対して移動可能
に設けられたガイド部材と、 前記複数の分配ビンのそれぞれにシートを分配する分
配手段と、 前記複数の分配ビンに沿って移動可能に設けられ、前
記ガイド部材上のシートをステップリングして綴じるス
テップラと このステップラと一体的に前記複数の分配ビンに沿っ
て移動可能に設けられ、前記分配ビン上のシートを前記
ガイド部材に押圧する押さえ手段と、 前記ステップラと一体的に前記複数の分配ビンに沿っ
て移動可能に設けられ、前記ガイド部材を前記ステップ
ラのステップリング位置まで引き寄せる引き寄せ手段
と、 を備えてなるところにある。
[作用] この発明では、押さえ手段によりシートをガイド部材
に押圧した状態でガイド部材をステップラのステップリ
ング位置まで引き寄せ、引き寄せられたガイド部材上の
シートをステップラによりステップリングする。その
後、次の分配ビンに押さえ手段、引き寄せ手段およびス
テップラが一体的に移動して同じ動作でステップリング
する。
[実施例] 以下に、この発明の一実施例を図を参照して説明す
る。
第1図はこのソータの縦断面を示す概略図である。
第1図を参照すると、ソータは図の右側を複写機など
の画像形成装置(図示略)に着脱するようになってい
る。
このソータのフレーム1内に、複数の分配ビン2が縦
に配列されている。分配ビン2のシート搬入端側にはガ
イド部材3が移動可能に取り付けられている。
この分配ビン2の上方には、仕分けをしないノンソー
トモード時のシートを収納する専用ビン4が設けられて
いる。
画像形成装置から排出された複写シートなどのシート
をソータ内に案内するガイドローラ5と搬送路6とが設
けられている。入口にはシートの有無を検出するシート
センサ7が設けられ、ソートモード時、シートの搬入を
検出すると、ガイドローラ5、搬送ベルト11、吸引手段
12を駆動させるようになっている。
搬送路6の終端は専用ビン4に接続されている。一
方、搬送路6の中間には、シートを専用ビン4に送るか
分配ビン2に送るかを選択する切換え爪9が上下揺動自
在に設けられている。
シートは切換え爪9の搬送路6への進入によって搬送
方向が切り換えられ、後記の搬送手段と分配手段とを介
して各分配ビン2に送られるようになっている。
搬送手段は、シートを吸引しながら下方に搬送するも
のである。この搬送手段は、上下のプーリ10間に張設さ
れた吸引孔付きの搬送ベルト11と、この搬送ベルト11に
シートを付着させるファンなどの吸引手段12とから構成
されている。
分配手段13は、搬送手段からシートを分離して、該シ
ートを選択された分配ビンに排出するものである。この
分配手段13は、搬送ベルト11からシートを剥離すると共
に分配ビン2にシートを案内する剥離案内部材131a、13
1bと、この剥離案内部材131a、131bに設けられシートを
分配ビン2に向けて強制搬送する排出ローラ14とから概
略を構成されている。さらに、分配手段13は、上下のプ
ーリ15間に張設された左右一対の昇降用のタイミングベ
ルト16に固定されている。
第1図に第2図を併せ参照すると、分配手段13の下の
プーリ15は連結軸17で連結されている。この連結軸17に
設けられたプーリ18はベルト19、プーリ20、軸21、ハス
バギア22、ウァームギア231およびギア232を有するクラ
ッチ機構23を介してモータ24のピニオン25に連結されて
いる。クラッチ機構23は、モータ24のピニオン25とハス
バギア22との駆動連結を断続するものである。
分配手段13は、その両側のコロ27を介してガイドレー
ル28に沿って案内されるようになっている。このガイド
レール28は、後記ステップラユニット30の案内も兼用し
ている。
分配手段13およびステップラユニット30の昇降領域の
上下端の高さに一対の発光素子・受光素子からなる光電
式のシートセンサ29が設置され、このシートセンサ29は
分配手段13を介して分配ビン2に排出されるシートの通
過を検出するものである。このシートセンサ29は、後記
のように、分配ビン2に対して移動可能に設けられたガ
イド部材3をステップラ55のステップリング位置まで引
き込むときに、ガイド部材3にシートがあるかないかを
検出することも可能である。
前記分配手段13の昇降領域が昇降するようにステップ
ラユニット30が設けられている。このステップラユニッ
ト30は、後記のステップラ55、シート押さえ手段56およ
びガイド部材引き寄せ手段57を備えている(第3図参
照)。
ステップラユニット30は、上下のプーリ31間に張設さ
れた左右一対の昇降用のタイミングベルト32に結合され
ている(第1図、第2図参照)。下のプーリ31は連結軸
33で連結されている。この連結軸33に設けられたプーリ
34はベルト35、プーリ36、軸37、ハスバギア38、ウォー
ムギア391およびギア392を有するクラッチ機構39を介し
て前記モータ24のピニオン25に連結されている。クラッ
チ機構39は、モータ24のピニオン25とハスバギア38との
間の駆動連結を断続するものである。
ステップラユニット30は、その両側のコロ41を介して
前記ガイドレール28に沿って案内されるようになってい
る。
前記クラッチ機構23、39は、分配手段13とステップラ
ユニット30とを昇降駆動させるか否かを選択するもので
ある。また、それぞれのウォームギア231、391に一体に
設けられたスリット円板43、44と光電式センサ45、46に
より分配手段13とステップラユニット30との昇降量を検
出して、分配ビン2ごとに正確に上下送りをするように
している。
第1図のように、最上・最下の分配ビン2の位置付近
が、それぞれ分配手段13とステップラユニット30とのホ
ームポジションである。
分配ビン2上に排出されたシートを分配ビン2の略セ
ンタを基準に位置決めする位置決め手段が設けられてい
る。この位置決め手段は、第2図のようにプーリ47、ベ
ルト48を介して最上の分配ビン2の一側部側のプーリ49
と連結され、このプーリ49とベルト50を介してプーリ51
と連結され、ベルト50に左右一対の位置決め部材52が対
向して結合されている。そして、この最上の分配ビン2
の位置決め部材52に第1図のように連結軸53を介してそ
れぞれの分配ビン2に左右一対の位置決め部材52が連結
されている。
すなわち、ベルト50を正逆転することにより、位置決
め部材52が互いに離・接方向に移動され、シートを左右
から押して分配ビン2のセンタを基準に分配ビン2に分
配されたシートを位置決めするようになっている。
第3図はステップラユニット30とガイド部材3の平面
図、第4図はステップラユニット30の一部を省略した背
面図である。
第3図と第4図を参照すると、ステップラユニット30
のベース54上にステップラ55とシートの押さえ手段56が
一体的にガイド部材3の幅方向に移動可能に設けられ、
ベース54の左右端部にはガイド部材3の引き寄せ手段57
が設けられている。
ステップラ55の側部には押さえ手段56が一体的に設け
られている。そして、ステップラ55には走行輪58が設け
られていると共にベルト59に連結され、ベルト59は一対
のプーリ60間に張設され、一方のプーリ60はモータ61に
連結されている。
すなわち、モータ61の回転により、ベルト59を介して
ステップラ55と押さえ手段56とがガイド部材3の幅方向
に水平移動されるようになっている。
ベース54には角軸62が軸受63を介して支持され、この
角軸62が押さえ手段56と引き寄せ手段57とに貫通され、
この角軸62に設けられたプーリ64がベルト65、プーリ66
を介してモータ67に連結されている。そして、角軸62の
正逆転は、後記ピニオン・ラック機構を介して押さえ手
段56と引き寄せ手段57とをガイド部材3に対して進退さ
せるようになっている。
すなわち、モータ67の正逆転により、角軸62の正逆転
を介して押さえ手段56と引き寄せ手段57とがガイド部材
3に対して進退するようになっている。
第5図は引き寄せ手段56とガイド部材3の縦断面図、
第6図は押さえ手段56の縦断面図、第7図はステップラ
55の縦断面図である。
第3図、第4図および第5図とを参照して、引き寄せ
手段57を説明する。
前記角軸62にピニオン68が嵌合され、このピニオン68
にラック69が噛合され、このラック69に支持フレーム70
が一体的に設けられ、支持フレーム70に形成された長穴
71にロック部材75のピン72が係合され、このロック部材
75は支点軸74を中心に支持フレーム70に揺動自在に固定
されている。支持フレーム70とロック部材75との間には
ロック部材75を下方に付勢する付勢スプリング76が介装
されている。一方、ベース54にガイド軸77が固定され、
このガイド軸77に支持フレーム70、ロック部材75が摺動
自在に設けられている。すなわち、角軸62の正逆転によ
り、前記ピニオン68、ラック69、支持フレーム70を介し
てロック部材75はガイド軸77に沿って前後移動するよう
になっている。ロック部材75と一体的に設けられたピン
78と、支持フレーム70に設けられた長穴79は、ロック部
材75の前後方向への移動範囲を規制している。75aは、
ガイド部材3に係合するロックピンである。
第1図、第3図および第5図を参照して、ガイド部材
3を説明する。
ガイド部材3は、それぞれの分配ビン2のシート搬入
端側に分配ビン2に対して移動自在に設けられている。
ガイド部材3のシート搬入端には、シートの一端を整
合、規制する規制部80が立設され、ガイド部材3がステ
ップラ55のステップリング位置まで引き込まれるステッ
プリング時にステップラ55と押さえ手段56とが位置する
切欠部81a、81bが、幅方向中央部と一端部に形成されて
いる。
ガイド部材3と前記ステップラユニット30のベース54
にはそれぞれシートセンサ29のビームの通孔82、83が形
成され、ガイド部材3がステップラユニット30側に引き
寄せられると、両方の通孔82、83が重合して、ガイド部
材3上にシートがない時はシートセンサ29のビームを通
過させるが、ガイド部材3上にシートがある時はビーム
を遮断する。これによってガイド部材3上のシートの有
無を検出して、シートがあるときのみステップリングを
するようにステップラ55の駆動制御を行う。
ガイド部材3の左右端にはガイド板84が設けられ、サ
イドフレーム85に設けられたコロ86によりスムーズに前
後移動できるようになっている。サイドフレーム85とガ
イド部材3との間には、引き出されたガイド部材3を復
帰させる復帰スプリング87が介装されている。
ガイド部材3の左右には、引き寄せ手段57のロック部
材75のロックピン75aを係合させるロック部88が設けら
れている。
第3図、第4図および第6図を参照して、押さえ手段
56を説明する。
前記角軸62にピニオン89が嵌合され、このピニオン89
にラック90が噛合されえ、このラック90に支持フレーム
91が一体的に設けられ、この支持フレーム91がガイド軸
92に沿って前後移動するようになっている。
支持フレーム91の上部にはソレノイド93が設けられ、
このソレノイド93のレバー93aに支点軸94を中心に前後
に揺動するリンク95が連結され、このリンク95が緩衝ス
プリング96を介して前記支点軸94を中心に上下に揺動す
るリンク97に連結されている。このリンク97の先端部は
ガイドピン98に連結され、このガイドピン98は長穴99に
沿って上下移動されると共にシートの押さえ部材100に
連結されている。リンク97と支持フレーム91との間には
押さえ部材100をシートから離間される復帰スプリング1
01が介装されている。
すなわち、角軸62を正転させてピニオン89、ラック9
0、支持フレーム91を介して押さえ部材100を前進させ、
ソレノイド93がレバー93aを吸引してリンク95、緩衝ス
プリング96、リンク97、ガイドピン98を介して押さえ部
材100を下降させてシートを上から押さえるようになっ
ている。
第2図、第3図、第4図および第7図を参照して、ス
テップラ55を説明する。
ステップラ55は公知のものであり、モータ102と、こ
のモータ102により正逆転されるギア103と、このギア10
3により上下に揺動するブラケット104と、このブラケッ
ト104と共にシート束を挟んでステップリングするアン
ビル105と、針収納部106とから概略を構成されている。
以上のように構成されたソータは次のように作動す
る。
画像形成装置から排出されたシートのソータヘの侵入
をシートセンサ7が検出すると、ガイドローラ5が駆動
され、シートを搬送路6を介して搬送する。
ソートモード時において、シートは搬送路6に進入し
た切換え爪9を介して下向きに送られる。このとき、搬
送手段の搬送ベルト11はシートを吸引しながら下方向に
搬送する。また、分配手段用のクラッチ23を接続し、か
つステップラユニット用のクラッチ39を切離して、モー
タ24を正転させて、ピニオン25、ギア232、ギア232、ウ
ォームギア231、プーリ20、ベルト19、プーリ18、連結
軸17、プーリ15、タイミングベルト16を介して分配手段
13を選択された分配ビン2の対向位置に移動させる。
したがって、搬送ベルト11により下降されたシート
は、分配手段13により搬送ベルト11から剥離され分配ビ
ン2に案内される。分配ビン2にシートが排出されたこ
とをシートセンサ29が検出すると、分配手段13は隣接す
る分配ビン2の対向位置に移動制御され、次に送られて
くるシートを次の分配ビン2に排出する。
複写機側で自動原稿送り装置を利用して10枚1組の原
稿を3部、かつソートモードでコピーするという条件が
設定されたとすると、複写機側ではまず第1枚目の原稿
に対して連続して3枚のコピーが作成され、このコピー
が順次ソータの搬送路6に送り込まれてくる。
分配手段13は第1図に示すホームポジションで上記3
枚のコピーのうち先頭のものを搬送ベルト11から剥離し
て分配ビン2へシートを案内して排出する。
シートが分配ビン2へ排出されたことをシートセンサ
29で確認すると、モータ24を所定量駆動して分配手段13
を隣接する下側の分配ビン2の対向位置に移動制御す
る。
そして、上記コピーの2枚目を分配ビン2に排出す
る。3枚目のコピーを所定の分配ビン(上から3番目の
分配ビン(図示せず))に排出終えると、分配手段13は
その位置に停止制御され、2枚目の原稿に対して作成さ
れたソータ側に連続して搬送される3枚のコピーの先頭
のものをまず分配ビン2に排出し、その後モータ24を反
転させて分配手段13を隣接する上側の分配ビン2の対向
位置に移動制御する。上記コピーの2枚目、3枚目につ
いても順次分配手段13を上昇させ排出を実行する。
原稿を3枚目から10枚目についても上記と同様な制御
が繰り返されることになる。
分配ビン2上に排出されたシートは分配ビン2の傾斜
に沿って自重により滑落し、ガイド部材3の規制部80に
シートの一端部が整合される。また、位置決め手段のベ
ルト50を正逆転することにより、位置決め部材52が互い
に離・接方向に移動され、シートが左右から押されて分
配ビン2の略センタを基準に位置決めされる。
分配ビン2に対するシートの分配終了後、インデクサ
13を第1図に示すホームポジションに位置させる。
次に、インデクサ用のクラッチ23を切離し、かつステ
ップラユニット用のクラッチ39を接続して、モータ24を
正転させて、ピニオン25、ギア392、ウォームギア391、
ハスバギア38、軸37、プーリ36、ベルト35、プーリ34、
連結軸33、プーリ31、タイミングベルト32を介してステ
ップラユニット30を移動させ、選択された分配ビン2の
位置に停止する。
次に、モータ61を駆動して、プーリ60、ベルト59を介
してステップラ55と押さえ手段56とを一体的にガイド部
材3の幅方向に移動して、切欠部81a、81bいずれかに停
止する。ステップラ55の停止位置に応じて、シートの幅
方向中央または端部をステップリングすることができ
る。
次に、モータ67の正転により、プーリ66、ベルト65、
プーリ64を介して角軸62を正転させ、この角軸62の正転
により引き寄せ手段57のピニオン68、ラック69を介して
ロック部材75が前方に突出して、ロック部材75のロック
ピン75aがガイド部材3のロック部88の傾斜部を摺動、
上昇して係合する。
さらに、この角軸62の回転により、押さえ手段56のピ
ニオン89、ラック90を介して支持フレーム91と一体的に
押さえ部材100が前方に突出する。
次に、押さえ手段56のソレノイド93がそのレバー93a
を引き込むと、リンク95、緩衝スプリング96を介してリ
ンク97を下降させ、ガイドピン98の下降を介してシート
押さえ部材100がガイド部材3上のシートを上から押圧
する。
次に、モータ67を逆転して角軸62を逆転させると、引
き寄せ手段57のロック部材75が後方に移動され、ロック
部材75がガイド部材3をステップラユニット30側に引き
寄せる。この角軸62の逆転により、押さえ手段56の押さ
え部材100もシートを押圧した状態で後退する。
ガイド部材3がステップラユニット30側に引き込まれ
ると、ガイド部材3とステップラユニット30のベース54
との通孔82、83が重合して、光電式のシートセンサ29を
作動可能にする。そして、シートセンサ29がONの場合
(発光素子からの光を受光素子を受光する場合)は、ガ
イド部材3上にシートがないものと判断し、ステップリ
ングを実行しないで、ガイド部材3を復帰させ、次の分
配ビン2にステップラユニット30を移動させる。
一方、シートセンサ29がOFFの場合(発光素子からの
光を受光素子が受光しない場合)はシート有りと判断
し、ステップラ55がシートをステップリングする。
ステップリング終了後、押さえ手段56のソレノイド93
をOFF(非励磁状態)して復帰スプリング101の働きによ
り押さえ部材100をシートから離す。
次に、ステップラユニット30をわずかに上昇させる
と、ガイド部材3のロック部88と引き寄せ手段57のロッ
ク部材75との係合が解除され、ガイド部材3は復帰スプ
リング87により復帰する。
次に、ステップラユニット30を隣接する分配ビン2に
移動させ、上記動作を繰り返す。
なお、ステップラユニット30のホームポジションは第
1図に示すように分配ビン2の設置領域より下方位置に
設けられており、分配手段13による分配作動終了後にス
テップリングを行う場合はガイドレール28に沿って上昇
制御されるが、最上段の分配ビン2まで移動した後下降
しながら各分配ビン2のステップリングを実行しても、
また逆にシートが収容されている分配ビン2のうちの最
下段の分配ビン2から上昇しながらステップリングを実
行してもよい。
上記ソータによれば次の効果を奏する。
(1)分配ビン2に移動可能に設けられたガイド部材3
のみをシートと共にステップリング可能な位置に移動さ
せるので、分配ビン2全体をステップラ55側に移動させ
る場合に比較して、駆動力を低減でき、駆動系を小形化
できる。
(2)シート束の一面が接しているガイド部材3に対し
てシートの押圧を行うので、シート束の厚さにかかわら
ず押圧されるシート束が押圧動作によって不揃いになる
ことがない。
(3)ガイド部材3を引き寄せるときとステップリング
するときに、ガイド部材3上のシートを押さえ手段56に
より押圧しているので、シートをガイド部材3とともに
確実に引き寄せることができるとともに、カールが生じ
バラけているシート束が圧縮されてステップリングしや
すくできる。
(4)ステップラ55をガイド部材3の幅方向に沿って移
動させることにより、シートの幅方向複数箇所あるいは
任意の位置でステップリングできる。
(5)ステップラ55と一体的にシートの押さえ手段56を
ガイド部材3の幅方向に沿って移動させるため、シート
の幅方向に沿ってステップラ55を移動させた場合でもス
テップラ55の近傍でシート束を押さえ手段により圧縮し
て確実にステップリングできる。
(6)引き寄せ手段57がガイド部材57の左右両側と係合
して引き寄せるので、ガイド部材3を安定して引き寄せ
ることができる。
(7)ステップラ55とともに、シートの押さえ手段56と
ガイド部材3の引き寄せ手段57とを同一のステップラユ
ニット30として一体的に昇降させているので、ステップ
ラ55とは別に押さえ手段56と引き寄せ手段57を分配ビン
ごとに設けた場合に比較して、ステップリング系の機構
を簡素化できる。
(8)1個のモータ67により押さえ手段56と引き寄せ手
段57とを前進後退でき、押さえ手段56と引き寄せ手段57
との駆動機構を簡素化できる。
(9)分配手段13の昇降領域と同一領域をステップラ55
が昇降するように配設されているので、ステップラ55の
配設によりソータがその幅方向に突出することがなく、
またソータ全体を小形化できる。
(10)分配手段13・ステップラ55の共通する昇降領域の
上下に配置した1対の光電式のシートセンサ29により、
分配手段13をシートが通過したことの検出とステップラ
55側に引き寄せたガイド部材3上にシートがあるかない
かの検出の両方を行うことができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではな
く、様々な変形例が実施可能である。
たとえば、上記実施例では、ステップラユニットを分
配ビンの前端部側に設けているが、第8図のようにステ
ップラユニット30を分配ビン2の一側端部側に設けると
ともに、その分配ビン2の一側端部側にガイド部材3を
設け、ガイド部材3の規制部80にシートを押し当てて整
合する位置決め手段107を設けるようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したこの発明によれば、押さえ手段によりシ
ートをガイド部材に押圧した状態でガイド部材を引き寄
せ手段により引き寄せ、引き寄せられたガイド部材上の
シートをステップラによりステップリングするから、分
配ビン全体をステップラ側に移動させる場合に比較し
て、駆動力を低減でき、駆動系を小形化できる。また、
シート束の厚さに拘らず、ステップリングされたシート
に不揃いが生じることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図はこの発明の一実施例を示す図であ
る。 第1図は、ソータ全体の縦断面概略図である。 第2図は、分配ビン、ガイド部材およびステップラユニ
ットの概略平面図である。 第3図は、ガイド部材とステップラユニットの平面図で
ある。 第4図は、ステップラユニットの背面図である。 第5図は、引き寄せ手段とガイド部材との縦断面図であ
る。 第6図は、押さえ手段の縦断面図である。 第7図は、ステップラの縦断面図である。 第8図は、他の実施例の概略平面図である。 第9図,第10図は、他の実施例の概略縦断面図である。 2:分配ビン、3:ガイド部材 13:分配手段、30:ステップラユニット 55:ステップラ、56:押え手段 57:引き寄せ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−220053(JP,A) 特開 平1−281258(JP,A) 特開 昭62−244869(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 37/00 - 37/06 G03G 15/00 B42C 1/12 B42B 4/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の分配ビンと、 この分配ビンの端部に前記分配ビンに対して移動可能に
    設けられたガイド部材と、 前記複数の分配ビンのそれぞれにシートを分配する分配
    手段と、 前記複数の分配ビンに沿って移動可能に設けられ、前記
    ガイド部材上のシートをステップリングして綴じるステ
    ップラと このステップラと一体的に前記複数の分配ビンに沿って
    移動可能に設けられ、前記分配ビン上のシートを前記ガ
    イド部材に押圧する押さえ手段と、 前記ステップラと一体的に前記複数の分配ビンに沿って
    移動可能に設けられ、前記ガイド部材を前記ステップラ
    のステップリング位置まで引き寄せる引き寄せ手段と、 を備えてなることを特徴とするステップリング機構付き
    ソータ。
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