JPH0640037Y2 - 自動車のバンパ取付構造 - Google Patents

自動車のバンパ取付構造

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JPH0640037Y2
JPH0640037Y2 JP1354889U JP1354889U JPH0640037Y2 JP H0640037 Y2 JPH0640037 Y2 JP H0640037Y2 JP 1354889 U JP1354889 U JP 1354889U JP 1354889 U JP1354889 U JP 1354889U JP H0640037 Y2 JPH0640037 Y2 JP H0640037Y2
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JP
Japan
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bumper
lamp
vehicle body
flanges
fender
Prior art date
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Application number
JP1354889U
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English (en)
Other versions
JPH02105054U (ja
Inventor
朋之 小出
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は自動車のバンパ取付構造に係わり、特に車体フ
ェンダ部とランプとに対する位置合せが容易なバンパ取
付構造に関する。
《従来の技術》 従来、ランプの下縁に沿って車体側部まで廻り込む大型
バンパを有する自動車では、例えば実開昭62-194162号
公報等に示されるように、バンパの側端部とフェンダの
端部とにそれぞれ車体内方に向けて突出するフランジを
設け、これらを互いに突合せて接合するのが一般的であ
り、バンパとランプとは、車体に対して個々に独立して
組付けられている。即ち、通常はランプを予め車体に組
付けておき、その後ランプとの位置関係を考慮しつつバ
ンパを車体に組付けている。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような従来のバンパ取付構造では、
バンパ取付作業時毎に、バンパとその上方のランプとの
位置決めを行なう必要があり、場合によってはこれらの
間に生じる隙間が大きくなり過ぎる等、位置決め精度の
確保に多くの労力を費やしていた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、バン
パ、ランプおよびフェンダ相互間の位置決めが容易に行
なえ、組付け時の位置決め精度の向上が図れる自動車の
バンパ取付構造を提供することを目的とする。
《課題を解決するための手段》 本考案は、上記の目的を達成するために、ランプの下縁
に沿って車体側部まで回り込むバンパの側端部に、車体
内方に突出するフランジが形成され、このフランジが車
体のフェンダの端部に形成されたフランジに突合されて
せ接合される自動車のバンパ取付け構造において、前記
ランプのハウジング下部に前記各フランジ間に介在され
てそれらに挟着接合されるフランジを一体的に設け、こ
れら各フランジの接合面に、それぞれ相互に係合してフ
ェンダとランプ及びバンパとの組付位置関係を規定する
係合手段を設けた。
《作用》 本考案によれば、バンパ、およびランプはフェンダに対
して、これらに各々設けたフランジを相互に接合するこ
とによって組付けられ、その組付時には、各フランジの
接合面に設けた係合手段が相互に係合されてそれらの位
置関係が一義的に規定される。したがって、例えば車体
に対してランプ、バンパの順に組付けを行なうような場
合、各フランジの接合時毎にそれぞれの組付け位置が定
まるから、作業者は特に面倒な位置決め精度の管理を行
なう必要がない。
《実施例》 以下、本考案に係る自動車のバンパ取付構造の一実施例
を図面を参照して説明する。
第1図はバンパ取付け後の状態を示す側面図、第2図は
組付け時の状態を示す分解斜視図、第3図および第4図
はそれぞれ第1図のIII-III線およびIV-IV線断面図であ
る。
この実施例では、車体1の前面から側部に亘る部位、即
ちフロントフェンダ2の前方に、ランプ3およびバンパ
4組付け用の凹部5が形成されている。凹部5は、フロ
ントフェンダ2にその前端から車体1内方に向ってL字
状に折曲形成されたフランジ6と、このフランジ6に連
設されたシュラウド7とを有する構成とされている。
バンパ4は、車体1の前端部から側部までに亘って廻り
込まされて平面略コ字形に形成された一体型構成部材と
されている。このバンパ4の端部には、フェンダ2のフ
ランジ6に接合されるフランジ8が車体1の内側に向か
って突出形成されており、これらのフランジ6、8が互
いに突合され、図示しないボルト等によって締結される
ことにより、バンパ4がランプ3の下縁に沿って車体1
の凹部5に組付けられる。
また、ランプ3は、反射板9をその内面にねじ10によっ
て取付けた裏面部材としてのハウジング11と、このハウ
ジング3の表面側に接合したレンズ12と、これらの内部
に配置した図示しない発光部等とを有し、ボルト13によ
って車体1凹部5の前記フランジ6とシュラウド7との
接合部に締結固定されている。このランプ3のハウジン
グ11下部に、前記各フランジ6、8間に介在されてそれ
らに挾着接合されるフランジ14が、例えば横断面略L字
形をなして下方に向かって一体的に突設されている。
そして、これらの各フランジ6、8、14の相互の接合面
には、その各接合面のずれを阻止する係合手段15が設け
られている。即ち、この実施例では係合手段15は、例え
ばランプ3のハウジング11下部のフランジ14両側面に突
設された係合ピン16と、フェンダ2およびバンパ4の各
フランジ6、8にそれぞれ穿設された係合孔17、18とに
よって構成されており、この各係合ピン16が各係合孔1
7、18に嵌装挿入する状態で、フェンダ2にランプ3お
よびバンパ4が順次に組付けられるようになっている。
従って、このような実施例の構成によると、バンパ4、
ランプ3およびフェンダ2は、これにら設けたフランジ
6、8、14を相互に接合することによって組付けられ
る。そして、その組付け時には、各フランジ6、8、14
に設けた係合手段15としての係合ピン16および係合孔1
7、18によってそれら3部材の組付け位置が一義的に規
定される。したがって、例えば車体1に対してランプ
3、バンパ4の順に組付けを行なうような場合、各フラ
ンジ6、8、14の接合時毎にそれぞれの組付け位置が定
まるから、作業者は特に面倒な位置決め精度の管理を行
なう必要がない。よってバンパ4とランプ3との間の隙
間が常に一定となるなど、バンパ取付け作業時における
位置決めが容易に行なえ、組付け時の位置決め精度の向
上が図れるようになる。
なお、前記実施例では、各フランジ6、8、14の嵌合係
止部15を、ランプ3のハウジング11側に設けた係合ピン
16と、フェンダ2およびバンパ4側に設けた係合孔17、
18とによって構成したが、本考案は必ずしもそのような
ものに限らず、係合ピンと係合孔とを設けるフランジの
組合わせを変更するなど、各フランジ相互の接合面のず
れを阻止する構造のものであれば種々の応用が可能であ
る。
また、前記実施例では、本考案を自動車のフロント側に
適用したが、リヤ側に適用してもよいことは勿論であ
る。
《考案の効果》 以上のように、本考案によれば、バンパ、ランプおよび
フェンダにそれぞれ接合用フランジを設け、これらのフ
ランジ相互間に、それぞれの接合面のずれを阻止する係
合手段を設けたので、バンパ取付け作業時における位置
決めが容易に行なえ、組付け時の位置決め精度の向上が
図れる等の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示すものでバンパ取付け後
の状態を示す側面図、第2図は組付け時の状態を示す分
解斜視図、第3図および第4図はそれぞれ第1図のIII-
III線およびIV-IV線断面図である。 1……車体 2……フェンダ 3……ランプ 4……バンパ 6、8、14……フランジ 11……ハウジング 15……嵌合係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランプの下縁に沿って車体側部まで廻り込
    むバンパの側端部に、車体内方に突出するフランジが形
    成され、このフランジが車体のフェンダの端部に形成さ
    れたフランジに突合されて接合される自動車のバンパ取
    付け構造において、 前記ランプのハウジング下部に前記各フランジ間に介在
    されてそれらに挟着接合されるフランジを一体的に設
    け、これら各フランジの接合面に、それぞれ相互に係合
    してフェンダとランプ及びバンパとの組付位置関係を規
    定する係合手段を設けたことを特徴とする自動車のバン
    パ取付構造。
JP1354889U 1989-02-09 1989-02-09 自動車のバンパ取付構造 Expired - Lifetime JPH0640037Y2 (ja)

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JP1354889U JPH0640037Y2 (ja) 1989-02-09 1989-02-09 自動車のバンパ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH02105054U JPH02105054U (ja) 1990-08-21
JPH0640037Y2 true JPH0640037Y2 (ja) 1994-10-19

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