JPH0748416Y2 - 車両用パネルの取付装置 - Google Patents

車両用パネルの取付装置

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JPH0748416Y2
JPH0748416Y2 JP1989065631U JP6563189U JPH0748416Y2 JP H0748416 Y2 JPH0748416 Y2 JP H0748416Y2 JP 1989065631 U JP1989065631 U JP 1989065631U JP 6563189 U JP6563189 U JP 6563189U JP H0748416 Y2 JPH0748416 Y2 JP H0748416Y2
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JP
Japan
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panel
panels
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vehicle panel
vehicle
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Application number
JP1989065631U
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JPH035522U (ja
Inventor
勝彦 村上
Original Assignee
株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば車両に設備されるインストルメントパ
ネル等のパネル取付装置に関するものである。
[従来の技術] 自動車の車室に設備されるインストルメントパネル構造
の従来例としては、第5図乃至第7図に示す如きもので
あった。すなわち第5図において、1は運転席前方に設
けられているインストルメントパネル、2はそのインス
トルメントパネル1に組込まれた計器、3はインストル
メントパネル1の下部に隣設されたドライバロアパネ
ル、4はラジオ、カーステレオ、カークラー等の操作パ
ネル5を組付けるセンタロアパネルであって、これらの
パネルによって運転席前面が構成されている。なお6は
ステアリングを示す。
[考案が解決しようとする課題] このような従来のパネル構造にあっては、その一部のパ
ネル、すなわちドライバロアパネル3及びセンタロアパ
ネル4の取付に際しては、第6図に示すようにその上下
両側辺縁を取付ねじ7によって車体8に螺着するもので
あって、それらパネル3と4との左右両側辺縁、すなわ
ちパネル3とパネル4との接合辺縁部は、螺着されない
構造であるために、その両パネル3と4との合せ目に、
第7図に示す如き位置ずれ7を生じるといった不具合が
あった。
[課題を解決するための手段] 本考案は、かかる不具合に着目してなされたもので、隣
接される両パネルの接合端縁に両パネルの両縁を接合保
持される係止手段を設けて、両パネルの合せ目が平坦面
となるように接合せしめることができる車両用パネルの
取付装置を提供することにある。
[実施例] 以下に本考案を第1図乃至第4図に示す実施例に基いて
詳細に説明するが、本実施例の構造と従来例で説明した
構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付して、
その同一構造部分の説明は省略する。
すなわちパネル3とパネル4は、その両パネルを左右並
設するものであって、これらパネル3,4の車体へのねじ
7による取付個所は両パネル3,4の上下辺縁のみであっ
て、両パネル3,4の左右辺縁部には、取付規制はなく、
前記したような位置ずれ7が生じやすい。そこで本実施
例にあっては、一方のパネル3の他方パネル4との接合
辺には、直角方向に折り曲げられる起立片11を形成する
と共に、この起立片11の辺縁方向に複数の係合爪12を隔
設したものである。また他方パネル4の一方パネル3と
の接合辺には、前記起立片11が差し込まれる凹溝13を形
成する断面略コ字状の辺縁14を形成すると共に、この辺
縁14に、前記の係合爪12が噛合される係止孔15が穿設さ
れているものである。なお16は前記起立片11の裏側に突
設した当てリブである。
このように、本実施例にあっては、パネル3及び4を車
体に取付けるに際し、一方のパネル3に形成されている
起立片11を、他方のパネル4に形成されている凹溝13内
に差し込むと共に、パネル3に設けられている係合爪12
をパネル4に設けられている係止爪15に係止させること
により、両パネル3と4とは第2図及び第3図に示す如
く両パネルの表面が平坦面となるように位置決め連結さ
れるものである。従って第7図の従来例で示すような両
パネル相互間で段差部を生じることなく取付パネルの見
栄えが改善される。
[考案の効果] 以上のように本考案は、互いに平行する接合辺をそれぞ
れ有する複数の樹脂製パネルを備え、前記接合辺が互い
に突き合わされ、かつ前記パネルの表面が互いに同一面
になるように、前記パネルを車体に螺着してなる車両用
パネルの取付装置において、前記複数のパネルのそれぞ
れの接合辺に、該パネルの裏面方向にほぼ直角に起立す
る起立片を一体的に設け、かつ前記起立片のいずれか一
方の端縁部を断面略コ字状に形成して前記他方の起立片
の端縁部が差込まれる凹溝を設け、更に前記起立部のい
ずれか一方に係合爪を、かつそのいずれか他方に該係合
爪が係止する係合段部を設けた車両用パネルの取付装置
であるから、これによれば、車体に取付けられた両パネ
ルの接合端部において、段差部を生じることなく、平面
状に取付けられるので取付パネルの見栄えが改善される
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よりなるパネル取付装置におけるパネル
形状の説明図、第2図は第1図におけるII−II線断面説
明図、第3図は第1図におけるIII−III線断面説明図、
第4図は要部の斜視図、第5図は車両に取付けられた従
来パネルの説明図、第6図は第5図におけるVI−VI線断
面図、第7図は第5図におけるVII−VII線断面の説明図
である。 11…起立片、12…係合爪 13…凹溝、14…辺縁 15…係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに平行する接合辺をそれぞれ有する複
    数の樹脂製パネルを備え、前記接合辺が互いに突き合わ
    され、かつ前記パネルの表面が互いに同一面になるよう
    に、前記パネルを車体に螺着してなる車両用パネルの取
    付装置において、 前記複数のパネルのそれぞれの接合辺に、該パネルの裏
    面方向にほぼ直角に起立する起立片を一体的に設け、か
    つ前記起立片のいずれか一方の端縁部を断面略コ字状に
    形成して前記他方の起立片の端縁部が差込まれる凹溝を
    設け、更に前記起立部のいずれか一方に係合爪を、かつ
    そのいずれか他方に該係合爪が係止する係合断部を設け
    たことを特徴とする車両用パネルの取付装置。
JP1989065631U 1989-06-05 1989-06-05 車両用パネルの取付装置 Expired - Lifetime JPH0748416Y2 (ja)

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JPH035522U JPH035522U (ja) 1991-01-21
JPH0748416Y2 true JPH0748416Y2 (ja) 1995-11-08

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ID=31597630

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS588726A (ja) * 1981-07-09 1983-01-18 Hitachi Chem Co Ltd 熱硬化性樹脂組成物

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JPH035522U (ja) 1991-01-21

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