JPH0113668Y2 - - Google Patents

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JPH0113668Y2
JPH0113668Y2 JP17700984U JP17700984U JPH0113668Y2 JP H0113668 Y2 JPH0113668 Y2 JP H0113668Y2 JP 17700984 U JP17700984 U JP 17700984U JP 17700984 U JP17700984 U JP 17700984U JP H0113668 Y2 JPH0113668 Y2 JP H0113668Y2
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JP
Japan
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side support
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atsupa
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JP17700984U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車のラジエータサポート上部
構造に関する。
(従来の技術) 自動車における車体の前部には、一般に、ラジ
エータサポートが設けられる。このラジエータサ
ポートは左右一対のサイドサポートメンバと、こ
の両サイドサポートメンバの各上部間に架設され
るアツパサポートメンバとを有している。
上記構成において、サイドサポートメンバの上
端とアツパサポートメンバの下端とが車体の前後
方向から接合されて溶接される場合がある(例え
ば、実開昭52−11712号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記構成では、サイドサポートメン
バとアツパサポートメンバの連結はこれら両者の
一部の板片を前後方向からのみ接合させてなした
ものであるため、この前後方向における強度が他
の方向における強度に対し比較的小さくなるとい
う不都合がある。
また、その一方、上記両者はその一部板片を車
体の前後方向から接合させて溶接する構成である
ため、この両者の上下方向の相対的な位置決めが
困難であり、この結果、これら両者の組み立てが
煩雑になるという不都合もある。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、サイドサポートメンバとアツパサポ
ートメンバの連結部の強度を方向性のないように
向上させると共に、これら両者の組み立てが容易
にできるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、サイドサポートメンバとアツパサポ
ートメンバとを上下方向と、前後方向からの少な
くとも二カ所で互いに接合させ、かつ、前後方向
からの接合部を左右二カ所としてこの接合部間で
両者を前後に離すように構成した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1はフロントクロスメンバで、このフロントク
ロスメンバ1は車体前部のメーンフレームを構成
する。このフロントクロスメンバ1にはラジエー
タサポート2が支持され、このラジエータサポー
ト2は、図示しないラジエータを支持している。
上記ラジエータサポート2はフロントクロスメ
ンバ1の各端部上面に突設される左右一対のサイ
ドサポートメンバ3を有している。このサイドサ
ポートメンバ3は車幅方向に延びかつ縦向き姿勢
のパネルとされる。
また、上記両サイドサポートメンバ3の各上部
間にはアツパサポートメンバ4が架設され、これ
ら各メンバ1,3,4はそれぞれ溶接により連結
されている。
上記サイドサポートメンバ3とアツパサポート
メンバ4の連結構造につきより詳しく説明する。
上記アツパサポートメンバ4はその前縁部に下
方に向つて折り曲げられた折曲片4aを有してい
る。一方、各サイドサポートメンバ3はその上縁
部に後方に向つて折り曲げられた折曲片3aを有
している。
そして、上記各サイドサポートメンバ3の折曲
片3a上端面とアツパサポートメンバ4の下面と
が接合されて複数箇所で溶接されている(図中A
点)。また、上記各サイドサポートメンバ3上部
における車幅方向両端の各前面とアツパサポート
メンバ4の折曲片4a後面とが接合されてそれぞ
れ溶接されている(図中B点)。
また、上記サイドサポートメンバ3上部の車幅
方向中途部の前面とアツパサポートメンバ4の同
上折曲片4a後面とが所定の間隙5を有するよう
にこれらサイドサポートメンバ3とアツパサポー
トメンバ4とが接合されている。
一方、車体の前面部には左右一対のヘツドラン
プ7が設けられる。この、ヘツドランプ7は後方
に向つて径寸法が小さくなるような円錐台形状と
される。そして、上記サイドサポートメンバ3に
は車幅方向中途部にこのヘツドランプ7の後端部
を嵌入させる孔8が形成されている。この場合、
サイドサポートメンバ3において上記孔8を形成
した部分はアツパサポートメンバ4の折曲片4a
から後方に離れて位置するのであり、また、ヘツ
ドランプ7は後方に向つて径寸法が小さくなる形
状であるため、このサイドサポートメンバ3が後
方に位置する分だけ、孔8の径寸法を小さく形成
することができる。よつて、サイドサポートメン
バ3の強度低下を抑制することができる。
(考案の効果) この考案によれば、サイドサポートメンバとア
ツパサポートメンバとを上下方向と、前後方向か
らの少なくとも二カ所で互いに接合させたため、
従来、これら両者が単に前後方向からのみ接合さ
れていたことに比較して、この両者は強固に連結
されることとなる。また、前後方向からの接合部
を左右二カ所としてこの接合部間で両者を前後に
離すように構成したため、この両者の連結部にお
ける前後方向の強度は向上することとなる。なお
この場合、サイドサポートメンバは車幅方向に延
びかつ縦向き姿勢であるため、このサイドサポー
トメンバとアツパサポートメンバの連結部には、
これら車幅方向と上下方向の強度を十分に確保さ
せることができる。従つて、上記連結部にあらゆ
る方向の強度を十分に確保させることができる。
また、上記のようにサイドサポートメンバとア
ツパサポートメンバとを上下方向と、前後方向か
らの少なくとも二カ所で互いに接合させたことか
ら、これら両者を組み立てる際には、これら両者
をこの二カ所で接合させることによつて、両者の
相対的な位置決めが容易になされることとなる。
よつて、これら両者の組み立ては容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は車体前
部の斜視図、第2図は第1図の−線矢視断面
図、第3図は同第1図の−線矢視断面図、第
4図は同第1図の−線矢視断面図である。 2……ラジエータサポート、3……サイドサポ
ートメンバ、3a……折曲片、4……アツパサポ
ートメンバ、4a……折曲片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の前部に車幅方向に延びかつ縦向き姿勢の
    左右一対のサイドサポートメンバを設け、この両
    サイドサポートメンバの各上部間にアツパサポー
    トメンバを架設し、このアツパサポートメンバの
    前縁部を下方に折り曲げて折曲片を形成した自動
    車のラジエータサポート上部構造において、上記
    各サイドサポートメンバの上端面とアツパサポー
    トメンバの下面とを接合させると共に、このサイ
    ドサポートメンバ上部における車幅方向両端の各
    前面とアツパサポートメンバの上記折曲片の後面
    とを接合させ、かつ、同上サイドサポートメンバ
    上部の車幅方向中途部前面と同上折曲片の後面と
    を前後に離すように構成したことを特徴とする自
    動車のラジエータサポート上部構造。
JP17700984U 1984-11-20 1984-11-20 Expired JPH0113668Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17700984U JPH0113668Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17700984U JPH0113668Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6190670U JPS6190670U (ja) 1986-06-12
JPH0113668Y2 true JPH0113668Y2 (ja) 1989-04-21

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ID=30734584

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JP17700984U Expired JPH0113668Y2 (ja) 1984-11-20 1984-11-20

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JPS6190670U (ja) 1986-06-12

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