JPH0637751Y2 - 洗い場付き浴槽セット - Google Patents
洗い場付き浴槽セットInfo
- Publication number
- JPH0637751Y2 JPH0637751Y2 JP1988028328U JP2832888U JPH0637751Y2 JP H0637751 Y2 JPH0637751 Y2 JP H0637751Y2 JP 1988028328 U JP1988028328 U JP 1988028328U JP 2832888 U JP2832888 U JP 2832888U JP H0637751 Y2 JPH0637751 Y2 JP H0637751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- apron
- plate
- inspection
- decorative plate
- bathtub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
本考案は、洗い場付き浴槽セットに関する。
従来より、洗い場と浴槽本体とを一体に、あるいは別体
に形成して接続する洗い場付き浴槽セットが普及してい
る。（例えば、特公昭55-8163号公報） 又、浴槽本体下方に設けられるエプロン板などには点検
修理口が設けられ、その点検修理口に着脱自在に蓋板が
取り付けられることが多い。（実開昭61-198363号公
報） 更に、浴槽と洗い場との間には、排水溝を設けることも
よく実行される。（特公昭53-107137号公報）
に形成して接続する洗い場付き浴槽セットが普及してい
る。（例えば、特公昭55-8163号公報） 又、浴槽本体下方に設けられるエプロン板などには点検
修理口が設けられ、その点検修理口に着脱自在に蓋板が
取り付けられることが多い。（実開昭61-198363号公
報） 更に、浴槽と洗い場との間には、排水溝を設けることも
よく実行される。（特公昭53-107137号公報）
しかしながら、従来の洗い場付き浴槽セットにおいて、
排水溝を大きくすると水の流れは良くなるが、足を滑ら
せることがあり、入浴者に不安感を与えていた。又、排
水溝の手前に土手を設けることは、安全にはなるが水の
流れは低下する。そして、大きな排水溝も土手も外観を
損なわないように形成するのは困難であった。
排水溝を大きくすると水の流れは良くなるが、足を滑ら
せることがあり、入浴者に不安感を与えていた。又、排
水溝の手前に土手を設けることは、安全にはなるが水の
流れは低下する。そして、大きな排水溝も土手も外観を
損なわないように形成するのは困難であった。
【課題を解決するための手段】 本考案洗い場付き浴槽セットは、浴槽本体の下方に位置
するエプロン板と、洗い場床とが凹状の排水溝を介して
一体に形成され、上記エプロン板には配管の点検修理口
が設けられ、該点検修理口を塞ぐ断面コ字形のエプロン
化粧板がエプロン板の略全面に着脱可能に取り付けら
れ、上記エプロン化粧板の下端は前記排水溝の上部に位
置し、排水間隙を保ちながら排水溝の開口を覆うように
なされていることを特徴とする。
するエプロン板と、洗い場床とが凹状の排水溝を介して
一体に形成され、上記エプロン板には配管の点検修理口
が設けられ、該点検修理口を塞ぐ断面コ字形のエプロン
化粧板がエプロン板の略全面に着脱可能に取り付けら
れ、上記エプロン化粧板の下端は前記排水溝の上部に位
置し、排水間隙を保ちながら排水溝の開口を覆うように
なされていることを特徴とする。
本考案によれば、断面コ字形のエプロン化粧板がエプロ
ン板の略全面に着脱自在に取り付けられているので、こ
れが点検修理口の蓋の役割を果たす。 また、エプロン化粧板の下端は前記排水溝の上部に位置
し、排水間隙を保ちながら排水溝の開口を覆うようにな
されているので、水の流れは良好であり、エプロン化粧
板の下端が排水溝の蓋の役割を果たし、足が滑り込むこ
とが防止され、排水溝が殆ど覆われるので、外観が良好
になっている。
ン板の略全面に着脱自在に取り付けられているので、こ
れが点検修理口の蓋の役割を果たす。 また、エプロン化粧板の下端は前記排水溝の上部に位置
し、排水間隙を保ちながら排水溝の開口を覆うようにな
されているので、水の流れは良好であり、エプロン化粧
板の下端が排水溝の蓋の役割を果たし、足が滑り込むこ
とが防止され、排水溝が殆ど覆われるので、外観が良好
になっている。
以下、本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。 第１図において、10は浴槽本体であり、この浴槽本体10
はガラス繊維強化ポリエステル、ホウロウ引き鉄板、ス
テンレス鋼板、ABS樹脂等の素材により形成されてい
る。20は浴槽本体10のエプロン板であり、このエプロン
板20には、点検修理口21が開設されている。なお、この
点検修理口21の周縁を外方に曲げて、上方からの漏水が
点検修理口21の内側へ流入するのを防止するようにして
もよい。 上記の浴槽本体10は、その側壁の上縁11がエプロン板20
の上端部に係止されている。なお、浴槽本体10とエプロ
ン板20とは、一体に成形されていてもよい。 上記エプロン板20の下端には、凹溝状の排水溝30が連設
され、更にこの排水溝30から洗い場床40が一体に連なっ
ている。エプロン板20、凹状の排水溝30、洗い場床40と
は、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂等のFRP素材によ
り一体に成形されている。 更に、50は断面コ字形のエプロン化粧板であり、このエ
プロン化粧板50は上記エプロン板20と同様な素材からな
る。なお、このエプロン化粧板50を着色したり模様を付
けて外観を更に向上することも可能である。24、51はエ
プロン板化粧板50の取り付け用の金具であり、上下左右
に四箇所設けられている。 一方の金具24は、板金片を図に対して手前側に略直角に
折り曲げた係止部を有し、補強材25を利用して締めつけ
螺子でエプロン板20の外側に固定されている。他方の金
具51は、板金片を図に対して下側に逆Ｕ字状に折り曲げ
た引掛け毛部を有し、エプロン化粧板50の内側に形成さ
れた突片52を利用して締めつけ螺子でエプロン化粧板50
の内側に固定されている。 そして、エプロン化粧板50をエプロン板20に当接させ、
エプロン化粧板50を下へずらすことにより、一方の金具
24の係止部に、他方の金具51の引っかけ部が係止され、
エプロン化粧板50がエプロン板20に取り付けられ、点検
修理口21が塞がれる。 エプロン化粧板50を外すときは、上記の操作を逆に行う
ことにより簡単にできる。なお、エプロン板20とエプロ
ン化粧板50との当接部に、ゴムパッキンを介在させて水
の点検修理口21へ侵入を防止してもよい。 かくして、上記のエプロン化粧板50はエプロン板20の略
全面を覆うように取り付けられ、点検修理口21が完全に
塞がれる。また、エプロン化粧板50の下端53は、凹状の
排水溝30の上部に位置しており、排水間隙を保ちながら
排水溝30の開口を覆うようになされている。従って、排
水溝の汚れは隠され、入浴者が足を滑らせて突っ込むこ
ともない。
る。 第１図において、10は浴槽本体であり、この浴槽本体10
はガラス繊維強化ポリエステル、ホウロウ引き鉄板、ス
テンレス鋼板、ABS樹脂等の素材により形成されてい
る。20は浴槽本体10のエプロン板であり、このエプロン
板20には、点検修理口21が開設されている。なお、この
点検修理口21の周縁を外方に曲げて、上方からの漏水が
点検修理口21の内側へ流入するのを防止するようにして
もよい。 上記の浴槽本体10は、その側壁の上縁11がエプロン板20
の上端部に係止されている。なお、浴槽本体10とエプロ
ン板20とは、一体に成形されていてもよい。 上記エプロン板20の下端には、凹溝状の排水溝30が連設
され、更にこの排水溝30から洗い場床40が一体に連なっ
ている。エプロン板20、凹状の排水溝30、洗い場床40と
は、ガラス繊維強化ポリエステル樹脂等のFRP素材によ
り一体に成形されている。 更に、50は断面コ字形のエプロン化粧板であり、このエ
プロン化粧板50は上記エプロン板20と同様な素材からな
る。なお、このエプロン化粧板50を着色したり模様を付
けて外観を更に向上することも可能である。24、51はエ
プロン板化粧板50の取り付け用の金具であり、上下左右
に四箇所設けられている。 一方の金具24は、板金片を図に対して手前側に略直角に
折り曲げた係止部を有し、補強材25を利用して締めつけ
螺子でエプロン板20の外側に固定されている。他方の金
具51は、板金片を図に対して下側に逆Ｕ字状に折り曲げ
た引掛け毛部を有し、エプロン化粧板50の内側に形成さ
れた突片52を利用して締めつけ螺子でエプロン化粧板50
の内側に固定されている。 そして、エプロン化粧板50をエプロン板20に当接させ、
エプロン化粧板50を下へずらすことにより、一方の金具
24の係止部に、他方の金具51の引っかけ部が係止され、
エプロン化粧板50がエプロン板20に取り付けられ、点検
修理口21が塞がれる。 エプロン化粧板50を外すときは、上記の操作を逆に行う
ことにより簡単にできる。なお、エプロン板20とエプロ
ン化粧板50との当接部に、ゴムパッキンを介在させて水
の点検修理口21へ侵入を防止してもよい。 かくして、上記のエプロン化粧板50はエプロン板20の略
全面を覆うように取り付けられ、点検修理口21が完全に
塞がれる。また、エプロン化粧板50の下端53は、凹状の
排水溝30の上部に位置しており、排水間隙を保ちながら
排水溝30の開口を覆うようになされている。従って、排
水溝の汚れは隠され、入浴者が足を滑らせて突っ込むこ
ともない。
本考案洗い場付き浴槽セットは、上記の構成になされて
いるので、エプロン化粧板を容易にエプロン板から外し
て、点検修理口から点検、修理を行うことができる。 また、エプロン化粧板の下端により、排水溝が排水間隙
をを保ちながら排水溝の開口を覆うようになされるの
で、排水流れは良好であり、足を突っ込む事故も防止さ
れる。更に、排水溝は略隠され、洗い場、エプロン、浴
槽本体が一体的に構成でき、浴室の外観が良好になる。
いるので、エプロン化粧板を容易にエプロン板から外し
て、点検修理口から点検、修理を行うことができる。 また、エプロン化粧板の下端により、排水溝が排水間隙
をを保ちながら排水溝の開口を覆うようになされるの
で、排水流れは良好であり、足を突っ込む事故も防止さ
れる。更に、排水溝は略隠され、洗い場、エプロン、浴
槽本体が一体的に構成でき、浴室の外観が良好になる。
第１図は、本考案洗い場付き浴槽セットの一例を示す縦
断面図である。 10……浴槽本体、20……エプロン板、21……点検修理
口、30……排水溝、40……洗い場床、50……エプロン化
粧板。
断面図である。 10……浴槽本体、20……エプロン板、21……点検修理
口、30……排水溝、40……洗い場床、50……エプロン化
粧板。
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽本体の下方に位置するエプロン板と、
洗い場床とが凹溝状の排水溝を介して一体に形成され、
上記エプロン板には配管の点検修理口が設けられ、該点
検修理口を塞ぐ断面コ字形のエプロン化粧板がエプロン
板の略全面に着脱可能に取り付けられ、上記エプロン化
粧板の下端は前記排水溝の上部に位置し、排水間隙を保
ちながら排水溝の開口を覆うようになされていることを
特徴とする洗い場付き浴槽セット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988028328U JPH0637751Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 洗い場付き浴槽セット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988028328U JPH0637751Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 洗い場付き浴槽セット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01131394U JPH01131394U (ja) | 1989-09-06 |
| JPH0637751Y2 true JPH0637751Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31251602
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988028328U Expired - Lifetime JPH0637751Y2 (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 洗い場付き浴槽セット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0637751Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2544156Y2 (ja) * | 1991-02-15 | 1997-08-13 | 株式会社イナックス | ユニットバスの点検口 |
| JP5507109B2 (ja) * | 2009-04-09 | 2014-05-28 | 株式会社ブリヂストン | 浴室開口縁取り部材及び浴室 |
| JP5507110B2 (ja) * | 2009-04-09 | 2014-05-28 | 株式会社ブリヂストン | 浴室 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53107137A (en) * | 1977-02-28 | 1978-09-18 | Matsushita Electric Works Ltd | Bathtub unit |
| JPH0316548Y2 (ja) * | 1985-06-03 | 1991-04-09 |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP1988028328U patent/JPH0637751Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01131394U (ja) | 1989-09-06 |
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