JPH0344913Y2 - - Google Patents

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JPH0344913Y2
JPH0344913Y2 JP1986200553U JP20055386U JPH0344913Y2 JP H0344913 Y2 JPH0344913 Y2 JP H0344913Y2 JP 1986200553 U JP1986200553 U JP 1986200553U JP 20055386 U JP20055386 U JP 20055386U JP H0344913 Y2 JPH0344913 Y2 JP H0344913Y2
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JP
Japan
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bathtub
pole
wall
toilet bowl
bathroom
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JP1986200553U
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JPS63106851U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴室に関し、更に詳しくは浴室本体に
おける任意の側壁に沿つて、浴槽と、便器又は洗
面器を並設すると共に、前記側壁には浴槽に臨む
シヤワー金具を取付けてなる浴室に関するもので
ある。
[従来技術及びその問題点] 従来から第6図のような、浴室本体Aにおける
任意の側壁a1″に沿つて、浴槽a2と、便器a6又は
洗面器a3(図面では便器a6)を並設すると共に、
前記側壁a1″には浴槽a2に臨むシヤワー金具b2
b3を取付けてなる浴室が知られている。また、特
開昭57−160424号公報に開示されるように、この
ような浴室において、浴槽a2の出入り側の上縁面
a2″に把持することができる程度の径を有するポ
ール1を設けることも周知である。
[考案が解決しようとする課題] 上記したような従来の浴室によれば、ポール1
はあくまでも浴槽a2への出入りの際の介添え手段
としてのみ機能するものであり、シヤワー金具
b2,b3使用時にそのシヤワー水が浴槽a2外へ飛散
し、便器a2などを濡らす不具合があつた。この場
合、一般的には防水カーテンを引いたり仕切りガ
ラス300を立てたりして前記不具合に対処して
いるが、前者では室内の統一感(高級感)が低下
し、後者ではその側縁部分300aが室内に露呈
するので老人や子供が怪我をするような虞もあつ
た。
本考案は上述したような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とする処は、上記した
ポールを仕切り部材の側縁のカバー手段として兼
用することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するために、本考案は、浴室
本体における任意の側壁に沿つて、浴槽と、便器
又は洗面器を並設すると共に、前記側壁には浴槽
に臨むシヤワー金具を取付けた浴室において、前
記浴槽と、便器又は洗面器の間に、把持すること
ができる程度の径を有するポールを、前記側壁と
の間に便器又は洗面器の前出幅をおいて、且つ浴
槽に近接せしめて立設し、さらに前記ポールと上
記側壁の間にシヤワー水の飛散防止壁を設けたこ
とを特徴とする。
[作用] 以上の構成によれば、ポールが浴槽への出入り
の際の介添え手段として機能すると同時に、その
ポールが飛散防止壁の端部をカバーし、従つてポ
ールを仕切り部材の側縁のカバー手段として兼用
するという上記の目的が達成される。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を第1図〜第5図に基
いて説明する。
本実施例においては、周知のユニツトルームか
らなる浴室本体Aの任意の側壁、詳しくは床面a4
の一短辺側に立設した側壁a1″に沿うよう浴槽a2
と便器a6を並設すると共に、前記側壁a1″には浴
槽a2に臨むシヤワー金具b2,b3を取付ける。さら
に床面a4の一長辺側に立設した側壁a1′側には、
浴槽a2と隣接するように洗面器a3を設ける。シヤ
ワー金具b2,b3は浴槽a2内でシヤワー浴を行うた
めのものである。
便器a6と浴槽a2との間には、側壁a1″との間に
便器a6の前出幅1をおいて、且つ浴槽a2に近接し
てポール1が立設され、さらにそのポール1と側
壁a1″の間にシヤワー水の飛散防止壁100が設
けられている。
ポール1は入浴者自身が把持することができる
程度の径、例えば2cm〜10cm程度の直径を有する
金属製パイプを切截することによつて形成された
もので、浴槽a2への出入り側に立設する。ポール
1を立設する場合、浴室本体Aの床面a4から天井
壁a5に亙つて設けても良いが、本実施例において
は浴槽a2のエプロンa2′に沿つて立上がり且つ浴
槽a2の上縁面a2″と略同一高さを有する間仕切り
壁2を床面a4から立設し、その間仕切り壁2上端
の天板2′から天井壁a5までに亙つて立設した。
第4図は上述のポール1上端と天井壁a5との接
続構造を示している。
即ち、ポール1上端内周にナツト3を嵌合し、
そのナツト3内に座付ボルト4を進退自在に螺合
せしめてその座部4′を天井壁a5に当接せしめ、
この座部4′を天井壁a5に緩衝材5・挟持プレー
ト5′を介して固定具6で締結し、これによりポ
ール1上端を天井壁a5に接続している。尚、7は
緩め止めナツトであり、ポール1内に嵌合された
前記ナツト3に当接することによつてポール1自
体の遊転を阻止している。
第5図は上記ポール1下端と間仕切り壁2上端
の天板2′との接続構造を示している。
即ち、まず間仕切り壁2の天板2′に開孔した
取付孔8内に座付ナツト9を内装すると共に、そ
の座付ナツト9を連通して天板2′下面に固定用
ナツト10を溶接等の手段で固定する。さらに、
ポール1下端内周に嵌合されたナツト3と前記座
付ナツト9・固定用ナツト10の3者に螺合する
よう、ボルト11を天板2′下方から進入させ、
最後に天板2′下方から緩み止めナツト12を締
結し、これによりポール1下端を間仕切り壁2の
天板2′に接続している。無論、ポール1下端の
天板2′に対する接続は間仕切り壁2を構成する
一側面を開放する状態で行なう。
そうして、前述したポール1、間仕切り壁2上
端の天板2′、側壁a1″、天井壁a5の4者で囲まれ
るスペース100′内に、シヤワー金具b2,b3
らのシヤワー水や飛散水が便器a6に降り注がない
よう、飛散防止壁100を配設する。
この飛散防止壁100は不透明、半透明、透明
を問わず強化ガラスやその他の所望な材料を用い
て矩形状に成形され、縁枠200を介して上記ス
ペース100′内に配設される。
縁枠200は第3図〜第5図に示すように、
型状の左右の縦用縁取片201の一方(図中左
側)をポール1に固着すると共に、他方(図中右
側)を側壁a1″にビス205等で固定する。さら
に、これら縦用縁取片201の上下端に型案内
片204を突設し、且つ上側及び下側の型案内
片204相互間に、型状の上又は下用縁取片2
03を架設して構成される。そうして、上記左右
の縦用縁取片201、上、下用縁取片203内
に、シーリング材202を介して飛散防止壁10
0の側縁、上下縁を嵌入することにより、その飛
散防止壁100を保持する。
ちなみに、本実施例においては、床面a4におけ
る浴槽a2のエプロンa2′に連続する部分、及び便
器a6背後の部分に、オーバーフロー水を速かに排
水する為の排水溝13を凹設してある。
また、間仕切り壁2下半部を三角形状にカツト
することによつて形成した空間15下に位置する
床面a4部分に排水目皿14を配設して、その排水
目皿14が出来る限り視覚に入らないようし配慮
している。
尚、図中b1は浴槽a2への給湯用の混合栓、cは
浴槽a2内に入つた後に掴まるための握りバーであ
る。
而して、斯る実施例によれば、浴槽a2の出入り
側に立設したポール1が大人にも小人にも適した
介添手段となり、入出浴を容易に且つ安全に行う
ことができる。
さらに、飛散防止壁100が浴槽a2側からのシ
ヤワー水、飛散水の便器a6への飛散を阻止する。
尚、本実施例において、便器a6又は洗面器a3
入れ替えて配設することは任意である。
[考案の効果] 本考案の浴室は以上説明したように構成したの
で、ポールを浴槽への出入りの際に介添手段とし
て使用できると共に、ポールによつて飛散防止壁
の側縁をカバーして、入浴者が足を滑らせてその
側縁で怪我するような虞を防止できる。
従つて、特に子供や老人が入浴する際の浴槽へ
の出入り、及び安全性を向上できると共に、シヤ
ワー水で便器などが濡れる虞や、室内の統一感
(高級感)が低下するような虞のない浴室を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案浴室の一実施例を示す横断平面
図、第2図は縦断正面図、第3図は第2図の3−
3線に沿う拡大断面図、第4図はポール上端と天
井壁との接続構造を示す部分拡大断面図、第5図
はポール下端と間仕切り壁の天板との接続構造を
示す部分拡大断面図、第6図は従来の浴室の横断
平面図である。 尚図中、A:浴室本体、a1″:側壁、a2:浴槽、
a3:洗面器、a6:便器、b2,b3:シヤワー金具、
1:ポール、100:飛散防止壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室本体における任意の側壁に沿つて、浴槽
    と、便器又は洗面器を並設すると共に、前記側壁
    には浴槽に臨むシヤワー金具を取付けた浴室にお
    いて、前記浴槽と、便器又は洗面器の間に、把持
    することができる程度の径を有するポールを、前
    記側壁との間に便器又は洗面器の前出幅をおい
    て、且つ浴槽に近接せしめて立設し、さらに前記
    ポールと上記側壁の間にシヤワー水の飛散防止壁
    を設けたことを特徴とする浴室。
JP1986200553U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0344913Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986200553U JPH0344913Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JP1986200553U JPH0344913Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JPS63106851U JPS63106851U (ja) 1988-07-11
JPH0344913Y2 true JPH0344913Y2 (ja) 1991-09-20

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57160424A (en) * 1981-03-30 1982-10-02 Kogyo Gijutsuin Installation unit for disabled person
JPS5915724B2 (ja) * 1980-06-13 1984-04-11 不二サッシ株式会社 アルミニウム型材の押出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5915724U (ja) * 1982-07-23 1984-01-31 東陶機器株式会社 器具取付壁

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