JPH0439757Y2 - - Google Patents

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JPH0439757Y2
JPH0439757Y2 JP1985158471U JP15847185U JPH0439757Y2 JP H0439757 Y2 JPH0439757 Y2 JP H0439757Y2 JP 1985158471 U JP1985158471 U JP 1985158471U JP 15847185 U JP15847185 U JP 15847185U JP H0439757 Y2 JPH0439757 Y2 JP H0439757Y2
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JP
Japan
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washing area
inspection
bathtub
counter
drain
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JP1985158471U
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗い場面に開口する排水口と、浴槽
エプロン部に開口する点検口とを備えた衛生設備
室に関する。
(従来の技術) 従来、此種衛生設備室として、実開昭58−
187387号公報に開示された浴室ユニツトが知られ
ている。
この浴室ユニツトは第6図に示すように、洗い
場面a3の浴槽エプロン部1側のコーナーに排水口
2を開設し、該排水口2を挟むように左右の支持
部30,31を洗い場C内に突設し、浴槽エプロ
ン部1側の支持部30には前記排水口2に隣接さ
せて点検口4を開設すると共に、排水口2と点検
口4を覆う遮蔽部材32を前記両支持部30,3
1で係脱自在に支持している。
そして、遮蔽部材32で排水口2と点検口4の
露呈を防いで室内の美観低下を防ぎ、また、排水
口2を掃除したり点検口4を開閉する際には遮蔽
部材32を外してそれらの作業を行うようになつ
ている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の衛生設備室によれ
ば、洗い場Cのコーナー部分に左右の支持部3
0,31と遮蔽部材32が突出状に存在するの
で、前述した美観低下の防止について多くの効果
を得ることは困難であると共に、洗い場C内の有
効スペースが低減する不具合を有するのみなら
ず、このものは点検口4を開けるために遮蔽部材
32をも外さなくてはならないため、点検作業時
にはその遮蔽部材32上に載置した小物等を逐一
退かさなくてはならず、遮蔽部材32を取り外す
手間と合わせて大変作業性の悪いものであつた。
本考案は上述したような従来事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とする処は、上記排水
口や点検口を覆つてその露呈を防ぐに際し、室内
の美観を低下させたり、洗い場内の有効スペース
を低減させたりする虞れがなく、かつ排水口の掃
除や点検口の開閉にも支障が起きないようにする
ことにある。
(課題を解決するための手段) 以上の目的を達成するために、本考案の衛生設
備室は、一半部を浴槽載置面、他半部を洗い場面
とする防水パンと、浴槽載置面と洗い場面との境
界部分に立上がる浴槽エプロン部とを有し、上記
防水パンの洗い場面には、浴槽エプロン部から洗
い場面側に向けて架設される天板と、該天板前縁
から垂下する前板とからなるカウンターを設ける
と共に、該カウンターの前板下端と洗い場面との
間に点検用兼足入れ用空間を形成し、該空間内で
且つ上記浴槽載置面と洗い場面との境界部分に排
水口を開設し、他方浴槽エプロン部の下端で且つ
上記排水口の直上に点検口を設けると共に該点検
口を塞ぐ点検蓋を開閉動自在に係止し、さらに上
記排水口の洗い場面側を排水口蓋で被覆してなる
ことを特徴とする。
(作用) 上記本考案の衛生設備室によれば、洗い場内に
設けたカウンターを利用して排水口と点検口を覆
うので、そのカウンターによつて室内の美観が低
下してしまうような虞れがない。
また、カウンターの天板は物載せ面として利用
でき、前板は水栓具の取付け面や、収納凹部の形
成面として利用できるので、カウンターを設けた
ことによつて洗い場内の有効スペースが低減する
ような虞れもない。さらに、カウンターの前板下
方に形成される点検用兼足入れ用空間から手を入
れて、排水口の掃除や、点検口を開閉しての点検
作業等を行うことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図を参
照して説明する。第1図、第2図中Aは、床パン
aの周縁壁載せ部a1に数枚の壁パネルdを立上げ
て室壁d1を形成し、その室壁d1上縁で囲まれる部
分を不図示の天井壁で塞いでなる室本体を示して
いる。
上記床パンaの一半部の浴槽載置面a2には浴槽
bが載置され、他半部の洗い場面a3側、即ち洗い
場C側にはカウンター7が設けられる。また、前
記浴槽載置面a2と洗い場面a3との境界部分には浴
槽エプロン部1及び排水口2が設けられ、さらに
浴槽エプロン部1には点検口3が設けられる。
カウンター7は、浴槽b上縁面の短辺b1側に沿
うよう形成された室壁d1に沿つて設けられてい
て、浴槽エプロン部1と該浴槽エプロン部1に対
向する室壁d1とにわたつて架設した天板7aと、
該天板7a前縁から垂下する前板7bとからな
り、前記前板7b下端と洗い場面a3との間には点
検用兼足入れ用の空間6が適宜寸法をもつて形成
される。
上記天板7aは浴室用備品を載置可能な前出寸
法を備え、また前板7bには水栓具7cが固定さ
れると共に収納凹部7dが複数凹設される。
排水口2は前述の如く浴槽載置面a2と洗い場面
a3の境界部分で、且つカウンター7の下方に開設
され、その浴槽載置面a2側には浴槽bの排水口1
1に連絡する排水管12が挿入され、洗い場面a3
側は排水口蓋16で被覆される。10は排水口2
下端に連絡した排水トラツプである。
浴槽エプロン部1は主エプロン板1aと副エプ
ロン板1bとからなる。主エプロン板1aは、浴
槽bの上縁面の長辺b2側に設けたリム8下端から
床パンaに立設した水返し部9に至る高さと、カ
ウンター7の前板7bから該前板7bに対向する
室壁(不図示)までに至る幅とを備えた横長矩形
板状を呈し、前記リム8下端に連結されている。
上記副エプロン板1bは、前記リム8下端から
カウンター7の前板7b下端迄に至る高さと、カ
ウンター7の天板7b幅と略同寸法の幅とを備え
た縦長矩形板状を呈し、前記リム8下端に連結さ
れている。この副エプロン板1b下端と床パンa
との間には点検口3が形成される。
点検口3は浴槽bの裏側に配設される給水栓5
に連絡する給水、給湯管17や、上記排水管12
の点検を行うためのもので、図示の如く、上記副
エプロン板1b下端で且つ排水口2の直上に開口
しており、点検蓋4で開閉自在に塞がれている。
点検蓋4は、点検口3を通常において塞ぐため
のもので、浴槽エプロン板1と同質の材料、例え
ばFRP等の所望の合成樹脂材によつて一体成形
し、その両側折返し片4aの上部位置に掛止凹部
13を有する。
そして、上記掛止凹部13が係合する掛止ピン
14を点検口3の開口縁両側、図面にあつては主
エプロン板1aの折返し片1a′と、相対向せる床
パンaの立上り壁a4とに相対峙状に突設し、この
掛止ピン14によつて点検蓋4を開閉動自在且つ
着脱自在に支持する。更に前記の如く支持された
点検蓋4が前記掛止ピン14を支点に揺れ動かな
い様に点検蓋4を係止する係止ピン15を、前記
掛止ピン14同様相対峙状に突設する。
以上の構成によれば、カウンター7によつて排
水口2と点検口3を覆つてこれらの露呈を防ぐ。
また、排水口2の掃除や点検口3を開閉する際に
は、点検用兼足入れ用の空間6から手を入れて排
水口蓋16又は点検蓋4を外すことによりそれら
の作業を行う。
(考案の効果) 本考案は以上の構成よりなるので、以下の効果
を有する。
排水口と点検口との露呈を洗い場内に設けた
カウンターによつて防ぐので、従来の如く洗い
場内に遮蔽部材のような特別の部材を設けてそ
れらを覆う必要がないため、室内の美観の低下
を招くことがないと共に、洗い場の有効スペー
スも低減させる虞れはない。
カウンターの下方には点検用兼足入れ用の空
間が形成されているので、該空間から点検蓋を
開閉できるため、排水口の掃除や点検作業時に
カウンター自体を動かす必要がなく、小物等を
カウンター上に置いたまま作業することができ
て大変便利である。
カウンターの下方の点検用兼足入れ用の空間
に足先を入れることができるため、身体を洗う
場合に身体をカウンターに近づけることがで
き、水栓具を操作し易いと共にカウンター上の
小物等の取り扱いもし易い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案衛生設備室の実施例を
示し、第1図は横断平面図で一部省略する、第2
図は縦断正面図で一部省略する、第3図は第1図
の−線拡大断面図、第4図は第3図の要部の
縦断面図、第5図は要部の斜視図である。また、
第6図は従来例の要部を示す斜視図である。 尚、図中、1……浴槽エプロン部、2……排水
口、3……点検口、4……点検蓋、6……点検用
兼足入れ用の空間、7……カウンター、7a……
天板、7b……前板、a……床パン、a2……浴槽
載置面、a3……洗い場面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一半部を浴槽載置面、他半部を洗い場面とする
    防水パンと、浴槽載置面と洗い場面との境界部分
    に立上がる浴槽エプロン部とを有し、上記防水パ
    ンの洗い場面には、浴槽エプロン部から洗い場面
    側に向けて架設される天板と、該天板前縁から垂
    下する前板とからなるカウンターを設けると共
    に、該カウンターの前板下端と洗い場面との間に
    点検用兼足入れ用空間を形成し、該空間内で且つ
    上記浴槽載置面と洗い場面との境界部分に排水口
    を開設し、他方浴槽エプロン部の下端で且つ上記
    排水口の直上に点検口を設けると共に該点検口を
    塞ぐ点検蓋を開閉動自在に係止し、さらに上記排
    水口の洗い場面側を排水口蓋で被覆してなること
    を特徴とする衛生設備室。
JP1985158471U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0439757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985158471U JPH0439757Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985158471U JPH0439757Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS6266581U JPS6266581U (ja) 1987-04-24
JPH0439757Y2 true JPH0439757Y2 (ja) 1992-09-17

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ID=31081992

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JP1985158471U Expired JPH0439757Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736553Y2 (ja) * 1988-09-30 1995-08-23 ミサワホーム株式会社 バスユニット
JPH085669Y2 (ja) * 1989-05-22 1996-02-21 東陶機器株式会社 排水溝付き浴槽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58187387U (ja) * 1982-06-09 1983-12-13 株式会社ほくさん 浴室ユニツト

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JPS6266581U (ja) 1987-04-24

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