JPH0612075Y2 - 出窓浴室 - Google Patents
出窓浴室Info
- Publication number
- JPH0612075Y2 JPH0612075Y2 JP15246288U JP15246288U JPH0612075Y2 JP H0612075 Y2 JPH0612075 Y2 JP H0612075Y2 JP 15246288 U JP15246288 U JP 15246288U JP 15246288 U JP15246288 U JP 15246288U JP H0612075 Y2 JPH0612075 Y2 JP H0612075Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathroom
- bay window
- window
- bathtub
- bay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この考案は出窓浴室に関するものである。
［従来の技術］及び［考案が解決しようとする課題］ 従来より出窓浴室が提案されているが、これらの内、浴
槽自体を出窓内に張り出すようにしてなるものもある
が、このような構成とすると外からみて建築駆体から突
出する部分が広くなり建築自体の外から見た意匠外観を
損なうことになっていた。
槽自体を出窓内に張り出すようにしてなるものもある
が、このような構成とすると外からみて建築駆体から突
出する部分が広くなり建築自体の外から見た意匠外観を
損なうことになっていた。
実開昭61-1556号公報には、浴室の外壁の開口部に出窓
を取り付け、浴室に設置する浴槽の一部を出窓内に位置
させてなる出窓式浴室の構造が示されている。
を取り付け、浴室に設置する浴槽の一部を出窓内に位置
させてなる出窓式浴室の構造が示されている。
実開昭63-136194号公報には、浴室に設置される出窓で
あって、上部に彩光部を有し、下部に開閉自在な点検扉
を形成し、地板部を浴室側へ張り出し、該地板部を浴槽
のフランジ部としてなることを特徴とする浴室出窓が開
示されている。
あって、上部に彩光部を有し、下部に開閉自在な点検扉
を形成し、地板部を浴室側へ張り出し、該地板部を浴槽
のフランジ部としてなることを特徴とする浴室出窓が開
示されている。
これらはいずれも出窓とすることにより限られた空間の
浴室を広げ、使い勝手を良好にすると共に入浴したとき
に開放感を満足させるようにしたことを目的とするもの
である。
浴室を広げ、使い勝手を良好にすると共に入浴したとき
に開放感を満足させるようにしたことを目的とするもの
である。
さらに、実開昭59-178193号公報および実開昭59-178194
号公報には、浴槽のフランジを出窓側に延設したものが
開示されている。
号公報には、浴槽のフランジを出窓側に延設したものが
開示されている。
これは、出窓カウンターの下方を給湯器や配管スペース
とし、さらに開閉自在な蓋板により点検修理可能なよう
な構造としたものである。
とし、さらに開閉自在な蓋板により点検修理可能なよう
な構造としたものである。
しかしながら上記の考案では出窓カウンターから浴槽に
直接続くものであるために、出窓部分に付着したちりや
ほこりが出窓の内面を掃除したときに浴槽内に流れ込む
欠点があった。
直接続くものであるために、出窓部分に付着したちりや
ほこりが出窓の内面を掃除したときに浴槽内に流れ込む
欠点があった。
［課題を解決するための手段］ この考案は、浴槽の窓側のフランジから外側に出窓を設
けるようにし、この出窓に浴槽のフランジと面一にスノ
コを設け、このスノコからの排水を浴室の排水管に導く
ようにしたことを特徴とするものである。
けるようにし、この出窓に浴槽のフランジと面一にスノ
コを設け、このスノコからの排水を浴室の排水管に導く
ようにしたことを特徴とするものである。
［実施例］ 以下、図面に示す実施例に即してその内容を説明する。
第１図はこの考案に係る浴室Ｂの斜視図であり、浴槽１
の平面形状を略Ｌ型として浴室Ｂの壁面側に設置してな
るものである。エプロン１１は略Ｓ字状に構成してな
り、浴槽１には二人以上入浴できる容積があるものとす
る。
の平面形状を略Ｌ型として浴室Ｂの壁面側に設置してな
るものである。エプロン１１は略Ｓ字状に構成してな
り、浴槽１には二人以上入浴できる容積があるものとす
る。
この浴室Ｂの壁面に出窓用の開口２を設け、ここに出窓
３を取り付けるのであるが、この出窓３の屋根３１は下
向きに傾斜するようにしてあり、この屋根３１に続く窓
３２は、浴室Ｂ側に傾斜するようにしてある。
３を取り付けるのであるが、この出窓３の屋根３１は下
向きに傾斜するようにしてあり、この屋根３１に続く窓
３２は、浴室Ｂ側に傾斜するようにしてある。
詳細な図示は省略するが、屋根３１と窓３２はブライン
ド内蔵の二重のガラスないしプラスチックとし、ブライ
ンドを引き下すことにより浴室Ｂ内の入浴者のシルエッ
トが屋根３１や窓３２に写らないようにする。
ド内蔵の二重のガラスないしプラスチックとし、ブライ
ンドを引き下すことにより浴室Ｂ内の入浴者のシルエッ
トが屋根３１や窓３２に写らないようにする。
また、窓３２が上部に行くにしたがって広くなっている
ので窓３２を背もたれとして休息することができる。窓
３２の下方に突出部３３を設け、この突出部３３に窓３
２を支持するようにすると共に、浴槽１のフランジ１２
に繋がる支枠３４を設けるようにし、フランジ１２と支
枠３４の間にスノコ３５を置くようにして、第２図に示
すようにベンチとしたり、植木鉢や観葉植物を置くよう
にするスペースとする。
ので窓３２を背もたれとして休息することができる。窓
３２の下方に突出部３３を設け、この突出部３３に窓３
２を支持するようにすると共に、浴槽１のフランジ１２
に繋がる支枠３４を設けるようにし、フランジ１２と支
枠３４の間にスノコ３５を置くようにして、第２図に示
すようにベンチとしたり、植木鉢や観葉植物を置くよう
にするスペースとする。
このスノコ３５の下には防水パン３６を設け、この防水
パン３６からの排水管３７を浴室Ｂの排水管１３に連結
してある。
パン３６からの排水管３７を浴室Ｂの排水管１３に連結
してある。
［考案の効果］ 以上のような構成からなるこの考案に係る出窓浴室Ｂは
浴槽のフランジ１２の高さと出窓３のカウンター（支枠
３４、スノコ３５）の高さを略面一としたものであるの
で浴室が開放的となるのである。
浴槽のフランジ１２の高さと出窓３のカウンター（支枠
３４、スノコ３５）の高さを略面一としたものであるの
で浴室が開放的となるのである。
この考案で特徴的なことは出窓を入浴の途中での休息
や、子供とのコミュニケーション、夜空の星を仰ぎ見る
などゆとりのスペースとして活用することができるので
ある。
や、子供とのコミュニケーション、夜空の星を仰ぎ見る
などゆとりのスペースとして活用することができるので
ある。
また、従来の出窓浴室は出窓の窓やカウンターからの排
水に関する処理が不備で、窓やカウンター上の塵やほこ
りがそのまま浴槽内に入ることになってしまっていた
が、この考案では、出窓３のカウンターにはスノコ３５
を置いたので屋根３１や窓３２に付着した水滴やスノコ
に腰を掛けた場合の身体より滴たり落ちる湯水はスノコ
から防水パン３６を経て排水管１３に導かれるので、汚
水が浴槽内に入ることがない。
水に関する処理が不備で、窓やカウンター上の塵やほこ
りがそのまま浴槽内に入ることになってしまっていた
が、この考案では、出窓３のカウンターにはスノコ３５
を置いたので屋根３１や窓３２に付着した水滴やスノコ
に腰を掛けた場合の身体より滴たり落ちる湯水はスノコ
から防水パン３６を経て排水管１３に導かれるので、汚
水が浴槽内に入ることがない。
また、入浴の際にカウンターが汚れていても簡単に湯水
で洗い流して腰を掛けることができるのである。
で洗い流して腰を掛けることができるのである。
第１図はこの考案に係る浴室Ｂの斜視図であり第２図は
要部断面図を示すものである。 Ｂ……浴室、１……浴槽 １１……エプロン、１２……フランジ １３……排水管 ２……開口、３……出窓 ３１……屋根、３２……窓 ３３……突出部、３４……支枠 ３５……スノコ、３６……防水パン ３７……排水管
要部断面図を示すものである。 Ｂ……浴室、１……浴槽 １１……エプロン、１２……フランジ １３……排水管 ２……開口、３……出窓 ３１……屋根、３２……窓 ３３……突出部、３４……支枠 ３５……スノコ、３６……防水パン ３７……排水管
Claims (1)
- 【請求項１】浴室に載置された浴槽の窓側のフランジか
ら外側に出窓を設けるようにし、この出窓に浴槽のフラ
ンジと面一にスノコを設け、このスノコからの排水を浴
室の排水管に導くようにしたことを特徴とする出窓浴
室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15246288U JPH0612075Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 出窓浴室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15246288U JPH0612075Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 出窓浴室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0272783U JPH0272783U (ja) | 1990-06-04 |
| JPH0612075Y2 true JPH0612075Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31427411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15246288U Expired - Lifetime JPH0612075Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 出窓浴室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612075Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4505988B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2010-07-21 | 株式会社ノーリツ | 浴室ユニット |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP15246288U patent/JPH0612075Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0272783U (ja) | 1990-06-04 |
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