JPH05512Y2 - - Google Patents

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JPH05512Y2
JPH05512Y2 JP1987121318U JP12131887U JPH05512Y2 JP H05512 Y2 JPH05512 Y2 JP H05512Y2 JP 1987121318 U JP1987121318 U JP 1987121318U JP 12131887 U JP12131887 U JP 12131887U JP H05512 Y2 JPH05512 Y2 JP H05512Y2
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JP
Japan
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bathroom
toilet
partition structure
toilet room
wall
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JP1987121318U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は浴室とその浴室に隣設してトイレ室と
を有するユニツトバスルームに関するものであ
る。
〔従来背景〕
ユニツトバスルームには浴室に隣設してトイレ
室を有するものがある。
斯樣なユニツトバスルームは浴室とトイレ室と
の間に仕切構成体(壁やドア)を立設して、この
仕切構成体で両室を完全に隔絶してある。
仕切構成体は我国の入浴習慣である閉鎖的雰囲
気に対応してプライバシーを損わないように例外
なく不透明材料で成形されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
最近、我国における入浴習慣も多様化してきて
おり、それに伴つて小スペースであるにも拘わ
ず、欧米諸国で広範に普及している開放的な雰囲
気の中での入浴という要望が多い。
この要望に対処する為には仕切構成体を透明に
することが提案されるが、透明な材料で形成した
だけでは他方の室がただ見えるだけになつてしま
う。
これでは、背凭れ壁部にもたれてのんびり入浴
しているリラツクス時や生理的現象を遂行してい
る用便時等、精神的な疲れをいやしたり、脱力感
に浸る最も重要な利用時に、自然に開放感に浸れ
るとは言い難く満足なものではない。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は小スペース(一般的な広
さ)でありながら背凭れ壁部にもたれて入浴して
いる時及び用便時に開放的な広々とした雰囲気を
自然に楽しめるユニツトバスルームを提供するこ
とにある。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、
浴室とトイレ室とを仕切る仕切構成体を両室から
透視できる材料で成形したユニツトバスルームで
あつて、上記浴室内の浴槽が、その背凭れ壁部を
上記仕切構成体に対向する浴室用側壁パネル側に
位置させて同仕切構成体に対して平面視直角状に
設置され、且つ上記トイレ室内の洋風便器が、便
器着座使用者を上記仕切構成体に対向させる方向
を向いて設置されていることを要旨とする。
〔作用〕
上記技術的手段によれば、背凭れ壁部に凭れた
深い入浴時の自然の視野内に、浴室スペースとし
て拡張された錯覚を受感させるトイレ室スペース
を透視できる材料で成形した仕切構成体を介して
捕らえることができ、また、洋風便器に着座した
用便時の自然体の視野内に、トイレ室スペースと
して拡張された錯覚を受感させる浴室スペースを
透視できる材料で成形した仕切構成体を介して捕
らえることができる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように、背凭れ壁部にもたれた
深い入浴時の自然体の視覚に、仕切構成体を介し
てトイレ室をも含む分拡張された錯覚を自ずと受
感させ、且つ洋風便器に着座した用便時の自然体
の視覚に同仕切構成体を介して浴室全域をも含む
分拡張された錯覚を自ずと受感させるように構成
しているから、浴室、トイレ室では最も重要な利
用時に、よりリラツクスした開放的な雰囲気の中
での入浴、用便を満喫できる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中、Aはユニツトバスルームを示している。
このユニツトバスルームAは、平面断面視方形
状を呈する浴室a1と、その浴室a1に隣接して配置
され同様に平面断面視方形状とするトイレ室a2
からなつている。
浴室a1はトイレ室a2と相対する一辺を除いて他
3辺に水平な壁載せ面1と垂直な壁添接面2を連
設することによつて形成した床パンa1−1のその
壁載せ面1上に浴室用側壁パネル3を立設するこ
とでトイレ室a2に相対する一辺を除いて側壁a1
2で囲み、その側壁a1−2を天井パネルa1−3で
被蓋すると共に、床パンa1−1一半部に和風浴槽
a1−4を設置し、他半部を洗い場a1−5としたも
のである。
トイレ室a2は浴室a1と相対する一辺を除いて浴
室a1と同様に壁載せ面4と垂直な壁添接面5を周
縁に連設することによつて形成した床パンa2−1
のその壁載せ面4上にトイレ室用側壁パネル6を
立設することによつて浴室a1に相対する一辺を除
いて側壁a2−2で囲み、この側壁a2−2を天井パ
ネルa2−3で被蓋すると共に、内部に洗面器付き
カウンターa2−4、便器a2−5等の諸設備を配備
している。
この浴室a1とトイレ室a2は、仕切構成体Bで接
続されて、ユニツトバスルームAを構成してい
る。
仕切構成体Bは両室a1,a2への出入り用のドア
b1と、間仕切壁b2とからなつている。
ドアb1は、浴室a1及びトイレ室a2を構成する床
パンa1−1,a2−1夫々の近接する残り一辺に
夫々壁載せ面1,4のみを水平に延設し、この両
壁載せ面1,4にわたつて所望長さの靴摺りb1
1を接続し、この靴摺りb1−1上においてドア枠
b1−2を、両室a1,a2の側壁a1−2,a2−2相互
の接続部100、両室a1,a2の天井パネルa1
3,a2−3相互の接続部100に夫々直接或は近
接する位置に接続し、このドア枠b1−2内に所望
な材料で形成した透明な面材b1−3を嵌合保持す
ることによつて形成されている。
間仕切壁b2は、内部を和風浴槽a1−4で使用3
れる湯水混合栓7等の給水、給湯管(図示せず)
の配管スペースとする腰程度の高さを有する中高
台b2′と、その中高台b2′と天井パネルa1−3,a2
−3の境界部との間に接続される仕切体b2″とか
らなつている。
中高台b2′は第4図で示すように前記ドアb1
接続される壁載せ面1部分に連続する浴室a1側の
壁載せ面1部分を切欠して配管取出空間8を形成
し、その配管取出空間8を跨ぐように両床パンa1
−1,a2−1にわたつて接続されている。
この配管取出空間8は、上記のようにドアb1
接続される壁載せ面1部分に連続する浴室a1側の
床パンa1−1縁部分を略長方形に切欠し、その切
欠縁に壁載せ面1を水平に設けることによつて形
成されている。
中高台b2′はドアb1に隣接する両床パンa1−1,
a2−1の壁載せ面1,4上に下枠材10,10を
固定し、この下枠材10,10間を連結枠材11
……で連結すると共に、所望箇所に立枠材12…
…を立設し、更にこの立枠材12……を上枠杆1
3……で連結して内部を配管スペースとする枠組
体14を構築し、この枠組体14の上面を天板1
5で、ユニツトバスルームA内に露出する側面を
数枚の側板16で、夫々被蓋することによつて形
成されている。
本実施例においては、この中高台b2′はその高
さを和風浴槽a1−4上縁レベルよりも高くして、
その和風浴槽a1−4上縁レベルよりも高い側板1
6部分に湯水混合栓7が取付けられており、また
トイレ室a2内に臨むその側板16を、着脱可能と
して内部配管のメンテナンスが行なえるようにな
つている。
仕切体b2″は、上記中高台b2′の天板15におい
て浴室a1とトイレ室a2との側壁a1−2,a2−2相
互の接続部100及び天井パネルa1−3,a2−3
相互の接続部100に連続する部分に凹溝17を
凹設し、この凹溝17及び上記両接続部100,
100に形成される凹条部18内にシリコンコー
キング材19を充填して緩衝性を付与した状態で
透明な面材b2″−1を嵌合することによつて形成
されている。
透明な面材b1−3,b2″−1は、ドアb1及び仕
切体b2″とも強化ガラス製とし、浴室a1、トイレ
室a2双方から他方の室a1,a2が透視できるように
している。
尚20は、和風浴槽a1−4上の側壁a1−2に設
けられたシヤワーハンガーで、和風浴槽a1−4で
ありながら洋風浴槽と同様の使い方をも可能にし
ており、21はトイレ室a2への出入りドアであ
る。
また、和風浴槽a1−4は、背凭れ壁部a1′−4
を前記仕切構成体Bの仕切体b2″に対向する浴室
用側壁パネル3側に位置されて設置されている。
詳細には、第1図に示すように、仕切体b2″と平
行関係になる浴室用側壁パネル3−1側に位置さ
せた状態で同仕切体b2″に対して平面視直角状に
設置されている。
また洋風便器a2−5は、便器着座使用者を同仕
切体b2″に対向させる方向を向いて設置されてい
る。尚、符号a2−4は洗面器付きカウンターであ
る。
また、ドアb1の透明な面材b1−3を介して洋風
便器a2−5を浴室a1の洗い場a1−5に対向するよ
うに、洋風便器a2−5を第1図で示す洗面器部分
に設置させ、逆に洗面器を同洋風便器部分に設置
させても任意である。更に必要に応じて透視がで
きるように透明な面材b1−3,b2″−1に近接し
て巻取自在なカーテンを天井部分や相対する側壁
間にわたつて設けてもさしつかえない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案ユニツトバスルームの実施例を示
し、第1図は横断平面図、第2図、第3図は2−
2線、3−3線拡大断面図、第4図は4−4線断
面図である。 尚図中、a1……浴室、a2……トイレ室、A……
ユニツトバスルーム、B……仕切構成体、a1−4
……浴槽(和風浴槽)、a1′−4……背凭れ壁部、
a2−5……洋風便器、3……浴室用側壁パネル、
3−1……仕切構成体に対向する浴室用側壁パネ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴室とトイレ室とを仕切る仕切構成体を両室か
    ら透視できる材料で成形したユニツトバスルーム
    であつて、上記浴室内の浴槽が、その背凭れ壁部
    を上記仕切構成体に対向する浴室用側壁パネル側
    に位置させて同仕切構成体に対して平面視直角状
    に設置され、且つ上記トイレ室内の洋風便器が、
    便器着座使用者を上記仕切構成体に対向させる方
    向を向いて設置されていることを特徴とするユニ
    ツトバスルーム。
JP1987121318U 1987-08-06 1987-08-06 Expired - Lifetime JPH05512Y2 (ja)

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JP1987121318U JPH05512Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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JP1987121318U JPH05512Y2 (ja) 1987-08-06 1987-08-06

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JPS6426467U JPS6426467U (ja) 1989-02-15
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