JP2517388Y2 - 浴室の鏡の取り付け構造 - Google Patents

浴室の鏡の取り付け構造

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JP2517388Y2 JP10822290U JP10822290U JP2517388Y2 JP 2517388 Y2 JP2517388 Y2 JP 2517388Y2 JP 10822290 U JP10822290 U JP 10822290U JP 10822290 U JP10822290 U JP 10822290U JP 2517388 Y2 JP2517388 Y2 JP 2517388Y2
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忠志 隅田
恒一 今村
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、浴室内に取り付けられる浴室の鏡の取り付
け構造に関する考案である。
[従来例の技術] 従来、浴室内に設けられる鏡として浴室の壁面に凹所
を設け、この凹所内に鏡を取り付けることが行われてい
る。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、近年、木の持つ暖かみを利用して見た
目の外観を向上させようとすることが行われており、例
えば、浴室の壁面を木質調にしたりすることが行われて
おり、鏡の取り付け部分も木質の化粧板によって囲むよ
うにすることがなされている。そして、木質の化粧板は
木口から水が浸入すると腐食の原因となったりするため
木口にシーリング材を設けて防水処理されるが、このシ
ーリング材が外観上見えて鏡の取り付け部分の見栄えを
悪くするという問題があった。
本考案は、上記した従来例の問題点に鑑みて考案した
ものであって、その目的とするところは、外観を向上さ
せるために化粧板を設けると共に化粧板の木口にシーリ
ング材を設けるようにしたといえども、シーリング材が
外観上見えないようにすることができ、見栄えが悪くな
るというようなことのない浴室の鏡の取り付け構造を提
供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の浴室の鏡の取り付け構造は、壁面に凹設され
た凹所33内に鏡35を配設し、凹所33の開口縁に沿って断
面L字状に形成された木質の化粧板41を設け、化粧板41
の一片41aを開口縁部に当接すると共に他片41bを凹所33
の内側面に当接し、凹所33内に位置する化粧板41の他片
41bの木口にシーリング材42を設け、このシーリング材4
2よりも前方に位置するように凹所33内に設けられた保
持部材43の前端に上記鏡35を取り付け、化粧板41の他片
41bと鏡35の端部との間に小隙間44を設けるようにした
ものであり、このような構成を採用することで、上記し
た従来例の問題点を解決して本考案の目的を達成したも
のである。
[作用] しかして、木質の化粧板41を鏡35が取り付けられる凹
所33の開口縁に設けることで外観を向上させることがで
きるものであり、さらに、凹所33内に配置されることと
なる化粧板41の他片41bの木口にシーリング材42を設け
て防水を図るようにしたといえども、鏡35はシーリング
材42よりも前方に位置するように凹所33内に設けられた
保持部材43の前端に取り付けられ、化粧板41の他片41b
と鏡35の端部との間には小隙間44が形成されていること
によって外観上シーリング材42は鏡35の端部によって隠
された状態となってシーリング材42が外観上見えるよう
なことがない。
[実施例] 以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述
する。
第1図、第2図には浴室ユニットが示してあり、床パ
ン6は架台12の上に取り付けてあり、添付図面の実施例
では床パン6上面が洗い場3となった洗い場側床パン6a
と上面が浴槽13を設置するための部分となった浴槽側床
パン6bとに分割してある。床パン6の外周部(洗い場側
床パン6aと浴槽側床パン6bとを接続している部分以外の
部分)には立ち上がり片7が設けてあって、立ち上がり
片7の上端部に載置横片8が設けてあり、この載置横片
8に上に壁パネル9が立設される。壁パネル9としては
腰壁パネル9aと普通壁パネル9bとで構成してある。隣り
合うように配置される普通壁パネル9bの設置部分には第
1図、第2図に示されるように矩形状に形成された鏡取
り付け枠18を取り付けてあり、この鏡取り付け枠18にて
形成される凹所33内に姿見のような鏡35を取り付けてあ
る。鏡取り付け枠18は第5図に示されるように背板18a
の周縁より側板18bを突設すると共に側板18bの端縁より
側方にフランジ片18cを突設して断面コ字状に形成して
あり、フランジ片18cをそれぞれ取り付け枠36に固着ね
じ具37によって連結するようにしてある。両側に位置す
るフランジ片18cは第3図に示されるようにI型の連結
部材38によって連結される断面コ字状の取り付け枠36に
連結することで隣り合う普通壁パネル9b間に取り付けら
れるようにしてあり、上下端に位置するフランジ片18c
は第4図に示されるように天井より垂下された取り付け
枠36と腰壁パネル9aに連結された補強部材39に固着ねじ
具37によって連結されている。背板18aの上部には第7
図に示されるように断面略Z字状の止め金具46を固着ね
じ具49によって設けてあり、また、背板18aの下部に位
置する保持部材43下部には断面コ字状の止め金具47を固
着ねじ具49によって設けてあり、鏡35は上部と下部をそ
れぞれ止め金具46,47に嵌合することで保持部材43の前
端に取り付けてある。保持部材43は固着ねじ具48によっ
て背板18aに取り付けてある。凹所33の開口縁には断面
L字状に形成された木質の化粧板41を設けてあり、化粧
板41の一片41aは開口縁部に当接されると共に他片41bは
凹所33の内側面に当接されている。凹所33内に位置する
化粧板41の他片41bの木口には防水を図るためにシーリ
ング材42を設けてある。凹所33を形成する鏡取り付け枠
18の背板18aには上記シーリング材42よりも前方に位置
するように保持部材43を設けてあり、保持部材43の前端
に鏡35を取り付けてある。ここで、化粧板41の他片41b
と鏡35の端部との間には小隙間44が設けられている。45
は曇り止め用のヒータである。そして、鏡35が取り付け
られた部分は開口縁に木質の化粧板41を設けてあること
によって木の持つ暖かみを持たせることができて取り付
け部分の見栄えが向上するものであり、さらに、化粧板
41の端縁をシーリング材42で防水したとしても鏡35は保
持部材43によってシーリング材42よりも前方に取り付け
られているため、他部材を用いることなく鏡35の端部に
よってシーリング材42を隠すことができ、シーリング材
42が外観上見えるようなことがないようにしてある。
壁パネル9の上端部間には天井パネル10、照明ボック
ス11が架設してあって、壁パネル9の上端部と天井パネ
ル10の端部、照明ボックス11の端部を接続してある。こ
こで、壁パネル9、天井パネル10等は表面に耐水性の木
質板を貼ってある。
浴槽側床パン6bの上には浴槽13が配置されるものであ
る。この浴槽13は浴槽本体1と、浴槽本体1の上端部外
周に設けられるフランジ2とで構成してある。添付図面
の実施例では浴槽本体1とフランジ2とは別体である
が、一体であってもよい。添付図面においてはフランジ
2は浴槽本体1とは別体の人造大理石製である。浴槽本
体1の洗い場3に沿った部分は全長にわたり腰掛け段状
部28が設けてある。平面視長方形状のフランジ2は長辺
側が洗い場3側に沿うように配設されるものである。そ
して、フランジ2の洗い場3に沿って位置するフランジ
部2aは洗い場に沿った略全長にわたり人が腰掛けること
ができる幅広としてあって、この洗い場3側に沿った幅
広のフランジ部2aを腰掛け部4としてある。洗い場3に
沿った幅広の腰掛け部4となるフランジ部2aの下面には
長手方向に沿って補強材5を固着してある。平面視で略
長方形のフランジ部2の上記洗い場3に沿うフランジ部
2a以外の部分は壁パネル9に沿っている。このうち短辺
側の一対のフランジ部の内一方のフランジ部2bは幅広
(例えば30cm程度)となっており、この部分には第1
図、第2図に示すように滝口状の吐水口19、ジェット水
噴射装置の操作スイッチ20、微細気泡発生装置の操作ス
イッチ21、浴槽本体1内の湯水を循環させて吐水口19か
ら吐水させるためのスイッチ22、排水栓23開閉用スイッ
チ24等が設けてある。
洗い場側床パン6aの一側端部側にはカウンター25が配
設してあり、このカウンター25は第1図に示すように上
記フランジ部2bとほぼ同じ幅であり、フランジ部2bと面
一となるように取り付けてある。カウンター24の前面部
に垂下して取り付けられる前板40には洗い場用からん27
が取り付けてある。
フランジ部13aの外側垂下部17と補強材5との間には
第3図に示すようにエプロン29の上端部をはめ込んで固
定してある。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように、壁面に凹設された
凹所内に鏡を配設し、凹所の開口縁に沿って断面L字状
に形成された木質の化粧板を設け、化粧板の一片を開口
縁部に当接すると共に他片を凹所の内側面に当接し、凹
所内に位置する化粧板の他片の木口にシーリング材を設
け、このシーリング材よりも前方に位置するように凹所
内に設けられた保持部材の前端に上記鏡を取り付け、化
粧板の他片と鏡の端部との間に小隙間を設けてあるの
で、木質の化粧板を鏡が取り付けられた凹所の開口縁に
設けることで外観を向上させることができるものであ
り、さらに、凹所内に配置されることとなる化粧板の他
片の木口にシーリング材を設けて防水を図るようにした
といえども、鏡はシーリング材よりも前方に位置するよ
うに凹所内に設けられた保持部材の前端に取り付けら
れ、化粧板の他片と鏡の端部との間には小隙間しか形成
されていないことによって外観上シーリング材は鏡の端
部によって隠された状態となってシーリング材が外観上
見えるようなことがないものであり、鏡の取り付け部分
の見栄えを向上させることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平断面図、第2図は同上の
縦断面図、第3図は同上の鏡の取り付け状態を示す部分
拡大横断面図、第4図は同上の縦断面図、第5図(a)
(b)(c)は同上の正面図、平面図、側面図、第6図
(a)(b)は同上の第5図(a)の縦断面図、横断面
図、第7図は同上の第6図(a)におけるA部の部分拡
大断面図、第8図は同上の第6図(a)におけるB部の
部分拡大断面図、第9図は同上の第6図(b)における
C部の部分拡大断面図であって、33は凹所、35は鏡、41
は化粧板、41aは一片、41bは他片、42はシーリング材、
43は保持部材、44は小隙間である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁面に凹設された凹所内に鏡を配設し、凹
    所の開口縁に沿って断面L字状に形成された木質の化粧
    板を設け、化粧板の一片を開口縁部に当接すると共に他
    片を凹所の内側面に当接し、凹所内に位置する化粧板の
    他片の木口にシーリング材を設け、このシーリング材よ
    りも前方に位置するように凹所内に設けられた保持部材
    の前端に上記鏡を取り付け、化粧板の他片と鏡の端部と
    の間に小隙間が設けられて成る浴室の鏡の取り付け構
    造。
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