JP2545377Y2 - 衛生設備室の壁構造 - Google Patents

衛生設備室の壁構造

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JP2545377Y2
JP2545377Y2 JP1990066566U JP6656690U JP2545377Y2 JP 2545377 Y2 JP2545377 Y2 JP 2545377Y2 JP 1990066566 U JP1990066566 U JP 1990066566U JP 6656690 U JP6656690 U JP 6656690U JP 2545377 Y2 JP2545377 Y2 JP 2545377Y2
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剛之 川勢
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は表面材として人工,天然大理石やタイル等の
板材を有し、重厚感と共に独特な室の雰囲気を惹起する
衛生設備室の壁構造に関するものである。
(従来背景) 浴室、シャワールームの如き衛生設備室を構成する壁
パネルに、表面材として大理石やタイルを貼着すること
は周知なことである。
斯様な表面材は、高重量である。
(考案が解決しようとする課題) しかし、室壁全域に亘って上記大理石やタイルが貼着
される為、壁パネル自体が重量化し、運搬,据付が重労
働になってしまう。
さりとて、軽量化するべく一部を軽量な表面材と置換
させることも提案できるが統一的な美感が損なわれ、独
特なイメージが惹き出せずに商品価値の低下を余儀なく
してしまうし実際的でもない。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その
目的とする処は大理石やタイル等の表面仕上体の統一性
のある美感を阻害せずに軽量化を図ることができる衛生
設備室の壁構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は、請求項
1は内部に設置される設備で隠蔽されて目視不能となる
部分ほぼ全域の表面面材として、室内に露出する他の壁
部分に施される装飾性の表面板材よりも軽量な面材を用
いたことを要旨とする。
また、請求項2は請求項1記載の表面面材が特殊石綿
セメント板、珪酸カルシウム板もしくは防水処理を施し
た木板であることを要旨とする。
更に、請求項3は側壁部を構成する壁パネルを組み付
けた際、内部に設置される設備で隠蔽されて目視不能と
なる部分ほぼ全域の壁パネル本体の表面面材として、室
内に露出する装飾性の表面板材よりも軽量な特殊石綿セ
メント板、珪酸カルシウム板もしくは防水処理を施した
木板を使用し、且つ該壁パネルにおいて前記表面面材を
表面板材と面一状にしたことを要旨とする。
(作用) 上記技術的手段によれば下記の作用を奏する。
(請求項1)例えば浴槽,壁取付式収納棚等の内部に設
置される設備で隠蔽された壁部分の表面面材が、軽量な
面材で形成されている分、室壁が軽量になる。
(請求項2)その表面板材が特殊石綿セメント板、珪酸
カルシウム板もしくは防水処理を施した木板であるた
め、例えば壁取付式収納棚、鏡等を取付けるにしても安
定して取付け可能である。
(請求項3)その表面面材は壁パネルに設けられ且つ装
飾性の表面板材と面一状であるため、組み付けによって
後で設置される設備で目視不能となる所定位置に配置で
きるし、また例えば壁取付式収納棚、鏡等のような装飾
性の表面板材の表面まで至る大きさ、広さの設備で表面
板材を隠蔽するような時でもそれら壁取付式収納棚、鏡
等を安定して着座させて変形させずに取り付けることが
できる。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので下記の利点があ
る。
(請求項1)装飾性の表面板材がもつ独特な美感の統一
感を阻害せずに室壁部分が軽量化するため、室壁の施工
が簡単になる。
(請求項2)その上、内部に設置される表面面材である
特殊石綿セメント板、珪酸カルシウム板もしくは防水処
理を施した木板等は強度がある。そのため、この表面面
材だけに壁取付式収納棚、鏡等の設備の荷重が集中する
ように取り付けることもできるし、その設備の荷重を表
面板材と分担することもできる。
従って、壁取付式収納棚、鏡等の設備を安定して取り
付けられるし、その設備を表面面材だけに取り付けるよ
うにした場合にはその荷重が表面板材に作用しなくなる
から耐強度がないより装飾性に優れた表面板材を使用し
て室内装飾できる。
(請求項3)しかもその表面面材を表面板材に対して面
一状にしていることから、例えば前記壁取付式収納棚、
鏡等のような表面板材の表面まで至る大きさ、広さの設
備で表面板材を隠蔽するような時でもそれら設備を表面
面材に着座させて変形させずに安定して取り付けでき
る。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はユニットバスルームA(衛生設備室)を示し
ている。
このユニットバスルームAは一半部を浴槽設置部1a、
他半部を洗い場部1bとする床パン1周縁に壁パネル3a…
を立設して側周壁3を組立形成し、そして側周壁3の上
部開口を天井壁(図示せず)で被蓋した周知の構造のも
のである。
このユニットバスルームAには浴槽設置部1aに浴槽2
が設置され、洗い場1bに面する側周壁3の一部分には鏡
付収納棚4が設置してある。
側周壁3を構成する壁パネル3aには前記浴槽2、鏡付
収納棚4で隠蔽される部分を除き表面板材100として、
人工,天然大理石又はタイルからなる矩形板が基盤の目
を構成するように貼着してあり、浴槽2、鏡付収納棚4
で隠蔽される部分の表面面材200として、人工,天然大
理石やタイルより軽量な面材が表面板材100と面一状に
貼着してある。
詳細には浴槽2部分においては浴槽上縁面2aよりも下
位レベル全ての表面面材200部分を耐水性を有する無機
質の特殊石綿セメント板や珪酸カルシウム板或いは防水
処理を施した木板等で形成している。
鏡付収納棚4部分においてはこの鏡付収納棚4が、第
2図に示すように壁埋込収納棚部4aと、鏡付取付板部4b
とで構成された合成樹脂による一体成形品であり、壁埋
込収納棚部4aで隠蔽される表面板材100が極小面積であ
る為、鏡取付板部4bで隠蔽される部分のみに表面板材10
0と面一状に貼着される表面面材200として、前記特殊石
綿セメントや珪酸カルシウム板或いは防水処理を施した
木板等を用いている。ちなみに、同一面積の大理石やタ
イルと比較して特殊石綿セメント板や珪酸カルシウム板
は重量的に約1/2で済み、また単価的にも約1/15で済
む。ことに防水処理した木板の場合には特殊石綿セメン
ト板や珪酸カルシウム板よりも軽量で且つ安価であるこ
と言うまでもない。
従って、本実施例においては壁パネル3aの運搬,据付
け作業が簡素化することと併せてより安価に提供できる
利点がある。
尚、本実施例においてはユニットバスルームAについ
て詳述したが、シャワールーム,トイレルーム等に等し
く有用であるばかりか、非組立式、即ち湿式施工による
浴室,シャワー室,便室にも等しく有用である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案衛生設備室の壁構造の実施例を示し、第1
図は衛生設備室であるユニットバスルームの断面斜視
図、第2図は(2)−(2)拡大断面図である。 尚、図中 2,4:設備(浴槽,鏡付収納棚) 200:表面面材、100:表面板材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に設置される設備で隠蔽されて目視不
    能となる部分ほぼ全域の表面面材として、室内に露出す
    る他の壁部分に施される装飾性の表面板材よりも軽量な
    面材を用いたことを特徴とする衛生設備室の壁構造。
  2. 【請求項2】前記表面面材が特殊石綿セメント板、珪酸
    カルシウム板もしくは防水処理を施した木板であること
    を特徴とする請求項1記載の衛生設備室の壁構造。
  3. 【請求項3】側壁部を構成する壁パネルを組み付けた
    際、内部に設置される設備で隠蔽されて目視不能となる
    部分ほぼ全域の壁パネル本体の表面面材として、室内に
    露出する装飾性の表面板材よりも軽量な特殊石綿セメン
    ト板、珪酸カルシウム板もしくは防水処理を施した木板
    を使用し、且つ該壁パネルにおいて前記表面面材を表面
    板材と面一状にしたことを特徴とする衛生設備室の壁構
    造。
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DE2731852A1 (de) * 1977-07-14 1979-02-01 Truetzschler & Co Verfahren und vorrichtung zum foerdern von fasergut o.dgl.
JPS56153538U (ja) * 1980-04-01 1981-11-17
JPH0164551U (ja) * 1987-10-20 1989-04-25
JPH047330Y2 (ja) * 1987-11-21 1992-02-26

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