JPH047330Y2 - - Google Patents

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JPH047330Y2
JPH047330Y2 JP1987177751U JP17775187U JPH047330Y2 JP H047330 Y2 JPH047330 Y2 JP H047330Y2 JP 1987177751 U JP1987177751 U JP 1987177751U JP 17775187 U JP17775187 U JP 17775187U JP H047330 Y2 JPH047330 Y2 JP H047330Y2
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inspection port
inspection
mirror
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JP1987177751U
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JPH0182247U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はユニツトルームの改良に関し、詳し
くは配管点検用の点検口を良好に配設したユニツ
トルームに関するものである。
(従来技術及びその問題点) 従来、例えば第1図に示すようなバスユニツト
においては、ユニツトの外部に配管される排水管
等の点検用の点検口を、例えばカウンターCの下
部部位等の目立たない位置に形成して配管のメン
テナンスを行ない得る構造となつているが、従来
においてはユニツトルーム内の美観の向上を図る
上で、この点検口は極力小さく、かつ目立たない
位置に設置する必要があり、その分、メンテナン
ス時等には点検口を取り外すことが困難であり、
かつ開口面積が小さいため十分なメンテナンスを
行なうことができないという問題点があり、又、
従来はユニツトルーム内の下部部位に点検口が形
成されているため、万一点検口のシールが切れた
時等には、点検口よりユニツトルーム内の湯水等
が外部に流出し、ユニツトルームを構成するパネ
ル板等の寿命を低下させるという問題点があつ
た。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したもの
であつて、配管点検用の点検口を十分な開口面積
に形成することができ、かつユニツトルーム内の
美観を良好に維持することのできる点検口を有す
るユニツトルームを提供せんことを目的とし、そ
の要旨は、ユニツトルームの側壁面を構成する壁
体パネルには、外側へ凹んだ嵌合凹部を開口周縁
部に形成した点検口が開設され、該点検口は、前
記嵌合凹部に水密状に嵌着され前記壁体パネルと
面一状をなす点検口蓋により閉塞されているとと
もに、該点検口蓋の室内側には、前記点検口より
大型の鏡が前記壁体パネルに取り付けられた下部
及び上部のハンガーに支持されて着脱可能に配設
されていることである。
(作用) ユニツトルームを構成する壁面に相当の開口面
積を有する点検口を形成させ、この点検口を蓋部
材により水密状に閉塞し得るとともに、この蓋部
材の室内側に鏡がハンガーに支持されて着脱可能
に取り付けられるため、ユニツトルーム内からは
鏡のみが視認されてユニツトルーム内の美観が良
好に維持される。又、メンテナンス時等には鏡を
室内側より取り外し、蓋部材を取り外して点検口
より外部の配管等を良好に点検することができ、
鏡の面積より僅かに小さい程度の大開口面積を有
する点検口を容易に形成することができ、メンテ
ナンスの容易化を図ることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はユニツトバスルームの要部斜視図を示
し、ユニツトバスルーム1は室内側にタイル等を
貼着した複数の壁体パネルWを組み付けて構成さ
れており、室内にはこの壁体パネルWに沿つて浴
槽Bが設置され、又、シヤワー装置S等が設置さ
れて、このシヤワー装置S等の近傍には相当大面
積の鏡2が設置されている。
ユニツトバスルーム1の内部のシヤワー装置S
等に給水する給水管及びユニツトバスルーム1の
内部から生ずる排水を外部に排出するための排水
管等は壁体パネルWの外側に配管されてビル等の
建物の壁面に沿つて配設されている。
本例においては第2図に示すように、ユニツト
バスルーム1の壁面を構成する壁体パネルWの1
枚に外部の配管を点検可能な点検口Waが形成さ
れており、この点検口Waの室内側開口周縁部に
は外側に凹んだ嵌合凹部Wbが形成されており、
この嵌合凹部Wbは壁体パネルWが薄いものであ
る場合には、壁体パネルWの形成時に外側に折曲
して一体形成されるものである。
この点検口Waの嵌合凹部Wbには室内側より
板状の点検口蓋3を取り付けることができ、点検
口蓋3が嵌合凹部Wbに水密状に嵌着されて壁体
パネルWに取り付けられた時には、点検口蓋3の
室内側面が壁体パネルWとほぼ面一状となる。
尚、点検口蓋3の周面隅角部にはそれぞれビス孔
3a,3a,3a,3aが形成されており、この
各ビス孔3aに室内側よりビス等を挿入させて、
ビス等を介し点検口蓋3を強固に点検口Waの嵌
合凹部Wbに取り付けることができる。
又、壁体パネルWの下方部位には水平方向に一
対の下部ハンガー4,4がビス等を介し取り付け
られており、又、壁体パネルWの上方側にも上部
ハンガー5、5がビス等を介し取り付けられてい
る。この下部ハンガー4,4及び上部ハンガー
5,5は同形の部材により形成されており、例え
ば第4図に示すように、下部ハンガー4の中央部
には縦長状に長孔4aが形成されており、この長
孔4a内にビス6を挿通させて、長孔4aを介し
取付寸法を適宜調節して各ハンガー4,5を取付
可能となつている。
下部ハンガー4,4はビス6を介し強固に取り
付け、上部ハンガー5,5は長孔5aを介して所
定位置より上方に待機状に緩めに取り付けてお
き、前方側より鏡2を先ず下部ハンガー4,4に
掛止して、その後に鏡2の上縁部に対して上部ハ
ンガー5,5を上方側より叩き込み、下部ハンガ
ー4,4と上部ハンガー5,5にて鏡2を固定す
ることができる。鏡2が取り付けられた時には前
記点検口Wa及び点検口蓋3が室内側より鏡2を
介し隠蔽されることとなり、鏡2がユニツトバス
ルーム1の室内側より視認され、ユニツトバスル
ーム1の室内側からは点検口Waは全く見えず、
ユニツトバスルーム1内の美観が良好に維持され
る。しかも本例においては鏡2が相当大面積を有
するものであるため、鏡2より僅かに小さい程度
の開口面積を有する点検口Waとすることもでき
る。
メンテナンス時には上部ハンガー5,5を上方
に僅かに移動させ、鏡2を上方側に持ち上げて下
部ハンガー4,4より取り外し、かつ点検口蓋3
を取り外して、点検口Waより外部の配管等を良
好に点検することが可能であり、開口面積が広い
ため点検を容易かつ良好に行なうことができる。
又、点検口Waは壁体パネルWの高い位置に形成
させることができ、ユニツトバスルーム1内で発
生する水等が点検口Waより外部へ流出すること
がなく、漏水が有効に防止されて、ユニツトバス
ルーム1全体の耐久性を向上させることができ
る。
尚、本例の点検口構造は、シヤワーユニツト等
の他のユニツトルームにも適用が可能である。
(考案の効果) 本考案のユニツトルームは、ユニツトルームの
側壁面を構成する壁体パネルには、外側へ凹んだ
嵌合凹部を開口周縁部に形成した点検口が開設さ
れ、該点検口は、前記嵌合凹部に水密状に嵌着さ
れ前記壁体パネルと面一状をなす点検口蓋により
閉塞されているとともに、該点検口蓋の室内側に
は、前記点検口より大型の鏡が前記壁体パネルに
取り付けられた下部及び上部のハンガーに支持さ
れて着脱可能に配設されていることにより、点検
口は点検口蓋により水密状に閉塞されて水漏れが
なく、又、点検口及び点検口蓋は室内側に配設さ
れた鏡により隠蔽されて室内側からは鏡のみが視
認され、ユニツトルームの美観が良好に維持され
る。又、鏡は大型のものとし、それよりも僅かに
小寸法の点検口とすることができ、従来のものよ
りも点検口の開口面積を大としてメンテナンスの
容易化を図ることができ、点検口からの点検等の
作業性が向上する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図はユニツ
トバスルームの室内側の要部斜視図、第2図は第
1図のユニツトバスルームを構成する壁体パネル
に形成された点検口の周辺部の分解斜視図、第3
図は第2図の点検口の鏡設置後の横断面図、第4
図は鏡を掛止させるためのハンガーの拡大斜視図
である。 1……ユニツトバスルーム、2……鏡、3……
点検口蓋、4……下部ハンガー、5……上部ハン
ガー、W……壁体パネル、Wa……点検口、Wb
……嵌合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ユニツトルームの側壁面を構成する壁体パネル
    には、外側へ凹んだ嵌合凹部を開口周縁部に形成
    した点検口が開設され、該点検口は、前記嵌合凹
    部に水密状に嵌着され前記壁体パネルと面一状を
    なす点検口蓋により閉塞されているとともに、該
    点検口蓋の室内側には、前記点検口より大型の鏡
    が前記壁体パネルに取り付けられた下部及び上部
    のハンガーに支持されて着脱可能に配設されてい
    ることを特徴とするユニツトルーム。
JP1987177751U 1987-11-21 1987-11-21 Expired JPH047330Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987177751U JPH047330Y2 (ja) 1987-11-21 1987-11-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987177751U JPH047330Y2 (ja) 1987-11-21 1987-11-21

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JPH0182247U JPH0182247U (ja) 1989-06-01
JPH047330Y2 true JPH047330Y2 (ja) 1992-02-26

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ID=31469403

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JP1987177751U Expired JPH047330Y2 (ja) 1987-11-21 1987-11-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2545377Y2 (ja) * 1990-06-21 1997-08-25 東陶機器株式会社 衛生設備室の壁構造

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JPH0182247U (ja) 1989-06-01

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