JP4813166B2 - 浴室ユニット - Google Patents

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本発明は、浴室ユニットに関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、浴室洗い場の両端に洗い場床面よりも一段高い平面部を形成し、平面部に作業・点検口を設け、作業・点検口を化粧蓋を装着した防水蓋で閉塞した浴室ユニットが存在する。
特開平8−177250号公報
特許文献1に開示されている構造では、浴槽近傍に作業・点検口が設けられており、この作業・点検口は漏水を防ぐために極力小さく開口されたものであり、また、作業・点検口に水が入らないように確実にシールして防水蓋を固定しておく必要があり、そのため、作業・点検を行う際には防水蓋を取り外す作業が面倒且つ困難となり、しかも作業・点検口は小さく開口されているため作業・点検が行い難いという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、ユニット内を広く確保することができ、しかも点検作業が容易となる浴室ユニットを提供するものであり、その請求項1は、浴槽と、該浴槽に隣接した床部を備え、該床部の浴槽と対面する側に一段高い段部を設け、該段部上面に開口部を設け、該段部上面の開口部を蓋部材で蓋するとともに、前記床部における前記浴槽から前記段部に至る方向と直交する方向の両端側には、通り抜け可能に開口部を設けたことである。
また請求項2は、前記蓋部材は、前記浴槽と対面する壁面の幅とほぼ同じ寸法を有することである。
また請求項3は、前記段部上面の開口部は、前記段部の幅方向とほぼ同じ寸法の開口を有することである。
また請求項4は、前記段部の上方に、前板なし、または短寸の前板付きの洗面カウンターを設けたことである。
本発明の浴室ユニットは、浴槽と、該浴槽に隣接した床部を備え、該床部の浴槽と対面する側に一段高い段部を設け、該段部上面に開口部を設け、該段部上面の開口部を蓋部材で蓋するとともに、前記床部における前記浴槽から前記段部に至る方向と直交する方向の両端側には、通り抜け可能に開口部を設けたことにより、段部上面の開口部は浴槽から遠い部位に一段高い段部上面に開口されているため水がかかりにくく、止水処理を行う必要がないため、蓋部材を確実にシールして固定しておく必要がないので、蓋部材を容易に取り外して段部上面の開口部から作業を行うことができ、作業が容易なものとなる。
また、床部における浴槽から段部に至る方向と直交する方向の両端側の開口部により、浴室ユニットの設置状態では、浴室ユニットの床部を通路として利用することができ、例えばランドリーユニットからトイレユニットに向かって浴室ユニットの床部を通って行き来することができる。さらに、床部両端側の開口部により、ランドリーユニット側からトイレユニット側を見通すことができ、極めて広い空間が形成されるものとなる。
また、前記蓋部材は、前記浴槽と対面する壁面の幅とほぼ同じ寸法を有することにより、蓋部材は壁面の幅とほぼ同じ寸法であるため、その上面に物が置き易く、物置スペース等として有効利用することができるものとなる。
また、前記段部上面の開口部は、前記段部の幅方向とほぼ同じ寸法の開口を有することにより、開口部が極めて広く開口されているため、作業が極めて容易に行えるものとなる。
また、前記段部の上方に、前板なし、または短寸の前板付きの洗面カウンターを設けたことにより、前板下端と段部との間に作業者が身体をもぐりこませることができ、段部上方のスペースを有効利用して洗面カウンターを設置することができ、また、蓋部材を外して開口部から給水管,給湯管,排水管の接続や点検等を行う際に、洗面カウンターが邪魔になることがなく、容易に作業が行えるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室ユニットの設置の一例を示す平面構成図であり、浴室ユニットにトイレユニットとランドリーユニットとキッチンユニットを組み合わせた平面構成図である。
なお、浴室ユニットは、図2に斜視図で、図3に平面図で、また図4に正面縦断面図で示すような構造となっている。
即ち、図2,図3,図4において、浴室ユニット1は、防水パンで構成される床部2を有し、この床部2の左端にエプロン3が立設され、その左側に浴槽4が設置されており、この浴槽4と対面する床部2の右端側には、上方へ立ち上げて立上壁5aが形成されており、この立上壁5aの上端が一段高い略水平な段部5となっており、この段部5の上面に開口部5bが開口形成されている。
この開口部5bは、点検口として使用されるものであり、開口部5bの下方側の段部5内には、給水管を集中させた給水用ヘッダー6aおよび給湯管を集中させた給湯用ヘッダー6bが隠蔽状に配置固設されている。
段部5の右端側から右壁パネル7aが立設されており、この右壁パネル7aには、段部5の上方に相当のスペースを空けて略水平状に洗面カウンター8が設置されており、洗面カウンター8には、水栓9aを備えた洗面器9が設けられている。
また、洗面カウンター8の前面には前板10が垂設されており、この前板10は上下寸法が短く、前板10の下端と段部5間には相当の隙間が形成されている。また、洗面カウンター8の上方の右壁パネル7aには、鏡11と、その側方に棚を有するキャビネット12が設置されている。
また、右壁パネル7aの上端側の天井裏には、天井埋め込み照明13が設置されている。また、浴槽4側の壁面にも、浴槽4に給水するための水栓4aが設けられており、その上方にハンドシャワー14が設けられている。
また、浴槽4の上方の天井面には、ダウンライト15と、換気扇16が設けられている。
浴槽4左端の左壁パネル7bの下端側には、浴槽4の側方で外側へ突出した収納棚20が設けられており、この収納棚20は浴槽4側が開放されて、浴槽4側から手を入れて内部に備品等を置くことができるように構成されており、更に収納棚20の奥側の奥板20aには鏡が設けられている。
この浴室ユニット1の床部2の長手方向両端側には、通り抜け可能に開口部18a,18bが設けられており、床部2が通路として利用できるように構成されており、この床部2には排水口2aが設けられているが、入浴時に使用する水栓は設けられていない。従って、使用者は浴槽4内でシャワーで身体を洗うことになり、浴槽4側からの水が床部2内になるべく流れ込まないように、エプロン3の上方には天井側からパーティーション17が垂設されている。なお、開口部18a,18bにはドアを設けても良い。
なお、前記段部5の開口部5bは、段部5の幅方向とほぼ同じ寸法に開口されている。即ち、開口部5bは、立上壁5aの上端から右壁パネル7aに至る幅長を有し、右壁パネル7aに沿って床部2の長手方向いっぱいの大きさに開口されたものである。
また、この開口部5b上に載せられて開口部5bを覆蓋する蓋部材19も床部2の間口いっぱいの大きさ、即ち右壁パネル7aの幅とほぼ同じ寸法に設定されている。
このような浴室ユニット1を図1に示すように、トイレユニット等を組み合わせて設置することができ、図1では、浴室ユニット1の開口部18a側にランドリースペースを形成するランドリーユニット21が設置されており、このランドリーユニット21内には洗濯機パン22が設置されている。また、反対側の開口部18b側にはトイレユニット23が設置されており、トイレユニット23内には便器24と手洗い器25が設置されている。
この設置状態では、ランドリーユニット21からトイレユニット23に向かって浴室ユニット1の床部2を通って行き来することができ、開口部18a,18bのドアを開けておけば、ランドリーユニット21側からトイレユニット23側を見通すことができ、極めて広い空間が形成されるものとなる。
また、図1では、浴室ユニット1とトイレユニット23とランドリーユニット21の右側にキッチンユニットが設置されており、浴室ユニット1の右壁パネル7aの裏側にシンク26を備えたキッチンカウンター27が設置され、このキッチンカウンター27と対向してコンロ28を備えたカウンター29が設置されている。
このような設置状態では、浴室ユニット1内の水栓9a,4aへの給水管,給湯管、浴室ユニット1の周囲に設置されるトイレユニットの便器24への給水管、およびランドリーユニット21の洗濯機パン22上に設置された洗濯機(図示せず)への給水管、およびキッチンのシンク26への給水管,給湯管を、全て浴室ユニット1内の段部5内に設置されるヘッダー6a,6bに集中させ、また図示しないが、洗面器9の排水管9bに接続される排水管の他、各ユニットの排水管を排水ヘッダーに集約させて、1カ所で良好に作業できるように構成することができ、しかも作業時には開口部5bが、段部5の幅方向とほぼ同じ寸法に極めて広く開口されているため作業がし易いものとなる。なお、上方の洗面カウンター8と開口部5bとの間には相当のスペースが形成されているため、開口部5bからの作業は極めて容易に行うことができるものとなる。
また、この開口部5bは、一段高い段部5の上面に形成されており、浴槽4からは遠い位置にあるため、漏水の心配をする必要もなく、開口部5b上には止水処理をせずに蓋部材19を載せて、蓋部材19で覆蓋させることができるものであり、蓋部材19を容易に取り外して給水管,給湯管,排水管の接続や点検等が可能となる。なお、蓋部材19も浴槽と対面する壁面の幅とほぼ同じ寸法を有するものであるため、通常はこの蓋部材19上に備品等の多くのものを置いて、有効に使用することができるものである。
浴室ユニットの周囲にトイレユニット,ランドリーユニット,キッチンユニットを設置した構成の平面構成図である。 浴室ユニットの斜視構成図である。 浴室ユニットの平面構成図である。 浴室ユニットの正面縦断面構成図である。
1 浴室ユニット
2 床部
2a 排水口
3 エプロン
4 浴槽
4a 水栓
5 段部
5a 立上壁
5b 開口部
6a 給水用ヘッダー
6b 給湯用ヘッダー
7a 右壁パネル
7b 左壁パネル
8 洗面カウンター
9 洗面器
9a 水栓
10 前板
11 鏡
12 キャビネット
13 天井埋め込み照明
14 ハンドシャワー
17 パーティーション
18a,18b 開口部
19 蓋部材
20 収納棚
21 ランドリーユニット
22 洗濯機パン
23 トイレユニット
24 便器
26 シンク
27 キッチンカウンター

Claims (4)

  1. 浴槽と、該浴槽に隣接した床部を備え、該床部の浴槽と対面する側に一段高い段部を設け、該段部上面に開口部を設け、該段部上面の開口部を蓋部材で蓋するとともに、前記床部における前記浴槽から前記段部に至る方向と直交する方向の両端側には、通り抜け可能に開口部を設けたことを特徴とする浴室ユニット。
  2. 前記蓋部材は、前記浴槽と対面する壁面の幅とほぼ同じ寸法を有することを特徴とする請求項1に記載の浴室ユニット。
  3. 前記段部上面の開口部は、前記段部の幅方向とほぼ同じ寸法の開口を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の浴室ユニット。
  4. 前記段部の上方に、前板なし、または短寸の前板付きの洗面カウンターを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3に記載の浴室ユニット。
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