JP3461602B2 - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JP3461602B2
JP3461602B2 JP00020595A JP20595A JP3461602B2 JP 3461602 B2 JP3461602 B2 JP 3461602B2 JP 00020595 A JP00020595 A JP 00020595A JP 20595 A JP20595 A JP 20595A JP 3461602 B2 JP3461602 B2 JP 3461602B2
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浩之 斎藤
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積水ホームテクノ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、浴室ユニットに関する
ものである。 【0002】 【従来の技術】一般に、浴室ユニット1は、図5に示す
ように、洗い場として使用される隣接床パン21および
浴槽据え付け部22を形成した防水パン2と、この防水
パン2の浴槽据え付け部22に設置された浴槽3と、防
水パン2の周縁部に形成された壁パネル立設部2Aに立
設されて防水パン2および浴槽3の周囲を包囲する壁パ
ネル4と、この壁パネル4によって形成される上方開口
部を覆う図示しない天井パネルから構成され、浴槽2
の、隣接床パン22に面する一面側には、エプロン5が
着脱自在に取り付けられている。そして、このような浴
室ユニット1においては、水栓金具6を設けた浴室カウ
ンター7を設ける場合がある。 【0003】この浴室カウンター7は、一般に浴槽3と
ともに躯体外壁に沿って配置されており、水栓金具6へ
の水栓配管は、詳細には図示しないが、浴室カウンター
7内部を通り、予め浴室カウンター7下方の躯体床およ
び浴室カウンター7下方の洗い場(隣接床パン21)を
貫通して浴室内に導かれた水栓用配管に接続されている
(例えば、実公平4−28946号公報および実開平1
−108184号公報参照)。 【0004】ところで、このような浴室ユニット1にお
いては、浴室カウンター7を構成する前面カバーが防水
パン2の隣接床パン21床面まで垂下されていることか
ら、水栓使用時、使用者の足を浴室カウンター7下に入
れることができない。この結果、水栓金具6から離れた
位置に座らなければならず、使い勝手が悪いという欠点
があった。 【0005】このような欠点に対応して、図3および図
4に示すように、浴室カウンター7の前面カバー下端と
隣接床パン21の床面との間に空間を形成し、浴室カウ
ンター7の下方に使用者の足を入れることができるよう
にしている。 【0006】しかしながら、このような浴室カウンター
7を採用した場合、水栓用配管P1を浴室カウンター7
下方の隣接床パン21を貫通して浴室内に導くことがで
きない。このため、防水パン2における浴槽据え付け部
22の浴室カウンター7側に台部221を形成し、躯体
K(床)を貫通して導いた水栓用配管P1 をこの台部2
21を貫通して浴室カウンター7内に引き込んだ後、こ
の水栓用配管P1 を水栓配管Pに接続し、浴室カウンタ
ー7の内部空間を経て浴室カウンター7に設けた浴槽用
水栓金具6aや洗い場用水栓金具6bに接続するように
している。この場合、躯体壁への配管の貫通は、外壁で
あることが多く、可及的に避けるべきである。 【0007】なお、水栓用配管P1 を貫通するため、躯
体床Kに形成された開口部分は、耐火性の観点から通水
試験後耐火材料で塞がれるようになっている。また、前
述した台部221における水栓用配管P1 の貫通部近傍
には点検口が形成され、この点検口は常通点検口蓋(図
示せず)を介して閉鎖されている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】このような浴室ユニッ
トにおいては、防水パン下部の配管部分で水漏れなどが
発生した場合、点検口を開放して点検することになる
が、浴室カウンターやその内部を通過する配管が点検作
業などに際して邪魔になり、浴室カウンターや配管を取
り外す必要があった。このため、作業が煩雑となり、多
くの作業工数を必要とする問題があった。 【0009】また、躯体床の開口部分を塞ぐ場合、躯体
外壁があるため洗い場側からは手が届かず、下層階から
作業をせざるを得ないという欠点もあった。 【0010】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、躯体床から浴室内に引き出された配管回り
の点検作業などを洗い場側から簡単に行うことのできる
浴室ユニットを提供するものである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、防水パンにお
ける浴槽据え付け部の一辺部に浴室カウンターを設け、
浴室カウンターに対面する他辺側に台部を形成するとと
もに、この台部に台部下方の躯体床の開口部分から貫通
して引き出した水栓用配管の導入口およびこの導入口よ
りも洗い場側に位置して点検口蓋で密閉可能な点検口を
形成してなり、前記台部の導入口を経て浴室内に引き出
した水栓用配管をエプロン裏面側を通過して浴室カウン
ターまで導いた浴室配管に接続し、この浴室配管を浴室
カウンター内部を通過する水栓配管に接続したことを特
徴とするものである。 【0012】 【作用】躯体床から浴室内に導いた配管回りを点検する
場合は、エプロンを離脱した後、浴槽据え付け部に形成
された台部において、点検口蓋を外して点検口を開口
し、この点検口を通して点検作業を行う。 【0013】この際、浴槽据え付け部の、浴室カウンタ
ーに対向する一辺側に形成された台部の導入口を貫通し
て躯体床から水栓用配管が浴室内に導かれていることか
ら、浴室カウンターやその内部を通過する水栓配管に点
検作業を遮られることがなく、簡単に点検を行うことが
できる。また、浴室ユニット施工時において、室外か
ら、あるいは、浴室内の点検口を通して水栓用配管を貫
通する躯体床の開口部分を塞ぐことができ、作業が容易
となる。 【0014】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 【0015】なお、説明の便宜上、図3および図4に示
した従来の浴室ユニットを構成する部材と同一の部材に
は同一の符号を用いる他、それらの詳細な説明は重複す
るため省略する。 【0016】図1および図2には、本発明の浴室ユニッ
ト1が示されている。この浴室ユニット1においては、
浴室カウンター7と対向する一辺側から給湯給水配管を
導くようにしている。すなわち、防水パン2の浴槽据え
付け部22には、浴室カウンター7側に台部221を形
成するとともに、この台部221が形成された一辺と対
向する他辺側にも台部222が形成されており、この台
部222には、後述する水栓用配管P1 を浴室側に導く
ための導入口222aと、この導入口222aよりも隣
接床パン21側に位置して点検口222bが形成されて
いる。そして、この点検口222bは、通常点検口蓋2
22xによって密封されている。なお、台部222の導
入口222aおよび点検口222bは、防水パン2の周
縁部に形成された壁パネル立設部2Aよりも高く位置す
るように形成されている。 【0017】さらに、躯体床Kの開口部分を貫通し、台
部222の導入口222aを経て浴室内に導かれた水栓
用配管P1 は、浴槽2の洗い場側、すなわち、エプロン
(図示せず)の背面側を通過して浴室カウンター7まで
敷設された浴室配管Px に接続された後、この浴室配管
x が浴室カウンター7内部に配管された水栓配管Pに
接続されている。そして、水栓配管Pは、前述したよう
に、二方向に分岐されて洗い場用水栓金具6aおよび浴
槽用水栓金具6bにそれぞれ接続されている。 【0018】したがって、防水パン2下部の水栓用配管
1 回りで水漏れなどが発生した場合、エプロンを離脱
した後、点検口蓋222xを取り外し、点検口222b
を通して点検作業や補修作業を行えばよい。この点検作
業においては、上方に浴室カウンター7やその内部を通
過する水栓配管Pが存在しないため、点検作業を遮るも
のがなく、洗い場側から点検口222bを通して簡単に
点検作業を行うことができる。また、水栓用配管P1
貫通させるため、躯体床Kに形成された開口部分を塞ぐ
場合、躯体外壁がないため、浴室ユニット1の壁パネル
4の立設前において、浴室外から、あるいは、点検口2
22bを通して洗い場側から作業することが可能とな
り、階下から天井部の開口を塞ぐ高所作業に比較して簡
単に行うことができる。 【0019】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、防水パン
における浴槽据え付け部の一辺部に浴室カウンターを設
け、浴室カウンターに対面する他辺側に台部を形成する
とともに、この台部に台部下方の躯体床の開口部分から
貫通して引き出した水栓用配管の導入口およびこの導入
口よりも洗い場側に位置して点検口蓋で密閉可能な点検
口を形成してなり、前記台部の導入口を経て浴室内に引
き出した水栓用配管をエプロン裏面側を通過して浴室カ
ウンターまで導いた浴室配管に接続し、この浴室配管を
浴室カウンター内部を通過する水栓配管に接続したこと
により、浴室内に導かれた配管回りの点検作業を、浴室
カウンターやその内部を通過する水栓配管に遮られるこ
となく洗い場側から点検口を通して簡単に行うことがで
きる。また、浴室ユニット施工時において、室外から、
あるいは、浴室内の点検口を通して水栓用配管を貫通さ
せる躯体床の開口部分を塞ぐことができ、作業が容易と
なる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の浴室ユニットを一部省略して示す斜視
図である。 【図2】図1の浴室ユニットの平面図である。 【図3】従来の浴室ユニットを一部省略して示す斜視図
である。 【図4】図3の浴室ユニットの平面図である。 【図5】従来の他の浴室ユニットを一部省略して示す斜
視図である。 【符号の説明】 1 浴室ユニット 2 防水パン 21 隣接床パン 22 浴槽据え付け部 221,222 台部 222a 導入口 222b 点検口 222x 点検口蓋 3 浴槽 6,6a,6b 水栓金具 7 浴室カウンター P1 水栓用配管 Px 浴室配管 P 水栓配管

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 防水パンにおける浴槽据え付け部の一辺
    部に浴室カウンターを設け、浴室カウンターに対面する
    他辺側に台部を形成するとともに、この台部に台部下方
    の躯体床の開口部分から貫通して引き出した水栓用配管
    の導入口およびこの導入口よりも洗い場側に位置して点
    検口蓋で密閉可能な点検口を形成してなり、前記台部の
    導入口を経て浴室内に引き出した水栓用配管をエプロン
    裏面側を通過して浴室カウンターまで導いた浴室配管に
    接続し、この浴室配管を浴室カウンター内部を通過する
    水栓配管に接続したことを特徴とする浴室ユニット。
JP00020595A 1995-01-05 1995-01-05 浴室ユニット Expired - Fee Related JP3461602B2 (ja)

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特開 平6−264628JP,A)

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