JPH10317449A - 防水パン構造 - Google Patents

防水パン構造

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Publication number
JPH10317449A
JPH10317449A JP9127143A JP12714397A JPH10317449A JP H10317449 A JPH10317449 A JP H10317449A JP 9127143 A JP9127143 A JP 9127143A JP 12714397 A JP12714397 A JP 12714397A JP H10317449 A JPH10317449 A JP H10317449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
apron
waterproof pan
pan
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP9127143A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Kawamura
圭三 川村
Tatsuo Ochiai
辰雄 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9127143A priority Critical patent/JPH10317449A/ja
Publication of JPH10317449A publication Critical patent/JPH10317449A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴室の外観を損なうことなく防水パンに水栓金
具などへの配管を収納する。 【解決手段】防水パン3を構成する浴槽設置部31とエ
プロン32と腰壁34とが交差する隅部に浴槽設置部3
1側に凹んだ収納部3aを形成し、この収納部3aを、
浴槽設置部31の開口31aに嵌合載置された浴槽2の
周縁を覆って載置された浴槽化粧カウンター5およびエ
プロン32を覆って取り付けられたエプロンカバー6に
よって区画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットを構
成する防水パン構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅において、浴室ユニット
を設置することが行われている。この浴室ユニット1
は、図4に示すように、浴槽2と、該浴槽2が嵌合載置
される開口31aを形成した浴槽設置部31、該浴槽設
置部31の一辺に垂設されたエプロン32、該エプロン
32の下辺に連続する洗い場床パン33および該洗い場
床パン33の周縁に立設された腰壁34を一体に成形し
た防水パン3と、防水パン3の周縁部、すなわち、浴槽
設置部31の、エプロン32が垂設された一辺を除く他
辺の周縁および腰壁34の上縁に立設されてその周囲を
包囲する壁パネル4と、これらの壁パネル4によって形
成された上方開口部を覆う天井パネル(図示せず)とか
ら構成されている。そして、このような浴室ユニット1
において、洗い場床パン33を区画する一周壁、例え
ば、防水パン3のエプロン32には、水栓金具に接続さ
れた配管などを保守点検するための点検口32aが形成
され、この点検口32aには、点検口蓋321が取り付
けられて点検口32aを常時閉鎖するとともに、点検口
蓋321を覆ってエプロン32に外蓋322が取り付け
られている。
【0003】この際、エプロン32の裏面側空間を利用
してエプロン32に浴槽設置部31側に凹んだ凹部を形
成し、該凹部を浴室用品の収納空間に形成するととも
に、その内奥部に点検口を開口することが提案されてい
る(例えば、実公平7−46233号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エプロ
ンに浴槽側に凹んだ凹部を形成して浴室用品の収納空間
に形成すると、エプロンに形成された凹部が浴室内に露
出して外観に違和感を生じる他、常時凹部内に湯水が流
れることから、清掃作業が煩雑になるという欠点があっ
た。
【0005】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、浴室の外観を損なうことなく水栓金具など
への配管を収納することのできる防水パン構造を提供す
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、浴槽を嵌合載
置可能な開口が形成された浴槽設置部、該浴槽設置部の
一辺に垂設されたエプロン、該エプロンの下辺に連続す
る洗い場床パンおよび該洗い場床パンの周縁に立設され
た腰壁を一体に成形した防水パンにおいて、前記浴槽設
置部とエプロンと腰壁とが交差する隅部に浴槽設置部側
に凹んだ収納部が形成され、該収納部は、浴槽設置部に
嵌合載置された浴槽の周縁を覆って載置される浴槽化粧
カウンターおよびエプロンを覆って取り付けられるエプ
ロンカバーによって区画可能に形成されたことを特徴と
するものである。
【0007】そして、収納部には、前記浴槽化粧カウン
ターに設けられた水栓金具に接続された配管もしくはシ
ャワーノズルに接続された可撓配管が収容されているも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて説明する。なお、説明の便宜上、図4に示
した部材と同一の部材については、同一の符号を用いる
ものとする。
【0009】図1には、本発明の防水パン構造が示され
ており、この防水パン3は、浴槽2を嵌合載置可能な開
口31aが形成された浴槽設置部31、該浴槽設置部3
1の一辺に垂設されたエプロン32、該エプロン32の
下辺に連続する洗い場床パン33および該洗い場床パン
33の周縁に立設された腰壁34を一体に成形したもの
である。そして、この防水パン3には、浴槽設置部31
とエプロン32と腰壁34が交差する一方の隅部におい
て、浴槽設置部31側に凹んだ収納部3aが形成されて
いる。この防水パン3の収納部3aは、浴槽設置部31
の開口31aに嵌合載置された浴槽2の周縁を覆って載
置された浴槽化粧カウンター5と、エプロン32を覆っ
て浴槽化粧カウンター5との間に取り付けられたエプロ
ンカバー6によって区画されるようになっている。
【0010】したがって、防水パン3に形成された収納
部3aは、通常、浴槽化粧カウンター5とエプロンカバ
ー6によって遮蔽されることから、浴室の外観を損なう
ことはない。
【0011】また、浴槽化粧カウンター5には、図2お
よび図3に示すように、収納部3aに臨んで洗い場から
手の届く範囲に水栓金具7およびシャワーヘッド8の支
持部81が設置されている。そして、水栓金具8と、収
納部3aの周壁に固定された接続具9との間には、配管
P1が防水パン3の収納部3aに収容されて接続されて
いる。さらに、シャワーヘッド8に一端が接続されたホ
ースなどの可撓配管P2もU字状に屈曲した状態で防水
パン3の収納部3aに収容され、その他端が水栓金具7
に接続されている。
【0012】なお、防水パン3の収納部3aの周壁に固
定された接続具9には、給湯機器に接続されてエプロン
32の裏面側を通過する給湯給水配管(図示せず)の一
端が接続されている。また、浴槽化粧カウンター5に
は、図示しない排水栓を開閉操作する排水ボタン10が
設けられている。
【0013】この結果、防水パン3の収納部3aを利用
して配管P1や可撓配管P2を収容することができると
ともに、それらの配管P1,P2を水栓金具7、シャワ
ーヘッド8および接続具9にそれぞれ接続することがで
きる。したがって、水栓金具7などへの配管作業および
それらの保守点検作業をエプロンカバー6を取り外すこ
とによって行うことができ、点検口蓋を着脱して作業す
る場合に比較して効率よく作業することが可能となる。
また、立ち上がることなく洗い場からシャワーヘッド8
を取り出して洗髪などを行うことができる他、シャワー
ヘッド8の可撓配管P2は、壁パネル4の表面に垂れ下
がって露出することがなく、浴室の外観を損なうことも
ない。
【0014】また、配管接続部に水漏れなどが発生して
も、収納部3aには防水パン3の裏面に連通する点検口
などの開口がないことから、常に洗い場床パン33に流
れ、防水パン3の裏面側に漏水して建物躯体を傷めるこ
とはない。
【0015】なお、前述した実施形態においては、1枚
のエプロンカバー6でエプロン32を覆う場合を例示し
たが、エプロンカバー6を二分割構造とすることもでき
る。このように二分割構造のエプロンカバー6を採用す
ると、保守点検などの作業に際して使い勝手がよい利点
がある。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、防水パン
を構成する浴槽設置部とエプロンと腰壁とが交差する隅
部に浴槽設置部側に凹んだ収納部を形成し、該収納部
を、浴槽設置部に嵌合載置された浴槽の周縁を覆って載
置される浴槽化粧カウンターおよびエプロンを覆って取
り付けられるエプロンカバーによって区画可能に形成し
たことにより、浴室の外観を損なうことなく水栓金具へ
の配管などを収容することができる。
【0017】また、収納部に配管などを収容することに
より、それらの保守点検などに際しては、エプロンを外
すことで効率よく作業することができる他、立ち上がる
ことなく洗い場からシャワーヘッドを取り出して使用す
ることができるとともに、シャワーヘッドの可撓配管が
壁パネルの表面に垂れ下がって外観を損なうこともな
い。さらに、配管接続部に水漏れなどが発生しても、常
に洗い場床パンに流れて外部に漏水することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水パン構造を示す斜視図である。
【図2】本発明の防水パン構造を一部拡大して示す平面
図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】従来の防水パン構造を備えた浴室ユニットを一
部省略して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 3 防水パン 3a 収納部 31 浴槽設置部 31a 開口 32 エプロン 33 洗い場床パン 34 腰壁 4 壁パネル 5 浴槽化粧カウンター 6 エプロンカバー 7 水栓金具 8 シャワーヘッド P1,P2 配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽を嵌合載置可能な開口が形成された
    浴槽設置部、該浴槽設置部の一辺に垂設されたエプロ
    ン、該エプロンの下辺に連続する洗い場床パンおよび該
    洗い場床パンの周縁に立設された腰壁を一体に成形した
    防水パンにおいて、前記浴槽設置部とエプロンと腰壁と
    が交差する隅部に浴槽設置部側に凹んだ収納部が形成さ
    れ、該収納部は、浴槽設置部に嵌合載置された浴槽の周
    縁を覆って載置される浴槽化粧カウンターおよびエプロ
    ンを覆って取り付けられるエプロンカバーによって区画
    可能に形成されたことを特徴とする防水パン構造。
  2. 【請求項2】 前記収納部には、前記浴槽化粧カウンタ
    ーに設けられた水栓金具接続された配管もしくはシャ
    ワーノズルに接続された可撓配管が収容されていること
    を特徴とする請求項1記載の防水パン構造。
JP9127143A 1997-05-16 1997-05-16 防水パン構造 Pending JPH10317449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9127143A JPH10317449A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 防水パン構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP9127143A JPH10317449A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 防水パン構造

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Publication Number Publication Date
JPH10317449A true JPH10317449A (ja) 1998-12-02

Family

ID=14952690

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JP9127143A Pending JPH10317449A (ja) 1997-05-16 1997-05-16 防水パン構造

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