JPH10273924A - 床パンを利用した配管構造 - Google Patents
床パンを利用した配管構造Info
- Publication number
- JPH10273924A JPH10273924A JP9094572A JP9457297A JPH10273924A JP H10273924 A JPH10273924 A JP H10273924A JP 9094572 A JP9094572 A JP 9094572A JP 9457297 A JP9457297 A JP 9457297A JP H10273924 A JPH10273924 A JP H10273924A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor pan
- opening
- lid
- cover body
- piping structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ユニットバスル−ム等の床パンを利用した配管
構造に関する。 【解決手段】バスル−ム等の床パンに開口部を形成し、
この開口部より給湯、給水管をル−ム内に引き込む配管
構造であって、床パンの外側に伸びるフレキシブルホ−
スと、このホ−ス先端に固着された配管接続金具と、こ
の配管接続金具を貫通する孔を有する蓋体と、配管接続
金具をこの孔を貫通して固定し、当該蓋体を前記開口部
に着脱可能に取り付けた床パンを利用した配管構造。5
‥開口部を覆う蓋体、10‥蓋体の固定される配管接続
金具、11‥フレキシブルホ−ス、12‥パッキン材、
13‥締め付けリング。
構造に関する。 【解決手段】バスル−ム等の床パンに開口部を形成し、
この開口部より給湯、給水管をル−ム内に引き込む配管
構造であって、床パンの外側に伸びるフレキシブルホ−
スと、このホ−ス先端に固着された配管接続金具と、こ
の配管接続金具を貫通する孔を有する蓋体と、配管接続
金具をこの孔を貫通して固定し、当該蓋体を前記開口部
に着脱可能に取り付けた床パンを利用した配管構造。5
‥開口部を覆う蓋体、10‥蓋体の固定される配管接続
金具、11‥フレキシブルホ−ス、12‥パッキン材、
13‥締め付けリング。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットバスル−
ムやトイレユニットル−ム等の床パンを利用した配管構
造に関するものである。
ムやトイレユニットル−ム等の床パンを利用した配管構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なユニットバスル−ルにあって
は、給湯、給水用の配管は床パンの裏面に取り付けられ
るものであって、ヘッダ−等が床パンの裏面に固定さ
れ、このヘッダ−より床パンの裏面にパイプが配管さ
れ、水栓を備える側壁にこのパイプが伸びるものであっ
て、ユニットバスル−ムの外形寸法よりも特に水栓を備
える側壁のスぺ−スを必要としていた。しかるに、ユニ
ットバスル−ムの側壁の周囲にかかるスぺ−スを取るこ
とができないケ−スも散見されており、その都度施工法
を変更しなくてはならず、作業性が悪いという欠点があ
る。
は、給湯、給水用の配管は床パンの裏面に取り付けられ
るものであって、ヘッダ−等が床パンの裏面に固定さ
れ、このヘッダ−より床パンの裏面にパイプが配管さ
れ、水栓を備える側壁にこのパイプが伸びるものであっ
て、ユニットバスル−ムの外形寸法よりも特に水栓を備
える側壁のスぺ−スを必要としていた。しかるに、ユニ
ットバスル−ムの側壁の周囲にかかるスぺ−スを取るこ
とができないケ−スも散見されており、その都度施工法
を変更しなくてはならず、作業性が悪いという欠点があ
る。
【0003】又、ユニットバスル−ム等の設置はそのス
ぺ−スの関係上予定した位置よりずらして設置すること
もしばしばであり、給湯、給水管の立ち上げ位置も一定
しないということもある。
ぺ−スの関係上予定した位置よりずらして設置すること
もしばしばであり、給湯、給水管の立ち上げ位置も一定
しないということもある。
【0004】このため、床パンを貫通して給湯、給水管
をル−ム内に立ち上げようとする提案がある。例えば、
実公平4−7256号がその代表例であるが、この場合
には床パンに開口部を形成し、この開口部より給湯、給
水管を立ち上げると共に、この開口部に蓋体を取り付け
ることが提案されている。そして、この蓋体と給湯、給
水管との間はコ−キング材にてシ−ルするものであっ
て、蓋体が着脱可能に床パンに取り付けられているとは
いえ、実質的にこの蓋体を開けることはできない。
をル−ム内に立ち上げようとする提案がある。例えば、
実公平4−7256号がその代表例であるが、この場合
には床パンに開口部を形成し、この開口部より給湯、給
水管を立ち上げると共に、この開口部に蓋体を取り付け
ることが提案されている。そして、この蓋体と給湯、給
水管との間はコ−キング材にてシ−ルするものであっ
て、蓋体が着脱可能に床パンに取り付けられているとは
いえ、実質的にこの蓋体を開けることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の技
術の欠点を解決しようとするものであり、ユニットバス
ル−ム等の設置位置が予定した位置よりもずれようとも
その対応が可能であり、しかも、給湯、給水管の点検や
メンテナンスをも容易とした配管構造を提供するもので
ある。
術の欠点を解決しようとするものであり、ユニットバス
ル−ム等の設置位置が予定した位置よりもずれようとも
その対応が可能であり、しかも、給湯、給水管の点検や
メンテナンスをも容易とした配管構造を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、ユニッ
トバスル−ム等の底面を構成する床パンに開口部を形成
し、この開口部より給湯、給水管をル−ム内に引き込む
配管構造であって、床パンの外側に伸びるフレキシブル
ホ−スと、このホ−ス先端に固着された配管接続金具
と、この配管接続金具を貫通する孔を有する蓋体と、配
管接続金具をこの孔を貫通して固定し、当該蓋体を前記
開口部に着脱可能に取り付けたことを特徴とする床パン
を利用した配管構造にかかるものである。
トバスル−ム等の底面を構成する床パンに開口部を形成
し、この開口部より給湯、給水管をル−ム内に引き込む
配管構造であって、床パンの外側に伸びるフレキシブル
ホ−スと、このホ−ス先端に固着された配管接続金具
と、この配管接続金具を貫通する孔を有する蓋体と、配
管接続金具をこの孔を貫通して固定し、当該蓋体を前記
開口部に着脱可能に取り付けたことを特徴とする床パン
を利用した配管構造にかかるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は以上の配管構造を有する
ものであって、配管接続金具が蓋体に固定されているた
めに、蓋体を床パンより取り外すことができ、しかもこ
の金具より上流側にフレキシブルホ−スを用いているた
め、フレキシブルホ−スが動き得る範囲内で蓋体を動か
すことが可能となったものであり、蓋体を固定する部位
の開口部を点検口とすれば、漏水の点検やメンテナンス
時にこの開口部からの点検等が容易となったものであ
る。
ものであって、配管接続金具が蓋体に固定されているた
めに、蓋体を床パンより取り外すことができ、しかもこ
の金具より上流側にフレキシブルホ−スを用いているた
め、フレキシブルホ−スが動き得る範囲内で蓋体を動か
すことが可能となったものであり、蓋体を固定する部位
の開口部を点検口とすれば、漏水の点検やメンテナンス
時にこの開口部からの点検等が容易となったものであ
る。
【0008】言い換えれば、開口部に蓋体を取り付ける
際には、給湯、給水管はフレキシブルホ−スが接続され
ていることからその分だけ移動が可能となったもので、
このため、開口部に対して蓋体は常に一定の位置関係を
もって取り付けることができることとなったものであ
る。即ち、ル−ム内の一定の位置に給湯、給水管が配置
されるという特徴は、前記した実公平4−7256号に
記載の技術とは大きく異なるところであり、本発明の配
管構造にあっては、ル−ム内の配管は常に一定の作業を
もってできることとなる。
際には、給湯、給水管はフレキシブルホ−スが接続され
ていることからその分だけ移動が可能となったもので、
このため、開口部に対して蓋体は常に一定の位置関係を
もって取り付けることができることとなったものであ
る。即ち、ル−ム内の一定の位置に給湯、給水管が配置
されるという特徴は、前記した実公平4−7256号に
記載の技術とは大きく異なるところであり、本発明の配
管構造にあっては、ル−ム内の配管は常に一定の作業を
もってできることとなる。
【0009】尚、開口部は床パンの接水面よりも上方に
あることが好ましく、場合によっては開口部が床パンの
側面部にあってもよいことは勿論である。
あることが好ましく、場合によっては開口部が床パンの
側面部にあってもよいことは勿論である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の配管構造を図面をもって更に
詳細に説明する。図1は本発明をユニットバスル−ムに
適用した際の床パン1の一例を示す斜視図であって、2
は浴槽の設置部、3は洗い場部である。そして、この洗
い場部3の一隅に洗い場部3の接水面よりも周囲を高め
たリブが備えられ、その頂部に開口部4が形成されてい
る。これに対し蓋体5がこの開口部4を覆い、その周囲
にボルト止めされている。
詳細に説明する。図1は本発明をユニットバスル−ムに
適用した際の床パン1の一例を示す斜視図であって、2
は浴槽の設置部、3は洗い場部である。そして、この洗
い場部3の一隅に洗い場部3の接水面よりも周囲を高め
たリブが備えられ、その頂部に開口部4が形成されてい
る。これに対し蓋体5がこの開口部4を覆い、その周囲
にボルト止めされている。
【0011】さて、図2はこの蓋体5と配管接続金具1
0との関係を示すものであり、ユニットバスル−ムの床
パン1の裏側でスラブ上に置かれるフレキシブルホ−ス
11がこの配管接続金具10に接続されている。そし
て、この配管接続金具10は蓋体5に穿孔された孔6を
貫通し、パッキン121 、スベリパッキン122 等のパ
ッキン材12を介して締め付けリング13にて蓋体5に
固着されている。
0との関係を示すものであり、ユニットバスル−ムの床
パン1の裏側でスラブ上に置かれるフレキシブルホ−ス
11がこの配管接続金具10に接続されている。そし
て、この配管接続金具10は蓋体5に穿孔された孔6を
貫通し、パッキン121 、スベリパッキン122 等のパ
ッキン材12を介して締め付けリング13にて蓋体5に
固着されている。
【0012】このような配管構造にあっては、蓋体5を
床パン1の開口部4より取り外す際にも配管接続金具1
0を蓋体5より取り外す必要はなく、しかも配管接続金
具10にはフレキシブルホ−ス11が連結されているた
め、このフレキシブルホ−ス11の曲折分や撓み分だけ
蓋体5を動かすことが可能となったもので、その取り付
け作業や取り外し作業がそれだけ楽にできるようにな
り、開口部4を点検口とすればこの部位からのメンテナ
ンスが容易となったものである。
床パン1の開口部4より取り外す際にも配管接続金具1
0を蓋体5より取り外す必要はなく、しかも配管接続金
具10にはフレキシブルホ−ス11が連結されているた
め、このフレキシブルホ−ス11の曲折分や撓み分だけ
蓋体5を動かすことが可能となったもので、その取り付
け作業や取り外し作業がそれだけ楽にできるようにな
り、開口部4を点検口とすればこの部位からのメンテナ
ンスが容易となったものである。
【0013】尚、配管接続金具10と水栓との間は例え
ばポリブテン管をもって配管し、これらをカウンタ−エ
プロン内を通して配管することによって見栄えの良いも
のとなる。
ばポリブテン管をもって配管し、これらをカウンタ−エ
プロン内を通して配管することによって見栄えの良いも
のとなる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の構造を有するものであっ
て、給湯、給水管を床パンを通してル−ム内に通すもの
であり、その点検やメンテナンスに便利であるばかりで
なく、ユニットバスル−ムの設置の際にユニットバスル
−ムと側壁間に余裕がない場合にもこれらの配管が確実
になされるものとなった。
て、給湯、給水管を床パンを通してル−ム内に通すもの
であり、その点検やメンテナンスに便利であるばかりで
なく、ユニットバスル−ムの設置の際にユニットバスル
−ムと側壁間に余裕がない場合にもこれらの配管が確実
になされるものとなった。
【図1】図1は本発明の床パンの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図2は蓋体と配管接続金具との関係を示す斜視
図である。
図である。
1‥‥床パン、 2‥‥床パンの浴槽設置部、 3‥‥床パンの洗い場部、 4‥‥床パンに形成した開口部、 5‥‥開口部を覆う蓋体、 10‥‥蓋体の固定される配管接続金具、 11‥‥フレキシブルホ−ス、 12‥‥パッキン材、 13‥‥締め付けリング。
Claims (4)
- 【請求項1】 ユニットバスル−ム等の底面を構成する
床パンに開口部を形成し、この開口部より給湯、給水管
をル−ム内に引き込む配管構造であって、床パンの外側
に伸びるフレキシブルホ−スと、このホ−ス先端に固着
された配管接続金具と、この配管接続金具を貫通する孔
を有する蓋体と、配管接続金具をこの孔を貫通して固定
し、当該蓋体を前記開口部に着脱可能に取り付けたこと
を特徴とする床パンを利用した配管構造。 - 【請求項2】 蓋体を床パンより取り外して配管類を点
検できるだけの開口部とした請求項第1項記載の床パン
を利用した配管構造。 - 【請求項3】 開口部が床パンの接水部位より上方に設
けられた請求項第1項記載の床パンを利用した配管構
造。 - 【請求項4】 床パンの側面部に開口部が設けられた請
求項第1項記載の床パンを利用した配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9094572A JPH10273924A (ja) | 1997-03-30 | 1997-03-30 | 床パンを利用した配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9094572A JPH10273924A (ja) | 1997-03-30 | 1997-03-30 | 床パンを利用した配管構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10273924A true JPH10273924A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=14114027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9094572A Pending JPH10273924A (ja) | 1997-03-30 | 1997-03-30 | 床パンを利用した配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10273924A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001036756A1 (en) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Malcolm Gregory Mcculloch | A conduit for plumbing fittings |
JP2001295340A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 防水床パン |
JP2011111778A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴室ユニットの床パン |
-
1997
- 1997-03-30 JP JP9094572A patent/JPH10273924A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001036756A1 (en) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Malcolm Gregory Mcculloch | A conduit for plumbing fittings |
JP2001295340A (ja) * | 2000-04-14 | 2001-10-26 | Sekisui Chem Co Ltd | 防水床パン |
JP2011111778A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 浴室ユニットの床パン |
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