JPH083489Y2 - 設備ユニットの排水構造 - Google Patents
設備ユニットの排水構造Info
- Publication number
- JPH083489Y2 JPH083489Y2 JP1990025508U JP2550890U JPH083489Y2 JP H083489 Y2 JPH083489 Y2 JP H083489Y2 JP 1990025508 U JP1990025508 U JP 1990025508U JP 2550890 U JP2550890 U JP 2550890U JP H083489 Y2 JPH083489 Y2 JP H083489Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- pipe
- drainage
- washroom
- drain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、設備ユニットの排水構造の改良に関するも
のである。
のである。
（従来の技術） 近年、洗い場付浴槽上に壁パネル、ドア、天井パネル
を組み立てる設備ユニットにおいては、洗い場と浴槽据
付用台部を一体成形した洗い場付浴槽本体の浴槽据付用
台部に設けた浴槽嵌入用開口内に浴槽を現地で据え付け
る構造の洗い場付浴槽が賞用されている。これは浴槽一
体の洗い場付浴槽よりも小型でしかも軽く搬入が容易で
あると共に、顧客の好みに応じて異なる色相あるいは材
質の浴槽が選択できる特長がある。
を組み立てる設備ユニットにおいては、洗い場と浴槽据
付用台部を一体成形した洗い場付浴槽本体の浴槽据付用
台部に設けた浴槽嵌入用開口内に浴槽を現地で据え付け
る構造の洗い場付浴槽が賞用されている。これは浴槽一
体の洗い場付浴槽よりも小型でしかも軽く搬入が容易で
あると共に、顧客の好みに応じて異なる色相あるいは材
質の浴槽が選択できる特長がある。
浴槽工場付けの洗い場付浴槽においては、浴槽側排水
管も洗い場側排水管も工場で取付けていたが、浴槽現地
付けの洗い場付浴槽においては、浴槽側の排水管と洗い
場側の排水管の接続は現地で浴槽を据え付けた後に行う
ことになる。
管も洗い場側排水管も工場で取付けていたが、浴槽現地
付けの洗い場付浴槽においては、浴槽側の排水管と洗い
場側の排水管の接続は現地で浴槽を据え付けた後に行う
ことになる。
現地での排水管の接続を硬質塩ビ管などの硬質部材だ
けで行うと浴槽据付の際の寸法誤差などを吸収できない
ため、一部に軟質塩ビ製などのフレキシブル管を使用す
る場合があった。
けで行うと浴槽据付の際の寸法誤差などを吸収できない
ため、一部に軟質塩ビ製などのフレキシブル管を使用す
る場合があった。
（考案が解決しようとする課題） 従来例において軟質のフレキシブル管を使用する場合
には、作業性の良さだけを考慮し長いフレキシブル管を
使用したり、フレキシブル管の途中を弛ませて使用した
りしていた。このため排水終了後もフレキシブル管の中
に排水が滞留し、冬期には滞留水が凍ってフレキシブル
管に亀裂を生じ、しいては漏水を発生する恐れがあっ
た。
には、作業性の良さだけを考慮し長いフレキシブル管を
使用したり、フレキシブル管の途中を弛ませて使用した
りしていた。このため排水終了後もフレキシブル管の中
に排水が滞留し、冬期には滞留水が凍ってフレキシブル
管に亀裂を生じ、しいては漏水を発生する恐れがあっ
た。
また通常フレキシブル管の接続は洗い場付浴槽本体に
設けた点検口等から行い、接着方法による場合が多くな
っていた。そこで作業性が悪くなりしかも不確実な接着
方法によるため、接着部から漏水する恐れがあった。
設けた点検口等から行い、接着方法による場合が多くな
っていた。そこで作業性が悪くなりしかも不確実な接着
方法によるため、接着部から漏水する恐れがあった。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたものであり、凍結
の恐れがなく、作業が容易でしかも確実な排水構造を提
供することを目的としたものである。
の恐れがなく、作業が容易でしかも確実な排水構造を提
供することを目的としたものである。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対
応する第１図乃至第２図を用いて説明すると、洗い場側
排水管の経路の途中に浴槽排水口寄りに斜上方に向かう
受け口（５）を設け該受け口（５）と該受け口（５）よ
り上方の位置にある浴槽排水口に取付けられた浴槽排水
エルボ（１）とを硬質の短管（２）および軟質のフレキ
シブルホース（３）によって接続する技術手段を講じた
ものである。
応する第１図乃至第２図を用いて説明すると、洗い場側
排水管の経路の途中に浴槽排水口寄りに斜上方に向かう
受け口（５）を設け該受け口（５）と該受け口（５）よ
り上方の位置にある浴槽排水口に取付けられた浴槽排水
エルボ（１）とを硬質の短管（２）および軟質のフレキ
シブルホース（３）によって接続する技術手段を講じた
ものである。
（作用） そして、本考案は前記の手段により、洗い場付浴槽本
体12上に壁パネル、ドア、天井パネルを組み立てた後、
浴槽嵌入用開口15を利用して洗い場トラップ11と建築側
の排水管本体とを硬質塩ビ管等によって接続する。この
洗い場側排水管17の途中には浴槽排水口寄りに斜上方に
向かう受け口５が設けられている。
体12上に壁パネル、ドア、天井パネルを組み立てた後、
浴槽嵌入用開口15を利用して洗い場トラップ11と建築側
の排水管本体とを硬質塩ビ管等によって接続する。この
洗い場側排水管17の途中には浴槽排水口寄りに斜上方に
向かう受け口５が設けられている。
浴槽排水口には浴槽嵌入用開口15に浴槽16を設置する
前に浴槽排水エルボ１が取付けられ、浴槽排水エルボ１
の先端には硬質塩ビ製の短管２が接着されている。そし
て、短管２の先端には軟質塩ビ製のフレキシブルホース
３が接着された上にワイヤーバンド６によって締め付け
固定され、フレキシブルホース３の他端には硬質塩ビ製
の短管２が接着された上にワイヤーバンド６によって締
め付け固定されている。
前に浴槽排水エルボ１が取付けられ、浴槽排水エルボ１
の先端には硬質塩ビ製の短管２が接着されている。そし
て、短管２の先端には軟質塩ビ製のフレキシブルホース
３が接着された上にワイヤーバンド６によって締め付け
固定され、フレキシブルホース３の他端には硬質塩ビ製
の短管２が接着された上にワイヤーバンド６によって締
め付け固定されている。
次に、浴槽16を浴槽嵌入用開口15に挿入した後、洗い
場付浴槽本体12に設けた点検口（図示せず）より浴槽側
排水管７を洗い場側排水管の受け口５に接続する。接続
に当たってはフレキシブルホース３の洗い場寄りに接続
した短管２に袋ナット９パッキン10及びアダプター８を
遊嵌状に挿入しておき、アダプター８を受け口５に接着
した後袋ナット９を締め付けてアダプター８にねじ込み
嵌合させる。
場付浴槽本体12に設けた点検口（図示せず）より浴槽側
排水管７を洗い場側排水管の受け口５に接続する。接続
に当たってはフレキシブルホース３の洗い場寄りに接続
した短管２に袋ナット９パッキン10及びアダプター８を
遊嵌状に挿入しておき、アダプター８を受け口５に接着
した後袋ナット９を締め付けてアダプター８にねじ込み
嵌合させる。
（実施例） 本考案の実施例を第１図乃至第２図に基づき以下説明
する。
する。
12は洗い場13と浴槽据付用台部14がＦ・Ｒ・Ｐ等で一
体成形された洗い場付浴槽本体であり、16は浴槽据付用
台部14に設けた浴槽嵌入用開口15に挿入された浴槽であ
る。そして、洗い場側の排水は、トラップ11を通して建
築側の排水管本体に導かれる構造となっている。この洗
い場側排水管17の途中には、受け口５が設けられ浴槽排
水口の方向に向かって斜上方に開口している。
体成形された洗い場付浴槽本体であり、16は浴槽据付用
台部14に設けた浴槽嵌入用開口15に挿入された浴槽であ
る。そして、洗い場側の排水は、トラップ11を通して建
築側の排水管本体に導かれる構造となっている。この洗
い場側排水管17の途中には、受け口５が設けられ浴槽排
水口の方向に向かって斜上方に開口している。
１は浴槽排水口に固定された浴槽排水エルボであり、
該エルボ１の先端には硬質塩ビ製の短管２が接着固定さ
れ、短管２にはフレキシブルホース３が接着された上ワ
イヤーバンド６によって締め付け固定されている。フレ
キシブルホース３の他端には別の硬質塩ビ製の短管２が
接着された上ワイヤーバンド６によって締め付け固定さ
れている。フレキシブルホース３は軟質塩ビ製の上方凸
形状に湾曲した形状をしており、両端は硬質塩ビ管の短
管２に外装する円筒形状に形成され、中間部はフレキシ
ブル性を有する形状となっている。そして、側面から上
面にかけては蛇腹形状に形成され、下面のみが平坦な面
に形成されている。８はアダプターであり一端は受け口
５に内接する円筒形状であり、他端外周には雄ねじが形
成されている。９袋ナットであり前記アダプター８の雄
ねじに嵌合する雌めじを有している。袋ナット９は短管
２とアダプター８を結合させており、アダプター８と短
管２との間にパッキン10を介して締め付けることにより
接続部の防水性を確保している。
該エルボ１の先端には硬質塩ビ製の短管２が接着固定さ
れ、短管２にはフレキシブルホース３が接着された上ワ
イヤーバンド６によって締め付け固定されている。フレ
キシブルホース３の他端には別の硬質塩ビ製の短管２が
接着された上ワイヤーバンド６によって締め付け固定さ
れている。フレキシブルホース３は軟質塩ビ製の上方凸
形状に湾曲した形状をしており、両端は硬質塩ビ管の短
管２に外装する円筒形状に形成され、中間部はフレキシ
ブル性を有する形状となっている。そして、側面から上
面にかけては蛇腹形状に形成され、下面のみが平坦な面
に形成されている。８はアダプターであり一端は受け口
５に内接する円筒形状であり、他端外周には雄ねじが形
成されている。９袋ナットであり前記アダプター８の雄
ねじに嵌合する雌めじを有している。袋ナット９は短管
２とアダプター８を結合させており、アダプター８と短
管２との間にパッキン10を介して締め付けることにより
接続部の防水性を確保している。
なお、本実施例においては受け口５としては市販の硬
質塩ビ管製のものを用いたが、これに限定されることな
くアダプター８と一体成形しても良い。
質塩ビ管製のものを用いたが、これに限定されることな
くアダプター８と一体成形しても良い。
（考案の効果） 本考案は洗い場側排水管と浴槽排水エルボを接続する
構造において、上方凸形状に湾曲させしかも蛇腹形状部
を側面から上面にかけての部分として下面は平担面とし
たアレキシブルホースを用いたので、浴槽からの排水終
了後は排水がフレキシブルホース内に滞留することはな
く、凍結によってフレキシブルホースに亀裂が生じて漏
水を来たす恐れはなくなった。
構造において、上方凸形状に湾曲させしかも蛇腹形状部
を側面から上面にかけての部分として下面は平担面とし
たアレキシブルホースを用いたので、浴槽からの排水終
了後は排水がフレキシブルホース内に滞留することはな
く、凍結によってフレキシブルホースに亀裂が生じて漏
水を来たす恐れはなくなった。
また、フレキシブルホースなどの接着作業は浴槽挿入
以前に行われるため確実性があり、洗い場付浴槽の点検
口から行う接着作業は袋ナットの閉め込み作業だけで極
めて作業性が良く確実に接続される。従って接続部から
の漏水事故等も解消された。
以前に行われるため確実性があり、洗い場付浴槽の点検
口から行う接着作業は袋ナットの閉め込み作業だけで極
めて作業性が良く確実に接続される。従って接続部から
の漏水事故等も解消された。
第１図は本考案の実施例を示す断面図、第２図は実施例
を示す排水構造の要部拡大図である。 符号の説明 １……浴槽排水エルボ、２……短管 ３……フレキシブルホース、４……蛇腹部 ５……受け口、６……ワイヤーバンド ７……浴槽側排水管、８……アダプター ９……袋ナット、10……パッキン 11……トラップ、12……洗い場付浴槽本体 13……洗い場、14……浴槽据付用台部 15……浴槽嵌入用開口、16……浴槽 17……洗い場側排水管
を示す排水構造の要部拡大図である。 符号の説明 １……浴槽排水エルボ、２……短管 ３……フレキシブルホース、４……蛇腹部 ５……受け口、６……ワイヤーバンド ７……浴槽側排水管、８……アダプター ９……袋ナット、10……パッキン 11……トラップ、12……洗い場付浴槽本体 13……洗い場、14……浴槽据付用台部 15……浴槽嵌入用開口、16……浴槽 17……洗い場側排水管
Claims (3)
- 【請求項１】洗い場付浴槽の排水を導く浴槽側排水管を
洗い場側トラップから導かれた洗い場側排水管に接続す
る構造において、洗い場側排水管の経路の途中に受け口
を設け、該受け口と浴槽排水口に取付られた浴槽排水エ
ルボとを硬質の短管及び軟質のフレキシブルホースによ
って形成された浴槽側排水管で接続し、前記フレキシブ
ルホースが、両端が短管に外接する円筒形状で中間部が
フレキシブル形状に構成されており、しかもフレキシブ
ルな部分は側面および上面が蛇腹形状で且つ下面が平坦
状であることを特徴とする設備ユニットの排水構造。 - 【請求項２】洗い場付浴槽の排水を導く浴槽側排水管を
洗い場側トラップから導かれた洗い場側排水管に接続す
る構造において、洗い場側排水管の経路の途中に受け口
を設け、該受け口と浴槽排水口に取付られた浴槽排水エ
ルボとを硬質の短管及び軟質のフレキシブルホースによ
って形成された浴槽側排水管で接続し、前記洗い場側排
水管が、受け口とアダプターとが一体的に形成されたも
のであることを特徴とする設備ユニットの排水構造。 - 【請求項３】浴槽側排水管が、浴槽排水エルボの先端に
硬質の短管を接着し、一方洗い場側排水管の受け口に硬
質のアダプターを接着するとともにアダプター先端に硬
質の短管をパッキンを介して袋ナットでねじ嵌合させて
固定し、両者の短管の間をフレキシブルホースで接続さ
せたものであることを特徴とする請求項１又は２記載の
設備ユニットの排水構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990025508U JPH083489Y2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 設備ユニットの排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990025508U JPH083489Y2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 設備ユニットの排水構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03119070U JPH03119070U (ja) | 1991-12-09 |
| JPH083489Y2 true JPH083489Y2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=31528441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990025508U Expired - Lifetime JPH083489Y2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 設備ユニットの排水構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH083489Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5660307B2 (ja) * | 2010-12-17 | 2015-01-28 | Toto株式会社 | 排水部材の接続方法および接続構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60130877U (ja) * | 1984-02-08 | 1985-09-02 | 積水化学工業株式会社 | 浴室の排水装置 |
| JPH0429303Y2 (ja) * | 1986-08-08 | 1992-07-16 |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP1990025508U patent/JPH083489Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03119070U (ja) | 1991-12-09 |
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