JP2007332697A - 鞘管付き排水トラップ - Google Patents
鞘管付き排水トラップ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007332697A JP2007332697A JP2006167139A JP2006167139A JP2007332697A JP 2007332697 A JP2007332697 A JP 2007332697A JP 2006167139 A JP2006167139 A JP 2006167139A JP 2006167139 A JP2006167139 A JP 2006167139A JP 2007332697 A JP2007332697 A JP 2007332697A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trap
- drain
- pipe
- floor
- floor pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
【課題】 床パンを貫通させて行なう配管接続において、排水開口部を併用することで止水用の塞ぎ蓋を不要とする排水トラップを提供する。
【解決手段】 床パンに設けられるトラップにおいて、トラップの締め付けフランジ部より内方に床パン裏部空間と床パン表部空間とを挿通可能に鞘管を設ける。前記鞘管に配管を通して配管接続を行い、締め付けフランジ側配管取り出し口高さを床面より高くすることで漏水を防止する。止水に関しては従来通りのトラップの取り付けのみで行なうために、床パンに止水の為の塞ぎ蓋を不要とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 床パンに設けられるトラップにおいて、トラップの締め付けフランジ部より内方に床パン裏部空間と床パン表部空間とを挿通可能に鞘管を設ける。前記鞘管に配管を通して配管接続を行い、締め付けフランジ側配管取り出し口高さを床面より高くすることで漏水を防止する。止水に関しては従来通りのトラップの取り付けのみで行なうために、床パンに止水の為の塞ぎ蓋を不要とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、床パンに取り付けられる排水トラップに関するものである。
床パンを使用する一般的なユニットル−ムにあって、配管を接続するためにあける開口部は給水給湯管と排水管で別々に設けられ、前記給水給湯管が床パンを貫通させて接続する場合であっても別々に開口部を設けていて、その場合の前記開口部は特許文献1のように床パンの上部に設置する塞ぎ蓋にて止水する構造で浴槽またはカウンター等で隠蔽できる部分に設けられる。一方、別に設ける排水の開口部においては、床パン裏部のトラップ本体と床パン表部の締め付けフランジを嵌合することで良好な止水構造を成している。
本発明において解決すべき課題は、床パンに取り付ける配管貫通部の塞ぎ蓋はその構造、形状より取り付け態様を隠蔽できる部分、例えば浴槽下、カウンター下等に取り付け位置が限定されてしまう点であり、塞ぎ蓋を隠蔽することができないユニットバスルームの洗い場中央、或いはシャワールーム等においても良好な止水構造にて床より配管接続を可能する鞘管付き排水トラップを提案する。
前記課題を解決するために本発明の請求項1の鞘管付き排水トラップによれば通常床パンに設けられるトラップの開口部を管路として併用するために、締め付けフランジ部より内方に床パン裏部空間と床パン表部空間とを挿通可能に鞘管を設けたトラップを利用することで、床パンに止水の為の塞ぎ蓋を設ける必要が無く、止水に関しては従来通りのトラップの取り付けのみで行なうことができる。また鞘管のユニット内側配管取り出し口高さを床より高くすることで、この部分からの漏水を確実に防ぐことが可能となる。
請求項2記載の鞘管付き排水トラップによれば、鞘管と干渉しない排水管接続部側に封水部を形成することで、封水筒の取り外しが簡単になりトラップの保守を容易に行なうことができる。
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。シャワールーム等の床パン上に止水用塞ぎ蓋を隠蔽するものがないユニットルームにおいて、床パンを貫通して給水給湯管等の配管接続を可能にし、配管貫通部をトラップと併用して行なうことで良好な止水構造とすることができる。
また、ユニットルームに限らず、洗濯機パンに鞘管付きトラップを取り付けることで、従来は壁に設けていた浴槽の湯を洗濯機に送水する配管を床から接続することを可能にする。
本発明の実施の形態を図1~4に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の一実施例である鞘管付き排水トラップの形態を示す断面図である。図2は本発明の他の実施例である鞘管付き排水トラップの形態を示す断面図である。図3は鞘管付き排水トラップの平面図である。図4は鞘管付き排水トラップを用いたシャワールームの斜視図である。
図1に図示する鞘管付き排水トラップ11は、通常のトラップと取り付け構造、止水性において同様で、床パン8裏部のトラップ本体1と床パン8表部の締め付けフランジ2にて床パン8の排水開口部に取り付けられ、床パン8表部より封水筒3を取り付けてトラップ本体部に封水部6を有し、前記締め付けフランジ部より内方に床パン裏部空間と床パン表部空間とを挿通可能に鞘管を設けたことで、止水用の塞ぎ蓋を用いることなく配管を床パン裏面より表面へ通すことが可能になる。
また、図2、3に図示する鞘管付き排水トラップ11は、鞘管と干渉しない排水管接続部9側に封水部を形成したことで、鞘管4が封水部6に干渉することを避け、封水筒3の着脱を簡単にし、排水トラップの保守を容易にすることができる。
また、鞘管付きトラップ11の鞘管4はユニットルームの給水給湯管の用途に限らず、追い焚き管や洗濯機パンに使用して浴槽から洗濯機へ湯を送水する管に利用しても良い。
このようにした鞘管付き排水トラップ11を床パン8に取り付け後、鞘管4を利用して配管を床パン8上部に通して水栓等に接続する場合は、鞘管を床より十分に立ち上げて、水栓の一部で鞘管を覆設する構造とすることで止水できるが、前記構造とすることが出来ない場合は、配管外周に密着するパッキン等を取り付けた蓋形状のものを鞘管4上端部に冠着して取り付けることで配管取り出し口の止水を行なう。
本発明の鞘管付き排水トラップは以上述べた実施形態に限定されず、鞘管付き排水トラップの形状、鞘管の抜き方向、排水管の抜き方向等、種々変更組み合わせで構成されるものである。
1…トラップ本体
2…締め付けフランジ
3…封水筒
4…鞘管
5…管路
6…封水部
7…目皿
8…床パン
9…排水管接続部
11…鞘管付き排水トラップ
101…トラップカバー
102…壁
103…天井
104…水栓
105…鏡
2…締め付けフランジ
3…封水筒
4…鞘管
5…管路
6…封水部
7…目皿
8…床パン
9…排水管接続部
11…鞘管付き排水トラップ
101…トラップカバー
102…壁
103…天井
104…水栓
105…鏡
Claims (2)
- 床パンに取り付けられる排水トラップであって、前記排水トラップは床パン裏部のトラップ本体と床パン表部の締め付けフランジにて床パン排水開口部に取り付けられ、前記締め付けフランジ部より内方に床パン裏部空間と床パン表部空間とを挿通可能に鞘管を設けたことを特徴とする鞘管付き排水トラップ。
- 前記鞘管付き排水トラップは、前記鞘管と干渉しない排水管接続部側に封水部を形成したことを特徴とする請求項1記載の鞘管付き排水トラップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167139A JP2007332697A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 鞘管付き排水トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006167139A JP2007332697A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 鞘管付き排水トラップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007332697A true JP2007332697A (ja) | 2007-12-27 |
Family
ID=38932428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006167139A Pending JP2007332697A (ja) | 2006-06-16 | 2006-06-16 | 鞘管付き排水トラップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007332697A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107905337A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-04-13 | 开平市瑞霖淋浴科技有限公司 | 一种虹吸地漏 |
-
2006
- 2006-06-16 JP JP2006167139A patent/JP2007332697A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107905337A (zh) * | 2017-11-14 | 2018-04-13 | 开平市瑞霖淋浴科技有限公司 | 一种虹吸地漏 |
CN107905337B (zh) * | 2017-11-14 | 2024-03-08 | 开平市瑞霖淋浴科技有限公司 | 一种虹吸地漏 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5801081B2 (ja) | 排水口装置 | |
JP4896180B2 (ja) | 水洗式便器 | |
JP5420608B2 (ja) | 水洗式便器の施工方法及び水洗式便器 | |
JP2007332697A (ja) | 鞘管付き排水トラップ | |
JP2015113556A (ja) | 排水栓の水抜き構造 | |
JP2010121312A (ja) | 浴槽の排水構造 | |
JP5769306B2 (ja) | 浴槽およびこの浴槽を備える浴室ユニット | |
JP6029130B2 (ja) | 排水トラップ | |
US10487484B2 (en) | Encasement | |
US7350246B1 (en) | Bathroom leak damage prevention apparatus | |
JP4640229B2 (ja) | ユニットバスルーム | |
KR101713125B1 (ko) | 세면기용 폽업장치 | |
JP2773953B2 (ja) | 鞘管工法用水栓ボックス | |
JP7436665B2 (ja) | 排水デバイス | |
JP2009125504A (ja) | 浴槽の水受け構造 | |
KR20100007500U (ko) | 변기용 배수 트랩 | |
JP3823735B2 (ja) | 便器への止水栓取付構造 | |
JPH0630262U (ja) | 浴室ユニットにおける配管構造 | |
US20070186343A1 (en) | Plumbing fitting with two part putty groove | |
JP6157264B2 (ja) | 浴室ユニット | |
JP2004278017A (ja) | 浴槽排水構造 | |
JP2006299720A (ja) | 浴槽の排水構造 | |
JP2010253063A (ja) | 浴槽の水受け構造 | |
JP2019214905A (ja) | 洗濯機用防水パン | |
JP2013147854A (ja) | 配管固定構造 |