JP5801081B2 - 排水口装置 - Google Patents

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Description

本発明は、槽体の排水口に設けられる排水口装置に関する。
従来、槽体(例えば、浴槽やユニットバスの洗い場など)の排水口装置としては、鍔状のフランジを有する排水口金具を槽体の排水口に設けるものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。しかし、このような排水口装置においては、前記フランジが槽体の排水口縁に設置された状態となってしまうため、槽体とフランジとの間に汚れが付着してしまいやすく、また、その汚れの除去が難しい。さらに、フランジが槽体の表面に顕出してしまうため、外観品質の低下を招いてしまう。
そこで近年では、排水口金具を設けることなく、排水口装置を構成する手法が提案されている(例えば、特許文献2等参照)。具体的には、排水口に設けられた栓蓋の上下動をガイドする装置を槽体に対して固定するために、所定の支持軸部材が必要となるところ、従来排水口金具に固定されていた前記支持軸部材を、槽体に対して直接固定することで、排水口金具を設けないものとした手法である。尚、当該手法においては、栓蓋の閉時に、栓蓋の外周縁が槽体に接触することで、水密性の確保が図られている。
特許第3633336号公報 特開2010−1678号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の技術においては、排水口装置と配管とを安定した状態で接続することが難しく、排水に際して、水漏れ等の不具合が生じてしまうおそれがある。また、支持軸部材が、排水口の中心軸に対して自身の中心軸が傾いたり、ずれたりした状態で配置されてしまったときに、栓蓋と槽体との間のシール性が不十分となってしまい、水密性が低下してしまうおそれがある。さらに、栓蓋の閉時に、栓蓋の外周面が槽体に接触することで水密性を確保するため、浴槽等の大きな槽体では、そのシール面の精度を保つことが難しいという問題もある。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、排水口装置と配管とを安定した状態で接続することができるとともに、外観品質や清掃性を向上させることができ、さらには良好な水密性を実現することができる排水口装置を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.下方に向けて延びる筒状の垂下部と、前記垂下部の下端から径方向内側に向けて突出する鍔部とを備えた槽体の排水口に取付けられる排水口装置であって、
前記排水口に設けられた栓蓋と、
前記栓蓋を支持し、前記槽体に対して上下動可能な蓋軸と、
配管に形成された雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部が外周面に形成されるとともに、径方向外側に突出し、前記鍔部に係止される係止部を有する筒状の排水口部材と、
環状の外筒部、及び、当該外筒部の内周側に設けられ、前記蓋軸が挿通される内筒部を有する支持軸部材とを備え、
前記外筒部の上部には、径方向外側に突出する張出部が設けられ、
前記張出部の外周面は、前記垂下部に対して液密にシールされるとともに、張出部のうち少なくとも外周面上端は前記垂下部に対してほぼ接触し、
前記係止部上に前記張出部が配置された状態で、前記支持軸部材が前記排水口部材に固定され、
前記栓蓋の閉時において、前記栓蓋の外周部位が前記張出部に接触することを特徴とする排水口装置。
尚、「ほぼ接触」とあるのは、張出部の外周面上端が垂下部に対して隙間なく接触している場合だけでなく、張出部の外周面上端と垂下部との間に若干(例えば、0.5mm以下)の隙間が形成されている場合も含むという趣旨である。
上記手段1によれば、雄ねじ部を有する排水口部材が設けられており、当該排水口部材の雄ねじ部を配管の雌ねじ部に螺合することで、排水口装置と配管とを安定した状態で接続することができる。従って、排水に際する水漏れ等の不具合をより確実に防止することができる。また、排水口部材を配管へと接続するにあたっては、槽体の表面側から排水口部材を槽体に対して相対回転させることで、排水口部材を配管に接続することができる。従って、排水口部材と配管との接続を容易に行うことができる。
さらに、上記手段1によれば、排水口部材の係止部上に張出部が配置されるとともに、張出部の少なくとも外周面上端は垂下部に対してほぼ接触している。従って、槽体の表面側に排水口部材が顕出することがなく、外観品質の向上を図ることができる。また、張出部の少なくとも外周面上端は垂下部に対してほぼ接触しているため、張出部と槽体との間に汚れが付着しにくくなり、ひいては清掃性を向上させることができる。
加えて、上記手段1によれば、栓蓋の閉時に、蓋軸を介して栓蓋を支持する支持軸部材に対して栓蓋の外周部位が接触するように構成されている。ここで、栓蓋の中心軸と、蓋軸を介して栓蓋を支持する支持軸部材の中心軸との間に軸ずれ等はほとんど生じないため、仮に支持軸部材の中心軸と排水口の中心軸との間に多少の軸ずれ等が生じたとしても、栓蓋の閉時には、栓蓋と支持軸部材との間のシール性が十分に確保されることとなる。また、槽体自身に栓蓋のシール面がないので、槽体のシール面の精度を保つ必要もない。その結果、張出部の外周面が垂下部に対して液密にシールされることと相俟って、極めて良好な水密性を実現することができる。
手段2.前記係止部の上面には、前記配管の前記雌ねじ部に前記排水口部材の前記雄ねじ部を螺合する際に、前記排水口部材を回転させるための工具が係合される凸状又凹状の工具係合部が設けられることを特徴とする手段1に記載の排水口装置。
上記手段2によれば、係止部の上面に、排水口部材を相対回転させるための工具が係合される工具係合部が設けられている。従って、配管に対する排水口部材の螺合を一層容易に行うことができる。
加えて、工具係合部は、係止部上に配置された張出部により隠れることとなり、槽体の表面側から視認できない状態となる。これにより、工具係合部の存在による外観品質の低下を防止することができる。また、係止部の上面に工具係合部が設けられているため、排水口部材の内周に工具係合部を設ける場合のように、排水口部材を径方向において必要以上に肉厚にすることがなく、ひいては支持軸部材を径方向において必要以上に肉厚にすることもない。そのため、外観品質の低下を一層確実に防止することができる。
手段3.前記支持軸部材は、前記外筒部及び前記内筒部を連結し、1又は周方向に沿って間欠的に設けられた複数の連結部を備えるとともに、
前記外筒部には、前記張出部よりも下方に設けられ、径方向外側に突出形成された爪部を有する取付脚部が設けられ、
前記張出部と前記爪部とにより前記排水口部材を挟み込むことで、前記支持軸部材は前記排水口部材に固定されており、
前記連結部の下方において前記連結部と周方向同位置に、前記取付脚部が設けられることを特徴とする手段1又は2に記載の排水口装置。
上記手段3によれば、排水口部材に対して取付脚部を挿入し、取付脚部に設けられた爪部を排水口部材に引掛けるだけで(すなわちワンタッチで)、支持軸部材を排水口部材に固定することができる。そのため、排水口に対する排水口装置の取付作業性を飛躍的に向上させることができる。
また、上記手段3によれば、取付脚部は、連結部の下方において連結部と周方向同位置に設けられている。従って、連結部同士の間に形成される排水の流路を十分に広く確保することができ、取付脚部の存在による排水性の低下を効果的に防止することができる。さらに、取付脚部は連結部に隠れる形となるため、槽体の表面側から取付脚部が視認しにくくなる。その結果、外観品質の更なる向上を図ることができる。
尚、連結部や取付脚部の数は特に限定されるものではなく、例えば、連結部を1つ設け、取付脚部を複数設けることとしてもよい。この場合には、連結部の下方に複数の取付脚部のうちの1つが設けられていればよい。すなわち、いずれかの連結部の下方に、取付脚部が配置されていればよい。
手段4.前記張出部の外周面には、弾性材料からなる環状のシール部材が設けられ、
前記シール部材が前記垂下部に対して圧接されることを特徴とする手段1乃至3のいずれかに記載の排水口装置。
上記手段4によれば、張出部の外周面と垂下部との間において、シール部材が両者に対して圧接した状態で設けられている。これにより、張出部と垂下部との間の水密性を一層向上させることができる。
さらに、上記手段4によれば、シール部材と垂下部との間には、比較的大きな摩擦力が生じることとなる。そのため、栓蓋の着脱時などにおいて、排水口から支持軸部材が外れてしまうといった事態をより確実に防止することができる。
手段5.前記内筒部に挿設され、前記蓋軸を内周に具備してなる作動部と、
前記蓋軸に連結され、前記蓋軸に駆動力を伝達するワイヤーとを有するとともに、
前記内筒部は、上下方向に延びる1又は複数のスリットを備え、
前記スリットのうち少なくとも1つは、上下方向に貫通する貫通スリットであり、
前記内筒部に前記作動部が上方から挿通固定可能に構成されることを特徴とする手段1乃至4のいずれかに記載の排水口装置。
作動部を内筒部に挿設する際には、内筒部の下端側開口を広げた上で、下方側から作動部を内筒部に挿入するのが一般的である。しかしながら、上記手段1等のように、外筒部に径方向外側に突出する張出部を設ける場合には、外筒部が径方向に沿って撓み変形しにくくなり、ひいては下方側から作動部を内筒部に挿入することが難しくなり得る。
この点、上記手段5によれば、貫通スリットを通すことでワイヤーを内筒部の内周に配置した上で、上方側から作動部を内筒部に挿入することができる。従って、内筒部に対する作動部の挿設を容易に行うことができる。
手段6.前記内筒部に挿設され、前記蓋軸を内周に具備してなる作動部と、
前記蓋軸に連結され、前記蓋軸に駆動力を伝達するワイヤーとを有するとともに、
前記内筒部は、
上下方向に延びる1又は複数のスリットと、
径方向内側に突出形成され、前記作動部の下端部が係止される下側突出部と、
径方向内側に突出形成され、前記下側突出部との間で前記作動部を挟み込む上側突出部とを備えるとともに、
径方向内側に向けた前記下側突出部の突出量が、前記上側突出部の突出量よりも大きくされており、
前記スリットのうち少なくとも1つは、上下方向に貫通する貫通スリットであり、
前記内筒部のうち少なくとも上端側開口は、前記内筒部の弾性変形により径方向外側に向けて拡径可能に構成されることを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の排水口装置。
内筒部からの作動部の抜け防止を図るためには、上記手段6のように、下側突出部の突出量を十分に大きく確保する必要があるが、下側突出部の突出量を大きくすれば、内筒部の下端側開口から作動部を挿入することが一層難しくなる。
この点、上記手段6によれば、貫通スリットを通すことでワイヤーを内筒部の内周に配置するとともに、スリットの幅を広げること等により内筒部の上端側開口を拡径した上で、上方側から作動部を内筒部に挿入することができる。従って、下側突出部の突出量を上側突出部の突出量よりも大きくすることによる作動部の抜け防止を図りながら、内筒部に対する作動部の挿設を極めて容易に行うことができる。
浴槽等を示す斜視図である。 排水口装置等の構成を示す部分拡大断面図である。 排水口に設けられた排水口部材等を示す部分拡大断面図である。 排水口装置の構成を示す分解斜視図である。 排水口部材等の構成を示す斜視図である。 支持軸部材の構成を示す斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。本実施形態において、排水口装置1は、図2に示すように、排水口部材2や支持軸部材3等を備えており、槽体としての浴槽100に取付けられている。まず、排水口装置1の説明に先立って、これが取付けられる浴槽100の構造について説明する。
浴槽100は、成形品であり、図1に示すように、底壁部101と、当該底壁部101から上方に向かって延びる筒状の側壁部102と、当該側壁部102の上端から外側に向かって延びるフランジ部103とを備えている。
また、図2及び図3に示すように、浴槽100の底壁部101には、浴槽100内の水を排出するための排水口104が形成されている。排水口104は、その上端部全周に、下方に向かって縮径し、断面において外形線が湾曲形状をなす縮径部104Tを備えている。また、排水口104のうち前記縮径部104Tよりも下方には、下方に向けて延び、略同一の内径を有する垂下部104Sと、垂下部104Sの下端から径方向内側に向けて突出する鍔部104Fとが形成されている。
次いで、排水口装置1の構成について説明する。排水口装置1は、図2に示すように、排水口部材2と、支持軸部材3と、作動部4と、栓蓋5と、操作装置6とを備えている。
排水口部材2は、図3〜図5(尚、図4及び図5において、栓蓋5は不図示)に示すように、所定の樹脂(例えば、POM等)により筒状に形成されている。また、排水口部材2の上端部には、径方向外側に突出する鍔状の係止部21が設けられており、当該係止部21は、前記鍔部104Fに対して係止されている。
さらに、排水口部材2の下方側外周面には、雄ねじ部22が形成されており、当該雄ねじ部22は、排水用の配管105に形成された雌ねじ部106に螺合されている。これにより、排水口104から配管105へと通じる排水路が形成されている。尚、係止部21の上面には、前記雌ねじ部106に前記雄ねじ部22を螺合する際に、所定の工具が係合される凹状の工具係合部23が周方向に沿って等間隔に複数(本実施形態では、4つ)設けられている。また、配管105の上端面と鍔部104Fの下面との間には、水密性の向上を図るべく、EPDMゴム等の弾性材料からなる環状のパッキン7が設けられている。尚、当該パッキン7は、雌ねじ部106に対する雄ねじ部22の螺合に伴い、配管105の上端面と鍔部104Fの下面とにより挟まれて加圧された状態となっており、その結果、パッキン7と配管105及び鍔部104Fとの間のシール性が高められている。
支持軸部材3は、所定の樹脂(例えば、POM等)により形成されるとともに、環状の外筒部31と、筒状の内筒部37とを備えている。
外筒部31は、環状をなす外筒部本体32と、外筒部本体32の上端から径方向外側に突出する鍔状の張出部33とを備えている。
外筒部本体32は、自身の外周面が排水口部材2の内周面に沿う形状とされており、自身の外周面と排水口部材2の内周面との間にほとんど隙間がない状態で、排水口部材2の内周に配置されている。
張出部33は、排水口部材2の係止部21上に配置されており、張出部33のうち少なくとも外周面上端は排水口104の垂下部104Sに対してほぼ接触している。そのため、係止部21や工具係合部23は、張出部33に隠れる形となり、浴槽100の表面側から係止部21等は視認できない状態となっている。尚、張出部33の上面は、内周側に向けて下方へと傾斜する傾斜面33Kとなっており、張出部33のうち少なくとも内周側下面は、係止部21に接触している。
さらに、張出部33の外周下方には、環状の凹部33Cが形成されており、当該凹部33Cに対して環状のシール部材34が嵌め込まれている。シール部材34は、所定の弾性部材(例えば、EPDMゴム等)により形成されており、張出部33と垂下部104Sとで挟まれることにより、垂下部104Sに対して圧接されている。これにより、張出部33の外周面は、垂下部104Sに対して液密にシールされた状態となっており、その結果、浴槽100からの水漏れ防止が図られている。
また、前記外筒部本体32の内周には、外筒部31と内筒部37とを連結する連結部35が設けられている。当該連結部35は、周方向に沿って等間隔に複数(本実施形態では、4つ)設けられており、各連結部35間の隙間が排水の流路となっている。
さらに、各連結部35には、下方側に向けて延びる取付脚部36が設けられている(すなわち、連結部35と取付脚部36とは、周方向に沿った同位置に配置されている)。加えて、取付脚部36の下端には、径方向外側に向けて突出形成された爪部36Rが設けられており、当該爪部36Rは、排水口部材2の内周に設けられた環状の段部24に係止されている。これにより、張出部33及び爪部36Rによって排水口部材2が挟み込まれることとなり、その結果、支持軸部材3が排水口部材2に固定されている。
尚、段部24に爪部36Rを係止させるにあたって、取付脚部36は排水口部材2に挿通されるが、爪部36Rの外周面先端側(下端側)には、径方向外側に向けて上方側へと傾斜する下側傾斜面36Aが形成されており、取付脚部36の排水口部材2に対する挿通が容易に行えるようになっている。また、爪部36Rの外周面基端側(上端側)には、径方向外側に向けて下方側へと傾斜する上側傾斜面36Bが形成されており、排水口部材2からの支持軸部材3の取外しが比較的容易に行えるようになっている。
内筒部37は、外筒部31の内周側に設けられており、その内部に前記作動部4が挿設されている。また、内筒部37は、その中心軸が外筒部31の中心軸と一致するように構成されており、ひいては作動部4及び作動部4に支持される栓蓋5のそれぞれの中心軸が外筒部31の中心軸と一致するように構成されている。
さらに、内筒部37は、図6等に示すように、上下方向に貫通する貫通スリット37S1と、当該貫通スリット37S1に対向するとともに、上下方向に延び、上方側が開放された補助スリット37S2とを備えている。これら両スリット37S1,37S2の存在と、上述の通り支持軸部材3が所定の樹脂により形成されていることとが相俟って、内筒部37の上端側開口は、自身が弾性変形することにより径方向外側に向けて拡径可能とされている。
加えて、内筒部37の内周には、それぞれ径方向内側に突出する下側突出部37P1と、上側突出部37P2とが形成されている。
下側突出部37P1は、作動部4の下端部が係止されるとともに、平面視U字状をなしている。また、下側突出部37P1の間に位置する隙間は、貫通スリット37S1に連通されており、当該隙間に後述するレリースワイヤ62が配置されるようになっている。
上側突出部37P2は、互いに対向する一対の突起からなり、下側突出部37P1の上方側に形成されるとともに、下側突出部37P1との間で前記作動部4を挟み込んでいる。両突出部37P1,37P2に挟まれることにより、作動部4は、内筒部37に保持されている。
尚、栓蓋5を誤って踏んでしまった場合等において、作動部4が内筒部37から脱落してしまうことを防止すべく、径方向内側に向けた下側突出部37P1の突出量は、径方向内側に向けた上側突出部37P2の突出量よりも十分に大きなものとされている。
作動部4は、棒状の蓋軸41と、筒状部材42とを備えている。蓋軸41は、その先端部が栓蓋5の背面に形成された筒状部位に嵌着されている一方で、その基端部が前記操作装置6から延びるレリースワイヤ62(本発明のワイヤーに相当する)の他端部に接続されている。また、筒状部材42は、蓋軸41の外周に設けられ、これを上下動可能に支持している。本実施形態においては、操作装置6の操作により、レリースワイヤ62を介して上昇端における蓋軸41のロックと、ロック解除に伴う蓋軸41の下降とが交互に行われ、ひいては操作装置6を操作する度に栓蓋5の上昇・下降(排水口104の開閉)が交互に行われるようになっている。
栓蓋5は、排水口部材2や支持軸部材3の上方に位置しており、POM等の樹脂からなる蓋部51と、弾性変形可能な素材(例えば、樹脂やEPDMゴム等のゴム)からなる環状の栓蓋シール52とを備えている。
前記蓋部51は、表面がなだらかに湾曲する傘状部51Aと、当該傘状部51Aの背面内側から下方に向けて延びる筒状の突状部51Bとを備えており、また、突状部51Bの外周面には、前記栓蓋シール52が嵌合される環状の溝部51Cが設けられている。
加えて、栓蓋シール52は、外周側に向けて徐々に薄くなるように構成されており、栓蓋5の閉時には、その外周縁の全周が張出部33の傾斜面33Kに対して接触するようになっている。尚、作動部4に支持される栓蓋5、及び、作動部4を支持する支持軸部材3は、それぞれの中心軸が一致しているため、栓蓋5の閉時には、栓蓋シール52(栓蓋5)の外周縁全周が張出部33(支持軸部材3)の傾斜面33Kに対して確実に接触する。また、本実施形態において、栓蓋シール52の外径は、蓋部51(傘状部51A)の外径よりも小さくされるとともに、前記栓蓋シール52が取付けられる溝部51Cは、傘状部51Aの直下方に設けられている。そのため、栓蓋シール52は蓋部51に隠れる形となり、外部から視認しにくいものとなっている。
図2に戻り、前記操作装置6は、浴槽100のフランジ部103に取付けられた操作部61と、当該操作部61に一端部が接続されたレリースワイヤ62とを備えている。
操作部61は、押しボタン式であり、遠隔操作により前記栓蓋5を動作させることで、排水口104を開閉させるものである。また、レリースワイヤ62は、操作部61に接続されており、操作部61の動作による駆動力を蓋軸41に伝達する。
次いで、上述した排水口装置1の浴槽100に対する配設手順について説明する。
まず、排水口104の鍔部104Fに排水口部材2の係止部22を係止するとともに、配管105の上端面にパッキン7を載置した状態で、排水口部材2の下方に配管105を配置する。そして、所定の工具(図示せず)を係止部22に設けられた工具係合部23に係合するとともに、排水口部材2の雄ねじ部22を配管105の内周(雌ねじ部106)上端に接触させた状態で、前記工具により浴槽100の表面側から排水口部材2を浴槽100に対して相対回転させる。これにより、雄ねじ部22が雌ねじ部106に螺合され、排水口部材2が配管105に接続される。
次に、レリースワイヤ62の他端部が固定された作動部4を排水口104から所定量だけ引っ張り出すとともに、作動部4を支持軸部材3の内筒部37に対して挿設する。詳述すると、まず、貫通スリット37S1を通すことでレリースワイヤ62を内筒部37の内周に配置する。そして、貫通スリット37S1や補助スリット37S2の幅を広げ、内筒部37の上端側開口を拡径した(すなわち、上側突出部36P2の間隔を広げた)上で、内筒部37の上端側開口から作動部4を内筒部37に挿入する。これにより、内筒部37に作動部4が挿設される。
次いで、作動部4が取付けられた支持軸部材3を、排水口部材2に対して固定する。すなわち、支持軸部材3の外周面にシール部材34を配置した上で、支持軸部材3の取付脚部36を排水口部材2に対して挿入し、取付脚部36の爪部36Rを排水口部材2の段部24に係止する。これにより、排水口部材2に対して支持軸部材3が固定されるとともに、作動部4が排水口104の中心に配置される。そして最後に、蓋軸41の先端部に栓蓋5を取付けることで、浴槽100に対する排水口装置1の配設が完了する。
以上詳述したように、本実施形態によれば、雄ねじ部22を有する排水口部材2が設けられており、当該排水口部材2の雄ねじ部22を配管105の雌ねじ部106に螺合することで、排水口装置1と配管105とを安定した状態で接続することができる。従って、排水に際する水漏れ等の不具合をより確実に防止することができる。また、排水口部材2を配管105へと接続するにあたっては、浴槽100の表面側から排水口部材2を浴槽100に対して相対回転させることで、排水口部材2を配管105に接続することができる。従って、排水口部材2と配管105との接続を容易に行うことができる。
さらに、本実施形態においては、排水口部材2の係止部22上に張出部33が配置されるとともに、張出部33の少なくとも外周面上端は垂下部104Sに対してほぼ接触している。従って、浴槽100の表面側に排水口部材2が顕出することがなく、外観品質の向上を図ることができる。また、張出部33の少なくとも外周面上端は垂下部104Sに対してほぼ接触しているため、張出部33と浴槽100との間に汚れが付着しにくくなり、ひいては清掃性を向上させることができる。
加えて、栓蓋5の閉時には、支持軸部材3に対して栓蓋5(栓蓋シール52)の外周部位が接触するように構成されている。ここで、栓蓋5の中心軸と支持軸部材3の中心軸との間に軸ずれ等はほとんど生じないため、仮に支持軸部材3の中心軸と排水口104の中心軸との間に多少の軸ずれ等が生じたとしても、栓蓋5の閉時には、栓蓋5と支持軸部材3との間のシール性が十分に確保されることとなる。また、浴槽100自身に栓蓋のシール面がないので、浴槽100においてシール面の精度を保つ必要もない。その結果、張出部33の外周面が垂下部104Sに対して液密にシールされていることと相俟って、極めて良好な水密性を実現することができる。
また、係止部22の上面に、排水口部材2を相対回転させるための工具が係合される工具係合部23が設けられている。従って、配管105に対する排水口部材2の螺合を一層容易に行うことができる。
加えて、工具係合部23は、係止部上22に配置された張出部33により隠れることとなり、浴槽100の表面側から視認できない状態となる。これにより、工具係合部23の存在による外観品質の低下を防止することができる。また、係止部22の上面に工具係合部23が設けられているため、排水口部材2を径方向において必要以上に肉厚にすることがなく、ひいては支持軸部材3を径方向において必要以上に肉厚にすることもない。そのため、外観品質の低下を一層確実に防止することができる。
さらに、排水口部材2に対して取付脚部36を挿入し、取付脚部36に設けられた爪部36Rを排水口部材2に引掛けるだけで(すなわちワンタッチで)、支持軸部材3を排水口部材2に固定することができる。そのため、排水口104に対する排水口装置1の取付作業性を飛躍的に向上させることができる。
また、取付脚部36は、連結部35の下方において連結部35と周方向同位置に設けられている。従って、連結部35同士の間に形成される排水の流路を十分に広く確保することができ、取付脚部36の存在による排水性の低下を効果的に防止することができる。さらに、取付脚部36は連結部35に隠れる形となるため、浴槽100の表面側から取付脚部36が視認しにくくなる。その結果、外観品質の更なる向上を図ることができる。
加えて、張出部33の外周面と垂下部104Sとの間において、シール部材34が両者に対して圧接した状態で設けられている。これにより、張出部33と垂下部104Sとの間の水密性を一層向上させることができる。さらに、シール部材34と垂下部104Sとの間には、比較的大きな摩擦力が生じることとなるため、栓蓋5の着脱時などにおいて、排水口104から支持軸部材3が外れてしまうといった事態をより確実に防止することができる。
併せて、本実施形態によれば、貫通スリット37S1を通すことでレリースワイヤ62を内筒部37の内周に配置するとともに、貫通スリット37S1等の幅を広げること等により内筒部37の上端側開口を拡径した上で、上方側から作動部4を内筒部37に挿入することができる。従って、下側突出部37P1の突出量を上側突出部37P2の突出量よりも大きくすることによる作動部4の抜け防止を図りながら、内筒部37に対する作動部4の挿設を極めて容易に行うことができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、工具係合部23が凹状をなしているが、工具係合部23は排水口部材2を回転させるための工具が係合可能な形状であればよい。従って、工具係合部23が凸状をなしていてもよい。
(b)上記実施形態において、内筒部37には2つのスリット(貫通スリット36S1及び補助スリット36S2)が設けられているが、スリットの数は特に限定されるものではない。従って、例えば、内筒部37に1つの貫通スリットのみを設けることとしてもよい。
(c)上記実施形態では、蓋軸41を上下動可能に保持する筒状部材42が設けられているが、筒状部材42を設けることなく、内筒部37により蓋軸41を上下動可能に保持することとしてもよい。すなわち、作動部4の機能を支持軸部材3に一体的に設けることとしてもよい。
(d)上記実施形態では、張出部33と爪部36Rとで排水口部材2を挟み込むことにより、支持軸部材3が排水口部材2に固定されているが、排水口部材2に対する支持軸部材3の固定手法はこれに限定されるものではない。従って、例えば、排水口部材2の内周面に雌ねじを設けるとともに、支持軸部材3の外周面に雄ねじを設け、支持軸部材3の雄ねじを排水口部材2の雌ねじに螺合することで、支持軸部材3を排水口部材2に固定してもよい。また、接着剤により、支持軸部材3を排水口部材2に固定してもよい。
(e)上記実施形態では、連結部35が複数設けられているが、連結部35を1つのみ設けることとしてもよい。
(f)上記実施形態において、排水口部材2や支持軸部材3は樹脂材料により形成されているが、排水口部材2や支持軸部材3を耐腐食性に優れる金属材料(例えば、ステンレス等)により形成することとしてもよい。
(g)上記実施形態では、槽体として浴槽100を例示しているが、本発明の技術思想を適用可能な槽体は浴槽に限定されるものではない。従って、例えば、洗面化粧台の排水口、流し台の排水口などに本発明の技術思想を適用することとしてもよい。
1…排水口装置、2…排水口部材、3…支持軸部材、4…作動部、5…栓蓋、21…係止部、22…雄ねじ部、23…工具係合部、31…外筒部、33…張出部、34…シール部材、35…連結部、36…取付脚部、36R…爪部、37…内筒部、37S1…貫通スリット、37S2…補助スリット、37P1…下側突出部、37P2…上側突出部、41…蓋軸、62…レリースワイヤ(ワイヤー)、100…浴槽(槽体)、104…排水口、104F…鍔部、104S…垂下部、105…配管、106…雌ねじ部。

Claims (6)

  1. 下方に向けて延びる筒状の垂下部と、前記垂下部の下端から径方向内側に向けて突出する鍔部とを備えた槽体の排水口に取付けられる排水口装置であって、
    前記排水口に設けられた栓蓋と、
    前記栓蓋を支持し、前記槽体に対して上下動可能な蓋軸と、
    配管に形成された雌ねじ部に螺合可能な雄ねじ部が外周面に形成されるとともに、径方向外側に突出し、前記鍔部に係止される係止部を有する筒状の排水口部材と、
    環状の外筒部、及び、当該外筒部の内周側に設けられ、前記蓋軸が挿通される内筒部を有する支持軸部材とを備え、
    前記外筒部の上部には、径方向外側に突出する張出部が設けられ、
    前記張出部の外周面は、前記垂下部に対して液密にシールされるとともに、張出部のうち少なくとも外周面上端は前記垂下部に対してほぼ接触し、
    前記係止部上に前記張出部が配置された状態で、前記支持軸部材が前記排水口部材に固定され、
    前記栓蓋の閉時において、前記栓蓋の外周部位が前記張出部に接触することを特徴とする排水口装置。
  2. 前記係止部の上面には、前記配管の前記雌ねじ部に前記排水口部材の前記雄ねじ部を螺合する際に、前記排水口部材を回転させるための工具が係合される凸状又凹状の工具係合部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の排水口装置。
  3. 前記支持軸部材は、前記外筒部及び前記内筒部を連結し、1又は周方向に沿って間欠的に設けられた複数の連結部を備えるとともに、
    前記外筒部には、前記張出部よりも下方に設けられ、径方向外側に突出形成された爪部を有する取付脚部が設けられ、
    前記張出部と前記爪部とにより前記排水口部材を挟み込むことで、前記支持軸部材は前記排水口部材に固定されており、
    前記連結部の下方において前記連結部と周方向同位置に、前記取付脚部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の排水口装置。
  4. 前記張出部の外周面には、弾性材料からなる環状のシール部材が設けられ、
    前記シール部材が前記垂下部に対して圧接されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の排水口装置。
  5. 前記内筒部に挿設され、前記蓋軸を内周に具備してなる作動部と、
    前記蓋軸に連結され、前記蓋軸に駆動力を伝達するワイヤーとを有するとともに、
    前記内筒部は、上下方向に延びる1又は複数のスリットを備え、
    前記スリットのうち少なくとも1つは、上下方向に貫通する貫通スリットであり、
    前記内筒部に前記作動部が上方から挿通固定可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の排水口装置。
  6. 前記内筒部に挿設され、前記蓋軸を内周に具備してなる作動部と、
    前記蓋軸に連結され、前記蓋軸に駆動力を伝達するワイヤーとを有するとともに、
    前記内筒部は、
    上下方向に延びる1又は複数のスリットと、
    径方向内側に突出形成され、前記作動部の下端部が係止される下側突出部と、
    径方向内側に突出形成され、前記下側突出部との間で前記作動部を挟み込む上側突出部とを備えるとともに、
    径方向内側に向けた前記下側突出部の突出量が、前記上側突出部の突出量よりも大きくされており、
    前記スリットのうち少なくとも1つは、上下方向に貫通する貫通スリットであり、
    前記内筒部のうち少なくとも上端側開口は、前記内筒部の弾性変形により径方向外側に向けて拡径可能に構成されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の排水口装置。
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