JP6630885B2 - 排水栓装置 - Google Patents
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Description
以下に、排水栓装置の従来例を説明する。
特許文献1に記載の従来の排水栓装置は、槽体の一種である浴槽の排水配管に採用される排水栓装置であって、以下に記載する、排水口本体、支持部材、継手部材、操作部、弁体、弁軸を有するレリースワイヤ、ガイド管、等の部材より構成される。
浴槽は上方が開口した箱体であって、その底面に、排水口本体を取り付けるための取付口を備えてなる。
排水口本体は略円筒形状を成す部材であって、その上端部分外周側には、側面方向に突出するフランジ部を設けると共に、フランジ部の下方外側面には、雄ネジを螺刻してなり、その内部には排水口を形成する。また、排水口に支持部材を嵌合させるための凸部を備えてなる。
支持部材は、レリースワイヤ端部を排水口内に配置固定する部材であって、その中央部分にアウターチューブ端部が接続されると共に、外周部分には、排水口内周に当接して位置決めのガイドを行いつつ、排水口の凸部と嵌合する脚部を備えてなる。
継手部材は、有底略円筒形状を成す部材であって、上方の開口に排水口部材の雄ネジと螺合する雌ネジを、側面に、内部の排水を排出するための排出口を、レリースワイヤを挿通するための挿通口を、それぞれ備えてなる。
操作部は浴槽の上縁に取り付けられる部材であって、排水口の開閉を操作するための部材である。
弁体は、排水口の上端を閉口する部材であって、略円盤状にして、排水口を閉口する円盤部と、円盤部の中央下面に備えられた円筒状の窪み部分である、被嵌合部からなる。
レリースワイヤは、側面方向に可撓性を、軸方向に剛性を有したアウターチューブと、該アウターチューブ内に摺動自在に配置される、側面方向に可撓性を、軸方向に剛性を有したインナーワイヤと、インナーワイヤの一方の端部に備えられた棒状の硬質の部材である弁軸と、レリースワイヤ内に備えられ、インナーワイヤをアウターチューブに対して弁軸とは反対側に付勢する戻りスプリングと、から構成されてなる。
弁軸の先端部分の円筒の径は、被嵌合部の窪み部分の円筒の径とほぼ同一である。また、該弁軸には、側面に溝を設け、この溝に弾性体からなるOリングを嵌め込んで嵌合部として構成してなる。
尚、以降の従来例、各実施例のレリースワイヤ等の説明において、インナーワイヤがアウターチューブに対して弁軸側に進んで排水口を開口させる方向に移動することを「インナーワイヤが前進」、インナーワイヤがアウターチューブに対して操作部側に進んで排水口を閉口させる方向に移動することを「インナーワイヤが後退」と記載する。
また、図示されないが、レリースワイヤには、施工完了時、操作部に操作を加えることで、アウターチューブに対するインナーワイヤの前進を固定/固定を解除する保持機構(特許文献1では「スラストロック機構」と記載)を備えた保持機構部を接続してなる。保持機構部の保持機構自体には、固定を解除してもアウターチューブに対してインナーワイヤを後退させる機能は無いが、固定を解除することで、レリースワイヤの戻りスプリングが作用し、アウターチューブに対しインナーワイヤインナーワイヤは後退する。
ガイド管は、操作部から挿通口までを接続する、軸方向に剛性を、側面方向に可撓性を備えた軟質塩ビからなるチューブ管であって、操作部に挿通されたレリースワイヤを、挿通口から継手部材内部にガイドするように構成されてなる。
上記のように構成された排水栓装置を用いた排水配管は、以下のようにして浴槽に施工される。
浴槽の取付孔に排水口本体を挿通し、排水口本体のフランジ部下面を、取付孔周縁の上面に当接させる。更に継手部材の雌ネジを、排水口本体の雄ネジに螺合させ、フランジ部下面と継手部材上面とで取付孔周縁を挟持させて排水口本体及び継手部材を浴槽に固定させる。
次に、操作部を浴槽の上縁に取り付け、更に操作部と継手部材の挿通口とを、ガイド管で接続する。
次に、レリースワイヤを操作部からガイド管と継手部材の挿通口を介し、継手部材内に挿通させる。更に排水口本体の排水口からレリースワイヤの先端を引き上げ、支持部材に接続した上で、支持部材を排水口に接続固定する。
更に、レリースワイヤの先端の弁軸を、弁体に接続し、排水栓装置の施工が完了する。
上記のように構成した排水栓装置を使用する場合、まず弁体を排水口に対して降下した状態とし、排水口が閉口された状態とする。この時、弁体の止水面は、排水口周縁に当接して排水口を水密的に覆い、排水口を閉口している。
この状態から操作部に操作を加え、インナーワイヤを弁体側に前進させると、インナーワイヤの弁軸側の端部が突出して弁体を押し上げることで、排水口が開口する。更に、保持機構の作用によって、インナーワイヤが前進し、排水口が開口した状態は維持される。
この状態から操作部に再度操作を加え、保持機構の固定状態を解除すると、インナーワイヤは、弁体の自重と、レリースワイヤの戻りスプリングの作用によって、操作部側に後退する。これによって弁体が弁軸と共に降下し、排水口と弁体の止水面とが当接して、排水口が閉口する。
以降、上記動作を繰り返すことで、排水栓装置において、排水口を開閉することができる。
また、排水口を閉口した状態においては、槽体である浴槽内部に吐水/排水を溜めることができ、また排水口を開口した状態においては、槽体である浴槽内部に溜まった吐水/排水を、排水口から排水口本体、継手部材内を介し、排出口から下水側に排出することができる。
本従来例は、実際に上下動して排水口を開閉する弁体から離間した位置にある操作部に操作を加えることで排水口を遠隔的に開閉操作する排水栓装置、即ち遠隔操作式排水栓装置である。
排水栓装置で排水口を閉口する場合とは、通常槽体の中に吐水/排水を溜める場合である。例えば、上記従来例のように浴槽の場合では、入浴の為に浴槽内部に浴湯を溜める場合に排水口を閉口する。このため、排水口の閉口時に、槽体内部に溜めた吐水/排水が、閉口した排水口より漏水を生じることは大きな不具合となる。
しかしながら、上記従来例において、弁体と弁軸の嵌合が確実且つ適正に行われていなければ、排水口の閉口が確実に行われない、という問題があった。
詳述すると、当然ながらレリースワイヤのインナーワイヤと弁軸とでは太さ・強度が異なり、弁軸の方がインナーワイヤよりもはるかに径が太い。このため、弁軸はアウターチューブ内に入り込んだり、進退することは不可能で、弁軸の下端(後端)がアウターチューブ端部に当接する位置まで後退する以上に後退することは不可能である。実際には、アウターチューブの端部には、ネジ等支持部材等に接続するための構造があり、この構造を超えて弁軸がそれ以上に後退することはできないように構成されている。
この点を考慮して、排水栓装置の各部材は、「弁軸が最も後退(降下)した状態、即ち弁軸が、アウターチューブ端部又はアウターチューブに設けられた構造に当接した状態において、弁軸に接続された弁体の止水面が、排水口の周縁に当接して排水口を閉塞する」ように設計される。
また、実際の製品では、弁軸に弁体が接続された状態で、弁体が排水口周縁に当接した状態において、弁軸の下端(後端)がアウターチューブ端部、又はアウターチューブに設けられた構造より若干の遊び空間(隙間)を生じるように構成して、排水口と弁体の当接を確実にするように構成してなる。
更に、上記従来例では、インナーワイヤが後退する場合に、レリースワイヤに備えた戻りスプリングによって、弁体の自重のみではなく、戻りスプリングの弾性によっても弁体の止水面が排水口の開口周縁に当接する方向に付勢されるように構成して、排水口が確実に閉口されるように構成してなる。
ところが、弁体と弁軸との嵌合が適切に行われていない状態、即ち、弁軸の嵌合部が、弁体の被嵌合部に奥まで押しこまれていない状態となることがある。例えば、弁軸の嵌合部が弁体の被嵌合部奥まで押しこまれていなくとも、弁軸の嵌合部と、弁体の被嵌合部が、共に円筒形状であり、側面同士が当接し、摩擦を生じることで、排水栓装置の使用者が弁体と弁軸が嵌合したと誤認し、嵌合が不完全であることに気が付かずそのままにした場合等である。
この、弁軸の嵌合部が、弁体の被嵌合部に奥まで押しこまれていない状態では、弁軸下端から弁体の当接面までの高さ幅が、正しく嵌合が行われている状態の高さ幅より高くなるため、弁軸が最も低い位置まで降下しても、排水口周縁と弁体の当接面との間に隙間が生じてしまい、漏水を生じる場合がある。
また、弁軸下端(後端)とアウターチューブ端部との間に、遊び空間(隙間)が設けられている場合において、弁軸が戻りスプリングの作用により自重以上の応力で降下しようとしても、弁軸と弁体の嵌合が不完全であると、弁体に付勢が伝わらず、弁体の止水面と排水口周縁との当接が弱くなり、漏水が発生する場合がある。
上記従来例は、弁軸がインナーワイヤに備えられた構成であるが、上記問題は、弁軸がインナーワイヤに備えられた場合のみならず、弁体と弁軸が嵌合により着脱可能な排水栓装置全てにおいて生じうる問題である。
本発明は上記問題点に鑑み発明されたものであって、排水栓装置において、弁体と弁軸の嵌合を確実且つ適切な状態で行うようにすることで、排水口の閉口が不十分で、排水口から漏水が生じることを防止することができる排水栓装置を提供するものである。
請求項2に記載の本発明では、本発明の具体的構成を明確にすることができた。
また、請求項3に記載の本発明では、嵌合部と被嵌合部において、略垂直面と傾斜面とを組み合わせて側面間に隙間空間を形成している。このように構成することで、傾斜面と略垂直面が、面ではなく線にて接触する状態となり、嵌合部と被嵌合部の側面間に隙間空間を形成しつつ、嵌合部に対して被嵌合部が水平方向にずれることが無い、位置決めされた構造とすることができる。
また、本発明は、弁軸と弁体の嵌合接続を確実に行うことで、弁体と弁軸を嵌合接続させた状態での弁体と弁軸を設計通りとすることができる発明であり、請求項4に記載したような、弁軸を上下動させる機構が弁軸に接続されていることで、弁体と弁軸との嵌合が不適切で高さ寸法が狂うと漏水が生じる恐れのある排水栓装置に採用すると特に好適である。
また、本発明は、弁軸と弁体の嵌合接続を確実に行うことで、排水口周縁と弁体との当接を良好にするための発明であり、請求項5に記載したような、排水口周縁と弁体との当接を良好に行う構成を併用すると特に好適である。
図1乃至図6に示した、本発明の第一実施例の排水栓装置は、槽体の一種である浴槽Bの排水配管に採用される排水栓装置であって、以下に記載する、排水口本体1、支持部材6、継手部材7、操作部8、弁体2、弁軸3を有するレリースワイヤ9、ガイド管10、等の部材より構成される。
浴槽Bは上方が開口した箱体であって、その底面に、排水口本体1を取り付けるための取付孔を備えてなる。
排水口本体1は略円筒形状を成す部材であって、その上端部分外周側には、側面方向に突出するフランジ部1bを設けると共に、フランジ部1bの下方外側面には、雄ネジを螺刻してなり、その内部には排水口1aを形成する。また、排水口1aに支持部材6を嵌合させるための凸部1cを備えてなる。
支持部材6は、レリースワイヤ9端部を排水口1a内に配置固定する部材であって、その中央部分にアウターチューブ9a端部が接続されると共に、外周部分には、排水口1a内周に当接して位置決めのガイドを行いつつ、排水口1aの凸部1cと嵌合する脚部6aを備えてなる。
継手部材7は、有底略円筒形状を成す部材であって、上方の開口に排水口1a部材の雄ネジと螺合する雌ネジを、側面に、内部の排水を排出するための排出口7aと、レリースワイヤ9を挿通するための挿通口7bを、それぞれ備えてなる。
操作部8は浴槽Bの上縁に取り付けられる部材であって、排水口1aの開閉を操作するための部材である。
弁体2は、排水口1aの上端を閉口する部材であって、略円盤状の円盤部2a、及び該円盤部2aの下面中央に設けられた被嵌合部4から構成されてなる。
被嵌合部4について詳述すると、被嵌合部4は、円盤部2aの中央下面に備えられた円筒状の窪み部分4b、及び該窪み部分4bの周縁から下方に突出した、切り欠き部4cを備えると共に、先端部分が中心側に突出する凸条4dを有する爪部4a、から構成されてなる。爪部4aの下面には、中心から下方程拡径する傾斜面が備えられてなる。
また、円盤部2aは、外周縁近傍の下面に、排水口1a周縁に当接する、パッキングなどを備えた止水面4bを有してなり、この止水面4bが排水口1a周縁に当接することで排水口1aを閉口する。
レリースワイヤ9は、側面方向に可撓性を、軸方向に剛性を有したアウターチューブ9aと、該アウターチューブ9a内に摺動自在に配置される、側面方向に可撓性を、軸方向に剛性を有したインナーワイヤ9bと、インナーワイヤ9bの一方の端部に備えられた棒状の硬質の部材である弁軸3と、レリースワイヤ9内に備えられ、インナーワイヤ9bをアウターチューブ9aに対して弁軸3とは反対側に付勢する戻りスプリング9cと、から構成されてなる。
弁軸3は、側面に上方側が縮径する段部5aを設け、また先端部分には、傾斜面を備えた円錐形状部分を備えてなる。円錐形状部分の下端の径は段部5aの上方側の径よりも若干大きく、この円錐形状部分と段部5aとの継ぎ目部分に弁体2の被係合部の爪部4aを係止することで、弁軸3と弁体2が嵌合接続される。
尚、本実施例において弁軸3は、弁体2と嵌合接続され、施工が完了した状態において、排水口1aを弁体2で覆った閉口時、弁軸3の下端(後端)が、アウターチューブ9a端部に対して若干の隙間を生じるように構成されてなる。
また、レリースワイヤ9には、アウターチューブ9aに対するインナーワイヤ9bの前進を固定/固定を解除する保持機構を備えた保持機構部11が接続されてなる。
保持機構部11について詳述すると、保持機構部11は、内部に歯車等を収納した円筒形状のケーシング部11aと、該ケーシング部11a内を貫通するようにして進退自在に挿通配置される保持軸11bとを備えてなる。ケーシング部11aはレリースワイヤ9のアウターチューブ9a端部に固定される。また、保持軸11bは、同軸上に配置されるレリースワイヤ9のインナーワイヤ9bが、戻りスプリング9cの作用により常時後退方向、即ち保持軸11b側に付勢されているため、常時インナーワイヤ9b端部に当接され、後退方向に付勢された状態となる。
該保持機構部11は、ケーシング部11a内部に備えられた歯車などの機構によって、ノック式ボールペンなどの機構と同様の機能を有する。即ち、保持機構部11は、施工完了時、操作部8への操作によって、保持軸11b後端に押し込み操作を加えられる都度、保持軸11bがケーシング部11aに対して前進した状態で固定/固定を解除し、接続されているレリースワイヤ9の戻りスプリング9cの作用によりケーシング部11aに対して後退、を繰り返すように構成されてなる。
ガイド管10は、操作部8から挿通口7bまでを接続する、軸方向に剛性を、側面方向に可撓性を備えた軟質塩ビからなるチューブ管であって、操作部8に挿通されたレリースワイヤ9を、挿通口7bから継手部材7内部にガイドするように構成されてなる。
浴槽Bの取付孔に排水口本体1を挿通し、排水口本体1のフランジ部1b下面を、取付孔周縁の上面に当接させる。更に継手部材7の雌ネジを、排水口本体1の雄ネジに螺合させ、フランジ部1b下面と継手部材7上面とで取付孔周縁を挟持させて排水口本体1及び継手部材7を浴槽Bに固定させる。
次に、操作部8を浴槽Bの上縁に取り付け、更に操作部8と継手部材7の挿通口7bとを、ガイド管10で接続する。
次に、レリースワイヤ9を操作部8からガイド管10と継手部材7の挿通口7bを介し、継手部材7内に挿通させる。更に排水口本体1の排水口1aからレリースワイヤ9の先端を引き上げ、支持部材6にアウターチューブ9a端部を接続した上で、支持部材6を排水口1aに接続固定する。
更に、レリースワイヤ9の先端の弁軸3を、弁体2に接続し、排水栓装置の施工が完了する。
尚、この嵌合部5と被嵌合部4の接続に際して、弁軸3の嵌合部5を、弁体2の被嵌合部4に挿入する嵌合接続の際、嵌合部5と被嵌合部4とは、側面方向に隙間空間Sを形成するように構成したことで、側面方向において面同士が接することが無いため、挿入時の面同士の当接による摩擦が無く、弁軸3の嵌合部5を、弁体2の被嵌合部4に奥まで挿入しやすくなると共に、仮に嵌合部5と被嵌合部4の嵌合が完了していなければ、弁軸3が弁体2から簡単に分離してしまうことで、排水栓装置の使用者が弁体2と弁軸3の嵌合を確実に行うことができるようになった(円錐部上面の傾斜面の角度と、爪部4a下面の傾斜面の角度が同じであれば、一時的に傾斜面同士が当接することがあるが、この場合、傾斜面同士の当接の方向から、摩擦によって弁軸3が弁体2に保持されることは無く、嵌合接続が不完全であれば弁軸3と弁体2は即座に分離・離間し、使用者は接続が不完全であったと即座に理解できる)。
また、この閉口状態において、弁体2に作用する応力としては、弁体2、弁軸3の自重の他、弁軸3に作用している、弁軸3を降下させようとする戻りスプリング9cの弾性力による付勢がある。この付勢が、弁軸3に嵌合している弁体2にも伝達されて、自重以上の応力で弁体2を下方に付勢し、止水面4bを排水口1a周縁に強く当接させて、排水口1aの閉口をより確実なものとしている。
この状態から操作部8に操作を加え、保持軸11b後端を押し込んで、インナーワイヤ9bを前進させると、インナーワイヤ9bの弁軸3側の端部が突出して、図3、図4に示したように、弁体2を押し上げることで、排水口1aが開口する。更に、保持機構部11の作用によって、この保持軸11bが前進した状態が固定され、保持軸11bに当接しているインナーワイヤ9bも前進した状態で固定されるため、排水口1aが開口した状態が維持される。
この状態から操作部8に再度操作を加え、保持機構部11の保持軸11bの固定状態を解除すると、保持軸11bによる固定が解除されたインナーワイヤ9bは、弁体2の自重と、レリースワイヤ9の戻りスプリング9cの作用によって、保持軸11bと共に操作部8側に後退する。これによって弁体2が弁軸3と共に降下し、排水口1a周縁と弁体2の止水面4bとが当接して、図1、図2に示した排水口1aが閉口した状態に戻る。
以降、上記動作を繰り返すことで、排水栓装置において、排水口1aを開閉することができる。
また、排水口1aを閉口した状態においては、槽体である浴槽B内部に吐水/排水を溜めることができ、また排水口1aを開口した状態においては、槽体である浴槽B内部に溜まった吐水/排水を、排水口1aから排水口本体1、継手部材7内を介し、排出口7aから下水側に排出することができる。
本実施例は、実際に上下動して排水口1aを開閉する弁体2から離間した位置にある操作部8に操作を加えることで排水口1aを遠隔的に開閉操作する排水栓装置、即ち遠隔操作式排水栓装置である。
また、弁軸3の段部5a以下の部分、即ち弁体2の爪部4a以下の部分においては、弁軸3に備えられた嵌合部5が円筒形状、つまり外側面が略垂直面を成し、その周囲に配置される被嵌合部4である爪部4aは傾斜面を備えることで(但し、爪部4a先端に強度確保のため若干の略垂直面を有する)、やはり嵌合部5と被嵌合部4の側面間には隙間空間Sが形成されてなる。
以上より、嵌合部5と被嵌合部4の側面間には、略垂直面と傾斜面とによる隙間空間Sが形成されてなる。
このように、嵌合部5と被嵌合部4の側面間に隙間空間Sを備えたことで、弁体2の被嵌合部4と弁軸3の嵌合部5とが側面において摩擦を生じることがほぼ無くなる程に減少し、弁軸3の嵌合部5を、弁体2の被嵌合部4に奥まで挿入しやすくなると共に、仮に嵌合部5と被嵌合部4の嵌合が完了していなければ、弁軸3が弁体2から簡単に分離してしまうことで、排水栓装置の使用者が弁体2と弁軸3の嵌合を確実に行うことができるようになった。
また、上記実施例では、略垂直面と傾斜面とを組み合わせて側面間に隙間空間Sを形成している。弁軸3先端の円錐形状の下端部分外側面と被嵌合部4の略円筒部分の内側面、及び弁軸3の段部5a部分と被嵌合部4の傾斜面を有する爪部4aの先端部分(最も内径側となる部分)は、それぞれ傾斜面と略垂直面が(面ではなく)線にて接触する状態となり、嵌合部5と被嵌合部4の側面間に隙間空間Sを形成しつつ、嵌合部5に対して被嵌合部4が水平方向にずれることが無い、位置決め状態とすることができる。
弁軸3と接続されておらず、弁軸3から離間した上下動の機構を備えて、排水口1aの開口時に単に弁軸3を下から押し上げる構造の排水栓装置の場合、弁軸3と弁体2の嵌合接続が不適切で、弁体2の止水面4bと弁軸3下端との高さ幅(長さ)が適正な長さより若干長くなったとしても、上下動の機構と弁軸3下端との間の遊び(隙間空間S)によって吸収することができ、ある程度接続の不適切さにも対応できる場合がある。
しかし、上記実施例のように、弁軸3を上下動させる機構が、弁軸3に接続されている場合、押し上げる機構と弁軸3下端との間には遊び(隙間空間S)が当然ながら存在せず、弁軸3と弁体2の嵌合接続が不適切で、弁体2の止水面4bと弁軸3下端との高さ幅(長さ)が適正な長さより若干長くなった場合、その分弁体2の止水面4bと排水口1a周縁との間に隙間が生じてしまう場合がある。
また、上記実施例のように、弁軸3に戻りスプリング9c等の付勢が作用するようにして、弁軸3が自重以上の応力で降下するように構成した場合、弁軸3と弁体2との嵌合接続が不完全であると、弁体2と弁軸3の嵌合接続が完全に外れてしまう等、または弁軸3に作用している降下方向への応力が弁体2に伝わらず、弁体2の止水面4bと排水口1a周縁が強く当接しない場合がある。
このような、弁軸3が、弁軸3を上下動させる機構に接続されている構造の排水栓装置、また弁軸3が自重以上の応力で降下する機構を有する排水栓装置では、弁体2と弁軸3との嵌合接続が不適切であると、特に漏水の可能性が高まるため、本発明のように、弁軸3の嵌合部5と、弁体2の被嵌合部4の嵌合接続を確実に行う構成であると好適である。
図7乃至図11に示した、本発明の第二実施例の排水栓装置は、槽体の一種である浴槽Bの排水配管に採用される排水栓装置であって、以下に記載する、排水口本体1、弁軸3を有する支持部材6、継手部材7、操作部8、弁体2、レリースワイヤ9、ガイド管10、等の部材より構成される。
浴槽Bは上方が開口した箱体であって、その底面に、排水口本体1を取り付けるための取付孔を備えてなる。
排水口本体1は略円筒形状を成す部材であって、その上端部分外周側には、側面方向に突出するフランジ部1bを設けると共に、フランジ部1bの下方外側面には、雄ネジを螺刻してなり、その内部には排水口1aを形成する。また、排水口1aに支持部材6を嵌合させるための凸部1cを備えてなる。
支持部材6は、レリースワイヤ9端部を排水口1a内に配置固定する部材であって、その中央部分にアウターチューブ9a端部が接続されると共に、外周部分には、排水口1a内周に当接して位置決めのガイドを行いつつ、排水口1aの凸部1cと嵌合する脚部6aを備えてなる。
保持機構部11について詳述すると、保持機構部11は、内部に歯車等を収納した円筒形状のケーシング部11aと、該ケーシング部11a内を貫通するようにして上下動自在に挿通配置される弁軸3と、該弁軸3を下方に付勢する降下スプリング12と、を備えてなる。
弁軸3について詳述すると、弁軸3は、上方が閉塞した略円筒形状の部材であって、
上方の端部に設けられた嵌合部5は、側面に上方側が縮径する段部5aを設け、また先端部分には、傾斜面を備えた円錐形状部分を備えてなる。円錐形状部分の下端の径は段部5aの上方側の径よりも若干大きく、この円錐形状部分と段部5aとの継ぎ目部分に弁体2の被係合部の爪部4aを係止することで、弁軸3と弁体2が嵌合接続される。尚、本実施例の段部5aの下方の縮径部分は、第一実施例の水平方向からなる段部5aと異なり、図面より明らかなように、下方程拡径する傾斜面にて構成されてなるが、この部分が爪部4a下面と当接しても、上下方向に弁体2と弁軸3との摩擦による静止状態を生じる位置関係ではないこと、また爪部4a下方の傾斜面と段部5aの傾斜の角度を変えていることから、両者の間に隙間空間Sを形成するため、弁体2と弁軸3の間に嵌合接続の不具合が生じることは無いように構成されている。
また、該保持機構部11は、ケーシング部11a内部に備えられた歯車などの機構によって、ノック式ボールペンなどの機構と同様の機能を有する。即ち、施工完了時、弁軸3内部にインナーワイヤ9bの先端を収納し、操作部8への操作によってレリースワイヤ9のインナーワイヤ9bが前進する都度、弁軸3はインナーワイヤ9b先端に内側から押し上げられるようにして、ケーシング部11aに対して上昇した状態で固定/固定を解除し、自重と降下スプリング12の作用によりケーシング部11aに対して降下、を繰り返すように構成されてなる。
施工完了時、ケーシング部11aは、その下端にレリースワイヤ9のアウターチューブ9a端部が固定される。また、弁軸3の内部に、レリースワイヤ9のインナーワイヤ9b端部が同軸上となるようにして配置される。但し、排水口1aを閉口している状態、即ち、弁軸3が最も降下し、且つインナーワイヤ9bが最も後退した状態では、弁軸3内部の天面と、インナーワイヤ9b先端の間には、若干の隙間空間Sが形成されてなる。
継手部材7は、有底略円筒形状を成す部材であって、上方の開口に排水口1a部材の雄ネジと螺合する雌ネジを、側面に、内部の排水を排出するための排出口7aと、レリースワイヤ9を挿通するための挿通口7bを、それぞれ備えてなる。
操作部8は浴槽Bの上縁に取り付けられる部材であって、排水口1aの開閉を操作するための部材である。
弁体2は、排水口1aの上端を閉口する部材であって、略円盤状の円盤部2a、及び該円盤部2aの下面中央に設けられた被嵌合部4から構成されてなる。
被嵌合部4について詳述すると、被嵌合部4は、円盤部2aの中央下面に備えられた円筒状の窪み部分4b、及び該窪み部分4bの周縁から下方に突出した、切り欠き部4cを備えると共に、先端部分が中心側に突出する凸条4dを有する爪部4a、から構成されてなる。爪部4aの下面には、中心から下方程拡径する傾斜面が備えられてなる。
また、円盤部2aは、外周縁近傍の下面に、排水口1a周縁に当接する、パッキングなどを備えた止水面4bを有してなり、この止水面4bが排水口1a周縁に当接することで排水口1aを閉口する。
レリースワイヤ9は、側面方向に可撓性を、軸方向に剛性を有したアウターチューブ9aと、該インナーワイヤ9b内に摺動自在に配置される、側面方向に可撓性を、軸方向に剛性を有したインナーワイヤ9bと、レリースワイヤ9内に備えられ、インナーワイヤ9bをアウターチューブ9aに対して弁軸3とは反対側に付勢する戻りスプリング9cと、から構成されてなる。
ガイド管10は、操作部8から挿通口7bまでを接続する、軸方向に剛性を、側面方向に可撓性を備えた軟質塩ビからなるチューブ管であって、操作部8に挿通されたレリースワイヤ9を、挿通口7bから継手部材7内部にガイドするように構成されてなる。
また、この閉口状態において、弁体2に作用する応力としては、弁体2、弁軸3の自重の他、弁軸3に作用している、弁軸3を降下させようとする降下スプリング12の弾性力による付勢がある。この付勢が、弁軸3に嵌合している弁体2にも伝達されて、自重以上の応力で弁体2を下方に付勢し、止水面4bを排水口1a周縁に強く当接させて、排水口1aの閉口をより確実なものとしている。尚、弁軸3とインナーワイヤ9bは離間しているため、第一実施例と異なり、本実施例では戻りスプリング9cの付勢が弁軸3を降下させる方向に作用することは無い。
この状態から操作部8に操作を加え、インナーワイヤ9bを前進させると、インナーワイヤ9bの弁軸3側の端部が突出して弁軸3の内側の天面に当接し、弁軸3を押し上げることで、図9に示したように、弁軸3と共に弁体2が上昇して排水口1aが開口する。更に、保持機構の作用によって、この弁軸3が上昇した状態が固定され、排水口1aが開口した状態が維持される。尚、操作部8への操作が終了すると、インナーワイヤ9bは戻りスプリング9cの作用によって操作部8側に後退する。
この状態から操作部8に再度操作を加え、インナーワイヤ9bを再び弁軸3側に前進させると、インナーワイヤ9bの弁軸3側の端部が突出して弁軸3の内側の天面に当接し、弁軸3を押し上げることで、保持機構の作用によって、弁軸3の上昇した状態の固定が解除される。操作部8への操作が終了し、インナーワイヤ9bが戻りスプリング9cの作用によって操作部8側に後退すると、保持機構による固定が解除された弁軸3は、弁軸3自身と弁体2の自重、及び降下スプリング12による付勢によって、弁体2と共に降下し、排水口1a周縁と弁体2の止水面4bとが当接して、図7、図8に示した排水口1aが閉口した状態に戻る。
以降、上記動作を繰り返すことで、排水栓装置において、排水口1aを開閉することができる。
また、排水口1aを閉口した状態においては、槽体である浴槽B内部に吐水/排水を溜めることができ、また排水口1aを開口した状態においては、槽体である浴槽B内部に溜まった吐水/排水を、排水口1aから排水口本体1、継手部材7内を介し、排出口7aから下水側に排出することができる。
本実施例は、実際に上下動して排水口1aを開閉する弁体2から離間した位置にある操作部8に操作を加えることで排水口1aを遠隔的に開閉操作する排水栓装置、即ち遠隔操作式排水栓装置である。
また、弁軸3に降下スプリング12等の付勢が作用するようにして、弁軸3が自重以上の応力で降下するように構成しているため、第一実施例と同様に、弁軸3と弁体2との嵌合接続が不完全であると、弁体2と弁軸3の嵌合接続が完全に外れてしまう等、または弁軸3に作用している降下方向への応力が弁体2に伝わらず、弁体2の止水面4bと排水口1a周縁が強く当接しないという問題がある。
このような、弁軸3が、弁軸3を上下動させる機構に接続されている構造の排水栓装置、また弁軸3が自重以上の応力で降下する降下する機構を有する排水栓装置では、弁体2と弁軸3との嵌合接続が不適切であると、特に漏水の可能性が高まるため、本実施例のように、弁軸3の嵌合部5と、弁体2の被嵌合部4の嵌合接続を確実に行う構成であると好適である。
例えば、上記第一実施例、第二実施例は、いずれも浴槽Bに用いられる排水栓装置であるが、本発明は上記実施例に限定されるものでは無く、洗面台や流し台など、様々な排水機器に採用しても構わない。また、第一実施例、第二実施例は、いずれも遠隔操作式の排水栓装置に採用されているが、本発明は上記実施例に限定されるものでは無く、必要に応じ、遠隔操作の機能が無い排水栓装置に採用しても構わない。
1b フランジ部 1c 凸部
2 弁体 2a 円盤部
2b 止水面 3 弁軸
4 被嵌合部 4a 爪部
4b 窪み部分 4c 切り欠き部
4d 凸条 5 嵌合部
5a 段部 6 支持部材
6a 脚部 7 継手部材
7a 排出口 7b 挿通口
8 操作部 9 レリースワイヤ
9a アウターチューブ 9b インナーワイヤ
9c 戻りスプリング 10 ガイド管
11 保持機構部 11a ケーシング部
11b 保持軸 12 降下スプリング
B 浴槽 S 隙間空間
Claims (5)
- 槽体の排水口を上下動することにより開閉する弁体と、
該弁体の下方にて嵌合接続され、弁体を支持して上下動させる弁軸と、を備えた排水栓装置において、
弁軸の先端に設けた段部と前記段部の上方で前記弁軸の端部に形成された傾斜面とによって構成された嵌合部と、弁体に弁軸の嵌合部と嵌合する内側面を設けた被嵌合部とを備え、
前記嵌合部の側面が、前記段部と、前記傾斜面から構成され、
嵌合部と被嵌合部を嵌合させた状態において、嵌合部と被嵌合部の側面方向において面同士が接することが無いように、嵌合部と被嵌合部の側面に隙間空間を備えたことを特徴とする、排水栓装置。 - 上記排水栓装置において、
被嵌合部を、弁体の下面に設けた窪み部分と、弁軸の段部と嵌合する爪部にて構成したことを特徴とする、請求項1に記載の排水栓装置。 - 上記排水栓装置において、
上記窪み部分の側面を略垂直面とすることで、嵌合部の側面と被嵌合部の側面に隙間空間を備えたことを特徴とする、請求項2に記載の排水栓装置。 - 上記排水栓装置において、
弁軸が、弁軸を上下動させる機構に接続されてなることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の排水栓装置。 - 排水口の閉口時、弁軸は下方に向って付勢されると共に、
該付勢により、弁軸と嵌合する弁体が、自重を超える応力で排水口周縁に当接することを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の排水栓装置。
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