JP5979590B2 - 排水栓装置 - Google Patents
排水栓装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5979590B2 JP5979590B2 JP2012146737A JP2012146737A JP5979590B2 JP 5979590 B2 JP5979590 B2 JP 5979590B2 JP 2012146737 A JP2012146737 A JP 2012146737A JP 2012146737 A JP2012146737 A JP 2012146737A JP 5979590 B2 JP5979590 B2 JP 5979590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- drain plug
- holding
- holding portion
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
本発明は、排水栓部の取り付けの際にレリースワイヤに過大なテンションが加わることがない排水栓装置を提供することを目的とする。
また、これによれば、保持部を排水口に取り付けた状態では、作動部が保持部の開口部から外れることはなく、排水栓装置を確実に動作させることが可能となる。
図1は本発明の一実施形態にかかる遠隔操作式の排水栓装置を示す概略断面図である。
排水栓装置100は、浴槽200(水槽)に設けられた排水口210に取り付けられる排水栓部100Aと、浴槽200のリム面220に形成された貫通孔221に取り付けられる操作部100Bと、を備え、排水栓部100Aと操作部100Bとをレリースワイヤ160で接続した遠隔操作式の排水栓装置である。レリースワイヤ160は、操作部100Bと排水栓部100Aとを接続するように設けられたホース170の内部に配設され、アウターチューブの内部でインナーワイヤが進退するように構成されている。
排水栓部100Aは、浴槽200の排水口210の下部に取り付けられた排水管部材としての支持金具180に、レリースワイヤ160の一端に設けられた作動部165を取り付け、その作動部165に排水口210を閉じるシール部付きの排水栓蓋190を取り付けている。そして、操作部100Bに設けた操作ボタン150を押すことによってレリースワイヤ160を介して作動部165が排水栓蓋190を昇降させて、排水口210を開閉する。
保持部120は、レリースワイヤ160の排水栓蓋側端部を支持金具180に保持させるホルダーとして設けられている(図2参照)。この保持部120は、レリースワイヤ160の端部である作動部165を収容する筒部121と、この筒部121を支持金具180内の所定位置に位置させる脚部122と、脚部122の外側端面に形成されてなる係合突起123と、脚部122の外側単面に形成されてなる突状リブ124とからなる(図5参照)。
円筒形状の作動部165を保持部120側方開口部121aに水平方向に押し当てて側方開口部121aを広げ、広がった側方開口部121aから作動部165を挿入する。この際、作動部165の側面に形成されている凹溝165aを、保持部120に形成した2つのリブ121bに嵌め込むように挿入して、保持部120に対して作動部165が上下動しないように拘束する。すなわち、このリブ121bが、作動部165の上下動を拘束する拘束手段として機能する。このようにして、作動部165と保持部120とが一体化される。
作動部165と一体化された保持部120を、支持部材180に予め取り付けられている筒状台座130に上方から差し込む。この際、保持部120の脚部122が、筒状台座130の受け溝131に挿入されるように保持部120の向きを調整しつつ、差し込む。保持部120を筒状台座130に差し込むと、保持部120の係合突起123が内向きに弾性変形して、さらに保持部120を差し込むと係合突起123が筒状台座130の係合凹部132に係合して、筒状台座130に対して保持部120が上下左右の向きに拘束される。このようにして、作動部165を一体化した保持部120が、支持金具180に取り付けられる。
なお、筒状台座130に対して保持部120を強く差し込んでしまい、係合突起123が係合凹部132を通過した場合でも、保持部120の突状リブ124が筒状台座130の上面に当接することにより、保持部120が筒状台座130から抜け落ちることはない。
図8は、作動部165をメンテナンスするときの動作を説明する図であり、(a)は作動部165を支持金具180から外した状態、(b)は作動部165を支持金具180に戻した状態を示す断面図である。いずれも、排水栓蓋は外した状態である。
作動部165をメンテナンスするときには、図8(a)に示すように、まず、排水栓蓋190を取り外し、次いで、筒状台座130から、保持部120ごと作動部165を引き抜く。この際、保持部120の係合突起123は内向きに弾性変形しやすいので、比較的に楽に保持部120と筒状台座130との係合を解除することができる。次に、排水口210より上方まで引き抜かれた保持部120の側方開口部121aを広げ、作動部165を側方開口部121aから取り出す。この際、作動部165の取り出し方向は、水平方向となるので、レリースワイヤ160に過大なテンションをかけることなく、作動部165を外すことが可能である。このようにして、作動部165を保持部120から取り外すことにより、操作部100B側からレリースワイヤ160と作動部165を取り出して、メンテナンスや部品交換などを行うことができる。
また、筒状台座130を支持金具180に取り付けるのに代えて、浴槽200の排水口210に筒状台座130を取り付けてもよい。
100A:排水栓部
100B:操作部
120:保持部
121:筒部
121a:側方開口部
121b:リブ(拘束手段)
122:脚部
123:係合突起
130:筒状台座
131:受け溝
132:係合凹部
140:締付ナット
160:レリースワイヤ
165:作動部
180:支持金具(排水管部材)
190:排水栓蓋
200:浴槽(水槽)
210:排水口
Claims (4)
- 水槽の排水口に設けた排水栓蓋を上下動させて前記排水口を開閉する排水栓装置において、
前記排水栓装置は、排水栓蓋と、前記排水栓蓋を上下動させる作動部と、操作部と、前記操作部の動作を前記作動部に伝達するレリースワイヤと、弾性変形可能な合成樹脂製であって前記作動部を前記排水口に取り付ける保持部と、を備え、
前記保持部は、側方に開口部を有する筒部を備えてなり、
前記保持部を前記排水口から外した状態では前記開口部が広がって前記作動部を挿入可能であり、前記保持部を前記排水口に取り付けた状態では前記開口部が広がらないように前記開口部の変形が規制されていることで前記作動部を前記保持部によって保持することを特徴とする排水栓装置。 - 前記保持部に前記作動部を保持した状態で前記保持部を、前記排水口または前記排水口に接続された排水管部材に取り付けられた筒状台座に係合させることによって、前記作動部を前記排水口に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の排水栓装置。
- 前記保持部は、前記作動部を収容する筒部と、前記筒部の外側に伸びて前記筒状台座に係合可能な脚部と、を備え、
前記保持部を前記筒状台座の上方から差し込んだ際に、前記保持部が前記筒状台座から抜け落ちるのを防止するために、前記脚部の外側端面に前記筒状台座の上面に当接可能なリブを形成したことを特徴とする請求項2記載の排水栓装置。 - 前記保持部に、前記作動部が上下動しないように拘束する拘束手段を設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の排水栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012146737A JP5979590B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 排水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012146737A JP5979590B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 排水栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014009504A JP2014009504A (ja) | 2014-01-20 |
JP5979590B2 true JP5979590B2 (ja) | 2016-08-24 |
Family
ID=50106444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012146737A Active JP5979590B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | 排水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5979590B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6630885B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2020-01-15 | 丸一株式会社 | 排水栓装置 |
JP6864864B2 (ja) * | 2017-01-18 | 2021-04-28 | Toto株式会社 | 排水栓装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10121537A (ja) * | 1996-10-16 | 1998-05-12 | Inax Corp | 遠隔操作排水栓のリフト機構 |
JP2003082731A (ja) * | 2001-09-12 | 2003-03-19 | Yasumi Ota | 排水栓装置 |
JP5158617B2 (ja) * | 2006-06-07 | 2013-03-06 | 株式会社日本アルファ | 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法 |
JP4839460B1 (ja) * | 2011-04-28 | 2011-12-21 | 丸一株式会社 | 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ連結構造 |
-
2012
- 2012-06-29 JP JP2012146737A patent/JP5979590B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014009504A (ja) | 2014-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2816161A1 (en) | Popup installation structure for a sink and installation method | |
JP2013240468A (ja) | スプリンクラーヘッド用保護キャップおよびスプリンクラーヘッド | |
JP5979590B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP4374429B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
KR101241107B1 (ko) | 세면대용 팝업식 개폐장치 | |
JP2018115467A (ja) | 排水栓装置 | |
JP2016044763A (ja) | ホース継手 | |
JP5953132B2 (ja) | 操作装置 | |
JP2009102931A (ja) | 排水トラップ | |
JP2010053673A (ja) | 洗面ボウルへの排水器具の取付構造 | |
JP5361290B2 (ja) | 排水器具 | |
JP5531189B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP5904462B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置の金属板製フランジ部材を備えた押釦ガイド部材 | |
JP5971610B2 (ja) | 排水栓装置の操作部取付け構造 | |
KR101468810B1 (ko) | 세면대용 분리식 팝업장치 | |
KR101666971B1 (ko) | 세면대용 팝업식 개폐장치 | |
JP6027313B2 (ja) | 排水栓用玉鎖の固定方法 | |
KR20150003258U (ko) | 양변기의 레버 | |
KR20140101126A (ko) | 세면대용 배수구 | |
KR20120098276A (ko) | 팝업식 세면대 개폐장치용 개폐밸브 | |
JP2020065618A (ja) | チェーンの取付構造 | |
KR20090047712A (ko) | 스터드 타이어의 스터드 홀 성형용 핀 | |
JP2017166130A (ja) | 排水栓装置 | |
JP5849714B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
KR20090011878U (ko) | 박스커버의 체결장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150520 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160307 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160427 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160704 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5979590 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160717 |