JP5158617B2 - 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法 - Google Patents

遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5158617B2
JP5158617B2 JP2006183863A JP2006183863A JP5158617B2 JP 5158617 B2 JP5158617 B2 JP 5158617B2 JP 2006183863 A JP2006183863 A JP 2006183863A JP 2006183863 A JP2006183863 A JP 2006183863A JP 5158617 B2 JP5158617 B2 JP 5158617B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating
fixed clamp
drain
bearing
release wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006183863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007327311A5 (ja
JP2007327311A (ja
Inventor
弘貴 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Alpha Co Ltd
Original Assignee
Japan Alpha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Alpha Co Ltd filed Critical Japan Alpha Co Ltd
Priority to JP2006183863A priority Critical patent/JP5158617B2/ja
Publication of JP2007327311A publication Critical patent/JP2007327311A/ja
Publication of JP2007327311A5 publication Critical patent/JP2007327311A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5158617B2 publication Critical patent/JP5158617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

本発明は、排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に操作を伝達し、該作動部に継続する排水栓が操作されて排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材に係わるものであり、またその施工方法に係わるものである。
遠隔操作式排水栓装置は、排水栓の開閉が、この排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に操作を伝達し、行なわれるものであって、該作動部は、排水口に支持され、排水栓に継続されているものである。
そして、この遠隔操作式排水栓装置を施工するに当たっては、作動部を排水口下方より挿込み、作動部を排水口に支持し、その上で排水栓に継続していた。
そこで、作動部を排水口に支持するため、排水口内に設けられた支持部材の軸受部に作動部を挿入し、上下方向の動きを阻止するために、軸受部にストッパー係止部、及びEリング状係止具などで係止固定していた。(特許文献1参照)
また、レリースワイヤ端部に形成された作動部が支持部材である固定クランプに差し込まれ、排水口に支持されるものがある。
この固定クランプは、軸受部と、曲帯部と、これらに架橋される架橋部とでなるものを2分割し、この半体同士を曲帯部におけるヒンジで結合し、作動部が軸受部の横または径方向から差し込み、ヒンジによる結合で挟持させられ、この作動部を挟持した固定クランプが排水口に挿入され、排水口にその曲帯部を嵌着支持されて固定するものであった。(特許文献2参照)
特開平10−121537 特開2004−300841
ところが、排水口と離間した位置に配設された操作部での操作がレリースワイヤを介して伝達され、この伝達を受けて作動する作動部が排水口に位置支持され、該作動部に継続する排水栓で排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置にあっては、作動部が排水口に支持部材などで支持されているが、この支持部材には、作動部を排水口の下方から挿入し、支持部材の軸受部にストッパー係止部、及びEリング状係止具などを用いて係止させていたが、係止構造が緻密で、その上、狭い排水口内での組立、分解などの工事作業が簡単且つ容易でなかった。(特許文献1参照)
そこで、組立、分解などの工事作業が少しでも簡単且つ容易にできるように、固定クランプを用い、作動部の排水口への支持部材とする。
この固定クランプは、分割され、その半体同士をヒンジ結合するものであって、レリースワイヤ端部の作動部を挟持し、排水口に支持させるものである。
この固定クランプを用いることによって作動部が挟持され、排水口への支持を一応は、容易且つ簡単にできるようにみえたが、この固定クランプは、半体同士が曲帯部でのヒンジ結合であるので、作動部の固定クランプによる挟持が、軸受部の横又は径方向からの挿し込みで行われなければならず、そのため、このヒンジ結合による固定クランプ半体での挟持の開閉開度が大きくなり、狭い排水口付近での工事作業には支障をきたし、ましてワンタッチの組立、分解を困難にし、よって、工事作業が容易、且つ簡単にできるものでなかった。
そこで、本発明は、以上の課題を解決するために、遠隔操作式排水栓装置が施工されるに当たって、そのレリースワイヤ端部の作動部を排水口に支持するのに狭い排水口付近の状態であっても、簡単、且つ容易に挟持係止が行えうる固定クランプのレリースワイヤ支持部材を得ることにある。
本発明の遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材は、作動部を排水口に支持する固定クランプが、作動部を挟持孫止する軸受部と、該軸受部を排水口に嵌着係止して支持する曲帯部と、軸受部より曲帯部に架橋する架橋部とでなり、軸受部は、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、下から軸方向へ押し開いて作動部を挿入して挟持し、軸受部の内周面に突部が形成されて作動部との係合をし、作動部の上下動が係止されるものである。
曲帯部は、この下端には、排水口内周面に形成された凸部の間に刻設した係合溝に係合されるストッパー係合部が形成され、該ストッパー係合部による係合溝への係合と、曲帯部下端の前記凸部への係止とによって、軸方向及び周方向の動きが阻止されるものである。
そして、本発明の固定クランプは、排水口内周面に刻設された係合溝よりストッパー係合部係合を外して脱する為に、曲帯部のストッパー係合部位置の外側面に治具の脚が挿し込まれる治具挿入溝を形成するものである。
また、本発明の遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材の施工方法は、レリースワイヤを介して排水口より離間した位置の操作部から操作される作動部が排水口上に下方から挿出され、この作動部が、軸受部と、架橋部と、曲帯部とでなる固定クランプのこの軸受部に下方から軸方向へ挿込まれ、この軸受部には、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、内周面に突部が形成されているので、軸受部を押し開いて挟持され、上下動しないように係止し、作動部を挟持係止した固定クランプは、排水口に嵌着させ、曲帯部の下端には、排水口内周面に形成された凸部の間に刻設した係合溝に係合するストッパー係合部が形成されているので、該ストッパー係合部が係合溝に係合されるとともにその曲帯部の下端が前記凸部に係止されて固定クランプの上下動及び周方向の動きを阻止させることになり、施工された固定クランプを排水口より脱するときには、予め、曲帯部のストッパー係合部位置の外側面に形成された治具挿入溝に治具の脚を挿込み、該治具の脚の押圧で、ストッパー係合部係合が外されるとともに、治具の脚に形成された掛合部を治具挿入溝に形成された掛合受部掛合し、治具を排水口より引き上げるときにチャックして、共に固定クランプをも排水口より抜き出せる方法である。
本発明は、排水口と離間した操作部からレリースワイヤを介して操作が伝達されるその作動部を排水口下方より挿込んで排水口に支持するのにレリースワイヤ支持部材の固定クランプが用いられ、この固定クランプが軸受部と曲帯部と架橋部とでなり、軸受部には下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、下方から軸方向へ作動部を軸受部に挿込むと、上端のスリットの刻設が残された部分を支点として、スリットにより軸受部が押し開かれて作動部を押し込むことができ、ワンタッチで、且つ容易に挟持係止することができる。
そして、作動部を軸受部に挟持係止した固定クランプは、その曲帯部を排水口にスナップ嵌込みで容易に係合係止し、支持固定できる。
作動部の軸受部によっての挟持は、その外側を架橋部で架橋された曲帯部の排水口への嵌込みで固定されるので弛緩することなくできる。
また、排水口付近の狭いところであっても、作動部が軸受部を軸方向へ押し開いて挿し込まれ、ワンタッチの挟持ができ、その作動部を挟持した固定クランプの排水口への嵌め込みが、容易且つ簡単な作業で出来る。
本発明の固定クランプは、作動部を排水口に支持するのに、作動部を挟持する軸受部が架橋部で曲帯部に支持されて排水口に支持される。この支持に当たって、曲帯部が、その下端のストッパー係合部と排水口内周面の係合溝との係合、及び曲帯部の下端と排水口内周面の凸部との係止がされることによって、固定クランプの排水口への上下動、及び周方向の動きを難無く阻止し、堅実に支持固定することができ、作動部の排水口への支持を確実にすることができる。
本発明のレリースワイヤ支持部材の固定クランプは、曲帯部がそのストッパー係合部位置の外周面に治具挿入溝を形成しているので、その治具挿入溝に治具の脚を挿込めば、曲帯部の排水口への係合が外れ、排水口より脱することができ、簡単、且つ容易に分解をすることができ、合理的な工事作業ができる。
本発明の遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材の施工方法は、固定クランプの軸受部が下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、内周面に突部が形成されているので、排水口上に下方から挿出された作動部が固定クランプの軸受部に下方から軸方向へ、いとも簡単、且つ容易に挿込み、挟持係止することができ、曲帯部の下端に形成されたストッパー係合部によって、排水口内周面に形成された凸部の間に刻設した係合溝に係合され、この係合によって上下動及び周方向の動きをしないように作動部を軸受部に挟持係止した固定クランプが、排水口に嵌着されることによって堅固な固定をし、作動部を挟持した固定クランプの排水口への支持組立がされることになる。
また、排水口より固定クランプを分解するには、予め、曲帯部のストッパー係合部位置の外周面に治具挿入溝を形成しておき、帯部の治具挿入溝に治具の脚を挿込み、その押圧でストッパー係合部係合を外し、治具の脚に形成された掛合部を曲帯部の治具挿入溝に形成された掛合受部掛合し、チャックされた固定クランプはともに排水口より脱することができる。
よって、レリースワイヤ支持部材の固定クランプの排水口への組立、分解のこの工事作業方法は手間をかけず、確実且つ迅速に、そして簡単かつ容易にできることになる。したがって、メンテナンスを行い易いという利点がある。
本発明は、排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に操作伝達し、排水口を開閉する排水栓が操作される排水栓装置において、作動部を排水口に強固に支持固定するレリースワイヤ支持部材が、しかも狭い排水口付近にもかかわらず、ワンタッチで、簡単、且つ容易に排水口に設置できるようにすることにある。
これらを図示に基いて説明すると、図1は、作動部4が排水口1に固定クランプ5であるレリースワイヤ支持部材によって支持されていることを示すものである。排水口1を開閉する排水栓2は、操作部からの操作がレリースワイヤを介して作動部4に伝達され、それに継続の支持軸41が上下動され、排水栓2を昇降させる。
作動部4を排水口1に簡単、且つ容易に、しかも強固に支持させるには、作動部4が固定クランプ5に挟持係止され、該固定クランプ5を排水口1に嵌着係止し、支持固定することにある。
固定クランプ5は、図2、3、4、5で示す如く、作動部4を挟持係止する軸受部51と、排水口1に嵌着係止する曲帯部52と、軸受部51より曲帯部52に架橋する架橋部53とでなり、軸受部51が、下から軸方向へ少なくとも2本のスリット54を刻設し、上端にスリットの刻設をせずに少し残す部分541が設けられる。排水口1の下方から挿出された作動部4を固定クランプ5の軸受部51に下方から軸方向へ挿込むことによって挟持する。この挟持に当たっては、軸受部51が上端のスリットの刻設されない部分541を支点として押し開かれ、作動部4が挿込まれ、挿込まれると閉ざされて挟持することになる。
軸受部51は、架橋部連結部位近傍内周面には突部55の係止部が形成されて作動部4の中間環状溝42に係合し、また、下端部内周面にも突部56の係止部が形成されて作動部4の下端部43を係止し、軸受部51による作動部4の挟持によって、軸受部内周面の突部55、56と作動部4の中間環状溝42、及び下端部43との相互係合係止ができ、作動部の上下動を阻止する固定ができることになる。
なお、軸受部の突部55、56と作動部の中間環状溝42、及びその下端部43との相互係合係止は、これに限定されることなく係合をし、上下動の阻止ができるものであればよい。
よって、軸受部内周面、又は作動部表面のいずれかに係合できる突部を形成すればよいことになる。
曲帯部52には、その下端に、排水口1内周面に形成された曲帯部の下端を係止する凸部14の間に刻設した係合溝13に係合されるストッパー係合部58を形成し、該ストッパー係合部位置上方に、治具の脚61の治具挿入溝59及びガイド切欠部591が形成される。そして、排水口1内周面には、曲帯部52下端を係止する凸部14が形成されると共に、ストッパー係合部58を係合する係合溝13が凸部14の間に刻設される。よって、固定クランプ5が、ストッパー係合部58を排水口1の係合溝13に係合するのに相互して、曲帯部52の下端を凸部14に係止することによって、軸方向及び周方向への動きが阻止されることになって、強固な固定ができる。
遠隔操作式排水栓装置は、排水口と離間した位置に配設された操作部の操作で排水口1の開閉が排水栓2の昇降作動で行なわれるが、この操作はレリースワイヤ3を介して伝達される。そこで、そのレリースワイヤ支持部材の施工をするには、図6に示す如く、該レリースワイヤ3に継続の作動部4を、先ずは、排水口1下方より挿込み、排水口1上に抜き出させたところで、固定クランプ5に挟持係止させる。
固定クランプ5は、軸受部51が下から軸方向へ少なくとも2本のスリット54を刻設し、上端にスリットの刻設されない部分541が少し残されているので、作動部4をその軸受部51の下から挿入するに当たって、軸受部51は、スリットの刻設されない部分541を支点とし、スリット54が押し開かれ、作動部4を押し込み挟持する。挟持に当たって、軸受部51の内周面には、架橋部連結部位及び下端部に突部55、56が形成され、作動部4の中間環状溝42、及び下端部43に相互係合し、上下動しない安定した挟持が簡単且つ容易にワンタッチでできる。(図6−1)
なお、スリット54の下方部分には、挟持の均衡を保つためのストッパー部57、57が形成されている。
作動部4を挟持係止したレリースワイヤ支持部材の固定クランプ5は、排水口1内へ挿込まれ、作動部4の軸受部51による挟持支持を固定する。それには、曲帯部53の下端に形成されたストッパー係合部58をもって、排水口1の内周面に形成された凸部14の間に刻設された係合溝13に係合し、且つ曲帯部53の下端を排水口1の内周面に形成された凸部14へ係止させることによって、排水口1に固定クランプ5を強固かつワンタッチに係合係止することができる。(図6−2)
その上で、作動部4を排水栓2に挿込み、作動部の支持軸41を排水栓2の栓蓋21に接合する。(図6−3)
作動部4が排水口1に支持される他の実施例であるレリースワイヤ支持部材の固定クランプ5aについて、図7、8で示す。
この固定クランプ5aは、作動部4を挟持係止する軸受部51aと、該軸受部を排水口1に嵌着係止して支持する曲帯部52aと、軸受部51aより曲帯部52aに架橋する架橋部53aとでなり、軸受部51aは下から軸方向へ対称位置にある4本のスリット54aが上端を少し残して刻設され、作動部1を下から軸方向へ挿込んで挟持させる。
軸受部51aは、上端及び下端の内周面には、環状突起55a、56aが形成され、作動部4の上端及び下端を係止し、作動部4の上下動を阻止する。
作動部4をこの固定クランプ5aの軸受部51aに挟持するに当たっては、作動部4を軸受部51aの下方から軸方向へ挿込むと、軸受部51aの上端のスリットの刻設がされない部分541aを支点として押し開かれ、作動部4が押込まれて軸受部で挟持され、環状突起55a、56aによって上下動しないよう係止される。
曲帯部52aは、軸受部51aのスリット54a相互間部分に対応して、各々、架橋部53aを介して放射状に架橋される。
そして、曲帯部52aの下端には、ストッパー係合部58aが下方へ延出され、排水口1の内周面に形成された凸部14の間に刻設した係合溝13に係合する。
なお、この係合とともに曲帯部52aの下端が排水口1の内周面に形成された凸部14と係止して、この相互の係合係止によって曲帯部52aを排水口1にワンタッチで、周方向及び軸方向の動きのない確実な固定がされることになる。
メンテナンスのために分解するに当たって、排水口1に嵌着された固定クランプ5、5aの取り外しに際して、図9のような治具6を用いることができる。
治具6は、脚61が二股脚を形成したものであって、この脚61を、図10で示す如く、固定クランプ5の曲帯部52の外周面に形成した治具挿入溝59に挿し込み、外側から脚61によって曲帯部52下端に形成されたストッパー係合部58が内側へ押されて、排水口1の係合溝13との係合が外される。
なお、曲帯部52のガイド切欠部591は、治具6の脚61を治具挿入溝59へガイドする。
この治具6の脚61が曲帯部52の治具挿入溝59へ挿し込まれることによって、脚61先端の掛合部62を治具挿入溝59の掛合受部592に掛合し、治具6を排水口1より引き上げるときにチャックして、共に固定クランプ5を排水口より抜き出させることになる。
なお、治具6は、マイナスドライバーであってもよいことは云うまでもない。
遠隔操作式排水栓装置の排水口の状態図である 固定クランプの形態を示す断面図である 固定クランプの上視図である 固定クランプの下視図である 固定クランプの側面視図である 遠隔操作式排水栓装置の施工状態図である 他の実施例の固定クランプの形態を示す断面図である 他の実施例の固定クランプの下視図である 固定クランプを排水口の係止から解除するための治具の側断面図である 固定クランプを排水口の係止から解除する状態図である
1 排水口
13 係合溝
14 凸部
2 排水栓
21 栓蓋
3 レリースワイヤ
4 作動部
41 支持軸
42 中間環状溝
43 下端部
5、 5a 固定クランプ
51、51a 軸受部
52、52a 曲帯部
53、53a 架橋部
54、54a スリット
541、541a スリットの刻設がされない部分
55 突部(架橋部連結部位内周面)
56 突部(下端内周面)
55a、56a 環状突起
57 ストッパー部
58、58a ストッパー係合部
59 治具挿入溝
591 ガイド切欠部
592 掛合受部
6 治具
61 脚
62 掛合部

Claims (3)

  1. 排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に操作を伝達し、該作動部に継続して排水口を開閉する排水栓が操作される排水栓装置において、作動部を排水口に支持する固定クランプが、作動部を挟持係止する軸受部と、該軸受部を排水口に嵌着係止して支持する曲帯部と、軸受部より曲帯部に連結する架橋部とでなり、軸受部は、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、下から軸方向へ押し開いて作動部を挿入して挟持し、軸受部の内周面に突部が形成されて作動部との係合をし、作動部の上下動が係止され、曲帯部は、この下端には、排水口内周面に形成された凸部の間に刻設した係合溝に係合されるストッパー係合部が形成され、該ストッパー係合部による係合溝への係合と、曲帯部下端が前記凸部への係止とによって、固定クランプの軸方向及び周方向の動きが阻止されることを特徴とする遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材。
  2. 固定クランプが、排水口内周面に刻設された係合溝よりストッパー係合部の係合を外して脱する為に、曲帯部のストッパー係合部位置の外側面に治具の脚が挿し込まれる治具挿入溝を形成することを特徴とする請求項1記載の遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材。
  3. レリースワイヤを介して排水口より離間した位置の操作部から操作される作動部が排水口上に下方から挿出され、この作動部が、軸受部と、架橋部と、曲帯部とでなる固定クランプのこの軸受部に下方から軸方向へ挿込まれ、この軸受部には、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、内周面に突部が形成されているので、軸受部を押し開いて挟持され、上下動しないように係止し、作動部を挟持係止した固定クランプは、排水口に嵌着させ、曲帯部の下端には、排水口内周面に形成された凸部の間に刻設した係合溝に係合するストッパー係合部が形成されているので、該ストッパー係合部が係合溝に係合されるとともにその曲帯部の下端が凸部に係止されて固定クランプの上下動及び周方向の動きを阻止させることになり、施工された固定クランプを排水口より脱するときには、予め、曲帯部のストッパー係合部位置の外側面に形成された治具挿入溝に治具の脚を挿込み、該治具の脚の押圧で、ストッパー係合部の係合が外されるとともに、治具の脚に形成された掛合部を治具挿入溝に形成された掛合受部に掛合し、治具を排水口より引き上げるときにチャックして、共に固定クランプをも排水口より抜き出せることを特徴とする遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材の施工方法。
JP2006183863A 2006-06-07 2006-06-07 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法 Active JP5158617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183863A JP5158617B2 (ja) 2006-06-07 2006-06-07 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006183863A JP5158617B2 (ja) 2006-06-07 2006-06-07 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007327311A JP2007327311A (ja) 2007-12-20
JP2007327311A5 JP2007327311A5 (ja) 2009-08-06
JP5158617B2 true JP5158617B2 (ja) 2013-03-06

Family

ID=38927954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006183863A Active JP5158617B2 (ja) 2006-06-07 2006-06-07 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5158617B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5531189B2 (ja) * 2009-02-16 2014-06-25 丸一株式会社 遠隔操作式排水栓装置
JP5333931B2 (ja) * 2009-06-22 2013-11-06 株式会社日本アルファ レリースワイヤの作動部用支持部材
JP5387970B2 (ja) * 2009-09-03 2014-01-15 株式会社日本アルファ 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ端部
JP5441004B2 (ja) * 2009-12-21 2014-03-12 Toto株式会社 浴槽の排水栓装置及びその排水栓装置を備える浴槽。
JP5972673B2 (ja) * 2012-06-07 2016-08-17 Toto株式会社 排水栓装置
JP5979590B2 (ja) * 2012-06-29 2016-08-24 Toto株式会社 排水栓装置
JP6864864B2 (ja) * 2017-01-18 2021-04-28 Toto株式会社 排水栓装置
JP7187009B2 (ja) * 2018-08-24 2022-12-12 株式会社日本アルファ 排水栓装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3275708B2 (ja) * 1996-05-30 2002-04-22 松下電工株式会社 ホップアップ式排水栓
JP2004300841A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Nifco Inc 排水栓装置
JP4374429B2 (ja) * 2005-08-08 2009-12-02 丸一株式会社 遠隔操作式排水栓装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007327311A (ja) 2007-12-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5158617B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ支持部材、及びその施工方法
JP2007327311A5 (ja)
RU2477413C1 (ru) Разъединяющее приспособление для трубного пуш-фитинга
JP5922246B2 (ja) ホースクランプ
JP6258725B2 (ja) 貫通部形成装置及び防火区画壁構造
JP2009168177A (ja) ドラムブレーキのシューホールド装置
KR102162318B1 (ko) 면밀한 고정과 개폐가 용이한 맨홀
JP5107233B2 (ja) リリースクリップ
KR101354687B1 (ko) 세면기 설치용 배수파이프 기구
KR20110005102U (ko) 주름파이프의 연결장치
EP3396224A1 (en) Lock mechanism for tubular body
KR20180054216A (ko) 원터치식 삽입 및 분리가 가능한 철근 커플러
JP5491355B2 (ja) 締結バンド
JP4425780B2 (ja) 遠隔操作用レリース及びその遠隔操作用レリースを備えた排水栓装置
TWI254095B (en) Drain plug device
JP4336632B2 (ja) 排水栓装置の接続構造
JP5531189B2 (ja) 遠隔操作式排水栓装置
JPH11190483A (ja) 流体用のプラグ継手
KR200194743Y1 (ko) 가방끈걸이
JP5452092B2 (ja) 分岐継手
JP6039537B2 (ja) 管継手
WO2011052069A1 (ja) 雌型管継手
JP4674116B2 (ja) 排水ホース固定部材
EP1723304B1 (en) Device for fastening together an actuating system for casings and the said casing
JP2006183423A (ja) 排水栓装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090528

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5158617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151221

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250