JP4336632B2 - 排水栓装置の接続構造 - Google Patents
排水栓装置の接続構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4336632B2 JP4336632B2 JP2004245302A JP2004245302A JP4336632B2 JP 4336632 B2 JP4336632 B2 JP 4336632B2 JP 2004245302 A JP2004245302 A JP 2004245302A JP 2004245302 A JP2004245302 A JP 2004245302A JP 4336632 B2 JP4336632 B2 JP 4336632B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drainage
- joint
- port member
- connection structure
- plug device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
そして、この排水栓装置を、槽壁に挿通される排水口部材、槽壁やエプロンに挿通される操作ガイド部材に接続する時には、槽壁を挿通するその排水口部材を排水継手内面に進退可能に螺嵌して、排水継手と排水口部材とで排水口に排水機構体を取付け、槽壁やエプロンに挿通する操作ガイド部材を操作継手内面に螺嵌して、操作継手と操作ガイド部材とで操作機構体を操作口に取付ける構造になっている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記先行技術は、浴槽、洗面器等の槽内から排水口部材、操作ガイド部材を排水継手、操作継手に各々捻じ込んだ後、各々の支持体を排水口部材側、操作ガイド部材側に逆回転させて、その排水口部材先端、操作ガイド部材先端に衝合して、排水機構体、操作機構体がロックされるようになっている。
そのため、排水栓装置を装着するに際して、排水口部材、操作ガイド部材の排水継手、操作継手に対する捻じ込み操作と、各々の支持体の逆回転操作とが必要で、取付時の作業性が最適なものとはいい難いものであった。
他の目的とする処は、排水口部材と排水継手との接続が強固で、排水機構体に槽内から誤って負荷荷重が作用しても接続が解除されることのない排水栓装置の接続構造を提供することにある。
また、前記操作ガイド部材への操作継手の接続手段の具体的一例は、操作ガイド部材への操作継手の接続手段は、操作ガイド部材に外側に向けて突設したストッパー部と、前記操作継手に設けられ環状シール部を内周面に配置した上方を開放する筒状ガイド部と、該筒状ガイド部に設けてなりストッパー部との衝合で拡開してストッパー部の進入を妨げずストッパー部の通過後復元してストッパー部を環状シール部を介して筒状ガイド部とで挟持する挟持部とを備えていることを特徴とする排水栓装置の接続構造である(請求項3)。
そして、排水口部材内で排水継手の入水口に抜差し可能に係合されている排水機構体の支持体を槽内に引き出してメンテナンスに対処する(請求項1)。
そして、槽壁やエプロンの操作口に装設される操作ガイド部材から外向きに突設するストッパー部が操作継手の挟持部を拡径するように、操作継手を下方から押上げる操作で、ストッパー部の通過後その挟持部が復元してそのストッパー部を環状シール部を介してその挟持部と筒状ガイド部とで挟持して、操作継手と操作ガイド部材との接続が水密状をもって行われる(請求項3)。
前記排水機構体、操作機構体のどちらか一方に開閉機構等の周知のスラストロック機構を内蔵している。
しかも、請求項1、3においては、排水機構体の支持体を支持する排水継手、操作機構体の支持体を支持する操作継手を押上げるだけで、槽壁を挿通して装設されている排水口部材、操作ガイド部材に簡単に接続することができる。
その上、排水機構体の支持体を、排水継手の入水口に上方から抜差し可能に係合しているので、排水口部材に対する排水継手の掛止を解かずとも、その支持体を排水継手から外して槽内に引き出し、レリースワイヤとの接続状況や、開閉機構であるスラストロック機構の点検等が行える。
その上、請求項2にあっては、遊嵌されているリングを押上げて、起立壁の外向き突起にリングに形成されている増強用掛止部を掛合させて接続用掛止部の掛合間係を増強するから、排水口部材に対して排水継手がより強力に接続され、例えば誤って排水機構体で支えられる開栓状態の栓蓋に人体荷重等の負荷荷重に作用しても、排水口部材から排水継手が外れてしまう虞れを無くし、接続強度をアップすることができる。
また、この排水継手1は、図2に示すにように上面に入水口1cを開口し、その入水口1cを囲繞するように環状凹部1dを凹設し、更に環状凹部1dの外壁部に構成するように周方向に起立壁1eを起設している。
該係合片1fの前記外輪板21bと対応する部位には、外輪板21b用の差込スリット1f”が切欠形成されている。
また、図3に示すように、前記係合片1fを、入水口1cに載承される外輪板21bの上面と同等高さまで起設し、その上端に外輪板21bのその上端に係合する爪部1f’を外側に向けて突設して、係合強度をアップさせたものであっても良いものである。
そして、前記起立壁1eの掛止突起1e1と、排水口部材3の掛合凹部23とで環状凹部1dへの排水口部材3嵌め込み時に相互に掛合する接続用掛止部9を構成するようになっており、更に前記起立壁1eには、前記掛止突起1e1と対応して上端から外向き突起1e2が突設されている。
前記嵌着筒部22は、図6、図7に示すように上部に等間隔をおいて軸方向に切欠き22aを設け、その切欠き22a端に喰込み凸部22bを内向きに突設して、内挿される前記操作機構体12の操作筒体12aを係止するようになっている。
すると、図2(ハ)、(ニ)に示すように環状シール部5を圧接して環状凹部1dに排水口部材3の下端が嵌め込まれると同時に、排水口部材3の掛合凹部23が、排水継手1の掛止突起1e1に掛合して接続用掛止部9を構成し、尚且つ排水機構体12の支持体21の掛止凸部21eが排水口部材3の掛合段部33に掛合する。そして、リング材8を人為的に上方に持上げ、増強用掛止部18を起立壁1eの外向き突起1e2に掛合させて、前記接続用掛止部9の掛合を増強するようになっている。
これによって、排水機構体11の支持体21を支持する排水継手1の排水口部材3との水密状の接続が完了する。
前記振れ防止体16は、支持軸11bによる栓蓋6の上下動に伴って、案内筒体11a内に案内されるように上下動するようになっている。
その筒状部16aの長さを栓蓋6が支持軸11bで上昇された状態(排水口開口状態)であっても、案内筒体11aの外周面に添う長さに設定することによって、支持軸11bの振れや傾きを防止する働きがある。
また、この振れ防止体16は、排水に混入する異物が案内筒体に開孔されている支持軸ガイド孔(図示せず)から案内筒体11a内に入り込むのを防止する異物混入防止用カバーとしても機能するようになっている。
メンテナンス後には、係合片1fを入水口1c側に弾性変形させるようにして掛止爪部21eを差し入れて、掛合段部33に掛合することによって、排水機構体11をセットするようになっている。
また、符号Cは、レリースワイヤLWのガイドチューブであり、操作継手2の支持体22である前記嵌着筒部に嵌着されている。Dは、排水継手1の前記挿入路1aに嵌着される封水キャップで、レリースワイヤLWを水密状に挿通する挿通孔dを開孔している。
2:操作継手 11:排水機構体
21:操作機構体 21、22:支持体
LW:レリースワイヤ B:槽壁
3:排水口部材 4:操作ガイド部材
5、15:環状シール部 1c:入水口
1d:環状凹部 1e:起立壁
9:接続用掛止部 8:リング材
1e2:外向き突起 18:増強用掛止部
24:ストッパー部 32:筒状ガイド部
10:挟持部
Claims (3)
- 排水継手に排水機構体の支持体を支持すると共に、操作継手に操作機構体の支持体を支持し、前記排水機構体と操作機構体とをレリースワイヤで連絡し、前記排水継手を、槽壁に挿通する排水口部材に、また操作継手を、槽壁やエプロンに挿通する操作ガイド部材に接続する時の排水栓装置の接続構造であって、前記排水口部材、操作ガイド部材と排水継手、操作継手とを相互の嵌め合いによる掛合で接続し、前記排水口部材への排水継手の接続手段が、排水継手の入水口に上方から抜き差し可能に係合される排水機構体の支持体と、排水継手の入水口を囲繞するように排水継手に凹設され排水口部材の下端が嵌め込まれる環状凹部と、その環状凹部内に挿入され排水口部材の下端に圧接する環状シール部と、前記環状凹部の外壁部を構成するように周方向から起設した起立壁と排水口部材との両者間に形成され前記環状凹部への排水口部材嵌め込み時に掛合する接続用掛止部とを備えていることを特徴とする排水栓装置の接続構造。
- 前記起立壁における前記接続用掛止部と対応する同一高さまたは同等高さに位置外向き突起を突設すると共に、起立壁に一回り大径なリング材を外遊嵌し、該リング材にその外向き突起に掛合して前記接続用掛止部の掛合間係を増強する増強用掛止部を形成していることを特徴とする請求項1記載の排水栓装置の接続構造。
- 前記操作ガイド部材への操作継手の接続手段は、操作ガイド部材に外側に向けて突設したストッパー部と、前記操作継手に設けられ環状シール部を内周面に配置した上方を開放する筒状ガイド部と、該筒状ガイド部に設けてなりストッパー部との衝合で拡開してストッパー部の進入を妨げずストッパー部の通過後復元してストッパー部を環状シール部を介して筒状ガイド部とで挟持する挟持部とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の排水栓装置の接続構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004245302A JP4336632B2 (ja) | 2004-08-25 | 2004-08-25 | 排水栓装置の接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004245302A JP4336632B2 (ja) | 2004-08-25 | 2004-08-25 | 排水栓装置の接続構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006063570A JP2006063570A (ja) | 2006-03-09 |
JP4336632B2 true JP4336632B2 (ja) | 2009-09-30 |
Family
ID=36110292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004245302A Expired - Fee Related JP4336632B2 (ja) | 2004-08-25 | 2004-08-25 | 排水栓装置の接続構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4336632B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5412632B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2014-02-12 | 丸一株式会社 | 遠隔操作式排水栓装置とその施工方法 |
JP4839460B1 (ja) * | 2011-04-28 | 2011-12-21 | 丸一株式会社 | 遠隔操作式排水栓装置のレリースワイヤ連結構造 |
JP2013253424A (ja) * | 2012-06-07 | 2013-12-19 | Toto Ltd | 操作装置 |
JP5953132B2 (ja) * | 2012-06-07 | 2016-07-20 | Toto株式会社 | 操作装置 |
JP6389991B2 (ja) * | 2014-03-13 | 2018-09-19 | 丸一株式会社 | 管体の接続構造 |
-
2004
- 2004-08-25 JP JP2004245302A patent/JP4336632B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006063570A (ja) | 2006-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2006183454A (ja) | 逆止弁および排水施設 | |
US20140116527A1 (en) | Rough-In Adapter | |
KR102061496B1 (ko) | 내화충전재의 흘러내림 방지구조를 갖는 배관용 입상슬리브 | |
JP4336632B2 (ja) | 排水栓装置の接続構造 | |
JPS58143029A (ja) | 排水器具 | |
KR101699850B1 (ko) | 욕조용 배수트랩 | |
JP4219368B2 (ja) | 公共桝用逆流防止装置及び公共桝用逆流防止装置を公共桝に取り付ける方法 | |
US6845528B2 (en) | Test plug assembly for a bath tub | |
JP2008261223A (ja) | 公共桝 | |
JP3689233B2 (ja) | 排水装置 | |
WO2015167162A1 (ko) | 세면기용 트랩일체형 배수장치 | |
JP3749827B2 (ja) | L型排水継手 | |
KR200234482Y1 (ko) | 바닥 배수용 배수전 유니트 | |
JP4287128B2 (ja) | 排水栓装置 | |
KR101694497B1 (ko) | 역류차단 기능이 강화된 배수관과 트랩관의 체결장치 | |
JP2008115577A (ja) | 洗濯機の排水排出ユニット | |
JPH11247281A (ja) | 排水桝 | |
JP5875836B2 (ja) | 流体装置 | |
KR100577467B1 (ko) | 반응조용 맨홀테 제조방법 및 이를 이용한 맨홀 덮개장치 | |
KR101713125B1 (ko) | 세면기용 폽업장치 | |
JP2019203320A (ja) | 配管構造 | |
JP2010248904A (ja) | 逆止弁および排水施設 | |
KR20180123858A (ko) | 세면대용 배수마개 | |
KR102245460B1 (ko) | 유체 배출구의 트랩 | |
KR20010025458A (ko) | 바닥 배수용 배수전 유니트 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060524 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080326 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080604 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090603 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090623 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090629 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |