JP2013253424A - 操作装置 - Google Patents

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Kazuhide Hotta
和秀 堀田
Shinichi Ota
慎一 太田
Kohei Kitagawa
浩平 北川
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Abstract

【課題】シール部材によって被固定部材及び継手機構間をより確実にシールしつつ、被固定部材に対する継手機構の接続容易性を高める。
【解決手段】操作装置1は、被固定部材11と、被固定部材11の内周側に配置される操作ボタン4と、操作ボタン4を支持する支持軸51を有してなる操作機構5と、被固定部材11に接続されるとともに、操作機構5を保持する継手機構7とを備える。被固定部材11及び継手機構7のうちの一方に、被固定部材11及び継手機構7のうちの他方が挿入された状態で、被固定部材11に継手機構7が接続される。一方の内周面と、他方のうち一方に挿入される部位の外周面との間には、環状のシール部材10が設けられる。シール部材10は、周方向に沿って延びる環状の基部と、周方向に沿って延び、基部から内周側及び外周側に突出する複数のリップ部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、排水口に設けられた栓蓋を操作するための操作装置に関する。
従来、栓蓋を遠隔操作し、排水口を開閉させるための操作装置として、押しボタン式のものが知られている。このような操作装置としては、所定の槽体(例えば、浴槽や洗面台など)やその近傍の構造物である取付対象物に設けられた操作ボタンと、操作ボタンを往復移動可能な状態で支持する支持軸を有してなる操作機構と、操作ボタンが内周側に配置され、取付対象物に直接又は間接的に固定される被固定部材(例えば、ガイド部材)と、操作機構を保持し、被固定部材に接続される継手機構とを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
また、当該技術において、継手機構は、自身に対して被固定部材が挿入された状態で被固定部材に接続されており、水密性の向上を図るために、継手機構の内周面と被固定部材のうち継手機構に挿入される部位の外周面との間には、樹脂又はゴムからなる環状のシール部材が設けられている。
特開2006−63570号公報
ところで、継手機構や被固定部材は、一般に樹脂からなり寸法公差が比較的大きいため、被固定部材及び継手機構間をより確実にシールするためには、前記シール部材の締め代(径方向に沿ったシール部材の潰し量)をより大きくする必要がある。しかしながら、上記特許文献1に記載の技術のように、シール部材として断面円形状のもの(いわゆるOリング)を用いた場合、Oリングは比較的圧縮変形しにくいことから、シール部材の締め代を大きくすると、継手機構に対して被固定部材を接続する際に、被固定部材等とシール部材との間で非常に大きな摩擦力が生じてしまう。そのため、被固定部材に対する継手機構の接続は決して容易ではない。また、シール部材と被固定部材等との間で生じる摩擦力が大きいと、被固定部材に対して継手機構が斜めに接続されてしまう等の不具合が生じてしまいやすい。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、その目的は、シール部材によって被固定部材及び継手機構間をより確実にシールしつつ、被固定部材に対して継手機構を接続する際に、シール部材と被固定部材等との間で生じる摩擦力を十分に小さくすることができ、被固定部材に対する継手機構の接続を極めて容易に行うことができる操作装置を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.樹脂により筒状に形成され、槽体又はこの近傍の構造物である取付対象物に固定される被固定部材と、
前記被固定部材の内周側に配置される操作ボタンと、
前記操作ボタンを往復移動可能な状態で支持する支持軸を有してなる操作機構と、
樹脂により筒状に形成され、前記被固定部材に接続されるとともに、自身の内周において前記操作機構を保持する継手機構とを備え、
前記被固定部材及び前記継手機構のうちの一方に、前記被固定部材及び前記継手機構のうちの他方が挿入された状態で、前記被固定部材に前記継手機構が接続される操作装置であって、
前記一方の内周面と、前記他方のうち前記一方に挿入される部位の外周面との間には、環状のシール部材が設けられ、
前記シール部材は、
自身の周方向に沿って延びる環状の基部と、
自身の周方向に沿って延び、前記基部から内周側及び外周側に突出する複数のリップ部とを有することを特徴とする操作装置。
上記手段1によれば、シール部材は、自身の周方向に沿って延びる環状の基部と、当該基部から内周側及び外周側に延びる複数のリップ部とを有する形状(例えば、Xリング形状)とされており、シール部材の径方向(被固定部材及び継手機構により挟圧される方向)に沿って力が加えられた際に、リップ部が容易に撓み変形するように構成されている。従って、シール部材の締め代を大きなものとすることで、シール部材による被固定部材及び継手機構間のより確実なシールを実現しつつ、継手機構を接続する際においてシール部材と被固定部材等との間で生じる摩擦力を十分に小さくすることができる。その結果、被固定部材に対して継手機構を極めて容易に接続することができ、取付作業性を格段に向上させることができる。
手段2.前記被固定部材は、その内周に径方向内側に突出する内周突部を有し
前記継手機構は、
前記被固定部材の内周に挿通される挿通部と、
前記挿通部の外周に設けられるとともに、径方向外側に突出し、径方向に沿って弾性変形可能な係り部とを有し、
前記被固定部材に前記挿通部が挿通され、前記内周突部に前記係り部が係止されることで、前記被固定部材に前記継手機構が接続されることを特徴とする手段1に記載の操作装置。
上記手段2によれば、継手機構の挿通部が被固定部材の内周に挿通された上で、内周突部に対して係り部が係止されることにより、被固定部材に対して継手機構が接続されている。従って、被固定部材の外周に対して継手機構を接続する場合と比較して、継手機構を比較的小径とすることができる。また、被固定部材に継手機構を接続する際に、Cリング等の別部材を用いる必要がない。これらの結果、製造コストの低減を図ることができる。
手段3.前記継手機構は、
前記継手機構に対する前記被固定部材の挿入方向に沿って延び、前記被固定部材が内周に挿通される筒状の外周壁部と、
前記外周壁部の他端部から内周側に向けて前記挿入方向と交差する方向に延びる環状の環状壁部とを有し、
前記外周壁部の外周には、自身の内周部が前記外周壁部の内周から突出するリング部材が設けられ、
前記継手機構に前記被固定部材が挿入され、前記リング部材の内周部が前記被固定部材の外周に係止されることで、前記被固定部材に前記継手機構が接続されており、
前記シール部材は、前記外周壁部の内周において、前記リング部材の内周部と前記環状壁部との間に設けられることを特徴とする手段1に記載の操作装置。
上記手段3によれば、シール部材を、外周壁部の内周においてリング部材の内周部と環状壁部との間に配置することにより、被固定部材へと継手機構を接続する際に、継手機構からシール部材が脱落してしまうことをより確実に防止できる。従って、取付作業性の一層の向上を図ることができる。
浴槽に取付けられた操作装置等を示す断面図である。 操作装置の構成を示す拡大断面図である。 継手機構に取付けられたリング部材等を示す断面図である。 シール部材の構成を示す断面図である。 第2実施形態における継手機構等の構成を示す断面図である。 別の実施形態における継手機構等の構成を示す断面図である。 別の実施形態におけるシール部材の配設位置を示す断面図である。 別の実施形態における筒状部材等の構成を示す断面図である。
以下に、実施形態について図面を参照しつつ説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、操作装置1は、取付対象物としての浴槽100に取付けられており、図2に示すように、被固定部材11と、操作ボタン4と、操作機構5と、伝達部材6と、継手機構7とを備えている。
被固定部材11は、ガイド部材2及び筒状部材3を備えており、浴槽100の側壁部101(図1参照)の上方から外周側に延びるフランジ部102に取付けられている。
ガイド部材2は、樹脂により筒状に形成されており、外周に雄ねじ部21を有する円筒状の本体部22と、当該本体部22の一端部(上端部)から外周側に突出する鍔部23とを備えている。前記本体部22(前記雄ねじ部21)は、前記フランジ部102に形成された貫通孔103に挿通されており、前記鍔部23は、フランジ部102の表面に配置されている。さらに、ガイド部材2は、その他端側(下方側)内周に、内周側に向けて突出する環状の突出部24を備えており、突出部24の内径は、ガイド部材2の一端側(上方側)内周における内径よりも小さくされている。
筒状部材3は、所定の樹脂により環状に形成されており、自身の内周に前記雄ねじ部21に螺合可能な雌ねじ部31を備えている。そして、筒状部材3が、前記鍔部23との間でフランジ部102を挟み込むようにして前記雄ねじ部21に螺合されることにより、ガイド部材2及び筒状部材3(被固定部材11)が浴槽100(フランジ部102)に固定されている。
加えて、筒状部材3の外周面には、凹状をなし、周方向に沿って延びる環状の被係止部32が設けられている。さらに、筒状部材3の外周面のうち、前記被係止部32よりも他端側(下方側)には、一端側(上方側)に向けて徐々に外径が増大する拡径部33が設けられている。加えて、筒状部材3の一端面(上端面)とフランジ部102との間には、ゴム等により形成された環状のパッキン部材9が設けられており、筒状部材3及びフランジ部102間が水密にシールされている。
操作ボタン4は、前記ガイド部材2の内周に配置されており、自身の表面が浴槽100の表面に露出する円板部41と、当該円板部41の外周側背面から他端側(下方側)に向けて延び、自身の外径が前記円板部41の外径よりも小さい円筒状の筒状部42と、当該筒状部42の内周側に形成され、前記円板部41の中心部背面から他端側(下方側)に向けて延びる筒状の嵌合部43とを備えている。また、外観品質の向上を図るべく、円板部41は、その表面が所定の金属(例えば、ステンレス)からなる被覆部41Aで覆われている。
前記操作機構5は、ガイド部材2の中心軸に沿って延び、当該中心軸に沿って往復移動可能な樹脂製の支持軸51を備えており、当該支持軸51の先端部が前記嵌合部43に嵌合されている。これにより、操作ボタン4は、ガイド部材2の中心軸に沿って往復移動可能な状態で支持軸51に取付けられている。尚、操作ボタン4の移動時には、前記円板部41の外周面がガイド部材2の一端側内周に沿うようにして移動し、前記筒状部42の外周面が前記突出部24の内周に沿うようにして移動する。すなわち、操作ボタン4は、ガイド部材2によってその移動がガイドされるようになっている。
伝達部材6は、金属製のワイヤーにより形成されるとともに、一端が前記操作機構5に接続され、他端が浴槽100の排水口104に設けられた栓蓋105を支持する栓蓋支持機構106に接続されている(図1参照)。また、伝達部材6は、自身の外周に設けられた筒状の外皮61に対して往復移動可能に構成されており、操作ボタン4(支持軸51)の変位に伴い、外皮61内を往復移動するようになっている。そして、操作ボタン4の変位に伴い、前記栓蓋105が上下動し、ひいては前記排水口104が開閉するようになっている。
継手機構7は、所定の樹脂により形成されており、自身の内周に被固定部材11が挿入された状態で、被固定部材11に接続されている。また、継手機構7は、外筒部71と、当該外筒部71よりも内周側に位置する内筒部72と、外筒部71の他端部及び内筒部72の外周を連接する鍔状の連接部73とを備えている。
外筒部71は、その一端側に、継手機構7に対する被固定部材11の挿入方向に沿って延び、被固定部材11が内周に挿通される外周壁部71Aと、当該外周壁部71Aの他端部(下端部)から内周側に向けて前記挿入方向と交差する方向に延びる環状の環状壁部71Bとを備えている。さらに、外周壁部71Aの一端側外周には、周方向に沿って延びる環状の第1突条部74と、継手機構7の軸方向に沿って前記第1突条部74から他端側に離間した位置に設けられ、周方向に沿って延びる環状の第2突条部75とが設けられている。そして、両突条部74,75の間に形成された環状の溝部76に対して、弾性変形可能な所定の樹脂等からなるリング部材8が配置されている。
リング部材8は、周方向の一部に開口部を有するC字状をなしており、自身の弾性変形により前記開口部を拡幅可能に構成されている。そして、リング部材8は、拡幅状態とした前記開口部に外周壁部71Aを通すことにより、前記溝部76に配置されている。加えて、図3に示すように、リング部材8の内周部82は、継手機構7の内周から外周を貫通する孔部77を通って外周壁部71Aの内周に突出している。そして、前記内周部82が前記被係止部32に係止されることで、継手機構7は筒状部材3に接続されている(図2参照)。尚、本実施形態において、内周部82の内径は、後述するシール部材10の外径よりも小さなものとされている。
内筒部72は、外筒部71の内周において、それぞれ一端側(上方側)に向けて延びる複数の突起部78と複数の小突起部79とを備えている。突起部78は、周方向に沿って間欠的に設けられており、小突起部79よりも長くされている。また、突起部78は、その内周に、内周側に若干だけ突出し、突起部78の延出方向に沿って延びる支持面部78Aを備えている。加えて、小突起部79は、継手機構7の中心軸を挟んで突起部78間に一対設けられており、その一端側内周に、内周側に突出する爪部79Aを備えている。
また、操作機構5の外周には、図2に示すように、支持軸51の中心軸方向に沿って延び、周方向に沿って交互に設けられた複数の凸部52及び凹部53が形成されている。そして、操作機構5は、凹部53に対して前記支持面部78Aが配置されることで、継手機構7に対して相対回転不能な状態で突起部78により保持されている。加えて、凸部52に設けられた切り欠き部分に爪部79Aが係止されることで、継手機構7からの操作機構5の抜け防止が図られている。
さらに、内筒部72の他端部外周には、所定の樹脂により形成された筒状の配管107の一端部が接続されている(図1参照)。そして、前記配管107の他端部は、排水口104に接続され内部が排水流路となる管体108に接続されており、継手機構7の内部に浸入した水は、配管107を通して管体108側へと排水されるようになっている。
加えて、本実施形態では、継手機構7(外周壁部71A)の内周面と被固定部材11(筒状部材3)のうち継手機構7に挿入される部位の外周面との間に、ゴムや樹脂等からなる弾性変形可能な環状のシール部材10が設けられている。
シール部材10は、外周壁部71Aの内周において、リング部材8の内周部82と環状壁部71Bとの間に設けられている。本実施形態では、シール部材10を前記内周部82及び環状壁部71B間に予め配置した上で、被固定部材11に対して継手機構7を接続することができるようになっている。
また、シール部材10は、図4に示すように、周方向に沿って延びる基部10Aと、周方向に沿って延びるとともに、前記基部10Aから内周側及び外周側に突出する複数(本実施形態では、4つ)のリップ部10Bとを備えている。そして、リップ部10Bの端縁部が、継手機構7及び被固定部材(筒状部材3)に圧接することで、継手機構7及び被固定部材11(筒状部材3)間が水密にシールされている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、シール部材10は、自身の周方向に沿って延びる環状の基部10Aと、当該基部10Aから内周側及び外周側に延びる複数のリップ部10Bとを有する形状(いわゆるXリング形状)とされており、シール部材10の径方向(被固定部材11及び継手機構7により挟圧される方向)に沿って力が加えられた際に、リップ部10Bが容易に撓み変形するように構成されている。従って、シール部材10の締め代を大きなものとすることで、シール部材10による被固定部材11及び継手機構7間のより確実なシールを実現しつつ、継手機構7を接続する際においてシール部材10と被固定部材11等との間で生じる摩擦力を十分に小さくすることができる。その結果、被固定部材11に対して継手機構7を極めて容易に接続することができ、取付作業性を格段に向上させることができる。
さらに、シール部材10を、外周壁部71Aの内周においてリング部材8の内周部と環状壁部71Bとの間に配置することにより、被固定部材11へと継手機構7を接続する際に、継手機構7からシール部材10が脱落してしまうことをより確実に防止できる。従って、取付作業性の一層の向上を図ることができる。
〔第2実施形態〕
次いで、第2実施形態について、上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。上記第1実施形態では、リング部材8の内周部82が被固定部材11(被係止部32)に係止されることで、被固定部材11に継手機構7が接続されている。これに対して、本第2実施形態における継手機構90は、図5に示すように、被固定部材11の内周に挿通される挿通部91と、当該挿通部91の外周に設けられるとともに、径方向外側に突出し、径方向に沿って弾性変形可能な係り部92とを有しており、当該係り部92が被固定部材11の内周に設けられた径方向内側に突出する内周突部111に係止されることで、被固定部材11に継手機構90が接続されている。
また、本第2実施形態において、シール部材12は、被固定部材11の外周に設けられた環状の凹状部112に嵌め込まれており、被固定部材11の外周面と継手機構90の内周面との間に設けられている。そして、被固定部材11に継手機構90を接続する際には、凹状部112にシール部材12を予め配置した上で、継手機構90の内周に被固定部材11の他端部を挿入し、係り部92を内周突部111に係止することで、被固定部材11に対して継手機構90が接続されている。
以上、本第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様に、被固定部材11に対して継手機構90を極めて容易に接続することができ、取付作業性を格段に向上させることができる。
また、本第2実施形態では、被固定部材11の内周に継手機構90が係止されることで、被固定部材11に継手機構90が接続されるため、被固定部材11の外周に対して継手機構を接続する場合と比較して、継手機構90を比較的小径とすることができる。また、被固定部材11に継手機構90を接続する際に、リング部材8等の別部材を用いる必要がない。これらの結果、製造コストの低減を図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記第1実施形態において、操作機構5は、継手機構7に対して相対移動不能な状態で取付けられているが、図6に示すように、所定のバネからなる弾性部材13を介して操作機構5を継手機構120により保持することで、継手機構120の軸方向に沿って操作機構5を相対移動可能としてもよい。また、この場合には、被固定部材11に継手機構120を接続した際に、継手機構120のうち、操作機構5を保持し操作機構5とともに相対移動可能に構成された操作機構保持部121を、ガイド部材2の他端部(下端部)に接触させることとしてもよい。このように構成することで、操作機構5ひいてはこれに取付けられる栓蓋4をガイド部材2に対して必ず一定の位置に配置することができる。従って、栓蓋4の表面が、浴槽100の厚み等の違いにより、ガイド部材2や浴槽100の表面に対して突出したり、没入したりしてしまうことをより確実に防止できる。
(b)上記第2実施形態において、シール部材12は、被固定部材11の外周面と継手機構90の内周面との間に設けられているが、図7に示すように、シール部材14を、被固定部材11の内周面と継手機構130の外周面との間に設けることとしてもよい。
(c)上記実施形態において、筒状部材3は単一の部材により構成されているが、筒状部材を複数の部材から構成してもよい。従って、例えば、図8に示すように、筒状部材15を、それぞれ筒状をなす第1構成部15Aとこれに直接的に接続された第2構成部15Bとから構成してもよい。また、この場合には、第1構成部15Aと第2構成部15Bとの接続容易性を高めるべく、両構成部15A,15B間をシールするためのシール部材16として、シール部材10等と同様に、周方向に沿って延びる基部16Aと、当該基部16Aから内周側及び外周側に延びる複数のリップ部16Bとを有するものを用いてもよい。
(d)上記実施形態において、操作装置1は、取付対象物としての浴槽100に取付けられているが、操作装置1の取付対象は浴槽100に限られるものではなく、例えば、浴槽以外の槽体(例えば、洗面器や流し台など)に操作装置1を取付けることとしてもよい。また、槽体の近傍に設けられた構造物(例えば、流し台のカウンタ等)に操作装置1を取付けることとしてもよい。
(e)上記実施形態において、被固定部材11は、ガイド部材2及び筒状部材3により構成されているが、筒状部材3を省略することとしてもよい。また、この場合には、ガイド部材2の外周に対して継手機構7を接続し、鍔部23と継手機構7の上端部との間で浴槽100(フランジ部102)を挟み込むことで、ガイド部材2を浴槽100(フランジ部102)に固定してもよい。
1…操作装置、4…操作ボタン、7…継手機構、8…リング部材、10…シール部材、10A…基部、10B…リップ部、11…被固定部材、51…支持軸、71A…外周壁部、71B…環状壁部、82…内周部、91…挿通部、92…係り部、100…浴槽(取付対象物)、111…内周突部。

Claims (3)

  1. 樹脂により筒状に形成され、槽体又はこの近傍の構造物である取付対象物に固定される被固定部材と、
    前記被固定部材の内周側に配置される操作ボタンと、
    前記操作ボタンを往復移動可能な状態で支持する支持軸を有してなる操作機構と、
    樹脂により筒状に形成され、前記被固定部材に接続されるとともに、自身の内周において前記操作機構を保持する継手機構とを備え、
    前記被固定部材及び前記継手機構のうちの一方に、前記被固定部材及び前記継手機構のうちの他方が挿入された状態で、前記被固定部材に前記継手機構が接続される操作装置であって、
    前記一方の内周面と、前記他方のうち前記一方に挿入される部位の外周面との間には、環状のシール部材が設けられ、
    前記シール部材は、
    自身の周方向に沿って延びる環状の基部と、
    自身の周方向に沿って延び、前記基部から内周側及び外周側に突出する複数のリップ部とを有することを特徴とする操作装置。
  2. 前記被固定部材は、その内周に径方向内側に突出する内周突部を有し
    前記継手機構は、
    前記被固定部材の内周に挿通される挿通部と、
    前記挿通部の外周に設けられるとともに、径方向外側に突出し、径方向に沿って弾性変形可能な係り部とを有し、
    前記被固定部材に前記挿通部が挿通され、前記内周突部に前記係り部が係止されることで、前記被固定部材に前記継手機構が接続されることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
  3. 前記継手機構は、
    前記継手機構に対する前記被固定部材の挿入方向に沿って延び、前記被固定部材が内周に挿通される筒状の外周壁部と、
    前記外周壁部の他端部から内周側に向けて前記挿入方向と交差する方向に延びる環状の環状壁部とを有し、
    前記外周壁部の外周には、自身の内周部が前記外周壁部の内周から突出するリング部材が設けられ、
    前記継手機構に前記被固定部材が挿入され、前記リング部材の内周部が前記被固定部材の外周に係止されることで、前記被固定部材に前記継手機構が接続されており、
    前記シール部材は、前記外周壁部の内周において、前記リング部材の内周部と前記環状壁部との間に設けられることを特徴とする請求項1に記載の操作装置。
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Citations (6)

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