JP5875836B2 - 流体装置 - Google Patents
流体装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5875836B2 JP5875836B2 JP2011249833A JP2011249833A JP5875836B2 JP 5875836 B2 JP5875836 B2 JP 5875836B2 JP 2011249833 A JP2011249833 A JP 2011249833A JP 2011249833 A JP2011249833 A JP 2011249833A JP 5875836 B2 JP5875836 B2 JP 5875836B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- ring
- hole
- presser
- ring member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 title claims description 61
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 68
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 18
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 2
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Description
次に、スクリーン210を孔部203から本体200内に入れてガイド突起206に載置し、スクリーン210の流入開口端面212を本体200の受面204に対峙させる。それから、押圧手段220によりスクリーン210の流入開口端面212を本体200の受面204に押圧する。詳しくは、ボルト224の雄ネジ部222を本体200の雌ネジ部221に螺合し、ボルト224のボルト頭223を締め付け具で回転させてボルト224を本体200にねじ込む。この際、円錐台部225の円錐面225aが、押圧部材226に設けられるテーパ面226aを徐々に押し下げ、押圧部材226はスクリーン210の底部213に固着され、またスクリーン210はガイド突起206に載置されていることからボルト224の軸方向に移動せず、ガイド突起206の円周面に沿って流入口201側に進み、スクリーン210の流入開口端面212が本体200の受部205の受面204に密着する。
このようにスクリーン210が装着されたストレーナSaに流入口201から流体が流入すると、この流体に混在する異物がスクリーン210で濾過されて流出口202から流出するようになる。
また、スクリーン210にゴミ等の異物が溜まってこのスクリーン210を洗浄あるいは交換をする際には、蓋207を取り外して孔部203を開にする。この場合、スパナなどの締め付け具で雄ネジ231に対してナット233を緩めて、ナット233を取り外し、それから、蓋207を取り外す。そして、ボルト頭223を締め付け具で回転させてボルト224の雄ネジ部222を本体200の雌ネジ部221に対して緩め、円錐台部225による押圧部材226の押圧を解除してスクリーン210を取り出し、スクリーン210を掃除するかあるいは新しいものと交換し、上記したように、再び、スクリーン210を取り付ける。
そのため、蓋207の開閉においては、逐一、スパナなどの締め付け具でナット233を緩め、締め付けなければならないので、それだけ作業が煩雑になっているという問題があった。特に、従来においては、蓋207のシールは、蓋207の裏面と孔部203の開口端面との面接触によるので、ナット233を堅く締め付けなければシールできず、締め付け荷重が大きくなることから、この点でも、作業が煩雑になっているという問題があった。
これを解決するために、ナット233を手動の蝶ナットにすることも考えられるが、手で締め付け固定するので、締め付け力が弱くなり、シール性を損ねて内部の流体の漏れの原因になり、単に蝶ナットにすることはできないという問題がある。
上記蓋を孔部の所定深さ位置に嵌挿可能にし、上記孔部の内周及び蓋の外周のいずれか一方に他方に弾接するシール部材を設け、上記孔部の内周であって嵌挿された蓋の上面外周に沿う溝を形成し、上記蓋の上に配置されるとともにバネ材料で形成され拡径されて外周部が上記溝に挿入され且つ内周部が該蓋の上面外縁部を押さえるリング部材を設け、該リング部材を拡径して保持する手動の拡径保持機構を備えた構成としている。
このため、手動で蓋を閉めて固定することができるので、作業性の向上を図ることができる。特に、従来においては、蓋のシールは、蓋の裏面と孔部の開口端面との面接触によるので、ナットを堅く締め付けなければシールできず、締め付け荷重が大きくなるが、本発明では、リング部材は、比較的小さい荷重で拡径できるので、拡径保持機構を手動で行う簡易な機構にして、作業性を向上させることができるのである。
また、蓋が閉められた状態では、孔部の内周及び蓋の外周のいずれか一方に設けられたシール部材が他方に弾接してシールを行う。この場合、本体の流路に内圧がかかるなどしても、リング部材が溝と蓋との境界に跨って配置されて蓋を押えるので、蓋が傾くなどすることなく安定することから、シール部材によるシール性を確保することができ、流体の漏れを阻止することができる。特に、蓋が閉められた状態で、本体の流路に内圧がかかる場合には、蓋が浮き上がって開方向へ移動しようとするが、この蓋によってリング部材が溝の壁面に押圧されるので、それだけ、押えが確実になることから、確実に蓋が固定され、シール性が確保される。
ところで、一般には、本体の流路に内圧が生じる流体装置では、蓋を開けるのは内圧が無い状態で行うのが通常であるが、これに反して、本体の流路に内圧がかかった状態で、誤って、蓋を開けようとする場合もありうる。しかしながら、本発明では、このように本体の流路に内圧がかかった状態で、誤って、蓋を開けようとして、拡径保持機構を手動で作動しても、内圧により蓋が外側に押されているので、リング部材を溝に対して押圧することから、リング部材が縮径しようとしてもこれが阻止される。そのため、蓋が内圧により外側に飛び出る事態が防止され、安全性を確保することができる。即ち、本発明では、内圧が無くなってからでないと蓋を開けることができない構造なので、手動で簡易に蓋を開けることができるという操作性の向上を図りつつ、蓋を開ける際の安全性も確保することができるという作用,効果を奏する。
特に、上記のように、本体の流路に内圧がかかった状態で、誤って、蓋を開けようとして、拡径保持機構を手動で作動した場合でも、内圧により外側に押された蓋によりリング部材を溝に対して押圧してその縮径を阻止し、蓋が内圧により外側に飛び出る事態を防止するが、蓋の上面外縁部が傾斜面に形成されているので、この傾斜面により、リング部材を拡径方向に押圧する分力が大きくなり、それだけ、押えが確実になることから、より一層確実に蓋が固定され、蓋が内圧により外側に飛び出る事態を確実に防止して、安全性を向上させることができる。
これによれば、リング押えを押圧位置に位置させてから、蝶ボルトをねじ込む。この場合、蝶ボルトの雄ネジがねじ込まれないで、リング押えの側面に当接したならば、リング押えが押圧位置に位置していないことが認知できる。また、蝶ボルトの雄ネジがねじ込まれて、リング押えの上側に臨むならば、リング押えが押圧位置に位置したことを認知できる。そのため、リング部材を確実に溝に挿入できるので、リング部材が溝に入らない誤作動を防止することができる。
これによれば、進退部材を進出させてリング押えを押圧位置に位置させてから、ピンを貫通孔に差し込む。この場合、ピンが貫通孔に差し込まれないでスタッドボルトに当たる場合には、リング押えが押圧位置に位置していないことを認知できる。また、ピンが貫通孔に差し込まれて、進退部材の上側に臨むならば、リング押えが押圧位置に位置したことを認知できる。そのため、リング部材を確実に溝に挿入できるので、リング部材が溝に入らない誤作動を防止することができる。
これにより、蓋を本体の孔部から取り外すとき、拡径保持機構を手動で作動し拡径保持機構によるリング部材の拡径保持を解除するが、この場合、もし、リング部材の縮径が不十分で、リング部材の外周部が孔部の溝から外れにくくなる場合には、C字状の切欠き部の両端部にある外向きの突出部を、互いに近接するように手動で移動させる、これにより、リング部材が強制的に縮径するので、リング部材の外周部を孔部の溝から確実に外すことができ、これにより蓋を容易に外すことができるようになる。
特に、本体の流路に内圧がかかった状態で、誤って、蓋を開けようとして、拡径保持機構を手動で作動しても、内圧により蓋が外側に押されているので、リング部材を溝に対して押圧することから、リング部材が縮径しようとしてもこれを阻止することができる。そのため、蓋が内圧により外側に飛び出る事態を防止することができ、安全性を確保することができる。即ち、本発明では、内圧が無くなってからでないと蓋を開けることができない構造なので、手動で簡易に蓋を開けることができるという操作性の向上を図りつつ、蓋を開ける際の安全性も確保することができるという作用,効果を奏する。
図1乃至図9には、本発明の実施の形態に係る流体装置としてのストレーナSを示している。ストレーナSの基本的構成は、流入口2及び流出口3を有した流路4を有した本体1と、本体1に形成された孔部10を開閉する蓋11と、本体1の流路4内に孔部10を通して着脱可能に装着され流体が流入する流入開口51を有したカップ状のスクリーン50とを備えてなる。
更にまた、この本体1の側壁に、スクリーン50の出し入れを行なうための孔部10が設けられている。この孔部10は円形筒状に形成されている。
また、孔部10の内周及び蓋11の外周のいずれか一方には、他方に弾接するシール部材14が設けられている。実施の形態では、シール部材14は、ゴム製のO−リングで構成され、蓋11の外周に形成した溝部15に環着されている。
更にまた、蓋11には、本体1内部の圧力を抜くための、コック27aの手動操作で開閉を行うボールバルブ27が設けられている。
尚、符号28は、本体1に設けられ圧力抜きあるいは液抜き用のプラグである。
拡径保持機構30は、蓋11の上側に上下方向に移動可能に設けられ移動によりリング部材20を拡径方向に押圧する押圧位置X及びリング部材20の押圧を解除する解除位置Yに位置可能なリング押え31を備えて構成されている。拡径保持機構30は、このリング押え31を解除位置Yから押圧位置Xに手動により移動させて押圧位置Xに保持する。
詳しくは、リング押え31は、蓋11の外形とほぼ同形の外径を有した円環状の円環体32と、円環体32に架設され、手で把持して円環体32を移送可能にする架設部材33とを備えて構成されている。リング押え31の円環体32の下側外周縁は、押圧位置X方向への移動時に、リング部材20の内側に当接しリング部材20を拡径方向に押圧する傾斜面に形成された当接部34を有して構成されている。リング押え31の架設部材33の中央には貫通孔35が形成されている。
一方、蓋11の上面外縁部36は、リング部材20の内側に当接し蓋11の開方向への移動時にリング部材20を拡径方向に押圧する傾斜面に形成されている。
また、拡径保持機構30は、蓋11の中心の上面に立設されるとともにリング押え31の架設部材33の中央に形成した貫通孔35が挿通され、リング押え31を移動可能に支持するスタッドボルト40と、リング押え31の上側でスタッドボルト40に進退可能に螺合し進出時にリング押え31を押圧して押圧位置Xに位置させ後退時にリング押え31を解除位置Yに移動可能にする手動の進退部材41とを備えて構成されている。進退部材41は、手で操作可能な棒状のハンドル型に形成されている。スプリング37は、スタッドボルト40に挿通され蓋11とリング押え31との間に設けられるコイルスプリングで構成されている。
抜け止め手段60は、本体1の流路4を形成する内壁であってスクリーン50の底部51aよりも流出口3側に設けられる挿通孔61と、一端が挿通孔61に挿通されてスクリーン50の底部51aを押える押え杆62とを備えて構成されている。挿通孔61は、本体1の流路4を形成する内壁であって、本体1に装着された蓋11に対向する部位に設けられている。押え杆62の他端は、装着された蓋11に係止可能に形成されている。具体的には、押え杆62の他端62aは、装着された蓋11の下面に当接して押さえられる平面状に形成されている。
このようにして、手動で蓋11を閉めて固定することができるので、作業性の向上を図ることができる。この状態では、蓋11の外周に設けられたシール部材14が孔部10の内周に弾接してシールを行う。また、押え杆62は、その他端が装着された蓋11の下面に当接して押さえられる。
また、図9に示すように、蓋11が閉められた状態で、本体1の流路4に内圧がかかるなどして、蓋11が浮き上がって開方向へ移動すると、蓋11が抜けようとするが、蓋11の上面外縁部36が傾斜面に形成されているので、この傾斜面により、リング部材20を拡径方向に押圧する分力が大きくなり、それだけ、押えが確実になることから、より一層確実に蓋11が固定され、シール性が確保される。
この際には、蓋11の取り外しは、本体1の流路4内の内圧が無い状態にして、上記とは逆の工程をとる(図7(c)→図7(b)→図7(a)→図6)。即ち、蝶ボルト25を緩めるとともに、拡径保持機構30の蝶ナット42を緩めて進退部材41のロックを解除し、それから進退部材41を緩めていき、拡径保持機構30によるリング部材20の拡径保持を解除する。これにより、リング部材20はバネ材料で形成されているので、縮径し、リング部材20の外周部が孔部10の溝16から外れるようになる。このとき、図7(b)に示すように、拡径保持機構30のスプリング37の付勢力により、リング押え31が解除位置Y方向に強制的に移動させられるので、リング部材20の拡径解除が確実に行われ、リング部材20の外周部が孔部10の溝16から確実に外れるようになる。
図6に示すように、リング部材20と拡径保持機構30を付帯した蓋11を孔部10から引き抜いて取り外す。この場合、リング部材20による蓋11の押さえがなくなるので、蓋11を容易に外すことができるようになる。このため、手動で蓋11の固定を解除して開けることができるので、作業性の向上を図ることができる。
特に、蓋11の上面外縁部36が傾斜面に形成されているので、この傾斜面により、リング部材20を拡径方向に押圧する分力が大きくなり、それだけ、押えが確実になることから、より一層確実に蓋11が固定され、蓋11が内圧により外側に飛び出る事態を確実に防止して、安全性を向上させることができるのである。
また、上記実施の形態では、流体装置としてストレーナの場合で説明したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、流体が流れる流路を有した装置であればどのような装置にも適用できることは勿論である。
1 本体
2 流入口
3 流出口
4 流路
6 端部保持部
6a 段差面
7 ガイド突起
10 孔部
11 蓋
12 段差部
14 シール部材
15 溝部
16 溝
20 リング部材
21 切欠き部
22 突出部
23 凹所
24 雌ネジ
25 蝶ボルト
26 アイボルト
27 ボールバルブ
28 プラグ
30 拡径保持機構
31 リング押え
X 押圧位置
Y 解除位置
32 円環体
33 架設部材
34 当接部
35 貫通孔
36 上面外縁部
37 スプリング
40 スタッドボルト
41 進退部材
42 蝶ナット
43 ナット
45 スプリングワッシャ
50 スクリーン
51a 底部
51 流入開口
52 網状部材
53 前フレーム
54 後フレーム
55 開口端部(前フレーム53)
56 シールリング
57 溝部
60 抜け止め手段
61 挿通孔
62 押え杆
63,64 円錐台部
63a,64a 円錐面
65 押圧部材(後フレーム54)
66 プラグ
70 位置認知機構
71 貫通孔
72 ピン
Claims (10)
- 流体の流路を有した本体に形成された孔部と、該孔部を開閉する蓋とを備えた流体装置において、
上記蓋を孔部の所定深さ位置に嵌挿可能にし、上記孔部の内周及び蓋の外周のいずれか一方に他方に弾接するシール部材を設け、上記孔部の内周に上記嵌挿された蓋の上面外周に沿う溝を形成し、上記蓋の上に配置されるとともにバネ材料で形成され拡径されて外周部が上記溝に挿入され且つ内周部が該蓋の上面外縁部を押さえるリング部材を設け、該リング部材を拡径して保持する手動の拡径保持機構を備え、
上記拡径保持機構を、上記蓋の上側に上下方向に移動可能に設けられ移動により上記リング部材を拡径方向に押圧する押圧位置及びリング部材の押圧を解除する解除位置に位置可能なリング押えを備えて構成し、該拡径保持機構は、上記リング押えを解除位置から押圧位置に手動により移動させて該押圧位置に保持する構成とし、
上記リング押えを、上記押圧位置方向への移動時に上記リング部材の内側に当接し該リング部材を拡径方向に押圧する傾斜面に形成された当接部を有して構成し、
上記蓋の上面外縁部を、上記リング部材の内側に当接し該蓋の開方向への移動時に該リング部材を拡径方向に押圧する傾斜面に形成したことを特徴とする流体装置。 - 上記拡径保持機構を、上記リング押えを解除位置方向に付勢するスプリングを備えて構成し、上記リング押えを上記スプリングの付勢力に抗して移動させて押圧位置に位置させる一方該リング押えを上記スプリングの付勢力により解除位置に移動可能にするよう構成したことを特徴とする請求項1記載の流体装置。
- 上記拡径保持機構を、上記蓋の上面に立設されるとともに上記リング押えに形成した貫通孔が挿通され該リング押えを移動可能に支持するスタッドボルトと、上記リング押えの上側で上記スタッドボルトに進退可能に螺合し進出時に上記リング押えを押圧して押圧位置に位置させ後退時に該リング押えを解除位置に移動可能にする手動の進退部材とを備えて構成し、上記スプリングを上記スタッドボルトに挿通され上記蓋と上記リング押えとの間に設けられるコイルスプリングで構成したことを特徴とする請求項2記載の流体装置。
- 上記スタッドボルトを複数設け、上記リング押えに各スタッドボルトに対応した貫通孔を形成し、各スタッドボルトにコイルスプリングを設けたことを特徴とする請求項3記載の流体装置。
- 流体の流路を有した本体に形成された孔部と、該孔部を開閉する蓋とを備えた流体装置において、
上記蓋を孔部の所定深さ位置に嵌挿可能にし、上記孔部の内周及び蓋の外周のいずれか一方に他方に弾接するシール部材を設け、上記孔部の内周に上記嵌挿された蓋の上面外周に沿う溝を形成し、上記蓋の上に配置されるとともにバネ材料で形成され拡径されて外周部が上記溝に挿入され且つ内周部が該蓋の上面外縁部を押さえるリング部材を設け、該リング部材を拡径して保持する手動の拡径保持機構を備え、
上記拡径保持機構を、上記蓋の上側に上下方向に移動可能に設けられ移動により上記リング部材を拡径方向に押圧する押圧位置及びリング部材の押圧を解除する解除位置に位置可能なリング押えを備えて構成し、該拡径保持機構は、上記リング押えを解除位置から押圧位置に手動により移動させて該押圧位置に保持する構成とし、
上記拡径保持機構を、上記リング押えを解除位置方向に付勢するスプリングを備えて構成し、上記リング押えを上記スプリングの付勢力に抗して移動させて押圧位置に位置させる一方該リング押えを上記スプリングの付勢力により解除位置に移動可能にするよう構成したことを特徴とする流体装置。 - 上記リング押えを、上記押圧位置方向への移動時に上記リング部材の内側に当接し該リング部材を拡径方向に押圧する傾斜面に形成された当接部を有して構成したことを特徴とする請求項5記載の流体装置。
- 上記拡径保持機構を、上記蓋の上面に立設されるとともに上記リング押えに形成した貫通孔が挿通され該リング押えを移動可能に支持するスタッドボルトと、上記リング押えの上側で上記スタッドボルトに進退可能に螺合し進出時に上記リング押えを押圧して押圧位置に位置させ後退時に該リング押えを解除位置に移動可能にする手動の進退部材とを備えて構成し、上記スプリングを上記スタッドボルトに挿通され上記蓋と上記リング押えとの間に設けられるコイルスプリングで構成したことを特徴とする請求項5または6記載の流体装置。
- 上記スタッドボルトを複数設け、上記リング押えに各スタッドボルトに対応した貫通孔を形成し、各スタッドボルトにコイルスプリングを設けたことを特徴とする請求項7記載の流体装置。
- 上記リング押えが押圧位置に位置したことを認知するための位置認知機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至8何れかに記載の流体装置。
- 上記リング部材を、環状のバネ材料の一部を切り欠いた切欠き部を有したC字状に形成し、該切欠き部を構成する両端部に外向きの突出部を一体形成し、上記孔部の周囲に上記溝に連通し上記リング部材の装着時にその突出部が外側に突出して臨む上解放の凹所を形成したことを特徴とする請求項1乃至9何れかに記載の流体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011249833A JP5875836B2 (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | 流体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011249833A JP5875836B2 (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | 流体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013104506A JP2013104506A (ja) | 2013-05-30 |
JP5875836B2 true JP5875836B2 (ja) | 2016-03-02 |
Family
ID=48624215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011249833A Active JP5875836B2 (ja) | 2011-11-15 | 2011-11-15 | 流体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5875836B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111188964B (zh) * | 2020-01-20 | 2022-02-08 | 宝鸡天联汇通复合材料有限公司 | 一种pe管件 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4887617U (ja) * | 1972-01-24 | 1973-10-23 | ||
JPS52103421U (ja) * | 1976-02-03 | 1977-08-05 | ||
JPS577844Y2 (ja) * | 1976-12-27 | 1982-02-15 | ||
JPS58100017U (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-07 | 株式会社ヨシタケ製作所 | ラインストレ−ナ |
US4470516A (en) * | 1983-09-12 | 1984-09-11 | Mcquay, Inc. | High pressure feedwater heater closure assembly |
JPH0532692Y2 (ja) * | 1986-12-30 | 1993-08-20 | ||
JP4272907B2 (ja) * | 2003-03-18 | 2009-06-03 | 株式会社ベン | ストレーナ |
JP2006002813A (ja) * | 2004-06-16 | 2006-01-05 | Noriatsu Kojima | 掃除口を備えた耐火二層管用管継手 |
-
2011
- 2011-11-15 JP JP2011249833A patent/JP5875836B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013104506A (ja) | 2013-05-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2010522638A (ja) | スピンオンフィルタカートリッジ | |
JP5528184B2 (ja) | 排水ますの継手手段に適用される着脱機構 | |
US8763839B2 (en) | Band coupling and pressure container with same | |
JP2010527768A (ja) | 安全機能がついた流体ろ過装置および方法 | |
KR101175365B1 (ko) | 스트레이너 | |
JP4926611B2 (ja) | 管接続部材の脱着方法 | |
JP5105992B2 (ja) | 逆流防止止水栓 | |
JP5875836B2 (ja) | 流体装置 | |
JP6648309B2 (ja) | 逆方向流体供給機能を有するチェックバルブ | |
JP4272907B2 (ja) | ストレーナ | |
JP4784551B2 (ja) | 流体フィルタ | |
JP5946263B2 (ja) | ストレーナ | |
JP5774346B2 (ja) | ストレーナ | |
JP5647546B2 (ja) | 水道配管系の流体機器撤去方法及びそれに用いられる撤去操作治具 | |
JP2009220809A (ja) | カートリッジの施錠及び駆動用部材を有する航空機用エアフィルタ装置 | |
JP4912086B2 (ja) | 管接続部材の脱着方法 | |
JP4924465B2 (ja) | ドレン機構及びこれを備える流体フィルタ | |
JP5362888B2 (ja) | 逆止弁用蓋体の着脱構造 | |
JP2010116952A (ja) | 管接続部材の脱着装置 | |
JP6068822B2 (ja) | ストレーナ | |
JP4336632B2 (ja) | 排水栓装置の接続構造 | |
KR101519382B1 (ko) | 배관 피팅용 풀림 방지구 | |
JP4287128B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP4863113B2 (ja) | 流路切替弁装置 | |
KR100572672B1 (ko) | 잠금 및 해제가 용이한 밀폐캡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20141106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151006 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5875836 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |