JP3749827B2 - L型排水継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面器、流し、手洗い器等の水槽のL型排水継手、更に詳しくはその水槽の排水口金具に接続されて洗面器、流し、手洗い器等の水槽を支持するキャビネットの一面に沿わしめて設けられるトラップとの連絡始端部を構成するL型排水継手に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、洗面器、流し、手洗い器等からの排水は、SトラップやPトラップと呼称される管トラップが主流であった。
このSトラップやPトラップは、前記水槽を支持するキャビネット空間の中央部を丁度縦断するように配管される。
そのため、キャビネット内の収容空間が分断され、大きな容積の物置き場として利用できない現実があった。
そこで、特開平10−331227号公報開示のようにキャビネットの内面に沿わしめてトラップを設けた先行技術が開発された。
この先行技術は、従来のようにSトラップやPトラップがキャビネット内の収容空間を分断せず、キャビネット内を大きな容積の物置き場として利用できる。ところで、トラップへの配管経路には、水槽の底部に設けられた排水口金具と、その排水口金具とトラップへの案内管に接続されるL型排水継手とがあり、その排水口金具には、遠隔操作型の排水栓機構が支持され、その排水栓機構の作動部にレリースワイヤを連結して排水栓装置を構成している。
【0003】
この排水栓装置は、詳しくは図5に示すように排水口金具1と、その排水口金具に螺嵌して排水口金具1を洗面器、流し、手洗い器等の水槽底部Bにワッシャー13、パッキン3を介して水密状に挟持する締付ナット2と、排水口金具1の下端に袋ナット5で接続されるL型排水継手4と、排水口金具1中途部のブラケット部31にビス41止めされる排水栓機構A’の作動部aと、作動部aに連結してL型排水継手4の下端部から下方に突設するガイド筒14内のフランジ16付きのガスケット6を挿通して外部に引出されるレリースワイヤWと、前記ガイド筒14の外螺子14aに螺嵌してフランジ16を弾圧するシール用の蝶ナット7等を工場にて予め組付けた状態で施工現場に搬送されている。
そして、施工現場で洗面器、流し、手洗い器等の水槽底部に組付ける時には、まず、組付け状態(図5)から袋ナット5を排水口金具1から外し、蝶ナット7を外してレリースワイヤWをフリーな状態にしてからL型排水継手4を下方に引き下げて排水口金具1下端とL型排水継手4との間に作業スペースSを形成し(図6)、その作業スペースSを利用してレリースワイヤ一端側W1の作動部aに対する連結を人為的に解除した分解状態にしてから、排水口金具1の排水口bへの差込み、排水口金具1への締付ナット2の螺嵌、レリースワイヤ一端W1側の作動部aへの連結、袋ナット5でのL型排水継手4の排水口金具1下端部への接続、蝶ナット7の締付等の作業を実施して水槽底部Bに組付けられ、最後にレリースワイヤ他端側W2の操作部(詳細には押し釦18)8への連結と、L型排水継手4の横管部4’−2とトラップTへの案内管Pの接続が行なわれる(図7、図8)。
このように袋ナット5や締付ナット2の取外し・締付以外に施工現場で繁雑な作業を遂行せねばならず、現場での組付作業が面倒を極め、組付時間も無駄に浪費してしまう。
その上、施工現場でいったん解かれたレリースワイヤ一端側と作動部との連結が、工場での組付作業者ではない現場施工者の手に委ねられる結果、レリースワイヤ一端側の作動部への連結(ネジ込み)が不完全で開閉が不能になったり、洗面器、流し、手洗い器等の制限されたキャビネット内の空間を使用して連結作業を遂行する結果、軸芯上に連結されずに誤って斜め状に連結されて、レリースワイヤ一端側や作動部が誤って壊される等の問題が惹起してしまう。
また、レリースワイヤWが、L型排水継手4の下方空間を占有してしまう結果、キャビネットC内空間を有効に使用できなくなってしまう。
他の排水栓装置として今日、図9、図10に示すタイプが提案されている。
この先行技術の排水栓装置は、軸心を挟んで下端の対称位置に凹部51、51を有する排水口金具1と、上半部の拡径管部64先端に掛止用鍔部34を形成し内面に内螺子54を螺刻したL型排水継手4と、その内螺子54に螺合して配置された排水栓機構A’の作動部aと、その作動部aを支持するブラケットa1の前記凹部51、51と対応する位置に突設した凸部a1’、a1’と、作動部aに連結してL型排水継手4から外部に水密状に引出されるレリースワイヤWから構成してある。
この排水栓装置を施工現場で洗面器、流し、手洗い器等の水槽底部Bに組付ける時には、いったんL型排水継手4を排水口金具1から外して排水口金具1を排水口bに差し込んだ後、排水口金具1下端の凹部51、51に、ブラケットa1の凸部a1’が嵌まり合うレイアウトにしてからL型排水継手4の拡開状の縦管部4’−1を排水口金具1に螺嵌してワッシャー13を介してパッキン3を締付け、レリースワイヤ他端側W2の操作部(詳細には押し釦18)8への連結、L型排水継手4の横管部4’−2とトラップ(図示せず)への案内管Pの接続が行なわれる。
【0004】
この先行技術では、排水栓装置を組付けるL型排水継手4の螺嵌時にL型排水継手4を回転させる構造であるから、L型排水継手4の横管部4’−2の向きをトラップTへの案内管P方向に向かせるためには、必要以上に増締したり、締戻す結果、パッキン3の止水性が阻害され、長期に亘って所定のシール性を維持することができなくなる問題が惹起してしまうし、レリースワイヤWが、L型排水継手4の下方空間を占有する点も依然として解決できないでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、工場で組み付けられた排水栓装置を排水口に対するシール性を損うことなく簡単に組付(取付)可能なL型排水継手を提供することにある。
他の目的とする処は、キャビネット内空間を物置きスペースとして広く利用するに最適なL型排水継手を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために講じた技術的手段として請求項1は、洗面器、流し、手洗い器等の水槽底部に水槽底部下方から螺嵌される螺嵌部材で排水口金具を取り付け、その排水口金具下端にL型排水継手本体を接続し、駆動力を伝達するレリースワイヤをL型排水継手本体から挿通して排水栓機構の作動部に連結するL型排水継手において、螺嵌部材で水槽底部に取り付けられた前記排水口金具の下端に、内部に排水栓機構の作動部を支持すると共にその作動部にレリースワイヤを連結させた前記L型排水継手本体を回転させずに接続していることを要旨とするものである。
ここで、前記作動部の支持方法は、L型排水継手本体にブラケットを一体もくしは一体的に設け、そのブラケットの軸心(L型排水継手本体の縦管の管芯)に設けた係合孔に作動部を上方から抜差し可能で且つ回転不能に支承する。作動部にブラケットを一体もしくは一体的に設け、そのブラケットをL型排水継手本体の内周面または外周面に、上方から抜差し可能で且つ回転不能に係止する等、種々な方法が提案される。
また、L型排水継手本体を回転させずに排水口金具に接続する手段としては、例えば袋ナットがその一種として提案できる。
また、レリースワイヤを前記L型排水継手本体内にその側方から挿通していると好ましいものである。
また、作動部の内部は、スラストロック機構を内蔵したり(前者)、栓軸の支軸を押動するインナーワイヤを進退可能に収容する構成になっている(後者)。後者の場合には、操作部側にスラストロック機構を内蔵してプッシュでロック・アンロックを交互に繰り返して排水栓を開閉したり、プッシュで排水栓を開栓し、プルで同栓を閉栓するようになっている。
【0007】
前記技術的手段によれば、排水口金具、その排水口金具に螺嵌される締付ナット(螺嵌部材)、排水口金具の下端に接続される本発明L型排水継手、そのL型排水継手を回転させずに排水口金具に接続する手段、そのL型排水継手内に支持される排水栓機構の作動部、その作動部に一端側を連結し他端側を排水継手から外部に引出されたレリースワイヤ、その引出し部をシールするガスケット等を工場で組付けて、施工現場に搬入する。
そして、施工現場では、前記手段、締付ナット(螺嵌部材)のみを排水口金具から外し、その排水口金具を水槽の排水口に槽内から差入れた後、パッキンを弾圧するように締付ナットを螺嵌して同水槽底部に排水口金具を水密状に取付けた後、レリースワイヤが所定の引出し方向になるように本発明L型排水継手を所望角度周方向回動させた状態で前記手段を排水口金具に取付け、L型排水継手の横管部にトラップへの案内管を接続して、排水栓装置の組み付け作業が終了する。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本発明L型排水継手を使用した排水栓装置の第1の実施の形態を示し、図4は同第2の実施の形態を示している。符号Aがその排水栓装置、Bは水槽底部である。まず、第1の実施の形態について説明する。この実施の形態では、L型排水継手4の本体4’を回転させずに接続する手段5として袋ナットを使用した場合を示している。
【0009】
この排水栓装置Aは、排水口金具1、その排水口金具1の下半部外周の外螺子11にワッシャー13、パッキン3を介して螺嵌する締付ナット(螺嵌部材)2、排水口金具1の下端に袋ナット5で接続されるL型排水継手4、そのL型排水継手4の上端部内に支持される排水栓機構A’の作動部aと、その作動部aに一端側W1を連結してL型排水継手4から外部に引出されたレリースワイヤWと、その引出し部分をシールするガスケット6及び蝶ナット7、レリースワイヤWの他端側W2が連結される操作部(詳細には押し釦18)8等から構成されている。
【0010】
前記作動部aは、内部にスラストロック機構(図示せず)を内蔵したケース9と、そのケースを抜き差し可能に係止するブラケット19とからなっている。
このブラケット19は、中心に前記ケース9を抜き差し可能に係止する係止筒19aと、その係止筒19aから放射状に延びる支持ブラケット片19b…と、その支持ブラケット片19b…端を連結した外輪19cと、その外輪19cに鍔状に突設した環状座部19dと、その環状鍔部19dから更に上方に延設され排水口金具1内周面に沿う案内筒19eと、前記外輪19c下面に凹段部19c’を介して下方に垂設し同一円周上に等間隔をおいて係止孔19f’を開孔した係止用筒19fとを一体に有する構造になっている。
【0011】
前記スラストロック機構(図示せず)は、ケース9下端に連結されるレリースワイヤWの他端側W2が連結される操作部(押し釦18)8を押動する度にスプリング(図示せず)の弾撥力に抗してレリースワイヤW内部のインナーワイヤ(図示せず)が前進して内部の歯合体で支軸a1が上昇(ロック)と下降(ロック解除)を交互に繰り返す周知の構造のラチェット機構であり、その支軸a1で、上方から栓蓋100a、振れ止め片100b、ヘアーキャッチャー100e、支軸カバー100cを順に有する栓軸100を支承して排水栓機構A’を構成している。
【0012】
前記振れ止め片100bは、栓蓋100a上昇、下降時、即ち排水口b開閉時の栓軸100の振れを防止するためのものであり、排水口金具1の内周面に摺接するように栓蓋100a裏面から3方または4方突出に突出形成させてある。
【0013】
支軸カバー100cは、栓軸100の下端に凹設形成され支軸a1の先端を位置決めする凹部100dの下端から作動部aにおける支軸a1の摺接部を上方から覆うように傘状に湾曲形成してなり、その摺接部からケース9内に水が出来るだけ浸入しないように配慮してある。
【0014】
L排水継手4は、縦管部4’−1と、それに連設する横管部4’−2との一体成形品であるL型排水継手本体4’のその横管部4’−2に現場施工にてキャビネットCの内面に沿わしめられるトラップTへの案内管Pに接続されるもので、図示するように同本体4’の縦管部4’−1上端部を小径にして、前記作動部aの凹段部19c’に対応するようにすると共に、その小径筒部4”−1に前記係止用筒19fの係止孔19f’が係止する係止爪4”’−1を突設形成し、更にその縦管部4’−1の下端部にレリースワイヤWが挿通するフランジ付き筒状のガスケット6を嵌挿するガイド筒14を側方に向けて突設してなり、そのガイド筒14に差入れられるガスケット6を挿通してレリースワイヤWをその縦管部4’−1から側方に貫通状に引出し、蝶ナット7でガスケット6のフランジ16を弾圧することによってレリースワイヤWの引出し部をシールできるようになっている。
【0015】
このL型排水継手4を使用した排水栓装置Aは、図2に示すように排水口金具1に、パッキン3、ワッシャー13を外嵌挿して締付ナット2を螺嵌し、作動部aを上端部内に支承したL型排水継手4を、その案内筒19eを排水口金具1の内周面に沿うようにガイドさせて袋ナット5で排水口金具1の下端に接続し、作動部aに一端側W1を連結したレリースワイヤWをL型排水継手4のガスケット6内を挿通して外部に引出し、蝶ナット7をガイド筒14に螺嵌してガスケット6のフランジ16を弾圧し、レリースワイヤ他端側W2を前記押し釦18に連結して組付けた、排水口金具1内に栓軸100をセットした状態で、施工現場に搬入される。
そして、施工現場では、袋ナット5、締付ナット2を順次、排水口金具1から外した後、排水口金具1を水槽に差し込んでからパッキン3を弾圧するようにワッシャー13を介して締付ナット2を螺嵌して水槽底部Bに排水口金具1を水密状に取付け、レリースワイヤWが所定の引出し方向に向くようにL型排水継手4をその案内筒19eが排水口金具1の内周面に沿うよう差し込んで回動(周方向に回動)させ、その状態で環状座部19d上方に嵌着されるパッキン24が排水口金具1の下端に弾接して挟持されるように袋ナット5を排水口金具1に螺嵌し締付けて水槽底部Bに組付け、レリースワイヤWの他端側W2を、洗面器、流し、手洗い器等の水槽の上縁面等に取付られる押し釦18に連結すると共に、L型排水継手4の横管部4’−2に前記案内管Pを接続して現場での施工作業の全てが終了する(図3、図1参照)。
【0016】
次に、図4に示す第2の実施の形態について説明すると、この実施の形態は、前記作動部aを支持する支持構造の変形例であり、L型排水継手4の上端部に前記環状座部19d、案内筒19eを一体成形し、更に外輪19cに載せ段部19gを周設し、その載せ段部19gに、前記作動部aのケース9から一体に延設された放射状の支持ブラケット片19b…端を連結する連結輪19hを回動不能に支持させる構成にしてある。
作用的には、前記する第1の実施の形態と同様であるため、具体的な説明は省略する。
【0017】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したから、L型排水継手本体を回転させずに接続(排水口金具に接続)する手段(例えば袋ナット)、締付ナット(螺嵌部材)を排水口金具から各々外し、排水口金具に、締付ナットを螺嵌してパッキンを弾圧するように同排水口金具を水槽底部に取付けた後、レリースワイヤの引出し方向を所定の方向(平面視で操作部の取付部となる方向)に向かせた状態にしてから、L型排水継手本体を回転させずに接続する手段(例えば袋ナット)を介して排水口金具に取付けて、組付施工する。
従って、先行技術のように、工場で連結されているレリースワイヤ一端側を施工現場で取外して再度施工現場で現場作業者がネジ込むことによって、レリースワイヤ一端側の作動部への連結が不完全で作動不良を起したり、レリースワイヤ一端側が誤って斜め状に連結されて壊れてしまう等、製造メーカーで保障された品質を損なわず、しかも増締や締戻で排水口に対するシール性が阻害されることもない最適なL型排水継手を提供することができる。
しかも、このL型排水継手では、その側方からレリースが導入される結果、レリースがそのL型排水継手の下方に垂れ下がらないから、キャビネットの内面に沿わしめてトラップを設けた排水栓装置においてキャビネット内空間を最大限に広く利用する上での効果を阻害することがない。
その上、L型排水継手本体を回転させずに排水口金具に接続する手段(例えば袋ナット)、締付ナット(螺嵌部材)の取付・締付以外の面倒な作業、即ち蝶ナットを外してレリースワイヤをフリーな状態にしてからL型排水継手本体を下方に引き下げて排水口金具下端とそのL型排水継手本体との間に作業スペースを形成する。その作業スペースを利用して排水栓機構の作動部に対するレリースワイヤの連結を解除する。レリースワイヤを同作動部に再度連結する。蝶ナットを締付ける。等の諸作業を遂行する必要がなく、現場での組付施工も非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のL型排水継手を使用した排水栓装置の水槽底部への組付状態を示し、(a)は、正面図で、一部切欠して示す、(b)は(b)−(b)線拡大断面図。
【図2】同排水栓装置の工場から出荷した状態を示す正面図で、一部切欠して示す。
【図3】同排水栓装置の水槽への組付前の状態を示す分解図で、一部切欠して示す。
【図4】第2の実施の形態のL型排水継手を使用した排水栓装置の組付状態を示す部分拡大断面図。
【図5】従来の排水栓装置の工場から出荷した状態を示す正面図で、一部切欠して示す。
【図6】同排水栓装置において作動部からレリースワイヤ一端側を外す状態を示す分解図で、一部切欠して示す。
【図7】同排水栓装置の水槽への組付前の状態を示す分解図で、一部切欠して示す。
【図8】同排水栓装置の水槽底部への組付状態を示す正面図で一部切欠して示す。
【図9】他の従来例の排水栓装置の組付前の状態を示す分解図で、一部切欠して示す。
【図10】同排水栓装置の組付状態を示す正面図で一部切欠して示す。
【符号の説明】
4:L型排水継手 A:排水栓装置
B:水槽底部 1:排水口金具
A’:排水栓機構 a:作動部
5:L型排水継手本体を回転させずに接続する手段(袋ナット)
2:締付ナット(螺嵌部材) 3:パッキン
W:レリースワイヤ W1:レリースワイヤ一端側
W2:レリースワイヤ他端側 b:排水口
100c:支軸カバー P:案内管
S:作業スペース T:トラップ
C:キャビネット 4’:本体(L型排水継手の本体)
Claims (4)
- 洗面器、流し、手洗い器等の水槽底部に水槽底部下方から螺嵌される螺嵌部材で排水口金具を取り付け、その排水口金具下端にL型排水継手本体を接続し、駆動力を伝達するレリースワイヤをL型排水継手本体から挿通して排水栓機構の作動部に連結するL型排水継手において、螺嵌部材で水槽底部に取り付けられた前記排水口金具の下端に、内部に排水栓機構の作動部を支持すると共にその作動部にレリースワイヤを連結させた前記L型排水継手本体を回転させずに接続していることを特徴とするL型排水継手。
- 前記レリースワイヤを前記L型排水継手本体内にその側方から挿通していることを特徴とする請求項1記載のL型排水継手。
- 前記L型排水継手本体を回転させずに排水口金具の下端に接続する手段が袋ナットであることを特徴とする請求項1または2記載のL型排水継手。
- 前記作動部がスラストロック機構を内蔵することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載のL型排水継手。
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