JP2007327311A - 遠隔操作式排水栓装置、及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠隔操作式排水栓装置にあって、排水口にレリースワイヤの作動部を支持するのに簡単で、容易に施工作業ができて、組立、分解がワンタッチでできる装置、及びその施工方法を得ることにある。
【解決手段】操作部からレリースワイヤを介してその作動部へ操作を伝達し、該作動部が排水口を開閉する排水栓に継続される遠隔操作式排水栓装置において、作動部を排水口に支持するための固定クランプが、軸受部と、曲帯部と、架橋部とでなり、軸受部には、下から軸方向に少なくとも2本のスリットが刻設されており、この固定クランプをもって、排水口に作動部を支持するものであり、及びその施工方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に操作を伝達し、該作動部に継続する排水栓が操作されて排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置に係わるものであり、またその施工方法に係わるものである。
遠隔操作式排水栓装置は、排水栓の開閉が、この排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に操作を伝達し、行なわれるものであって、該作動部は、排水口に支持され、排水栓に継続されているものである。
そして、この遠隔操作式排水栓装置を施工するに当たっては、作動部を排水口下方より挿込み、作動部を排水口に支持し、その上で排水栓に継続していた。
そこで、作動部を排水口に支持するため、排水口内に設けられた支持部材の軸受部に作動部を挿入し、上下方向の動きを阻止するために、軸受部にストッパー係止部、及びEリング状係止具などで係止固定していた。(特許文献1参照)
また、レリースワイヤ端部に形成された作動部が支持部材である固定クランプに差し込まれ、排水口に支持されるものがある。
この固定クランプは、軸受部と、曲帯部と、これらに架橋される架橋部とでなるものを2分割し、この半体同士を曲帯部におけるヒンジで結合し、作動部が軸受部の横または径方向から差し込み、ヒンジによる結合で挟持させられ、この作動部を挟持した固定クランプが排水口に挿入され、排水口にその曲帯部を嵌着支持させることで固定するものであった。(特許文献2参照)
特開平10−121537 特開2004−300841
ところが、排水口と離間した位置に配設された操作部での操作がレリースワイヤを介して伝達され、この伝達を受けて作動する作動部が排水口に位置支持され、該作動部に継続する排水栓で排水口を開閉する遠隔操作式排水栓装置にあっては、作動部が排水口に支持部材などで支持されているが、この支持部材には、作動部を排水口の下方から挿入し、支持部材の軸受部にストッパー係止部、及びEリング状径止具などを用いて係止させていたが、係止構造が緻密で、その上、狭い排水口内での組立、分解などの工事作業が簡単且つ容易でなかった。(特許文献1参照)
そこで、組立、分解などの工事作業が少しでも簡単且つ容易にできるように、固定クランプを用い、作動部の排水口への支持部材として支持する。
この固定クランプは、分割され、その半体同士をヒンジ結合するものであって、レリースワイヤ端部の作動部を挟持し、排水口に支持させるものである。
この固定クランプを用いることによって作動部を挟持し、排水口への支持が一応は、容易且つ簡単にできるようにみえたが、この固定クランプは、半体同士が曲帯部でのヒンジ結合であるので、作動部の固定クランプによる挟持が、軸受部の横又は径方向からの差し込みで行われなければならず、そのため、このヒンジ結合による固定クランプ半体での挟持の開閉開度が大きくなり、狭い排水口付近での工事作業には支障をきたし、ましてワンタッチの組立、分解を困難にし、よって、工事作業が容易、且つ簡単にできるものでなかった。
そこで、本発明は、以上の課題を解決するために、遠隔操作式排水栓装置が施工されるに当たって、そのレリースワイヤ端部の作動部を排水口に支持するのに狭い排水口付近の状態であっても、簡単、且つ容易に挟持係止が行えうる固定クランプを得ることにある。
本発明の遠隔操作式排水栓装置は、作動部を排水口に支持する固定クランプが、作動部を挟持係止する軸受部と、該軸受部を排水口に嵌着係止して支持する曲帯部と、軸受部より曲帯部に架橋する架橋部とでなり、軸受部は、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、作動部を下から軸方向へ挿入して挟持することを特徴とするものである。
本発明の固定クランプの軸受部は、下から軸方向へ対称位置にある4本のスリットが上端を少し残して刻設され、作動部を下から軸方向へ挿込んで挟持することを特徴とするものである。
本発明の固定クランプは、軸受部に作動部を挟持し、係合する環状突部が軸受部内周面、又は作動部表面のいずれかに形成されて、作動部の上下動を係止することを特徴とするものである。
そして、本発明の固定クランプの軸受部は、架橋部連結部位近傍内周面には環状突部が形成されて、作動部に相互の係合をして作動部の上下動が係止されることを特徴とするものである。
本発明の遠隔操作式排水栓装置の固定クランプは、曲帯部には、この下端にストッパー係止部が形成され、且つ排水口内周面には、それらストッパー係止部を係止する係止溝が刻設されるとともに曲帯部下端を係止する凸部が形成され、曲帯部下端が前記凸部に係止するとともにストッパー係止部が前記係止溝に係合して軸方向及び周方向の動きを阻止するものである。
そして、本発明の固定クランプは、治具にて、排水口よりストッパー係止部の係止を外して脱する為に、曲帯部のストッパー係止部位置の外側面に治具挿入溝を形成するものである。
また、本発明の遠隔操作式排水栓施工方法は、レリースワイヤを介して排水口より離間した位置の操作部から操作される作動部が下方から排水口上に挿出され、作動部が固定クランプの軸受部に下方から軸方向へ挿込まれ、この軸受部には、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、内周面に係止部が形成されているので、作動部を挿込み挟持して上下動しないように係止し、作動部を挟持係止した固定クランプは、排水口に嵌着し、その曲帯部の下端が排水口内周面に形成された凸部に係止されるとともに曲帯部の下端に形成されたストッパー係止部が排水口内周面に設けられた係止溝に係止されて固定クランプの上下動及び周方向の動きを阻止させる方法である。
そして、本発明の遠隔操作式排水栓施工方法は、固定クランプを排水口より脱するために、曲帯部のストッパー係止部位置の外側面に形成された治具挿入溝に治具を挿込み、係止が外されるとともに治具に形成された係合部を治具挿入溝に形成された係合受部に係合し、治具を排水口より引き上げるときにチャックして、共に固定クランプをも排水口より抜き出せる方法である。
本発明は、排水口と離間した操作部からレリースワイヤを介して操作が伝達されるその作動部を排水口下方より挿込んで排水口に支持するのに固定クランプが用いられ、この固定クランプが軸受部と曲帯部と架橋部とでなり、軸受部には下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設されているため、作動部を下方から軸方向へ軸受部に挿込み、スリットによって上端のスリットの刻設が残された部分を支点として軸受部が押し開かれるので作動部を押し込むことができ、ワンタッチで、且つ容易に挟持係止することができる。そして、作動部を軸受部に挟持係止した固定クランプは、その曲帯部を排水口にスナップ嵌込みで容易に係止し、支持固定できる。
作動部の軸受部によっての挟持は、その外側を架橋部で架橋された曲帯部の排水口への嵌込みで固定されるので弛緩することなくできる。
また、排水口付近の狭いところであっても、作動部が軸受部を軸方向へ押し開いての挿し込み、ワンタッチで挟持できるので、容易且つ簡単な作業ができる。
本発明の固定クランプの軸受部は、下方から軸方向へ対称位置にある4本のスリットが上端を少し残して刻設されるものであって、スリットの数が増す程、軸受部は下方から軸方向への作動部の挿込みが押し開き易くなり、ワンタッチ作業がし易くできる。しかし、スリット数が増し過ぎると作動部を挟持する軸受部の強度に不足をきたすことになる。
本発明の固定クランプは、軸受部に作動部を挟持するに当たって、係合する環状突部が軸受部内周面、又は作動部表面に形成されて、相互の係止を確実、且つ強固にすることができる。
本発明の固定クランプは、軸受部の架橋部連結部位近傍内周面に環状突部が形成され、該環状突部によって、軸受部による作動部の挟持が作動部への相互係合されることになって、作動部の上下動を阻止し、そして、環状突部が架橋部連結部位近傍内周面に形成されているので、構造上の強度を得ることができ、作動部の軸受部による挟持係合が確実にでき、作動部の排水口への支持が堅固にできる。
本発明の固定クランプは、作動部を排水口に支持するのに作動部を挟持する軸受部が排水口に支持される。これに当たって、曲帯部をその下端のストッパー係止部と排水口内周面の係止溝との係合、及び曲帯部の下端と排水口内周面の凸部との係止によって、固定クランプの排水口への上下動、及び周方向の動きを阻止し、堅実に支持固定することができ、軸受部への作動部の挟持を確実にすることができる。
本発明の遠隔操作式排水栓装置の固定クランプは、曲帯部がそのストッパー係止部位置の外周面に治具挿入溝を形成しているので、その治具挿入溝に治具を挿込めば、曲帯部の排水口への係止が外れ、排水口より脱することができ、簡単、且つ容易に分解をすることができ、合理的な工事作業ができる。
本発明の遠隔操作式排水栓施工方法は、固定クランプの軸受部が下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、内周面に係止部が形成されているので排水口を下から挿出した作動部を軸受部に下方から軸方向へいとも簡単、且つ容易に挿込み、挟持係止することができ、この挟持係止が、曲帯部を排水口に嵌着することにより堅固な固定をし、作動部を挟持した固定クランプの排水口への支持組立がされることになる。
また、排水口より固定クランプを分解するには、曲帯部の治具挿入溝に治具を挿込み、ストッパー係止部の係止を外し、治具にチャックされた固定クランプはともに排水口より脱することができる。
よって、固定クランプの排水口への組立、分解のこの工事作業方法は手間をかけず、簡単かつ容易にできることになる。したがって、メンテナンスを行い易いという利点がある。
発明を実施するための形態
本発明は、排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に伝達し、排水口を開閉する排水栓が操作される排水栓装置において、作動部を排水口に強固に支持固定し、しかも狭い排水口付近にもかかわらず、ワンタッチで、簡単、且つ容易にできるようにすることにある。
これらを図示に基いて説明すると、図1は、作動部4が排水口1に固定クランプ5によって支持されていることを示すものである。排水口1を開閉する排水栓2は、操作部からの操作がレリースワイヤを介して作動部4に伝達され、それに継続の支持軸41が上下動され、排水栓2を昇降させる。
作動部4を排水口1に簡単、且つ容易に、しかも強固に支持させるには、作動部4が固定クランプ5に挟持係止され、該固定クランプ5を排水口1に嵌着係止し、支持固定することにある。
固定クランプ5は、図2、3、4、5で示す如く、作動部4を挟持係止する軸受部51と、排水口1に嵌着係止する曲帯部52と、軸受部51より曲帯部52に架橋する架橋部53とでなり、軸受部51が、下から軸方向へ少なくとも2本のスリット54を刻設し、上端にスリットの刻設をせずに少し残す部分541が設けられる。排水口1の下方から挿出された作動部4を固定クランプ5の軸受部51に下方から軸方向へ挿込むことによって挟持する。この挟持に当たっては、軸受部51のスリット54が上端のスリットの刻設せずに残された部分541を支点として開かれ、作動部4が挿込まれ、挿込むと閉ざされて挟持することになる。
軸受部51は、架橋部連結部位近傍内周面には環状突部の係止部55が形成され、作動部4の中間環状溝42に係合し、また、下端部内周面にも環状突部の係止部56が形成されて作動部4の下端部43を係止し、軸受部51による作動部4の挟持で、軸受部内周面の係止部55、56と作動部4の中間環状溝42、及び下端部との相互係合係止によって、作動部の上下動を阻止する固定ができることになる。
なお、軸受部の係止部55、56と作動部の中間環状溝42、及びその下端部との相互係合係止は、これに限定されることなく係合をし、上下動の阻止ができるものであればよい。
よって、軸受部内周面、又は作動部表面のいずれかに係合できる環状突部を形成すればよいことになる。
曲帯部52には、下端にストッパー係止部58を形成し、該ストッパー係止部位上部に治具のガイド切欠部591を形成する。そして、排水口1内周面には、ストッパー係止部58を係止する係止溝13が刻設されるとともに曲帯部52下端を係止する凸部14が形成される。よって、固定クランプ5がストッパー係止部58を排水口1の係止溝13に係止するのに相互して、曲帯部52の下端を凸部14に係止することによって、軸方向及び周方向への動きを阻止することになって、強固な固定ができる。
遠隔操作式排水栓装置は、排水口と離間した位置に配設された操作部の操作で排水口1の開閉が排水栓2の昇降作動で行なわれるが、この操作はレリースワイヤ3を介して伝達される。そこで、その施工をするには、図6に示す如く、該レリースワイヤ3に継続の作動部4を、先ずは、排水口1下方より挿込み、排水口1上に抜き出させたところで、固定クランプ5に挟持係止させる。
固定クランプ5は。軸受部51が下から軸方向へ少なくとも2本のスリット54を刻設し、上端にスリットの刻設されない部分541を少し残しているものであるので、作動部4をその軸受部51の下から挿入するに当たって、軸受部51は、スリットの刻設されない部分541を支点とし、スリット54が開き、作動部4を挟持する。挟持に当たって、軸受部51の内周面には、架橋部連結部位及び下端部に環状突部55、56が形成され、作動部4の中間環状溝42、及び下端部43に相互係合し、上下動しない安定した挟持が簡単且つ容易にワンタッチでできる。(図6▲1▼)
なお、スリット54の下方部分には、挟持の均衡を保つためのストッパー部57、57が形成されている。
作動部4を挟持係止した固定クランプ5は、排水口1内へ挿込まれ、作動部4の軸受部51による挟持支持を固定する。それには、曲帯部53の下端に形成されたストッパー係止部58をもって、排水口1の内周面に刻設された係止溝13に係止し、且つ曲帯部53の下端を排水口1の内周面に形成された凸部14へ係止させることによって、排水口1に固定クランプ5を強固かつワンタッチに係止することができる。(図6▲2▼)
その上で、作動部4を排水栓2に挿込み、作動部の支持軸41を排水栓2の栓蓋21に接合する。(図6▲3▼)
作動部4が排水口1に支持される他の実施例である固定クランプ5aについてを図7、8でしめす。
この固定クランプ5aは、作動部4を挟持係止する軸受部51aと、該軸受部を排水口1に嵌着係止して支持する曲帯部52aと、軸受部51aより曲帯部52aに架橋する架橋部53aとでなり、軸受部51aは下から軸方向へ対称位置にある4本のスリット54aが上端を少し残して刻設され、作動部1を下から軸方向へ挿込んで挟持させる。
軸受部51aは、上端及び下端の内周面には、環状突起55a、56aが形成され、作動部4の上端及び下端を係止し、作動部4の上下動を阻止する。
作動部4をこの固定クランプ5aの軸受部51aに挟持するに当たっては、作動部4を軸受部51aの下方から軸方向へ挿込むと、軸受部51aのスリット54aが上端のスリットの刻設の残された部分541aを支点として押し開かれ、作動部4が押込まれ、挟持し、環状突起55a、56aによって上下動しないよう係止される。
曲帯部52aは、軸受部51aのスリット54a相互間部分に対応して、各々、架橋部53aを介して放射状に架橋された曲帯である。
そして、曲帯部52aの下端には、ストッパー係止部58aが下方へ延出され、排水口1の内周面に形成された係止溝13に係止する。
なお、この係止とともに曲帯部52aの下端が排水口1の内周面に形成された凸部14と係止して、この相互の係止によって曲帯部52aを排水口1にワンタッチで、径方向及び上下方向の動きのない確実な固定がされることになる。
メンテナンスのために分解するに当たって、排水溝1に嵌着された固定クランプ5、5aの取り外しに際して、図9のような治具6を用いることができる。
治具6は、二股脚61を形成したものであって、この二股脚61を、図10で示す如く、固定クランプ5の曲帯部52の外周面に形成した治具挿入溝59に挿込み、外側から二股脚61によって曲帯部52下端に形成されたストッパー係止部58が内側へ押されて、排水口1の係止溝13との係止が外される。
なお、曲帯部52のガイド切欠部591は、治具6の二股脚61を治具挿入溝59へガイドする。
この治具6の二股脚61が曲帯部52の治具挿入溝59へ挿込まれることによって、二股脚先端の係合部62を治具挿入溝59の係合受部592に係合し、治具6を排水口1より引き上げるときにチャックして、共に固定クランプ5を排水口より抜き出させることになる。
なお、治具6は、マイナスドライバーであってもよいことは云うまでもない。
そして、抜き出した固定クランプは、作動部4の挟持を解除すれば、分解することができることになる。
遠隔操作式排水栓装置の排水口の状態図である 固定クランプの形態を示す断面図である 固定クランプの上視図である 固定クランプの下視図である 固定クランプの側面視図である 遠隔操作式排水栓装置の施工状態図である 他の実施例の固定クランプの形態を示す断面図である 他の実施例の固定クランプの下視図である 固定クランプを排水口の係止から解除するための治具の側断面図である 固定クランプを排水口の係止から解除する状態図である
符号の説明
1 排水口
13 係止溝
14 凸部
2 排水栓
21 栓蓋
3 レリースワイヤ
4 作動部
41 支持軸
42 中間環状溝
5、 5a 固定クランプ
51、51a 軸受部
52、52a 曲帯部
53、53a 架橋部
54、54a スリット
541、541a スリットの刻設が残された部分
55 環状突部(架橋部連結部位内周面)
56 環状突部(下端内周面)
55a、56a 環状突起
57 ストッパー部
58、58a ストッパー係止部
59 治具挿入溝
591 ガイド切欠部
592 係合受部
6 治具
61 二股脚
62 係合部

Claims (8)

  1. 排水口と離間した位置に配設された操作部からレリースワイヤを介してその作動部に操作を伝達し、該作動部に継続して排水口を開閉する排水栓が操作される排水栓装置において、作動部を排水口に支持する固定クランプが、作動部を挟持係止する軸受部と、該軸受部を排水口に嵌着係止して支持する曲帯部と、軸受部より曲帯部に連結する架橋部とでなり、軸受部は、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、作動部を下から軸方向へ挿入して挟持することを特徴とする遠隔操作式排水栓装置。
  2. 軸受部は、下から軸方向へ対称位置にある4本のスリットが上端を少し残して刻設され、作動部を下から軸方向へ挿込んで挟持することを特徴とする請求項1記載の遠隔操作式排水栓装置
  3. 軸受部は、作動部を挟持し、係止する環状突部が軸受部内周面、又は作動部表面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至2のいずれか1項に記載の遠隔操作式排水栓装置。
  4. 軸受部は、架橋部連結部位近傍内周面には、環状突部が形成されて、作動部に相互の係合をして作動部の上下動が係止されることを特徴とする請求項1乃至請求項2のいずれか1項に記載の遠隔操作式排水栓装置。
  5. 曲帯部は、この下端にストッパー係止部が形成され、且つ排水口内周面には、それらストッパー係止部を係止する係止溝が刻設されるとともに曲帯部下端を係止する凸部が形成され、曲帯部下端が前記凸部に係止するとともにストッパー係止部が前記係止溝に係合して軸方向及び周方向の動きを阻止することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の遠隔操作式排水栓装置。
  6. 固定クランプが、治具にて、排水口よりストッパー係止部の係止を外して脱する為に、曲帯部のストッパー係止部位置の外側面に治具挿入溝を形成することを特徴とする請求項5記載の遠隔操作式排水栓装置。
  7. レリースワイヤを介して排水口より離間した位置の操作部から操作される作動部が下方から排水口上に挿出され、作動部が固定クランプの軸受部に下方から軸方向へ挿込まれ、この軸受部には、下から軸方向へ少なくとも2本のスリットが上端を少し残して刻設され、内周面に係止部が形成されているので、作動部を挿込み挟持して上下動しないように係止し、作動部を挟持係止した固定クランプは、排水口に嵌着し、その曲帯部の下端が排水口内周面に形成された凸部に係止されるとともに曲帯部の下端に形成されたストッパー係止部が排水口内周面に設けられた係止溝に係止されて固定クランプの上下動及び周方向の動きを阻止させることを特徴とする遠隔操作式排水栓施工方法。
  8. 施工された遠隔操作式排水栓装置の固定クランプを排水口より脱するために、曲帯部のストッパー係止部位置の外側面に形成された治具挿入溝に治具を挿込み、係止が外されるとともに治具に形成された係合部を治具挿入溝に形成された係合受部に係合し、治具を排水口より引き上げるときにチャックして、共に固定クランプをも排水口より抜き出せることを特徴とする請求項7記載の遠隔操作式排水栓施工方法。
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