JP5441004B2 - 浴槽の排水栓装置及びその排水栓装置を備える浴槽。 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽の排水口に設けられた排水栓を遠隔操作で開閉させる浴槽の排水栓装置に関する。
浴槽の排水口には、排水口の開閉を行うための排水栓が取り付けられており、その開閉操作を容易にするために、浴槽リムに開閉操作の操作部を設け、遠隔操作で排水栓の開閉を行う浴槽の排水栓(ポップアップ排水栓)装置が開示されている。
浴槽の排水栓装置は、排水栓を排水口の所定の位置で上下に昇降させる必要があるため、排水栓装置の保持部材を排水口の縁部に対して正確に固定しなければならない。例えば、特許文献1に開示されている浴槽の排水栓装置では、排水栓装置の保持部材を排水口の縁部に設けられたフランジ部材(排水口金具2)の下部に係止させている。そのため、排水栓装置の保持部材をフランジ部材の内面に沿って挿入することができるため、排水栓装置の保持部材は、フランジ部材を介して排水口に対して正確に固定させる。しかしながら、排水口にフランジ部材を設けた場合には、排水口の縁部とフランジ部材の間に汚れが付着しやすく、付着した汚れが掃除しにくいといった問題がある。
そこで、図5に示すように、排水口の縁部にフランジ部材を設けずに、排水栓装置の保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に固定させることが考えられる。しかしながら、排水口の落し込み穴の周縁にフランジ部材が設けられていないため、排水栓装置の保持部材をフランジ部材の内面に沿って挿入することができず、フランジ部材の厚さよりも薄い排水口の落し込み穴の周縁の内面に沿って挿入することになる。そのため、図6に示すように、排水栓装置の保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、排水栓装置の保持部材ががたついてしまい、排水栓装置の保持部材を安定させて排水口に挿入することができない。また、場合によっては、排水栓装置の係合部に必要以上の力が加わり、破損してしまうといった問題がある。
特許第3633336号
本発明は、上述した課題に鑑み、排水栓装置の保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、排水栓装置の保持部材をがたつきなく安定させて排水口に挿入することができ、さらに、排水栓装置の保持部材を排水口の落しみ穴の周縁に取り付ける際に、安定させて排水口に挿入することができるため、排水栓装置の係合部に必要以上の力が加わることを防止することができる浴槽の排水栓装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明によれば、浴槽の排水口に設けられた排水栓を遠隔操作によって開閉させる浴槽の排水栓装置において、前記排水栓を前記排水口に保持させるための保持部材を備え、前記保持部材は、前記排水栓の下部を支持する支持部と、前記支持部の外方側に環状に設けられ、前記保持部材を前記排水口の落し込み穴の周縁に固定するために、弾性変形することで前記落し込み孔の周縁と係合する係合部を有する固定部と、を備え、前記保持部材を前記排水口に挿入する際にがたつきなく鉛直下方に挿入されるように、前記係合部における弾性変形可能な角度を規制する傾斜角度規制手段を設けたことを特徴とする。
この態様によれば、排水栓装置の保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、排水栓装置の保持部材をがたつきなく安定させて排水口に挿入することができ、さらに、排水栓装置の保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、安定させて排水口に挿入することができるため、排水栓装置の係合部に必要以上の力が加わることを防止することができる。
また、本発明によれば、前記保持部材は、前記支持部と前記固定部との間を接続する接続部と、を備え、前記傾斜角度規制手段は、前記係合部と前記接続部が当接するように、前記接続部に形成された第1の突出部であることを特徴とする。
この態様によれば、傾斜角度規制手段は、接続部に形成された第1の突出部であるため、保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、係合部が接続部と当接することで、係合部を所定の傾斜角度で確実に規制することができる。
また、本発明によれば、前記保持部材は、前記支持部と前記固定部との間を接続する接続部と、を備え、前記傾斜角度規制手段は、前記係合部と前記接続部が当接するように、前記係合部に形成された第2の突出部であることを特徴とする。
この様態によれば、傾斜角度規制手段は、係合部に形成された第2の突出部であるため、支持部を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、係合部が接続部と当接することで、係合部を所定の傾斜角度で確実に規制することができる。
本発明によれば、排水栓装置の保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、排水栓装置の保持部材をがたつきなく安定させて排水口に挿入することができ、さらに、排水栓装置の保持部材を排水口の落し込み穴の周縁に取り付ける際に、安定させて排水口に挿入することができるため、排水栓装置の係合部に必要以上の力が加わることを防止することができる。
本発明の一実施例の排水栓装置の断面図 本発明の一実施例の排水栓装置の上面図 本発明の一実施例の排水栓装置の断面図 本発明の一実施例の排水栓装置の斜視図 従来の排水栓装置の断面図 従来の排水栓装置の断面図
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明をする。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の実施形態に係る浴槽の排水栓装置について、図1〜図4を参照しながら説明する。浴槽5の排水栓装置20は、排水口10(落し込み孔15)を水密的に閉じたり、開いたりすることが可能な排水栓25と、浴槽5に取設され、排水栓25の開閉を遠隔操作するための操作部30と、浴槽5の裏面側に配置され、操作部30の操作を排水栓25の開閉動作に変換する伝達部35(例えば、ワイヤー等)と、排水栓25を排水口10に保持させるための保持部材38と、排水栓25の下部を支持する支持部40と、支持部40の周囲に環状に設けられ、支持部40を浴槽5の排水口10に固定する固定部45と、固定部45に形成され、弾性変形することで排水口10と係合する係合部46と、支持部40と固定部45を接続する接続部65と、を備えている。図1〜3は、本発明の実施形態に係る排水栓装置20の、排水栓25を排水口10に保持させるための保持部材38と、排水栓25を支持する支持部40と、支持部40の周囲に環状に設けられた固定部45と、排水口10と係合する係合部46と、支持部40と固定部45を接続する接続部65と、を表した図である。
第1の実施形態の傾斜角度規制手段70は、係合部46と接続部65が当接するように、接続部65に形成された第1の突出部75である。傾斜角度規制手段70は、接続部65に形成された第1の突出部75であるため、保持部材38を排水口10に取り付ける際に、係合部46と接続部65が当接することで、第3の挟持部60を所定の傾斜角度で確実に規制することができる。
接続部65の下部は、支持部40から固定部45の方向に傾斜部が形成されており、この傾斜部に第1の突出部75が設けられている。排水栓装置20の保持部材38を排水口10に取り付ける際に、係合部46の裏側に接続部材65と一体に形成された第1の突出部75の頂点が当接することで、係合部46を所定の傾斜角度で確実に規制することができる。さらに、係合部46に突出部75が点で当接することによって、係合部46の根元に外に向かうモーメントが生じ、保持部材38に対して排水口10の中心方向に向かう力が働くことになる。そのため、保持部材38を安定させて排水口に挿入することができるため、排水栓装置の係合部46に必要以上の力が加わることがなくなり、係合部46の破損を防止することができる。
つまり、図3のように、係合部46を所定角度で確実に規制することができるため、排水栓装置20の保持部材38を排水口10に取り付ける際に、排水栓装置20の保持部材38を安定させることができ、排水栓装置20の保持部材38ががたついてしまうことがなくなり、排水口10に対して正確に取り付けることができる。また、排水栓装置20の係合部46に必要以上の力が加わり、破損してしまうといった問題を防止することができる。
第2の実施形態の傾斜角度規制手段70は、係合部46と接続部65が当接するように、係合部46に形成された第2の突出部80である。傾斜角度規制手段70は、係合部46に形成された第2の突出部80であるため、保持部材38を排水口10に取り付ける際に、係合部46と接続部65が当接することで、係合部46を所定の傾斜角度で確実に規制することができる。
つまり、図3と同様に、係合部46を所定角度で確実に規制することができるため、排水栓装置20の保持部材38を排水口10に取り付ける際に、排水栓装置20の保持部材38を安定させることができ、排水栓装置20の保持部材38ががたついてしまうことがなくなり、排水口10に対して正確に取り付けることができる。また、排水栓装置20の保持部材38に必要以上の力が加わり、破損してしまうといった問題を防止することができる。
支持部材40は、上面と下面が貫通した筒状部材85と、筒状部材85とは別体で形成され、筒状部材85の内部を上下方向に摺動可能に取り付けられたロッド90と、を備えており、ロッド90の上部に排水栓25に嵌合固定されている。筒状部材85に対して、ロッド90が、スラストロック機構により、取り付けられているため、ロッド90が上昇位置と下降位置とに交互に保持可能になっている。
このスラストロック機構の構成について詳述する。ロッド90には、上面に係合歯を有する固定リングと下面に被係合歯を有する回転リングとを同軸上に具備している。また、筒状部材85の内面には係止歯が形成されている。さらに、ロッド90に対して、下側方向(閉栓方向)に付勢する付勢部材とが備えられている。
次にこのスラストロック機構の動作について詳述する。まず、排水栓25の閉栓から開栓への動作は、操作部30の遠隔操作による押動力が伝達部35を介してロッド90に伝達される。押動力が付勢力に抗してロッド90を押動することにより、固定リングが回転リングをロッド90の内面に形成されている係止歯の上方まで押し上げる。その際、回線リングは固定リングの係止歯と回転リングの被係合歯との噛合の関係で正方向に回動し、押動力が無くなると、付勢部材の付勢力を受けてロッド90は、回転リングとともに下降を開始する。しかし、下降と途中で被係合歯がロッド90の内面に形成された係止歯に係止し、開栓状態のままで停止し所望の開栓動作を完了する。
一方、排水栓25の開栓への動作は、以下の通りである。操作部30の遠隔操作による押動力が伝達部35を介してロッド90を押動し、それとともに固定リングならびに回転リングが押し上げられ、噛合する固定リングの係合歯と回転リングの被係合歯との両歯の関係で、回転リングは更に正方向に微小角度回転する。押動力がなくなると付勢部材の付勢力を受けて支持軸は回転リングとともに下降を開始する。ここで、被係合歯が係止歯における外端の鋸歯部分の案内機構で案内溝に案内されて回転リングがロッド90とともに下降し、閉栓状態へと移行する。以上のように、ロッド90を上昇位置と下降位置とに交互に保持可能になっている。
5…浴槽、10…排水口、15…落し込み穴、20…排水栓装置、25…排水栓、30…操作部、35…伝達部、38…保持部材、40…支持部、45…固定部、46…係合部、65…接続部、70…傾斜角度規制手段、75…第1の突出部、80…第2の突出部、85…筒状部材、90…ロッド

Claims (4)

  1. 浴槽の排水口に設けられた排水栓を遠隔操作によって開閉させる浴槽の排水栓装置において、
    前記排水栓を前記排水口に保持させるための保持部材を備え、
    前記保持部材は、
    前記排水栓の下部を支持する支持部と、
    前記支持部の外方側に環状に設けられ、前記保持部材を前記排水口の落し込み穴の周縁に固定するために、弾性変形することで前記落し込み孔の周縁と係合する係合部を有する固定部と、を備え、
    前記保持部材を前記排水口に挿入する際にがたつきなく鉛直下方に挿入されるように、前記係合部における弾性変形可能な角度を規制する傾斜角度規制手段を設けたことを特徴とする浴槽の排水栓装置。
  2. 前記保持部材は、前記支持部と前記固定部との間を接続する接続部と、を備え、
    前記傾斜角度規制手段は、前記係合部と前記接続部が当接するように、前記接続部に形成された第1の突出部であることを特徴とする請求項1に記載の浴槽の排水栓装置。
  3. 前記保持部材は、前記支持部と前記固定部との間を接続する接続部と、を備え、
    前記傾斜角度規制手段は、前記係合部と前記接続部が当接するように、前記係合部に形成された第2の突出部であることを特徴とする請求項1に記載の浴槽の排水栓装置。
  4. 請求項2又は3に記載の排水栓装置を備える浴槽。
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