JP2006298074A - シフトレバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 シフトレバーのロッドを付勢するためのばねを受けるばね受け部材を設ける。
【解決手段】 シフトレバーを構成する金属筒2の内部に設けたロッド4がばね7によりシフトレバーの基端部へ付勢されており、金属筒2の先端に結合されたノブ1のノブボタン6の移動が金属筒2の内部のロッド4の移動に変換され、前記ばね7の付勢力に抗して前記ロッド4を引き上げるシフトレバー装置において、ばね7のノブ側を受けるばね受け筒20を金属筒2の内部に収容し、該ばね受け筒20の外周面に形成した凸部20bを、金属筒2の内面に形成した嵌合孔2bに嵌合する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シフトレバー装置に関し、ロッドを下方へ付勢するためのばねの上端を受ける部分を改良したものである。
近年、車の減速比を自動的に切り換える機能を搭載しいたAT(オートマチック)車が多くなっている。AT車のシフトレバーのレンジを切り換えるシフトレバー装置には、ノブボタンを押してロッドを持ち上げた状態でレンジを切り換えるプルロッドタイプのものと、ノブボタンを押してロッドを押し下げた状態でレンジを切り換えるプッシュロッドタイプのものとがある。
前記プルロッドタイプの従来のシフトレバー装置としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このシフトレバー装置の一部であるノブの近傍の詳細は図8のようになっている。ノブ1には金属管2が挿入されて結合されており、ノブ1と一体の樹脂管3が金属管2の外周を被っている。つまり、ノブ1と金属管2とが掛かり代Aの範囲で結合されている。金属管2の内部には断面形状がほぼ十字形のロッド4が挿入され、ロッド4の上端にはプルブロック5が該プルブロック5の結合部5cの部分で結合されている。プルブロック5は上下方向に沿うガイド孔に沿って移動自在に設けられ、プルブロック5には上向テーパ面5aと下向テーパ面5bとが形成されている。一方、水平方向に沿うガイド孔に沿って移動自在なノブボタン6が設けられ、ノブボタン6には下向テーパ面6aと上向テーパ面6bとが設けられている。ロッド4には外径寸法の大きいばね受け部4aが形成され、該ばね受け部4aとノブ1の内部の段部下面1eとの間にはロッド4を押し下げる方向へ付勢するばね7が設けられている。
ばね7によりロッド4は下方へ付勢されており、ノブボタン6を押すとばね7の付勢力に抗してプルブロック5が上方へ引き上げられ、シフトレバーを移動させることが可能になる。
ばね7は金属管2の内部に収容されているためにばね7が当接する段部下面1eの内径寸法は小さくするのが望ましい一方、段部下面を形成する部分はプルロッド5の結合部5cを収容する空間を設ける必要があるためあまり小さくできないという制約があり、図8(b)に示すプルブロック5の結合部5cの幅寸法bは両者を調和させた値に設定している。
特開2002−283866号公報
ところが、ばね受け面である段部下面1eの面積が小さいため、ノブ1を装着した状態そのものでないと、ばね7が適正に機能するか否かについての不具合の検証ができないことになる。つまり、工場での組み立て時に仮のノブを装着した状態でばね7の不具合の検証ができたとしても、出荷後にメーカーで現実にノブを装着したときにばね7に新たな不具合を発生する虞がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決したシフトレバー装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、車体に固定されたハウジングにシフトレバーの基端部が揺動自在に支持され、該シフトレバーを構成する筒状部材の先端にノブが結合されており、前記筒状部材の内部に設けられたロッドのばね受け部が該ロッドを囲繞するばねに付勢されて前記ロッドの下部が前記ハウジングと係合しており、前記ノブに設けられたノブボタンを移動させると前記ばねの付勢力に抗して前記ロッドが引き上げられ、前記ロッドと前記ハウジングとの係合が外れて前記シフトレバーのシフトが可能になるシフトレバー装置において、前記ばねの前記ノブ側を受けるばね受け筒を前記筒状部材の内部に収容し、該ばね受け筒の外周面に凸部を形成し、該凸部を前記筒状部材の内面に形成した凹部に嵌合したことを特徴とする。
この発明によれば、ばねのノブ側の端部を受けるばね受け筒を筒状部材の内部に設けたので、ノブを筒状部材の先端に装着したか否かを問わず、ばねのノブ側の端部がばね受け筒により確実に支持される。そのため、ノブを装着する前にばねの作動テストを行うことができ、性能保証が得られる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記凸部が前記ばね受け筒のばね受け面より前記ノブ側に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、筒状部材に形成した凹部に嵌合するためばね受け筒の外周面に形成される凸部を、ばね受け面よりもノブ側に配置したので、ばね受け面を大きくすることができ、より確実にばねを受けることができる。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のシフトレバー装置において、前記筒状部材の前記凹部より前記ノブ側に、前記凸部を前記凹部へ案内するスリットが形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、筒状部材の内部でばね受け筒を移動させる際に、筒状部材に形成されたスリットの部分に沿って凸部を移動させ、凸部がスリットを通過して筒状部材の内周面に一旦乗り上げたあともそのまま移動を継続すると、凸部が凹部に嵌合される。つまり、スリットが凸部の位置決めガイドとして機能し、容易かつ確実に凸部を凹部に嵌合させることができ、シフトレバー装置の組み付け性が向上する。このスリットは、筒状部材に対するノブの回り止めとして機能する。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のシフトレバー装置において、前記ばね受け筒の前記凸部よりも前記ノブ側に、前記スリットに案内される押し込み過ぎ防止突起を形成したことを特徴とする。
この発明によれば、押し込み過ぎ防止突起をスリットに沿って移動させながらばね受け筒を筒状部材の内部で移動させると、凸部が凹部に嵌合されると同時に、押し込み過ぎ防止突起がスリットの終端に当接して停止する。このため、凸部が凹部に嵌合されてからもばね受け筒を押し込み過ぎたために、凸部が凹部から出てしまう事態となるのが未然に防止され、シフトレバー装置の組み付け性が向上する。
本発明に係るシフトレバー装置によれば、ばねのノブ側の端部を受けるばね受け筒を筒状部材の内部に設けたので、ノブを装着したか否かを問わず、ばねのノブ側の端部がばね受け筒により確実に支持される。そのため、ノブを装着する前にばねの作動テストを行うことができ、性能保証が得られる。
以下、本発明によるシフトレバー装置の実施の形態を説明する。
(a)実施の形態1
図4に示すように、シフトレバー装置は、車体に固定されたハウジング12と、該ハウジング12に対して回動するシフトレバー11とによって構成されている。
シフトレバー11は、前記ハウジング12に揺動自在に支持される軸部ユニット13と、該軸部ユニット13に立設されたロッド部14と、該ロッド部14の上端に設けられたノブ1とにより構成されている。
前記軸部ユニット13の下端部には、左右に突出する軸13aが一体形成されている。この軸13aは、ハウジング12に形成された一対の軸受部12aに回転自在に支持されている。
前記ロッド部14は、筒状部材としての金属管2と、該金属管2を被うと共にノブ1と一体形成されている樹脂管3とにより構成され、金属管2の内部には、樹脂製のロッド4が軸部ユニット13の下方から挿入されている。
ノブ1には、上下方向に形成された第1ガイド孔1aに沿って昇降自在にプルブロック5が設けられている。また、該第1ガイド孔1aの上方であって該第1ガイド孔1aと直交する水平方向に第2ガイド孔1bが形成され、該第2ガイド孔1bの内部には摺動自在にノブボタン6が設けられている。そして、ノブボタン6の移動をプルブロック5の昇降に変換する変換手段が設けられている。即ち、プルブロック5の上下位置には上向テーパ面5aと下向テーパ面5bとが相互に平行に形成される一方、ノブボタン6には、プルブロック5の上向テーパ面5a及び下向テーパ面5bと夫々摺接する下向テーパ面6a,上向テーパ面6bが形成されている。また、ノブボタン6の背面には、軸方向に収容孔が形成され、該収容孔の底面と第2ガイド孔1bの底面との間には、ノブボタン6を外部へ向かって付勢するばね19が設けられている。
図1に示すように、ノブ1は、第1連結部21を介して金属管2の上部に結合されている。ノブ1と金属管2とが相対的に回るのを防止するため、金属管2の上部には、軸方向に長いスリット2aが円周方向に沿って複数形成されており、ノブ1の第1ガイド孔1aの内周面に形成された凸部1cがスリット2aに入り込んでいる。
そして、金属管2に挿入されたロッド4の上端は、前記プルブロック5に、第2連結部22を介して連結されている。第2連結部22の構造を以下に説明する。図2に示すように、プルブロック5の下部には結合部5cが一体形成されている。結合部5cには下方へ向かって開口する一対のフック5dが形成される一方、ロッド4の上端には一対の顎部4bを有する頭部4cが形成され、頭部4cが軸心と直角な方向から一対のフック5dの間に嵌合されると、一対の顎部4bが一対のフック5dに引っ掛かるため、一対のフック5dの間に頭部4cが保持され、これらが一体となって昇降する。
前記ロッド4を下方へ付勢するための構成を説明する。前記ロッド4には外径寸法を大きくしたばね受け部4aが形成されており、該ばね受け部4aをシフトレバー11の基端部へ向かって付勢する付勢手段としてのばね7がロッド4を囲繞するように設けられている。このばね7の上端を支持するため、ばね受け筒20が金属管2の内部に設けられている。
ばね受け筒20の構成を図3に示す。ばね受け筒20はほぼ筒形状であり、下面にばね受け面20aを有する。ばね受け筒20が金属管2の内部で移動しないようにするため、一対の凸部20bが形成されている。該凸部20bは、ばね受け面20aよりもノブ1側である上部であって、外周面の相互に180度をなす位置に配置されている。一方、金属管2の対応する位置には、凸部20bを嵌合させるための凹部として一対の嵌合孔2bが形成され、該嵌合孔2bに凸部20bが嵌合されている。ばね受け筒20の金属管2への挿入を可能にするため、ばね受け筒20に可撓性を持たせる目的で、ばね受け筒20には円周方向に4本のスリット20cが形成されている。また、ばね受け筒20を変形させて金属管2の内部に押し込む際に、凸部20bの部分が金属管2の内部に入り易くするために、凸部20bの下面にはテーパ部20dが形成されている。更に、金属管2の内部にばね受け筒20を挿入する際に、凸部20bが嵌合孔2bへ案内されるように機能させるため、金属管2に設ける前記スリット2aは、嵌合孔2bよりもノブ1側である金属管2の上部に並んで配置されている。
前記軸部ユニット13には、ロッド4を昇降自在に案内するガイド孔13bが形成されている。このガイド孔13bから下方へ突出するロッド4の下端には操作部15が設けられている。該操作部15には下方からV溝が形成され、該V溝の傾斜面にディテント係合部16が形成されている。一方、ハウジング12の略中央部には、上方へ突出するディテントプレート17が一体成形されている。該ディテントプレート17には、その上縁部に沿って複数のディテント溝部18が形成されている。
ディテント溝部18には、車両の前から後へ向かって、パーキング用のPレンジ溝部,Rレンジ溝部,Nレンジ溝部,Dレンジ溝部,2レンジ溝部,1レンジ溝部が順次隣接して設けらている。そして、ハウジング12の上部には、前記Pレンジ等を表示した図示しないインディケーターカバーが配置されている。
前記ばね7,19の付勢力に抗してノブボタン6を押圧し、上向テーパ面6b,下向テーパ面5bを介してロッド4を上方へ引き上げることにより、ディテント係合部16がディテント溝部18から引き放される。このため、シフトレバー11のシフト移動が可能となる。
次に、シフトレバー装置の組み立て手順を説明する。図5に示すように、ロッド4を軸部ユニット13のガイド孔13bの下方から挿入する。ロッド4の上端が金属管2の上方から突出したら、ロッド4を囲繞する状態で金属管2の内部に上からばね7を収容する。次に、ばね受け筒20でばね7を上から圧縮しながら金属管2の内部にばね受け筒20を挿入する。すると、ばね受け筒20の凸部20bが嵌合孔2bに嵌合されることにより、ばね受け筒20が金属管2の内部に固定される。このあと、ロッド4を下から押して金属管2の上部からロッド4の頭部4cを突出させ、この頭部4cに対してプルブロック5をロッド4の軸心とほぼ直角な方向へ移動させ、ロッド4の頭部4cをプルブロック5の一対のフック5dの間へ嵌め込むと、プルブロック5とロッド4とが第2連結部22で結合される。その後、ばね7の付勢力により、第2連結部22は金属管2の内部に引き込まれ、プルブロック5が金属管2の上端に当接して停止する。そして、シフトレバー11をハウジング12に回動可能に軸支した後、金属管2の上部に、ノブ1を装着すればよい。
次に、シフトレバー装置の作用を説明する。まず、シフトレバー11が例えばPレンジにある場合、図4(a)に示すように、ばね7,19の付勢力がロッド4を下方へ付勢しているため、ディテント係合部16がPレンジのディテント溝部18と係合している。
シフトレバー11をPレンジからDレンジに移動させたい場合は、ノブボタン6を押す。すると、図4(b)に示すように、ばね7,19の付勢力に抗してノブボタン6が押され、その押圧力が上向テーパ面6bと下向テーパ面5bとを介してロッド4へ伝わり、ロッド4が上方へ引き上げられ、ディテント係合部16がディテント溝部18から離れる。その後、シフトレバー11を移動させてノブボタン6を放すと、ばね7,19がロッド4を下方へ付勢し、ディテント係合部16がDレンジのディテント溝部18と係合する。
PレンジからDレンジに移動させる場合について説明したが、他のレンジに移動させる場合についても同様である。
この発明によれば、ばね7のノブ側の端部を受けるばね受け筒20を金属管2の内部に設けたので、ノブ1を金属管2の先端に装着したか否かを問わず、ばね7のノブ側の端部がばね受け筒20により確実に支持される。そのため、ノブ1を装着する前にばね7の作動テストを行うことができ、性能保証が得られる。
この発明によれば、金属管2に形成した嵌合孔2bに嵌合するためにばね受け筒20の外周面に形成される凸部20bを、ばね受け面20aよりもノブ1側に配置したので、ばね受け面20aを大きくすることができ、より確実にばねを受けることができる。
この発明によれば、金属管2の内部でばね受け筒20を移動させる際に、金属管2に形成されたスリット2aの部分に沿って凸部20bを移動させ、凸部20bがスリット2aを通過して金属管2の内周面に一旦乗り上げたあともそのまま移動を継続すると、凸部20bが嵌合孔2bに嵌合される。つまり、スリット2aが凸部20bの位置決めガイドとして機能し、容易かつ確実に凸部20bを嵌合孔2bに嵌合させることができ、シフトレバー装置の組み付け性が向上する。このスリット2aは、金属管2に対するノブ1の回り止めとして機能する。
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2を図6に示す。この実施の形態は、実施の形態1の一部を変更したものなので、異なる部分のみを説明する。
この実施の形態2では、図7に示すばね受け筒20が用いられている。図7のように、実施の形態1におけるばね受け筒20よりも全長が長くなっており、一対の凸部20bよりも上方のノブ1側には、一対の凸部20bとほぼ90度をなす位置に、一対の押し込み過ぎ防止突起20eが形成されている。この押し込み過ぎ防止突起20eは金属筒2のスリット2aに沿って移動させる構成であるため、図6(b)に示すように押し込み過ぎ防止突起20eはスリット2aに嵌り込んでいる。一対の凸部20bが嵌合される金属筒2の一対の嵌合孔2bの位置は、図1と図6とを比較するとわかるように、実施の形態1の場合とは90度ずれている。
この発明によれば、押し込み過ぎ防止突起20eをスリット2aに沿って移動させながらばね受け筒20を金属筒2の内部で移動させる。凸部20bが嵌合孔2bに嵌合されると同時に、押し込み過ぎ防止突起20eがスリット2aの終端に当接して停止する。このため、凸部20bが嵌合孔2bに嵌合されてからもばね受け筒20を押し込み過ぎたために、凸部20bが嵌合孔2bから出てしまう事態となるのが未然に防止され、シフトレバー装置の組み付け性が向上する。
その他の構成,作用は実施の形態1と同じなので、説明を省略する。
なお、本実施の形態2では、押し込み過ぎ防止突起20eを凸部20bに対して90度ずらして形成し、嵌合孔2bもスリット2aから90度ずらして形成したが、円周方向の同じ位置であっても良い。
シフトレバー装置の要部に係り、(a)は正面断面図、(b)は右側面断面図(実施の形態1)。 プルブロックとロッドとを示す斜視図(実施の形態1)。 ばね受け筒に係り、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は右側面図(実施の形態1)。 シフトレバー装置の作用説明図(実施の形態1)。 シフトレバー装置の分解斜視図(実施の形態1)。 シフトレバー装置の要部に係り、(a)は正面断面図、(b)は右側面断面図(実施の形態2)。 ばね受け筒に係り、(a)は平面図、(b)は正面断面図、(c)は右側面図(実施の形態2)。 従来のシフトレバー装置の要部に係り、(a)は正面断面図、(b)は右側面断面図。
符号の説明
1…ノブ
2…金属管(筒状部材)
2a…スリット
2b…嵌合孔(凹部)
4…ロッド
4a…ばね受け部
6…ノブボタン
7…ばね(付勢手段)
11…シフトレバー
12…ハウジング
20…ばね受け筒
20a…ばね受け面
20b…凸部
20e…押し込み過ぎ防止突起

Claims (4)

  1. 車体に固定されたハウジングにシフトレバーの基端部が揺動自在に支持され、該シフトレバーを構成する筒状部材の先端にノブが結合されており、
    前記筒状部材の内部に設けられたロッドのばね受け部が該ロッドを囲繞するばねに付勢されて前記ロッドの下部が前記ハウジングと係合しており、前記ノブに設けられたノブボタンを移動させると前記ばねの付勢力に抗して前記ロッドが引き上げられ、前記ロッドと前記ハウジングとの係合が外れて前記シフトレバーのシフトが可能になるシフトレバー装置において、
    前記ばねの前記ノブ側を受けるばね受け筒を前記筒状部材の内部に収容し、該ばね受け筒の外周面に凸部を形成し、該凸部を前記筒状部材の内面に形成した凹部に嵌合したことを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 請求項1に記載のシフトレバー装置において、前記凸部が前記ばね受け筒のばね受け面より前記ノブ側に配置されていることを特徴とするシフトレバー装置。
  3. 請求項1または2に記載のシフトレバー装置において、前記筒状部材の前記凹部より前記ノブ側に、前記凸部を前記凹部へ案内するスリットが形成されていることを特徴とするシフトレバー装置。
  4. 請求項3に記載のシフトレバー装置において、前記ばね受け筒の前記凸部よりも前記ノブ側に、前記スリットに案内される押し込み過ぎ防止突起を形成したことを特徴とするシフトレバー装置。

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