JP4638387B2 - 照明器具の壁面取付構造 - Google Patents

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この発明は、照明器具、例えば展示品を照明するために天井やその他の壁面に取り付けられて使用される照明器具に好適な壁面への取付構造に関する。
照明器具の天井等への壁面取付構造に関しては、従来からいわゆる引っ掛けシーリングと呼ばれているようなものや天井直付け構造等種々の提案がなされている(例えば、特許文献1)。
特開2006−323698公報(図1)
しかしながら、例えば天井直付け構造の場合は、複数個の化粧ナット等を用いるため照明器具の取付、取り外しにいささか手間取ることがある。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その取付操作が容易であることはもとより、取付完了状態が目視ないしは音等により認知できる照明器具の壁面取付構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係る照明器具の壁面取付構造は、
天井等の壁面に固定された固定部材に、スポットライト等の照明器具を吊り持つ取付部材が嵌め合わせれてなる照明器具の壁面取付構造において、
前記固定部材が、一面を開口した円筒状に形成されており、その周壁内面に中央に向かって突設された複数個の取付部材支持突起と、天壁から開口に向かって突設されると共に弾性部材により常に開口に向かって付勢されてなる取付部材抜け止め用部材とを備え、
前記取付部材が、固定部材の開口を塞ぐ皿状に形成されており、その内面立ち上がり壁に突設された前記取付部材支持突起に係止する複数個の係止突片と、前記取付部材抜け止め用部材の先端が嵌入する透孔とを備えていることを特徴とする構成を採用する。
請求項2の発明に係る照明器具の壁面取付構造は、請求項1の構成に加えて、
取付部材内面に、前記透孔に連なる抜け止め部材先端案内溝が設けられている構成を採用する。
請求項3の発明に係る照明器具の壁面取付構造は、請求項1又は請求項2の構成に加えて、
固定部材の開口周縁に環状突縁が突設される一方、取付部材内面に前記環状突縁が嵌り込む環状溝が設けられている構成を採用する。
請求項4の発明に係る照明器具の壁面取付構造は、請求項1ないし請求項3のいずれかの構成に加え、前記透孔の内径が、抜け止め部材先端部の径より僅かに大に設定されている構成を採用する。
請求項1の発明によれば、複数個の係止突片が対応する複数個の支持突起によって支持されるので、確実な支持状態が得られる。また、常に開口に向かって付勢されてなる取付部材抜け止め用部材の先端が、固定部材の透孔に嵌入することにより取付部材の回転が阻止され、ひいては取付部材の不本意な抜脱が防止される。さらに、抜け止め部材の先端が透孔に嵌入した状態を覗くことができる。
請求項2の発明によれば、取付部材内面に、前記透孔に連なる抜け止め部材先端案内溝が設けられているので、取付部材を固定部材に嵌め合わせる際に、予め抜け止め部材の先端を案内溝に合わせておくことにより、嵌め合わせも行いやすくなる。
請求項3の発明によれば、固定部材の開口周縁に環状突縁が突設される一方、取付部材内面に前記環状突縁が嵌り込む環状溝が設けられているので、固定部材内への埃等の侵入が防止される。
請求項4の発明によれば、前記透孔の内径が、抜け止め部材先端部の径より僅かに大に設定されているので、抜け止め部材先端部が透孔に嵌入する際に小さな打撃音が発生し、抜け止め状態に入ったいることが確実に認識できることになる。
以下、この発明に係る照明器具の壁面取付構造の実施形態に基づいて、図面を参照して具体的に説明する。以下の説明では天井への取付構造として説明しているが、この発明の取付構造は、天井に限定されることなく垂直な壁面にも適用されるものである。
図1は、この発明に係る照明器具の壁面取付構造を構成する部材の一実施形態の要部斜視図、図2は、同取付構造を用いた照明器具の天井取付状態の側面図、図3は、天井取付構造を構成する天井固定部材の底面図、図4は、同取付部材の平面図、図5A及びBは、天井固定部材に対する取付部材嵌め合わせ操作の説明図、図6は、同抜け止め部材の動作説明図である。
この発明に係る照明器具の天井等への壁面取付構造は、主として天井等の壁面に固定される固定部材1と、照明器具Sを吊り持ち状態に支持する取付部材11とから構成されている。
固定部材1は、図1に示すように、下方を開放した浅い円筒状に形成されており、その周壁内面下部に等間隔を置いて3個の取付部材支持突起2、2、2が、中央に向かって突設されている。
前記取付部材支持突起2は、図5Aに示すように、その一端に傾斜状案内部2aが設けられ、後述する取付部材11の係止突片13が係止突起2に係止しやすくなされると共に、他端に上向きの回り止め突部2bが突設され、係止突片13が回り止め突部2bに当接することにより取付部材の回転が規制されるものとなされている。
固定部材1の天壁3内側には、下向きの取付部材抜け止め用部材としてのロックピン4が突設されている。このロックピン4は、天壁3内面に下向きに突設された筒状保持部5の中から、その先端部が進退自在に突出されており、筒状保持部5内の弾性部材であるばね6により常に下向きに付勢されている。
また、前記天壁3の中央には電線挿通孔7が設けられると共に、ビス孔8が設けられている。さらに、この天井固定部材1の開口外縁には、短い幅の突縁9が突設されている。
前記取付部材11は、固定部材1の開口を塞ぐ円板状に形成されており、その内面立ち上がり壁12に、前記取付部材支持突起2に係止する3個の係止突片13、13、13が外向きに突設されている。
また、外縁と立ち上がり壁12との間には、円環状の溝14が設けられており、固定部材1の突縁9が嵌り込むものとなされている。
この取付部材11には、前記立ち上がり壁12の内側にロックピン4の先端が嵌入する透孔15が設けられると共に、該透孔15に連なる抜け止め部材先端案内溝16が設けられている。また透孔15の内径は、ロックピン4先端部の径より僅かに大に設定されている。
この取付部材11の下方には、照明器具Sがアーム30を介して吊り持ち状態に支持されている。
而して、天井に固定された固定部材1に取付部材11を嵌め合わせるには、ロックピン4の先端を案内溝16に対応させると共に、取付部材11の円環状溝14に固定部材1の突縁9を対応させ、ばね6の付勢力に抗して、取付部材11を上方に押し上げる。
次に、取付部材11を固定部材1に押し付けながら時計回りに回転させると、係止突片13が取付部材支持突起2の上を摺動して回り止め突部2bに当接すると共に、ロックピン4の先端が案内溝16上を摺動してやがて透孔15に嵌り込む。
この嵌り込み状態において、ばね6によるロックピン4への下向きの付勢力により、単に取付部材11を回転させただけでは、ロックピン4が透孔15から抜脱不能となっており、取付状態がロックされることになる。
このロックピン4先端が透孔15に嵌り込んだ状態は、取付け部材の下方から視認することができるし、ロックピン4が透孔15に嵌り込む際には、カチッという打撃音が発生し、嵌り込んだ状態が音によっても知覚できることになる。
このような取付状態にある取付部材11を、固定部材1から取り外すには、ねじ回し等の先端を透孔15内に差し入れて、ばね6の付勢力に抗してロックピン4先端を上方に押し上げながら取付部材11を反時計回りに回転させると、ロックピン先端4が透孔15から抜け出る。
また、同時に取付部材支持突起2に係合していた係止突片13もその係合が解除され、取付部材11を固定部材1から取り外せることになる。
この発明に係る照明器具の壁面取付構造を構成する部材の一実施形態の要部斜視図である。 同壁面取付構造を用いた照明器具の天井取付状態の側面図である。 壁面取付構造を構成する固定部材の底面図である。 同取付部材の平面図である。 Aは、図3のIII−III線断面図、Bは、図4のIV−IV線断面図で、固定部材に対する取付部材嵌め合わせ操作の説明図である。 同抜け止め部材の動作説明図である。
符号の説明
1・・・・・・・固定部材
2・・・・・・・取付部材支持突起
3・・・・・・・天壁
4・・・・・・・抜け止め用部材(ロックピン)
6・・・・・・・ばね
9・・・・・・・突縁
11・・・・・・円板状取付部材
12・・・・・・立ち上がり壁
13・・・・・・係止突片
14・・・・・・円環状溝
15・・・・・・透孔
16・・・・・・案内用溝
S・・・・・・・照明器具

Claims (4)

  1. 天井等の壁面に固定された固定部材に、スポットライト等の照明器具を吊り持つ取付部材が嵌め合わされてなる照明器具の壁面取付構造において、
    前記固定部材が、一面を開口した円筒状に形成されており、その周壁内面に中央に向かって突設された複数個の取付部材支持突起と、中央壁から開口に向かって突設されると共に弾性部材により常に開口に向かって付勢されてなる取付部材抜け止め用部材とを備え、
    前記取付部材が、固定部材の開口を塞ぐ円板状に形成されており、その内面立ち上がり壁に突設された前記取付部材支持突起に係止する複数個の係止突片と、前記取付部材抜け止め用部材の先端が嵌入する透孔とを備えていることを特徴とする照明器具の壁面取付構造。
  2. 取付部材内面に、前記透孔に連なる抜け止め部材先端案内溝が設けられている請求項1に記載の照明器具の壁面取付構造。
  3. 固定部材の開口周縁に環状突縁が突設される一方、取付部材内面に前記環状突縁が嵌り込む環状溝が設けられている請求項1又は請求項2に記載の照明器具の壁面取付構造。
  4. 前記透孔の内径が、抜け止め部材先端部の径より僅かに大に設定されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の照明器具の壁面取付構造。
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