JP7448899B2 - 排水栓装置 - Google Patents
排水栓装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7448899B2 JP7448899B2 JP2020062738A JP2020062738A JP7448899B2 JP 7448899 B2 JP7448899 B2 JP 7448899B2 JP 2020062738 A JP2020062738 A JP 2020062738A JP 2020062738 A JP2020062738 A JP 2020062738A JP 7448899 B2 JP7448899 B2 JP 7448899B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- valve
- plug device
- valve shaft
- drain plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 10
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 8
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 239000002351 wastewater Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
上記排水栓装置において、弁体は下面において弁軸が連結されており、操作部に加えられた操作に基づいて弁軸を介して弁体が上下方向に変位することによって、排水口を開閉させる構造となっている。
操作部からの操作に基づいて変位し、前記排水口を開閉する弁体と、
前記弁体を支持する弁軸を備えた排水栓装置において、
前記弁体は、前記弁軸と連結する連結部を備え、
前記弁体を前記変位方向とは異なる方向より前記弁軸に対して押し付けることで前記連結部と前記弁軸とを連結させることを特徴とする排水栓装置である。
前記弁体の前記変位方向に沿って前記弁体及び前記弁軸を離間させるよう力を加えた際、前記弁体を前記弁軸から取り外し不可能であることを特徴とする請求項1に記載の排水栓装置である。
前記弁体の前記変位方向に対して傾斜する方向より前記弁軸と連結することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置である。
前記弁軸に対する着脱の際に把持可能な取手を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水栓装置である。
本実施形態における排水栓装置20が取り付けられる槽体10は、浴室に配置された浴槽であり、底面に形成された排水口19は排水栓装置20によって遠隔的に開閉可能となっている。
飛び出し部15は、平面視側壁部13の中央であって、図2に示すように、底壁部11と側壁部13が交差する角部において、側壁部13の外側、即ち洗い場側に向けて形成された突出部である。飛び出し部15の下面は底壁部11と段差無く連続しているとともに、排水口19が形成されている。又、飛び出し部15の側面は、槽体10の側壁部13よりも洗い場側に突出しており、上面は弁軸45が貫通している。
排水口19は飛び出し部15の下面を上下方向に貫通する円形の開口であり、槽体10の底壁部11と飛び出し部15の下面の内、最も低い位置に形成されている。
上記排水口19は側壁部13の内側面よりも洗い場側、即ち槽体10の外側に配置されており、平面視において使用者からは目視不可能となっている。又、排水口19の下方には何の部材も取り付けられておらず、槽体10の下方には突出部が一切存在していない。
ロック機構30は上端より延設された棒状のロック軸がスイッチ部26裏面に連結されているとともに、下端には伝達部材35が連結されている。又、ロック機構30は内部にギアが配置されており、スイッチ部26に対する押動操作に伴い内部のギアの噛合/噛合の解除が繰り返されることによって、操作の都度排水口19の開口状態の保持と、当該保持の解除を切り替えることが可能となる。又、ロック機構30は内部にリターンスプリングが配置されており、後述するインナーワイヤ37をスイッチ部26側へと付勢している。
伝達部材35は樹脂製のアウターチューブ36及び金属製のインナーワイヤ37から成るレリースワイヤであって、スイッチ部26に連動してインナーワイヤ37がアウターチューブ36内を摺動可能となっている。又、伝達部材35は端部に内筒39と外筒40から成る筒部38を有しており、内筒39はインナーワイヤ37の進退に応じて外筒40から突出可能となっている。
第一歯車42は円形の平歯車であって、第二歯車43と第三歯車44はそれぞれ第一歯車42と噛合する棒状のラックである。第二歯車43は第一歯車42の操作部25側に、第三歯車44は第一歯車42の弁体50側に配置されており、第二歯車43に伝達された応力は第一歯車42によって方向が反転し、第三歯車44ヘと伝達される。第二歯車43は上端が上記内筒39端部と当接する位置に配設されているが、係合等はしておらず、切り離されている。一方、第三歯車44は下端において弁軸45と嵌合されており、第三歯車44の動きに連動する。
弁軸45は飛び出し部15の上面を貫通する棒状体であり、図4に示すように、端部に弁体50と係合する溝部46が全周に亘り形成されている。当該弁軸45は施工完了状態において端部が弁体50と連結しているとともに、スプリング47によって弁体50を排水口19に押し付ける方向に向けて付勢されている。
従って、スプリング47によって、弁軸45と係合されている第三歯車44は排水口19に近接する方向に向けて変位するように付勢されているとともに、第二歯車43は操作部25に近接する方向に向けて変位するように付勢されている。
連結部52は切り欠き部53を有する略C字状であって、図3に示すように、施工完了時には弁軸45が係合されている。尚、連結部52の内径は弁軸45の外径よりも小径且つ弁軸45に形成された溝部46の外径よりも大径である。
ガイド部54は連結部52の両端部から弁体50の一端側に向けて平面視扇状に延設されたリブであり、弁軸45を連結部52へと誘導するよう形成されている。
取手55は弁体50の他端側へと延設され、使用者が弁体50と弁軸45を着脱させる際に指を掛けるための開口が形成されている。
まず、図5(a)に示すように、取手55を把持し、弁軸45の軸方向に対して直交する方向、即ち略水平方向より連結部52の切り欠き部53を弁軸45の溝部46に押し当てる。この時、弁軸45によって連結部52が押し広げられるとともに、切り欠き部53の幅が弁軸45の外径よりも大きく広がると、弁軸45が切り欠き部53を通過して、連結部52の内側に配置される。尚、押し広げられていた連結部52は自身の弾性によって縮径し、元の形状へと復帰することで、図5(b)に示すように、弁体50と弁軸45の連結が完了する。
上記連結完了時において、連結部52は弁軸45の溝部46内に配置され、弁軸45の軸方向に変位することはできない。又、弁体50の直線部51が飛び出し部15の奥側面に当接し、弁体50は回動不能となっている。
又、取手55を把持して弁体50を略水平方向に引くと、弁軸45によって連結部52が再び押し広げられ、弁体50と弁軸45の連結を解除し、弁体50を取り外すことができる。
上記第三歯車44の上昇に連動し、弁軸45が上昇すると、弁軸45によって弁体50が上方より引き上げられて、図7に示すように排水口19が開口する。この時、ロック機構30は内部のギアが噛合し、弁体50の上昇状態が保持される。そして、排水口19が開口することによって、槽体10内に貯留されていた湯水は排水口19より浴槽パン上に直接排出される。尚、浴槽パン上に排出された排水は排水トラップ(図示せず)を介して下水側へと排出される。
次に、上記弁体50が上昇した状態より再度スイッチ部26に押動操作が加えられると、ロック機構30内の上記ギアの噛合が解除され、リターンスプリングの作用によってインナーワイヤ37及び内筒39がスイッチ部26側へと後退する。この時、スプリング47の付勢によって弁軸45が下降し、弁体50に嵌着されたパッキンが排水口19の周縁に当接することにより、排水口19が閉塞され、槽体10内に湯水を貯留することが可能となる。
又、本実施形態における槽体10は、排水口19が飛び出し部15内に形成されており、弁体50を弁軸45に連結させるための空間が狭く、弁体50と弁軸45の連結作業は困難である。しかし、本発明の排水栓装置20は弁体50を弁軸45に対して略水平方向に押し付けることで連結させることが可能であるため、このような槽体10であっても容易に連結を行うことができる。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
本実施形態における排水栓装置220が取り付けられる槽体210は、洗面所に配置された洗面ボウルであり、底面に形成された排水口219は排水栓装置220によって遠隔的に開閉可能となっている。
連結部252は切り欠き部253を有する略C字状であって、弁軸245が係合されている。尚、連結部252の内径は弁軸245の外径よりも小径且つ溝部246の外径よりも大径である。
弁軸245は金属製の棒状体であって、上端に弁体250と係合する溝部246が全周に亘り形成されており、下端は昇降部241に載置されている。
まず、図9(a)に示すように、弁軸245の軸方向に対して直交する方向より連結部252の切り欠き部253を弁軸245の溝部246に押し当てる。この時、弁軸245によって連結部252が押し広げられるとともに、切り欠き部253の幅が弁軸245の外径よりも大きく広がると、弁軸245が切り欠き部253を通過して、連結部252の内側に配置される。尚、押し広げられていた連結部252は自身の弾性によって縮径し、元の形状へと復帰することで、図9(b)に示すように、弁体250と弁軸245の連結が完了する。
上記連結完了時において、連結部252は弁軸245の溝部246内に配置され、弁軸245の軸方向に変位することはできない。
次に、上記弁体250が上昇した状態より操作部225に対して押し込み操作が加えられると、インナーワイヤ237が弁体250側へと摺動するととともに、昇降部241は端部が下降するように回動し、弁体250を下降させる。この時、弁体250に嵌着されたパッキンが排水口219の周縁に当接することにより、排水口219が閉塞され、槽体210内に湯水を貯留することが可能となる。
次に、本発明の第三実施形態について説明する。尚、これ以降に説明する実施形態においては、第二実施形態と共通する部材、形状については同一の番号を付してその説明を省略する。
弁体350は、下面に連結部352が形成されている。連結部352は図10に示すように、弁軸245よりも大径の挿入部56と、弁軸245よりも小径且つ溝部246よりも大径の固定部57から構成されている。
上記弁体350と弁軸245は、以下の様に組み立てられる。
まず、弁軸245を連結部352の挿入部56に挿入する(図10(a))。次に、挿入された弁軸245を略水平方向に向けて移動させ(図10(b))、弁軸245を固定部57に配置することで弁体350と弁軸245の連結が完了する(図10(c))。上述の通り、固定部57は弁軸245よりも小径且つ溝部246よりも大径であることから、弁体250の変位方向に沿って弁体250及び弁軸45を離間させるよう力を加えられても、弁体350と弁軸245の連結が解除されることはない。
上記実施形態において、弁体と弁軸は水平方向に応力が加えられることによって連結されていたが、図12に示す第四実施形態のように、連結部452に弁軸445を挿入した後、弁軸445端部を中心に回転させることで弁体450と弁軸445を連結させても良い。
11 底壁部
12、13 側壁部
15 飛び出し部
19、219 排水口
20、220 排水栓装置
25、225 操作部
26 スイッチ部
30 ロック機構
35、235 伝達部材
36、236 アウターチューブ
37、237 インナーワイヤ
38 筒部
39 内筒
40 外筒
41、241 昇降部
42 第一歯車
43 第二歯車
44 第三歯車
45、245、445 弁軸
46、246 溝部
47 スプリング
50、250、350、450 弁体
51 直線部
52、252、352,452 連結部
53、253 切り欠き部
54 ガイド部
55 取手
56 挿入部
57 固定部
Claims (6)
- 槽体に形成された排水口と、
操作部からの操作に基づいて変位し、前記排水口を開閉する弁体と、
前記弁体を支持する弁軸を備えた排水栓装置において、
前記弁体は、前記弁軸と連結する連結部を備え、
前記弁体を前記変位方向とは異なる方向より前記弁軸に対して押し付けることで前記連結部と前記弁軸とを連結させることを特徴とする排水栓装置。 - 前記弁体は、
前記弁体の前記変位方向に沿って前記弁体及び前記弁軸を離間させるよう力を加えた際、前記弁体を前記弁軸から取り外し不可能であることを特徴とする請求項1に記載の排水栓装置。 - 前記弁体は、
前記弁体の前記変位方向に対して傾斜する方向より前記弁軸と連結することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水栓装置。 - 前記弁体は、上面に前記弁軸と連結する前記連結部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の排水栓装置。
- 前記弁体は、下面に前記弁軸と連結する前記連結部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の排水栓装置。
- 前記弁体は、
前記弁軸に対する着脱の際に把持可能な取手を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載の排水栓装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020062738A JP7448899B2 (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 排水栓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020062738A JP7448899B2 (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 排水栓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021161693A JP2021161693A (ja) | 2021-10-11 |
JP7448899B2 true JP7448899B2 (ja) | 2024-03-13 |
Family
ID=78004672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020062738A Active JP7448899B2 (ja) | 2020-03-31 | 2020-03-31 | 排水栓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7448899B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068790A (ja) | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 排水栓 |
JP3116146U (ja) | 2005-04-22 | 2005-12-02 | 株式会社アマノ | 排水栓装置 |
JP2007332723A (ja) | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Inax Corp | 排水栓装置 |
-
2020
- 2020-03-31 JP JP2020062738A patent/JP7448899B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005068790A (ja) | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 排水栓 |
JP3116146U (ja) | 2005-04-22 | 2005-12-02 | 株式会社アマノ | 排水栓装置 |
JP2007332723A (ja) | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Inax Corp | 排水栓装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021161693A (ja) | 2021-10-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4471839B2 (ja) | 無滴下プランジャ | |
JP2014167251A (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP7448899B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP7403099B2 (ja) | 排水栓装置及び排水栓装置の組み立て方法 | |
JP6682072B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP5756943B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP7475606B2 (ja) | 配管構造 | |
JP6936424B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
CA2762645A1 (en) | Step trash can | |
JP6630902B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP2021181678A (ja) | 配管構造 | |
JP2010112121A (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP2022071911A (ja) | 排水栓装置 | |
JP6838727B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP7100876B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP2017227093A (ja) | 排水栓装置 | |
JP6652415B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP2022047899A (ja) | 排水栓装置 | |
KR200444411Y1 (ko) | 세면대용 원터치 배수장치 | |
JPH0276982A (ja) | 流体用コンセント | |
GB2103924A (en) | Drain valve | |
JP6631779B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP5651831B2 (ja) | 遠隔操作式排水栓装置 | |
JP7498925B2 (ja) | 排水栓装置 | |
JP7266231B2 (ja) | 排水栓装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231117 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20231128 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240206 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7448899 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |