JP3116146U - 排水栓装置 - Google Patents

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光裕 石川
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Abstract

【課題】栓部の軸が排水栓ソケットの軸心から傾いた状態で組み付けられても、排水栓装置が閉止の状態において栓部の裏側周縁部と排水口の表側周縁部との間に隙間が発生しない。
【解決手段】浴槽底部の排水口に開閉可能に栓部を設け、この栓部の裏面に進退ロッドを立設し、この進退ロッドを適宜駆動手段によって進退させることにより前記栓部の周縁部を排水口の周縁部に着脱させることによってこの排水口を開閉する排水栓装置において、栓部に進退ロッドを揺動手段を介して揺動可能に設置したことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

この考案は排水栓装置に関し、浴槽の排水口を開閉する場合に使用されるものである。
従来におけるこの種の排水栓装置は、浴槽底部に排水栓ソケットを介して排水口を設け、この排水口の表面に栓部を着脱可能に設置し、この栓部の裏面に進退ロッドを略垂直に立設し、この進退ロッドを排水口の軸心に沿って進退させ前記栓部の裏側周縁部を前記排水口の表側周縁部に着脱させることによって前記排水口を開閉していた。
特開2003−49464 特開平11−241387 特開平09−060072
しかしながら、かかる従来の排水栓装置にあっては、前記進退ロッド89は前記栓部の軸心に沿って進退していたため、図5に示すように、製作上の誤差により前記栓部60の軸心Oが排水口(排水栓ソケット31の開口)軸心Pから傾いた状態で組み付けられた場合に、この栓装置が閉止の状態において前記栓部60の裏側周縁部と(排水栓ソケット31の開口)の表側周縁部との間に隙間Sが発生し、排水栓装置としての機能を発揮することができないという不都合を有した。
この考案の課題はかかる不都合を解消することである。
上記課題を達成するために、この考案に係る排水栓装置においては、浴槽底部の排水口に開閉可能に栓部を設け、この栓部の裏面に進退ロッドを立設し、この進退ロッドを適宜駆動手段によって進退させることにより前記栓部の周縁部を前記排水口の周縁部に着脱させることによってこの排水口を開閉する排水栓装置において、前記栓部に前記進退ロッドを揺動手段を介して揺動可能に設置したものである。
なお、前記揺動手段として、前記栓部の裏面に軸受を設置し、この軸受に揺動軸を介して前記進退ロッドを揺動可能に設置することもできる。
また、前記揺動手段として、前記栓部の裏面に軸受を設置し、この軸受に揺動軸を介して前記進退ロッドを揺動可能に設置するとともに前記揺動軸が前記軸受又は前記進退ロッドに対して揺動可能に設置することもできる。
この考案に係る排水栓装置は上記のように構成されているため、前記栓部の軸が排水栓ソケットの軸心から傾いた状態で組み付けられても、この傾いた方向に前記進退ロッドの揺動方向を一致させ前記栓部に対して揺動させれば、この排水栓装置が閉止の状態において栓部の裏側周縁部と排水口の表側周縁部との間に隙間が発生することはない。
よって、この排水栓装置を使用すれば、従来のように、製作上の誤差などによって、前記栓部の軸が排水栓ソケットの軸心から傾いた状態で組み付けられても、排水栓装置としての機能を発揮することができるため、この組み付けが容易にでき、ひいては、その作業能率を向上させることができる。
なお、前記揺動手段として、前記栓部の裏面に軸受を設置し、この軸受に揺動軸を介して前記進退ロッドを揺動可能に設置すれば、簡易な構成で前記栓部に対して前記進退ロッドを揺動可能に設置することができる。
また、前記揺動手段として、前記栓部の裏面に軸受を設置し、この軸受に揺動軸を介して前記進退ロッドを揺動可能に設置するとともに前記揺動軸が前記軸受又は前記進退ロッドに対して揺動可能に設置すれば、前記栓部に対して前記進退ロッドの揺動できる方向が垂直状態の2方向となるため、前記進退ロッドの揺動方向を、前記栓部の軸が排水栓ソケットの軸心から傾いた方向に一致させやすいものである。このため、前記組み付けがさらに容易にでき、ひいては、その作業能率をより一層向上させることができる。
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
図1はこの考案に係る排水栓装置の使用状態図、図2は図1におけるII部拡大断面図、図3は図2におけるIII 矢視状態の第一作用説明図、図4は図2における第二作用説明図である。
図1において、Aは、高齢者又は体の不自由な方(以下、「高齢者等」と記す)の為の入浴装置である。また、10はこの装置Aの浴槽である。この浴槽10はドッグ状に形成され、背面側(図において右側)が開放している。20は車椅子であり、前記浴槽10の背面側から浴槽10内にキャスター21,21,を介して出入する。この車椅子20が、前記浴槽10に内に進入したとき、その背面板22が前記浴槽10の背面壁として機能して、この浴槽10内に湯を蓄えることができる。
23は車椅子20の載置部であり、前記背面板22の内側に設置されている。この載置部23は高齢者等の入浴者Mが座るための場所であり、前方に延びている。
11は透孔であり、前記浴槽10の底部に形成されている。この透孔11には排水栓装置Bが設置され、前記浴槽10内の湯の排出をコントロールする。
図2に基づいて、この排水栓装置Bを詳述する。
31は排水栓ソケットであり、前記透孔11にパッキング32を介して嵌められている。この排水栓ソケット31の先端部は前記浴槽10の底部から下方に突出している。33は固定筒であり、パッキング34を介して前記排水栓ソケット31の先端部に螺子嵌めされている。この固定筒33によって前記排水栓ソケット31は前記浴槽10の透孔11に固定される。
35は連結筒であり、前記固定筒33の下端口に内嵌め固定されている。この連結筒35の幅半分は前記固定筒33から突出している。
50はT字連結管、51はその上開口である。この上開口51には前記連結筒35の突出部が内嵌め固定され、前記固定筒33とこのT字連結管50とを繋げている。
次に、60は円板状の栓部であり、前記排水栓ソケット31の表側に配置されている。この栓部60は、基板61の下面に弾性シール板62を重ね、押さえ板63で挟んだ構成をしている。70は軸受であり、前記押さえ板63の下側に載置され、前記栓部60にビス65,65 止めされている。71,71 は支持孔であり、前記軸受70に形成されている。この支持孔71と支持孔71との間には空間が存在する。80は進退ロッド、81はその上端部に形成された連結孔である。この進退ロッド80はその上端部が前記支持孔71と支持孔71との間に進入している。72は連結ボルト(この考案の「揺動軸」に相当する)であり、これらの支持孔71,71 と前記進退ロッド80の連結孔81とを僅かな隙間を介して遊貫し、ナット73によって抜け止めされている。
このため、図3に示すようにこの連結ボルト72を軸として、前記栓部60は前記進退ロッド80の上端に対して揺動することができる。また、図4に示すように、連結ボルト72と支持孔(軸受70の)71,71 および連結孔(進退ロッド80の)81との間に隙間があるため、これらの間にガタが発生する結果、前記栓部60は前記進退ロッド80の上端に対して、この連結ボルト72の方向に僅かな角度であるが揺動することができる。
52は前記T字連結管50の下開口である。この下開口52には、水圧シリンダ部90が繋がれている。91はこの水圧シリンダ部90を進退するピストンである。このピストン91には、下方に延びた前記進退ロッド80が固定されている。このピストン91ひいては進退ロッド80は、常態では、圧縮戻しバネ92によって下方に押し下げられ、前記栓部60は前記排水栓ソケット31の開口(排出口)311 を閉止している(仮想線の状態)。前記栓部60を開放する場合には、ポート94から加圧水を前記シリンダ部90内に供給し、前記圧縮戻しバネ92抗して前記ピストン91, ひいては進退ロッド80を押し上げればよい。
53は前記T字連結管50の横開口である。この横開口53には排出管54が連結されている。この排出管54を介して浴槽10の湯は外部に排出される。
なお、95はガイド部材であり、前記進退ロッド80に水平方向に貫通した状態で設置されている。このガイド部材95は前記進退ロッド80が前記排水栓ソケット31の軸心Pから外れないように進退運動をガイドしている。
図3および図4は、前記排水栓ソケット31の開口(排出口)の軸心Pが前記栓部60の軸心(進退ロッド80の進退方向)Oから傾斜して、これらの部品が組付けられた場合を示している。
図3の場合、前記連結ボルト72を軸として、前記栓部60が前記進退ロッド80の上端に対して揺動することができるため、この傾斜角度θだけ揺動すれば、栓部60を閉止した際に、前記排水栓ソケット31の開口(排出口)と前記栓部60との間に隙間は発生せず、密閉性を維持することができる。
また、図4の場合、前記栓部60は前記進退ロッド80の上端に対して、この連結ボルト72の方向に僅かな角度であるが揺動することができるため、前記傾斜角度θだけ揺動すれば、栓部60を閉止した際に、前記排水栓ソケット31の開口(排出口)と前記栓部60との間に隙間は発生せず、密閉性を維持することができる。
栓部の軸が排水栓ソケットの軸心から傾いた状態で組み付けられても、この傾いた方向に進退ロッドの揺動方向を一致させ栓部に対して揺動させれば、この排水栓装置が閉止の状態において栓部の裏側周縁部と排水口の表側周縁部との間に隙間が発生することはない。製作上の誤差などによって、栓部の軸が排水栓ソケットの軸心から傾いた状態で組み付けられても、排水栓装置としての機能を発揮することができるため、この組み付けが作業が容易な排水栓装置として利用することができる。
図1はこの考案に係る排水栓装置の使用状態図である。 図2は図1におけるII部拡大断面図である。 図3は図2におけるIII 矢視状態の第一作用説明図である。 図4は図2における第二作用説明図である。 図5は従来例の断面図である。
符号の説明
A … 高齢者等の入浴装置
B … 排水栓装置
M … 入浴者
O … 栓部60の軸心(進退ロッド80の進退方向)
P … 排水栓ソケット31の開口(排出口)の軸心
θ … 排水栓ソケット31の開口の軸心の対する栓部60の軸心の傾いた角度
10 … 浴槽
11 … 透孔
20 … 車椅子
21 … キャスター
22 … 背面板
23 … 載置部(車椅子20の)
31 … 排水栓ソケット
32 … パッキング
33 … 固定筒
34 … パッキング
35 … 連結筒
50 … T字連結管
51 … 上開口
52 … 下開口
53 … 横開口
54 … 排出管
60 … 栓部
61 … 基板
62 … 弾性シール板
63 … 押さえ板
65 … ビス
70 … 軸受
71 … 支持孔
72 … 連結ボルト(揺動軸)
73 … ナット
80 … 進退ロッド
81 … 連結孔
90 … 水圧シリンダ部
91 … ピストン
92 … 圧縮戻しバネ
94 … ポート
95 … ガイド部材

Claims (3)

  1. 浴槽底部の排水口に開閉可能に栓部を設け、この栓部の裏面に進退ロッドを立設し、この進退ロッドを適宜駆動手段によって進退させることにより前記栓部の周縁部を前記排水口の周縁部に着脱させることによってこの排水口を開閉する排水栓装置において、前記栓部に前記進退ロッドを揺動手段を介して揺動可能に設置したことを特徴とする排水栓装置。
  2. 請求項1の排水栓装置において、前記揺動手段として、前記栓部の裏面に軸受を設置し、この軸受に揺動軸を介して前記進退ロッドを揺動可能に設置したことを特徴とする排水栓装置。
  3. 請求項1の排水栓装置において、前記揺動手段として、前記栓部の裏面に軸受を設置し、この軸受に揺動軸を介して前記進退ロッドを揺動可能に設置するとともに前記揺動軸が前記軸受又は前記進退ロッドに対して揺動可能に設置したことを特徴とする排水栓装置。
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