JP2532534Y2 - 小型ショベルの作動油タンク - Google Patents

小型ショベルの作動油タンク

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JP2532534Y2
JP2532534Y2 JP8175191U JP8175191U JP2532534Y2 JP 2532534 Y2 JP2532534 Y2 JP 2532534Y2 JP 8175191 U JP8175191 U JP 8175191U JP 8175191 U JP8175191 U JP 8175191U JP 2532534 Y2 JP2532534 Y2 JP 2532534Y2
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JP
Japan
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hydraulic oil
oil tank
flushing
flange plate
flushing hole
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JP8175191U
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JPH0527158U (ja
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勝幸 西田
眞 前田
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小型ショベルに装備し
ている作動油タンクの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来技術の作動油タンク1を装
備した小型ショベルの斜視図である。図において、2は
小型ショベルの下部走行体、3は上部旋回体、4は上部
旋回体3のフロント部に装着した作業アタッチメント、
5は運転席、6は作動油タンク1のフラッシング用穴に
取付けているフランジ板、7はリターンフィルタ用穴に
取付けているフランジ板、8は燃料タンク、9は燃料タ
ンク8の燃料給油口のキャップである。図8は、小型シ
ョベルに対してフラッシングを行っている状態を示す要
部油圧回路図である。図において、A,Bが小型ショベ
ルに配置されている各種油圧アクチュエータを制御する
コントロールバルブ、10はコントロールバルブのうち
いずれかパイロット切換弁を作動させる1組の油圧リモ
コン弁、11,12はメインポンプであるそれぞれ第
1,第2ポンプ、13はパイロットポンプ14は作動油
タンク1内の作動油を清浄化するためのフラッシングユ
ニット、15はフラッシングユニット14の油圧ポン
プ、16,17はそれぞれフィルタ、18はタンク、1
9は吸込管、20は戻し管である。なお小型ショベルに
対してフラッシングを行うのは、小型ショベルの製作完
了時、あるいは小型ショベルに装備した油圧機器,装置
を取付け替えしたときなどに行う。この場合には、図7
におけるフランジ板を取外して、作動油タンク1のフラ
ッシング用穴にフラッシングユニット14からの吸込管
19及び戻し管20(図8に示す)を挿入する。そして
油圧ポンプ15を回転させるとともに、小型ショベルの
各種油圧アクチュエータを作動させる。作動油タンク1
内の作動油が矢印イ,ロのように循環するので、作動油
内のごみや異物をフィルタ16,17に分離することが
できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来技術の作動油タン
クではフラッシング用穴を作動油タンクの上面側に設け
ていたので、フラッシングを行わないときにはそのフラ
ッシング用穴を閉じるフランジ板が作動油タンク上面に
露出している。その作動油タンクの上面側にはフラッシ
ング用穴のフランジ板以外にリターンフィルタ用穴のフ
ランジ板の取付けられているので、そのフランジ板を締
付けているボルト頭部も突出してごちゃごちゃした感じ
となり、外観上の見映えが悪かった。また作動油タンク
の上面側に設けたフラッシング用穴の位置によっては、
フラッシングを行うとき上部旋回体の床面まで昇ってフ
ランジ板の脱着をしなければならなかったので、便利が
悪かった。本考案は、上記の問題点を解決できる小型シ
ョベルの作動油タンクを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案では、フラッシン
グ用穴を作動油タンクの前面上部に開穿し、そのフラッ
シング用穴を閉じるようにフランジ板を取付け、さらに
上記作動油タンクの前面側にカバーを設けることにより
上記フランジ板を隠蔽せしめて構成した。
【0005】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本考案の作動油タンク21を装備
した小型ショベルの要部側面図である。図において、2
2は下部走行体、23は上部旋回体、24は運転席、2
5は作動油タンク21の前面側に設けたカバー、26は
カバー25を上部旋回体23の前部に蝶着しているヒン
ジ部材である。図2は、図1のCーCより見た平面図で
ある。図において、27は燃料タンク、28は燃料タン
ク27の燃料給油口のキャップ、29は作動油タンク2
1のリターンフィルタ用穴のフランジ板である。図3
は、図1のDーDより見た要部正面図である。図におい
て、30は作動油タンク21に開穿したフラッシング用
穴、31はフランジ板、32はフランジ板31を固定し
ている締付ボルトである。図4は、図1のEより見たカ
バー25の正面図である。図において、33はカバー2
5を固定している係止金具、34はカバー25を前方へ
開放傾倒するときに使用する手指引掛け部である。図5
は、フランジ板31を取外してフラッシングユニット用
アダプタ35を取付けた状態を示す作動油タンク21の
一部切欠き側面図である。図6は、図5のFより見たア
ダプタ35の要部正面図である。図において、36はア
ダプタ35の取付用フランジ、19’はアダプタ35の
吸込管、20’は戻し管である。
【0006】次に、本考案の作動油タンク21の構造を
図1〜図4について述べる。本考案の作動油タンク21
では、フラッシング用穴30を作動油タンク21の前面
上部に開穿し、そのフラッシング用穴30を閉じるよう
にフランジ板31を取付け、さらに上記作動油タンク2
1の前面側にカバー25を設けることにより、上記フラ
ンジ板31を隠蔽せしめて構成した。
【0007】次に、本考案の作動油タンク21の作用に
ついて述べる。小型ショベルの油圧回路内作動油のフラ
ッシング操作を行わないときには、作動油タンク21の
前面上部に開穿したフラッシング用穴30に対してフラ
ンジ板31を締付け固定し、その作動油タンク21の前
面側にカバー25を固定しておく。作動油タンク21の
上面側にフラッシング用穴及びそのフランジ板は存在し
ないので、作動油タンク21の上面側はごちゃごちゃし
た感じがなく、すっきりと見映えが良くなった。しかも
作動油タンク21の前面側にカバー25を設けたので、
フランジ板31は外部から見えないし、作動油タンク2
1の外観を美的に向上させることができた。
【0008】次に、小型ショベルのフラッシングを行う
ときには、カバー25の係止金具33の係合を解き、カ
バー25を開放傾倒させる。カバー25は、ヒンジ部材
26の軸心を回動中心として図1に示す仮想線ハの位置
に開放される。そこで図2に示す締付ボルト32を緩め
て、フランジ板31を取外す。そこで図5及び図6に示
すアダプタ35を取付け、フラッシングユニットを作動
させて、フラッシングを行う。このフラッシング操作
は、小型ショベル側方の地面上に立って容易に行えるの
で、便利である。
【0009】
【考案の効果】従来技術の作動油タンクではフラッシン
グ用穴を作動油タンクの上面側に設けていたので、フラ
ッシングを行わないときにはそのフラッシング用穴を閉
じるフランジ板が作動油タンク上面に露出している。そ
の作動油タンクの上面側にはフラッシング用穴のフラン
ジ板以外にリターンフィルタ用穴のフランジ板も取付け
られているので、そのフランジ板を締付けているボルト
頭部も突出してごちゃごちゃした感じとなり、外観上の
見映えが悪かった。また作動油タンクの上面側に設けた
フラッシング用穴の位置によっては、フラッシングを行
うとき上部旋回体の床面まで昇ってフランジ板の脱着を
しなければならなかったので、便利が悪かった。しかし
本考案の作動油タンクでは,作動油のフラッシングを行
わないときには、作動油タンクの前面上部に開穿したフ
ラッシング用穴に対してフランジ板を締付け固定し、そ
の作動油タンクの前面側にカバーを固定しておく。作動
油タンクの上面側にフラッシング用穴及びそのフランジ
板は存在しないので、作動油タンクの上面側はごちゃご
ちゃした感じがなく、すっきりと見映えが良くなった。
しかも作動油タンクの前面側にカバーを設けたので、上
記フランジ板は外部から見えないし、作動油タンクの外
観を美的に向上させることができた。またフラッシング
を行うときには、作動油タンク前面側のカバーを前方に
傾倒開放し、フラッシング用穴に取付けているフランジ
を取外す。そして上記フラッシング用穴にアダプタを取
付け、フラッシングユニットを作動させて、フラッシン
グを行う。このフラッシング操作は、小型ショベル側方
の地面上に立って容易に行えるので、便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の作動油タンクを装備した小型ショベル
の要部側面図である。
【図2】図1のCーCより見た平面図である。
【図3】図1のDーDより見た要部正面図である。
【図4】図1のEより見たカバーの正面図である。
【図5】フラッシングユニット用アダプタを取付けた状
態を示す本考案の作動油タンクの一部切欠き側面図であ
る。
【図6】図5のFより見たアダプタの要部正面図であ
る。
【図7】従来技術の作動油タンクを装備した小型ショベ
ルの斜視図である。
【図8】小型ショベルに対してフラッシングを行ってい
る状態を示す要部油圧回路図である。
【符号の説明】
1,21 作動油タンク 3,23 上部旋回体 5,24 運転席 6,7,29,31 フランジ板 14 フラッシングユニット 25 カバー 30 フラッシング用穴 35 アダプタ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小型ショベルの運転席側方に設けられ、
    作動油のフラッシングを行うときフラッシングユニット
    からの吸込管及び戻し管のそれぞれ先端部を挿入できる
    ようにフラッシング用穴を開穿し、フラッシングを行わ
    ないときには上記フラッシング用穴をフランジ板で閉じ
    るようにした作動油タンクにおいて、上記フラッシング
    用穴を作動油タンクの前面上部に開穿し、そのフラッシ
    ング用穴を閉じるようにフランジ板を取付け、さらに上
    記作動油タンクの前面側にカバーを設けることにより上
    記フランジ板を隠蔽せしめたことを特徴とする小型ショ
    ベルの作動油タンク。
JP8175191U 1991-09-11 1991-09-11 小型ショベルの作動油タンク Expired - Lifetime JP2532534Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0527158U JPH0527158U (ja) 1993-04-09
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JPH0527158U (ja) 1993-04-09

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