JP2000045332A - 上部旋回体の車体カバー構造 - Google Patents
上部旋回体の車体カバー構造Info
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- JP2000045332A JP2000045332A JP10217595A JP21759598A JP2000045332A JP 2000045332 A JP2000045332 A JP 2000045332A JP 10217595 A JP10217595 A JP 10217595A JP 21759598 A JP21759598 A JP 21759598A JP 2000045332 A JP2000045332 A JP 2000045332A
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- storage chamber
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- upper revolving
- board
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-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/08—Superstructures; Supports for superstructures
- E02F9/0833—Improving access, e.g. for maintenance, steps for improving driver's access, handrails
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、上部旋回体の右前方のスペース
に、他の個所に納まらない機器類を置く収納部を設け、
それと並んで内側に段差状のステップを設けた上部旋回
体の車体カバー構造に関する。 【解決手段】 建設機械の上部旋回体の作業アタッチメ
ントを挟んで運転室と対向するスペースに、上部旋回体
の中間乃至後方位置のハウジング内に収納できない機器
類の収納室を外側に配し、この収納室と略同じ幅で前端
が略同一位置となるように昇降用のステップ部を内側に
並べて配設し、前記収納室には、開閉可能な外側カバー
を設け、前記ステップ部は、段差状に形成されて低位置
側をツールボックス用の中空ボックスとし、その上面に
上蓋を兼ねるステップ盤を設けて、ステップ幅を広くす
ると共に、上部旋回体の旋回半径を小さくすることがで
きるようにした。
に、他の個所に納まらない機器類を置く収納部を設け、
それと並んで内側に段差状のステップを設けた上部旋回
体の車体カバー構造に関する。 【解決手段】 建設機械の上部旋回体の作業アタッチメ
ントを挟んで運転室と対向するスペースに、上部旋回体
の中間乃至後方位置のハウジング内に収納できない機器
類の収納室を外側に配し、この収納室と略同じ幅で前端
が略同一位置となるように昇降用のステップ部を内側に
並べて配設し、前記収納室には、開閉可能な外側カバー
を設け、前記ステップ部は、段差状に形成されて低位置
側をツールボックス用の中空ボックスとし、その上面に
上蓋を兼ねるステップ盤を設けて、ステップ幅を広くす
ると共に、上部旋回体の旋回半径を小さくすることがで
きるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は建設機械等の作業
機の上部旋回体の車体カバー構造に係り、特にステップ
を幅広く車体内側に配設し、超小旋回機における旋回半
径を小さくすることのできる上部旋回体の車体カバー構
造に関する。
機の上部旋回体の車体カバー構造に係り、特にステップ
を幅広く車体内側に配設し、超小旋回機における旋回半
径を小さくすることのできる上部旋回体の車体カバー構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧ショベル等の建設機械におい
ては、上部旋回体が大型であるためその中間位置乃至後
方位置のハウジング内のスペースに余裕があるため、各
種コンポーネント類を収納することができ、作業アタッ
チメントを挟んで運転席と対向する右(正面から見て
左)前方のスペースには幅広く設定された段差上のステ
ップ等を配置することができた。しかし、後方小旋回機
や超小旋回機の油圧ショベルのように上部旋回体が小型
となる場合は各コンポーネントの配置スペースに制約が
生じるので、前記右前方のスペースにはコントロールバ
ルブやツールボックス、バッテリー置き場、ライト等の
設置場所にあてている。そのため、車体昇降用のステッ
プを独立して配置することができなくなっている。
ては、上部旋回体が大型であるためその中間位置乃至後
方位置のハウジング内のスペースに余裕があるため、各
種コンポーネント類を収納することができ、作業アタッ
チメントを挟んで運転席と対向する右(正面から見て
左)前方のスペースには幅広く設定された段差上のステ
ップ等を配置することができた。しかし、後方小旋回機
や超小旋回機の油圧ショベルのように上部旋回体が小型
となる場合は各コンポーネントの配置スペースに制約が
生じるので、前記右前方のスペースにはコントロールバ
ルブやツールボックス、バッテリー置き場、ライト等の
設置場所にあてている。そのため、車体昇降用のステッ
プを独立して配置することができなくなっている。
【0003】そこで、例えば、実用新案登録第2557
195号に示されるように、右前方に、前述のコントロ
ールバルブやバッテリー等を収納しうる収納室を設け、
その収納室の外側にステップを外方へ突出させる構成が
知られている。しかし、この場合、収納室内の容積確保
を図ることはできるがステップが出っ張ってしまうので
昇降時に足を引っかけ易く危険である。また、超小旋回
機では、旋回半径の制限を受け、収納室からステップ先
端までの長さが限られるので、収納容積を確保するには
ステップの形状や大きさを限定する必要があり、ステッ
プとして使いづらい欠点がある。また、収納室に設けた
開閉カバーに一体に段差状のステップを設ける構成も知
られている。この場合はステップが外に出っ張らない
が、FRP製のカバーを曲成してステップを一体成型す
るため、カバーの強度上、ステップの幅を広くとること
ができず、使用しにくい欠点がある。上記問題点は建設
機械に限らず、各種産業機械等の上部旋回体を備えた作
業機に共通の問題であり、解決が求められていた。
195号に示されるように、右前方に、前述のコントロ
ールバルブやバッテリー等を収納しうる収納室を設け、
その収納室の外側にステップを外方へ突出させる構成が
知られている。しかし、この場合、収納室内の容積確保
を図ることはできるがステップが出っ張ってしまうので
昇降時に足を引っかけ易く危険である。また、超小旋回
機では、旋回半径の制限を受け、収納室からステップ先
端までの長さが限られるので、収納容積を確保するには
ステップの形状や大きさを限定する必要があり、ステッ
プとして使いづらい欠点がある。また、収納室に設けた
開閉カバーに一体に段差状のステップを設ける構成も知
られている。この場合はステップが外に出っ張らない
が、FRP製のカバーを曲成してステップを一体成型す
るため、カバーの強度上、ステップの幅を広くとること
ができず、使用しにくい欠点がある。上記問題点は建設
機械に限らず、各種産業機械等の上部旋回体を備えた作
業機に共通の問題であり、解決が求められていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記事情に
鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、建
設機械等の作業機の上部旋回体でアタッチメントを挟ん
で運転室と対向するスペースに、上部旋回体のハウジン
グ他の個所に納まらない機器類を置く収納部を設け、そ
れと並んで内側に段差状のステップを設けて、機器類の
収納容積を確保すると共にステップの幅を使いやすいよ
うに広く設定することができる上部旋回体の車体カバー
構造を提供することにある。
鑑みて創案されたものであって、その主たる課題は、建
設機械等の作業機の上部旋回体でアタッチメントを挟ん
で運転室と対向するスペースに、上部旋回体のハウジン
グ他の個所に納まらない機器類を置く収納部を設け、そ
れと並んで内側に段差状のステップを設けて、機器類の
収納容積を確保すると共にステップの幅を使いやすいよ
うに広く設定することができる上部旋回体の車体カバー
構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、請求項1の発明では、建設機械等の作
業機の上部旋回体の作業アタッチメントを挟んで運転室
と対向するスペースに、上部旋回体の中間乃至後方位置
のハウジング内に収納できない機器類の収納室を外側に
配し、この収納室と略同じ幅で前端が略同一位置となる
ように昇降用のステップ部を内側に並べて配設し、前記
収納室には、開閉可能な外側カバーを設け、前記ステッ
プ部は、前面側が段差状に形成されており、その段差の
低い方をツールボックス用の中空ボックスに形成し、該
中空ボックスにその上面に沿って上蓋を兼ねるステップ
盤を開閉可能に設けてなる、という技術的手段を講じて
いる。
解決するために、請求項1の発明では、建設機械等の作
業機の上部旋回体の作業アタッチメントを挟んで運転室
と対向するスペースに、上部旋回体の中間乃至後方位置
のハウジング内に収納できない機器類の収納室を外側に
配し、この収納室と略同じ幅で前端が略同一位置となる
ように昇降用のステップ部を内側に並べて配設し、前記
収納室には、開閉可能な外側カバーを設け、前記ステッ
プ部は、前面側が段差状に形成されており、その段差の
低い方をツールボックス用の中空ボックスに形成し、該
中空ボックスにその上面に沿って上蓋を兼ねるステップ
盤を開閉可能に設けてなる、という技術的手段を講じて
いる。
【0006】また、請求項2の発明では、ステップ部
が、頂面を収納室の頂面と略同一面状に設定しており、
該ステップ部の頂面に頂上ステップ盤を設け、該頂上該
ステップ盤が、その下方に形成された上段中空ボックス
の上蓋となっている、という技術的手段を講じている。
が、頂面を収納室の頂面と略同一面状に設定しており、
該ステップ部の頂面に頂上ステップ盤を設け、該頂上該
ステップ盤が、その下方に形成された上段中空ボックス
の上蓋となっている、という技術的手段を講じている。
【0007】更に、請求項3の発明では、外側カバーが
合成樹脂製からなり、ステップ盤が金属製からなってい
ると共に、ステップ部のツールボックスとなる下段部分
の正面にライトが取付けられてなる、という技術的手段
を講じている。
合成樹脂製からなり、ステップ盤が金属製からなってい
ると共に、ステップ部のツールボックスとなる下段部分
の正面にライトが取付けられてなる、という技術的手段
を講じている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の上部旋回体の車
体カバー構造を油圧ショベルに適用した場合の好適実施
例について図面を参照して説明する。図1から図3に示
す油圧ショベル1は下部走行体2の上に上部旋回体3が
旋回自在に配設された公知構成からなっている。上部旋
回体3は、後端にカウンターウエイト20が設けられ、
その手前の後方には機関室4が配置されている。
体カバー構造を油圧ショベルに適用した場合の好適実施
例について図面を参照して説明する。図1から図3に示
す油圧ショベル1は下部走行体2の上に上部旋回体3が
旋回自在に配設された公知構成からなっている。上部旋
回体3は、後端にカウンターウエイト20が設けられ、
その手前の後方には機関室4が配置されている。
【0009】また、前方には、その略中央部に作業アタ
ッチメント(図示省略)を取り付けるための取付部5が
設けられ、前方左(正面から見て右)のスペースには運
転室6が配置され、運転室6に対向するように前方右
(正面から見て左)には収納室7とステップ部9とが並
列して配置されている。
ッチメント(図示省略)を取り付けるための取付部5が
設けられ、前方左(正面から見て右)のスペースには運
転室6が配置され、運転室6に対向するように前方右
(正面から見て左)には収納室7とステップ部9とが並
列して配置されている。
【0010】ここでステップ部9は、収納室6の内側と
なるように並んでおり、このステップ部9と収納室6は
略同じ横幅に設定され、また両者の前端が略同一位置と
なるように配設されている。このように収納室7とステ
ップ部9の横幅を同じにしたので、収納室7の容積と昇
降用のステップの広さとを限られた範囲で可及的に広く
設定することができるので、収納室7の容積を確保しつ
つステップ幅を十分に広くとることができるようになっ
た。
なるように並んでおり、このステップ部9と収納室6は
略同じ横幅に設定され、また両者の前端が略同一位置と
なるように配設されている。このように収納室7とステ
ップ部9の横幅を同じにしたので、収納室7の容積と昇
降用のステップの広さとを限られた範囲で可及的に広く
設定することができるので、収納室7の容積を確保しつ
つステップ幅を十分に広くとることができるようになっ
た。
【0011】収納室7には、正面と上面と外側面とを覆
うカバー8が開閉自在に取り付けられている。このカバ
ー8は、先端外側コーナー部に面取りとなる傾斜面8a
が形成されており、また前面が漸次後方へ向かってなだ
らかに傾斜し上端で湾曲する湾曲部8bが形成されてい
る。そして、前記カバー8は、外側面と正面および上面
が略直角に折曲するFRP等の樹脂成型品で形成されて
おり、ネジ等により開閉可能に固定されている。
うカバー8が開閉自在に取り付けられている。このカバ
ー8は、先端外側コーナー部に面取りとなる傾斜面8a
が形成されており、また前面が漸次後方へ向かってなだ
らかに傾斜し上端で湾曲する湾曲部8bが形成されてい
る。そして、前記カバー8は、外側面と正面および上面
が略直角に折曲するFRP等の樹脂成型品で形成されて
おり、ネジ等により開閉可能に固定されている。
【0012】一方、ステップ部9は、中途位置で窪む段
差状に形成されているので、収納室7の前面よりも内側
にステップが形成され、外方へ突出することがない。ま
た、図3に示すように、ステップ部9の後部10の上面
の高さを収納室7の上面と同じ高さに設定し、前部11
の高さはその略半分ほどの低位置に設定している。前記
ステップ部9は、後部10が高位置となり前部11が低
位置となる段差状に形成されており、低位置となる前部
11を中空ボックスに形成し、該中空ボックスの上面に
沿って上蓋を兼ねるステップ盤12を設けて、ツールボ
ックス21が形成されている。
差状に形成されているので、収納室7の前面よりも内側
にステップが形成され、外方へ突出することがない。ま
た、図3に示すように、ステップ部9の後部10の上面
の高さを収納室7の上面と同じ高さに設定し、前部11
の高さはその略半分ほどの低位置に設定している。前記
ステップ部9は、後部10が高位置となり前部11が低
位置となる段差状に形成されており、低位置となる前部
11を中空ボックスに形成し、該中空ボックスの上面に
沿って上蓋を兼ねるステップ盤12を設けて、ツールボ
ックス21が形成されている。
【0013】ここで、蓋を兼ねるステップ盤12は鉄等
の金属盤からなっている。従って、ステップ盤12は十
分な強度が保てる。一方、前述のように収納室7のカバ
ー8は樹脂成形品であるので、デザインの自由度があ
り、見映えの向上が図れる。更に、樹脂製のカバー8と
鉄製のステップ盤12とを分割したことによって各部品
の重量軽減が図れ、また組立性向上が図れる。
の金属盤からなっている。従って、ステップ盤12は十
分な強度が保てる。一方、前述のように収納室7のカバ
ー8は樹脂成形品であるので、デザインの自由度があ
り、見映えの向上が図れる。更に、樹脂製のカバー8と
鉄製のステップ盤12とを分割したことによって各部品
の重量軽減が図れ、また組立性向上が図れる。
【0014】前記ステップ盤12は、その後端が蝶着さ
れる等してツールボックス21に開閉自在に設けられて
いる。また、このステップ盤12の前端縁中央部には凹
部13が形成され、その間に把持杆14が横架されてい
る。また、これに対応してツールボックス21の前面の
縁部中央には窪み部15が形成されているので、前記把
持杆14を持ってステップ盤12を開いたり閉じたりし
てツールボックス21を使用することができる。
れる等してツールボックス21に開閉自在に設けられて
いる。また、このステップ盤12の前端縁中央部には凹
部13が形成され、その間に把持杆14が横架されてい
る。また、これに対応してツールボックス21の前面の
縁部中央には窪み部15が形成されているので、前記把
持杆14を持ってステップ盤12を開いたり閉じたりし
てツールボックス21を使用することができる。
【0015】このように、収納室7の外側のみがカバー
8であり、またステップ盤12が広く設定されるので、
上記カバー8を外せば内側のステップ盤12に乗りなが
らカバー8内部に収納されたコンポーネントのメンテナ
ンスを行うこともできる。
8であり、またステップ盤12が広く設定されるので、
上記カバー8を外せば内側のステップ盤12に乗りなが
らカバー8内部に収納されたコンポーネントのメンテナ
ンスを行うこともできる。
【0016】また、ステップ部9の前部11には、その
正面下方に窓孔が形成されており、その内部に前方のラ
イト16が取付けられている。更に、上部旋回体3のベ
ースフレーム30で収納部7とステップ部9が形成され
る個所の中央には、外方へ突出する第1ステップ31が
設けられている。図1では、作業者がこの第1ステップ
31に足をかけている状態を示している。
正面下方に窓孔が形成されており、その内部に前方のラ
イト16が取付けられている。更に、上部旋回体3のベ
ースフレーム30で収納部7とステップ部9が形成され
る個所の中央には、外方へ突出する第1ステップ31が
設けられている。図1では、作業者がこの第1ステップ
31に足をかけている状態を示している。
【0017】前記ステップ部9は、前述のように後部1
0が頂面を収納室7の頂面と略同一面状に設定してお
り、後部頂面に頂上ステップ盤17を設けている。即
ち、スッテプ部9の後部10は、奥行き方向に延びる中
空の後方ボックス22となっており、その後方ボックス
22の上蓋を兼ねて頂上ステップ盤17が設けられてい
る。
0が頂面を収納室7の頂面と略同一面状に設定してお
り、後部頂面に頂上ステップ盤17を設けている。即
ち、スッテプ部9の後部10は、奥行き方向に延びる中
空の後方ボックス22となっており、その後方ボックス
22の上蓋を兼ねて頂上ステップ盤17が設けられてい
る。
【0018】図示例の場合、頂上ステップ盤17は金属
製からなっており、その外方の側縁に蝶番を介すなどし
て、開閉自在となっている。なお、図中、符号18は、
収納室8とステップ9との段差部分を覆う仕切壁面、1
9は後部10と前部11とを連接する壁面である。
製からなっており、その外方の側縁に蝶番を介すなどし
て、開閉自在となっている。なお、図中、符号18は、
収納室8とステップ9との段差部分を覆う仕切壁面、1
9は後部10と前部11とを連接する壁面である。
【0019】上記実施例では、後部10もボックスとし
て頂面に扉を兼ねるステップ盤を設けたが、この発明で
は後部の頂面にステップ盤を一体に形成するもの、ある
いはステップ盤を特に設けない構造等であってもよい。
また、上記実施例では油圧ショベルを例示したが、この
発明ではその他の建設機械や各種産業機械等、要するに
作業を行う機械で上部旋回体を備えたものであれば全て
含まれる。その他、要するにこの発明の要旨を変更しな
い範囲で種々設計変更しうること勿論である。
て頂面に扉を兼ねるステップ盤を設けたが、この発明で
は後部の頂面にステップ盤を一体に形成するもの、ある
いはステップ盤を特に設けない構造等であってもよい。
また、上記実施例では油圧ショベルを例示したが、この
発明ではその他の建設機械や各種産業機械等、要するに
作業を行う機械で上部旋回体を備えたものであれば全て
含まれる。その他、要するにこの発明の要旨を変更しな
い範囲で種々設計変更しうること勿論である。
【0020】
【発明の効果】この発明は、上記のように、上部旋回体
の運転室と対向する前方に収納室とステップ部とを略同
じ幅で並列して設けたので、収納室の容積を確保しつつ
ステップを幅広く且つ収納室より大きく突出することな
く配設することができる。従って、上部旋回体が小型で
あって後方のハウジング内に収納できないコントロール
バルブ等のコンポーネントを収納室に収納することがで
きる。また、ステップはツールボックスと共に収納室の
横に並べて設け、ステップが従来のように外へ大きく突
出することがないので上部旋回体の旋回半径を小さく設
定することができる。また、ステップ部を収納室とは別
に設け、段差部分にステップを設けたので幅も奥行きも
十分な広さを持つことができる。そこで昇降時にステッ
プに引っかかることがなく、またステップの幅が広いの
で両足で乗ることができるので、作業アタッチメント、
例えばブームの背後にあるグリースラインのグリースの
注入や、切替えバルブのレバー操作などを行ったり、収
納室のカバーを取外して、ステップに乗りながら内部の
点検をすることができる。また、ステップ部と収納部と
を別に構成したのでカバーをFRP等の合成樹脂製と
し、ステップは金属製とすることができ、軽量でかつデ
ザインの自由度が高くなる。
の運転室と対向する前方に収納室とステップ部とを略同
じ幅で並列して設けたので、収納室の容積を確保しつつ
ステップを幅広く且つ収納室より大きく突出することな
く配設することができる。従って、上部旋回体が小型で
あって後方のハウジング内に収納できないコントロール
バルブ等のコンポーネントを収納室に収納することがで
きる。また、ステップはツールボックスと共に収納室の
横に並べて設け、ステップが従来のように外へ大きく突
出することがないので上部旋回体の旋回半径を小さく設
定することができる。また、ステップ部を収納室とは別
に設け、段差部分にステップを設けたので幅も奥行きも
十分な広さを持つことができる。そこで昇降時にステッ
プに引っかかることがなく、またステップの幅が広いの
で両足で乗ることができるので、作業アタッチメント、
例えばブームの背後にあるグリースラインのグリースの
注入や、切替えバルブのレバー操作などを行ったり、収
納室のカバーを取外して、ステップに乗りながら内部の
点検をすることができる。また、ステップ部と収納部と
を別に構成したのでカバーをFRP等の合成樹脂製と
し、ステップは金属製とすることができ、軽量でかつデ
ザインの自由度が高くなる。
【図1】この発明の上部旋回体の車体カバー構造の好適
実施例の側面図である。
実施例の側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同要部の斜視図である。
【符号の説明】 1 油圧ショベル 2 下部走行体 3 上部旋回体 4 機関室 5 アタッチメント取付部 6 運転席 7 収納室 8 カバー 9 ステップ部 10 後部 11 前部 12 ステップ盤 16 ライト 17 頂上ステップ盤 21 ツールボックス 22 後方ボックス
Claims (3)
- 【請求項1】 建設機械等の作業機の上部旋回体の作業
アタッチメントを挟んで運転室と対向するスペースに、 上部旋回体の中間乃至後方位置のハウジング内に収納で
きない機器類の収納室を外側に配し、この収納室と略同
じ幅で前端が略同一位置となるように昇降用のステップ
部を内側に並べて配設し、 前記収納室には、開閉可能な外側カバーを設け、 前記ステップ部は、前面側が低位置となる段差状に形成
されており、その段差の低い方をツールボックス用の中
空ボックスに形成し、該中空ボックスにその上面に沿っ
て上蓋を兼ねるステップ盤を開閉可能に設けてなること
を特徴とする上部旋回体の車体カバー構造。 - 【請求項2】 ステップ部が、頂面を収納室の頂面と略
同一面状に設定しており、該ステップ部の頂面に頂上ス
テップ盤を設け、該頂上該ステップ盤が、その下方に形
成された上段中空ボックスの上蓋となっていることを特
徴とする請求項1に記載の上部旋回体の車体カバー構
造。 - 【請求項3】 外側カバーが合成樹脂製からなり、ステ
ップ盤が金属製からなっていると共に、ステップ部のツ
ールボックスとなる下段部分の正面にライトが取付けら
れてなることを特徴とする請求項1または2に記載の上
部旋回体の車体カバー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217595A JP2000045332A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 上部旋回体の車体カバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10217595A JP2000045332A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 上部旋回体の車体カバー構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000045332A true JP2000045332A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16706767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10217595A Withdrawn JP2000045332A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 上部旋回体の車体カバー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000045332A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005207028A (ja) * | 2004-01-20 | 2005-08-04 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 建設機械のステップ装置 |
EP1887147A2 (en) * | 2006-08-11 | 2008-02-13 | Kobelco Construction Machinery Co., Ltd. | Construction machine |
JP2008111253A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 旋回式作業機 |
JP2010185256A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | ツールボックス構造 |
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