JP6639991B2 - ショベル - Google Patents

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一 新垣
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Description

本発明は、ショベルに関する。
従来のショベルは、キャビンの内側に配置された操作パネル又は操作レバーにガラスウィンドウへ洗浄液を噴射するスイッチ装置を配置している。(例えば特許文献1参照)。
特開2000−163145号公報
ところで、キャビンのガラスウィンドウは、汚れが付きやすい。そのため、ガラスウィンドウの見通しを確保するために、雑巾掛けなどの清掃が行われている。その際、洗浄液などが必要となる場合があり、ショベルに搭載されている洗浄液を利用できれば効率が良い。
しかしながら、特許文献1のショベルのように、洗浄液を噴射するスイッチ装置がキャビン内の操作レバーに配置されていると、ショベルに搭載されている洗浄液を容易に利用することができない。
上述に鑑み、キャビンのガラスウィンドウの清掃時にショベルに搭載されている洗浄液を容易に利用可能なショベルを提供することが望ましい。
本発明の実施形態に係るショベルは、
下部走行体と、
前記下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
前記上部旋回体に設けられたキャビンと、
前記キャビンの外側に設けられた洗浄液を噴射させる噴射ノズルと、
前記キャビンの外側に設けられたワイパー装置と
を備えるショベルであって、
前記キャビンは、
該キャビンの内側に設けられた、前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第1スイッチと、作業者が前記キャビンの外から操作可能な前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第2スイッチとを有し
前記第2スイッチは、前記キャビンを構成するフロントピラー部の外側面に設けられるショベル

上述の手段により、キャビンのガラスウィンドウの清掃時にショベルに搭載されている洗浄液を容易に利用可能なショベルを提供できる。
本発明の実施形態に係るショベルの側面図である。 ショベルを構成するキャビンの拡大斜視図である。 図1のショベルの駆動系の構成を示す図である。 スイッチ装置の異なる配置例を示す図である。
図1は本発明の実施形態に係るショベルの側面図である。ショベルの下部走行体1には旋回機構2を介して上部旋回体3が旋回可能に搭載される。下部走行体1にはクローラ1aが取付けられる。上部旋回体3にはブーム4が取り付けられる。ブーム4の先端にはアーム5が取り付けられ、アーム5の先端にはエンドアタッチメントとしてのバケット6が取り付けられる
ブーム4、アーム5、及びバケット6は、アタッチメントの一例として掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。
上部旋回体3には、旋回フレーム31の上部にキャビン10や、エンジン11、ウオッシャー水用のタンクWT等が搭載される。上部旋回体3の後部には、エンジン11と構成部品上部を覆うようにエンジンフード200が取り付けられる。
キャビン10内には、コントローラ30、第1スイッチとしてのスイッチ装置40、表示装置D1、ゲートロックレバーD2が設置される。
コントローラ30は、ショベルの駆動制御を行う主制御部として機能する。本実施形態では、コントローラ30は、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成される。コントローラ30の各種機能は、CPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
スイッチ装置40は、キャビン10の外側前方側に設けられた噴射ノズルから洗浄液を噴射させるスイッチである。またスイッチ装置40は、キャビン10の外側前方側に設けられたワイパー装置を作動させるスイッチを有している。
表示装置D1は、コントローラ30からの指令に応じて各種画像情報を出力する。本実施形態では、表示装置D1として、コントローラ30に直接接続される車載液晶ディスプレイが利用される。
ゲートロックレバーD2は、ショベルが誤って操作されるのを防止する機構である。本実施形態では、ゲートロックレバーD2は、キャビン10のドアと運転席との間に配置される。キャビン10から操作者が退出できないようにゲートロックレバーD2が引き上げられた場合に、各種操作装置は操作可能となる。一方、キャビン10から操作者が退出できるようにゲートロックレバーD2が押し下げられた場合には、各種操作装置は操作不能となる。
キャビン10の外には、第2スイッチとしてのスイッチ装置50が設置される。スイッチ装置50は、キャビン10の外側前方側に設けられた噴射ノズルから洗浄液を噴射させるスイッチである。またスイッチ装置50は、キャビン10の外側前方側に設けられたワイパー装置を作動させるスイッチを有してもよい。
次に、図2を参照しながらキャビン10に配置されるスイッチ装置40、50を説明する。図2(A)は、ショベルのキャビン10の拡大斜視図である。図2(B)は、スイッチ装置50の部分拡大斜視図である。
キャビン10は、箱型形状のフレーム体100を有している。
フレーム体100は、フロント枠部101、リア枠部102、上面枠部103、左枠部104、右枠部105を有し、旋回フレーム31上に配置される(図1参照)。
フロント枠部101は、キャビン10のフロント側(矢印Z1側)に配置され、フロントウィンドウ120が配置される。フロントウィンドウ120は、透明のガラスにより形成される。
リア枠部102は、キャビン10のリア側(矢印Z2側)に配置され、上部にリアウィンドウ、下部にカバー材(不図示)がそれぞれ設置される。
上面枠部103は、フロント側(矢印Z1側)にヘッドウィンドウ123aが配置され、リア側(矢印Z2側)にカバー材123bが配置される。ヘッドウィンドウ123aは、透明のガラスにより形成される。カバー材123bには、ヘッドウィンドウ123aを開閉可能なヒンジ部123cを有している。
左枠部104は、キャビン10の前方向(アタッチメントの延在方向)に対し左側(矢印X2側)に配置される。左枠部104は、フロント側に開閉可能なドア部124を有し、リア側に左サイドウィンドウ125を有している。左サイドウィンドウ125は、透明のガラスにより形成される。
ドア部124には、上側サイドウィンドウ124a、下側サイドウィンドウ124b、取っ手部124cを有している。上側サイドウィンドウ124aと下側サイドウィンドウ124bは、透明のガラスにより形成される。
上側サイドウィンドウ124aは、前後方向(矢印Z1−Z2方向)にスライド移動可能な2枚のサイドウィンドウ124aL、124aRを有している。
取っ手部124cは、ドア部124を開閉するための取っ手である。取っ手部124cは、上側サイドウィンドウ124aと下側サイドウィンドウ124bの間に設けられてよい。ドア部124は、左枠部104に設けられたヒンジ部124dにより開閉可能な構成とされている。
なお、左枠部104は、キャビン10の後方側(矢印Z2側)に取っ手部124cを着脱可能に連結してドア部124の開放状態を維持可能なドアロック部125aを有している。
右枠部105は、キャビン10の前方向(アタッチメントの延在方向)に対し右側(矢印X1側)に配置される。右枠部105には、右サイドウィンドウ126が配置される。
フロント枠部101は、フロントピラー部121Rと、外方側のピラー部としてのフロントピラー部121Lを有している。フロントピラー部121R、121Lは、左右一対の柱材である。121Rは、キャビン10の前方向(アタッチメントの延在方向)に対し右側(矢印X1側)に位置するフロントピラー部である。121Lは、キャビン10の前方向(アタッチメントの延在方向)に対し左側(矢印X2側)に位置するフロントピラー部である。
フロントピラー部121Rの外側面にはワイパー装置60が設置されている。またフロントピラー部121Rは、ワイパー装置60の取付け位置近傍に噴射ノズル80が配置されている。噴射ノズル80は、フロントウィンドウ120の外側面に洗浄液を噴射する。
本実施例のショベルは、フロントピラー部121Rのワイパー装置60の近傍位置に第2スイッチとしてのスイッチ装置50が設置されている。
スイッチ装置50は、図2Bに示すように例えばプッシュ型のスイッチ部50aを有している。スイッチ部50aが押圧されると、噴射ノズル80から洗浄液が噴射される。噴射ノズル80は、ショベルに搭載されたウォッシャ水用のタンクWTと接続されている。スイッチ装置50は、スイッチ部50aが押圧されると、噴射ノズル80による噴射動作とワイパー装置60によるワイパー動作の両方を行わせる構成、又はいずれか一方のみを行わせる構成であってよい。
フロントウィンドウ120の清掃時には、作業者はクローラ1aの上に立って作業を行う。したがって、作業者がクローラ1aの上に立ってフロントウィンドウ120などを外側から雑巾掛けしている際に、フロントピラー部121Rに配置されたスイッチ装置50のスイッチ部50aを押すことにより、ショベルに搭載された洗浄液を利用した清掃が実施できる。
図示例のスイッチ装置50は、この限りではなく、噴射ノズル80の噴射動作のみと、噴射ノズル80の噴射動作とワイパー装置60のワイパー動作を含む複合動作とを切替え可能な切替スイッチ部50bを更に有してよい。
また、キャビン10内には、第1スイッチとしてのスイッチ装置40が搭載されている。スイッチ装置40は、例えば運転席の右側に配置される表示装置D1の近傍位置に設けられてよい。スイッチ装置40は、噴射ノズル80による洗浄液の噴射や、ワイパー装置60によるワイパー動作を操作する各種スイッチを有している。
図3は、図1のショベルの駆動系の構成例を示す図である。図3において、機械的動力系は二重線、高圧油圧ラインは太実線、パイロットラインは破線、電気駆動・制御系は細実線でそれぞれ示される。
エンジン11はショベルの動力源である。本実施形態では、エンジン11は、エンジン負荷の増減にかかわらずエンジン回転数を一定に維持するアイソクロナス制御を採用したディーゼルエンジンである。エンジン11における燃料噴射量、燃料噴射タイミング、ブースト圧等は、エンジンコントローラユニット(ECU)D7により制御される。
エンジン11には油圧ポンプとしてのメインポンプ14及びパイロットポンプ15が接続される。メインポンプ14には高圧油圧ラインを介してコントロールバルブ17が接続される。
コントロールバルブ17は、ショベルの油圧系の制御を行う油圧制御装置である。右側走行用油圧モータ、左側走行用油圧モータ、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、旋回用油圧モータ等の油圧アクチュエータは、高圧油圧ラインを介してコントロールバルブ17に接続される。なお、旋回用油圧モータは旋回用電動発電機であってもよい。
パイロットポンプ15にはパイロットラインを介して操作装置26が接続される。操作装置26はレバー及びペダルを含む。また、操作装置26は、油圧ラインを介してコントロールバルブ17に接続される。
ゲートロック弁D3は、パイロットポンプ15と操作装置26とを接続する油圧ラインの連通・遮断を切り換える。本実施形態では、ゲートロック弁D3は、コントローラ30からの指令に応じて油圧ラインの連通・遮断を切り換える電磁弁である。コントローラ30は、ゲートロックレバーD2が出力する状態信号に基づいてゲートロックレバーD2の状態を判定する。そして、コントローラ30は、ゲートロックレバーD2が引き上げられた状態にあると判定した場合に、ゲートロック弁D3に対して連通指令を出力する。連通指令を受けると、ゲートロック弁D3は開いて油圧ラインを連通させる。その結果、操作装置26に対する操作者の操作が有効となる。一方、コントローラ30は、ゲートロックレバーD2が引き下げられた状態にあると判定した場合に、ゲートロック弁D3に対して遮断指令を出力する。遮断指令を受けると、ゲートロック弁D3は閉じて油圧ラインを遮断する。その結果、操作装置26に対する操作者の操作が無効となる。
圧力センサ29は、操作装置26の操作内容を圧力の形で検出する。圧力センサ29は、検出値をコントローラ30に対して出力する。
また、図3はコントローラ30と表示装置D1との接続関係を示す。本実施形態では、表示装置D1はコントローラ30に接続される。なお、表示装置D1及びコントローラ30は、CAN等の通信ネットワークを介して接続されてもよく、専用線を介して接続されてもよい。
表示装置D1は画像を生成する変換処理部D1aを含む。変換処理部D1aは、コントローラ30が出力する各種情報を画像信号に変換する。なお、コントローラ30が出力する情報は、例えば、エンジン冷却水の温度を示すデータ、作動油の温度を示すデータ、燃料の残量を示すデータ等を含む。
なお、変換処理部D1aは、表示装置D1が有する機能としてではなく、コントローラ30が有する機能として実現されてもよい。
また、表示装置D1は、蓄電池70から電力の供給を受けて動作する。なお、蓄電池70はエンジン11のオルタネータ11a(発電機)で発電した電力で充電される。蓄電池70の電力は、コントローラ30及び表示装置D1以外のショベルの電装品72等にも供給される。また、エンジン11のスタータ11bは、蓄電池70からの電力で駆動され、エンジン11を始動する。
表示装置D1は、スイッチ装置40と接続されている。スイッチ装置40は、ワイパースイッチ部40a、複合スイッチ部40bを有している。
ワイパースイッチ部40aは、ワイパー装置60を動作させるスイッチである。複合スイッチ部40bは、噴射ノズル80による噴射動作とワイパー装置60によるワイパー動作の両方を行わせるスイッチである。また、複合スイッチ部40bを噴射ノズル80による噴射動作のみ行わせるようにしてもよい。
表示装置D1は、スイッチ装置40の各スイッチ部から入力された入力信号をコントローラ30へ供給する。
エンジン11は、エンジンコントローラユニットD7により制御される。エンジンコントローラユニットD7からは、エンジン11の状態を示す各種データ(例えば、水温センサ11cで検出される冷却水温(物理量)を示すデータ)がコントローラ30に常時送信される。したがって、コントローラ30は一時記憶部(メモリ)30aにこのデータを蓄積しておき、必要なときに表示装置D1に送信することができる。
また、コントローラ30には以下のように各種のデータが供給され、コントローラ30の一時記憶部30aに格納されてよい。
まず、可変容量式油圧ポンプであるメインポンプ14のレギュレータ14aから斜板傾転角を示すデータがコントローラ30に供給される。また、メインポンプ14の吐出圧力を示すデータが、吐出圧力センサ14bからコントローラ30に送られる。これらのデータ(物理量を表すデータ)は一時記憶部30aに格納される。また、メインポンプ14が吸入する作動油が貯蔵されたタンクとメインポンプ14との間の管路には油温センサ14cが設けられており、その管路を流れる作動油の温度を表すデータが油温センサ14cからコントローラ30に供給される。
また、操作装置26を操作した際にコントロールバルブ17に送られるパイロット圧が、圧力センサ29で検出され、検出したパイロット圧を示すデータがコントローラ30に供給される。
また、本実施形態では、図3に示すように、ショベルは、キャビン10内にエンジン回転数調整ダイヤル75を備える。エンジン回転数調整ダイヤル75は、エンジン11の回転数を調整するためのダイヤルであり、本実施形態ではエンジン回転数を4段階で切り換えできるようにする。また、エンジン回転数調整ダイヤル75からは、エンジン回転数の設定状態を示すデータがコントローラ30に常時送信される。また、エンジン回転数調整ダイヤル75は、SPモード、Hモード、Aモード、及びアイドリングモードの4段階でエンジン回転数を切り換えできるようにする。なお、図2は、エンジン回転数調整ダイヤル75でHモードが選択された状態を示す。
SPモードは、作業量を優先したい場合に選択される回転数モードであり、最も高いエンジン回転数を利用する。Hモードは、作業量と燃費を両立させたい場合に選択される回転数モードであり、二番目に高いエンジン回転数を利用する。Aモードは、燃費を優先させながら低騒音でショベルを稼働させたい場合に選択される回転数モードであり、三番目に高いエンジン回転数を利用する。アイドリングモードは、エンジン11をアイドリング状態にしたい場合に選択される回転数モードであり、最も低いエンジン回転数を利用する。そして、エンジン11は、エンジン回転数調整ダイヤル75で設定された回転数モードのエンジン回転数で一定に回転数制御される。
本実施形態では、ショベルは、キャビン10の外にスイッチ装置50を備える。
スイッチ装置50は、スイッチ部50aと、切替スイッチ部50bを有している。
スイッチ部50aは、噴射ノズル80による噴射動作を行わせるスイッチである。スイッチ部50aは、噴射ノズル80による噴射動作とワイパー装置60によるワイパー動作の両方を行わせるスイッチであってよい。
切替スイッチ部50bは、噴射ノズル80による噴射動作のみ、ワイパー装置60によるワイパー動作のみ、及び噴射ノズル80による噴射動作とワイパー装置60によるワイパー動作を含む複合動作とを切替えるスイッチである。
スイッチ装置50の各スイッチ部から出力された入力信号は、コントローラ30へ供給される。本実施形態のスイッチ装置50は、スイッチ装置40と並列回路を構成している。
本実施形態のショベルは、更にウォッシャモータWM、ワイパーモータYM、ウォッシャ水用のタンクWT、ウォッシャポンプWP、噴射ノズル80を備える。
ウォッシャモータWMは、ウォッシャポンプWPによりウォッシャ水用のタンクWT内の洗浄液を噴射ノズル80から噴射させる機能を有する。ウォッシャモータWMは、蓄電池70から電力の供給を受けて動作する。
ワイパーモータYMは、ワイパー装置60のワイパーを動作させるモータである。ワイパーモータYMは、蓄電池70から電力の供給を受けて動作する。
本実施形態のショベルは、更にキースイッチ90を備える。キースイッチ90は、キー91のキー操作により電源及びエンジンのオン、オフ信号をコントローラ30へ供給する。本実形態のキースイッチ90は、キー91により「電源・エンジンともにオフ状態」、「電源オン・エンジンオフ状態」、「電源オン・エンジンオン状態」の3段階に切り替えることができる。
コントローラ30は、キースイッチ90がキー91により「電源オン状態」へ切り替えられた後、スイッチ装置40又はスイッチ装置50から噴射ノズル80を噴射させる入力信号を受けると、該入力信号をウォッシャモータWMへ送信する。
コントローラ30は、スイッチ装置40又はスイッチ装置50からワイパー装置60を動作させる入力信号を受けると、該入力信号をワイパーモータYMへ送信する。
上述したように本実施形態のショベルは、キャビン内に配置されたスイッチ装置40とキャビンの外に配置されたスイッチ装置50の双方から、噴射ノズル80による噴射動作とワイパー装置60によるワイパー動作を操作できる。また、キャビン10の外部に配置されたスイッチ装置50は、キースイッチ90が「電源オフ状態」の時でも動作可能にしてもよい。この場合、作業者がキャビン内に入り、キー操作を行わなくても、洗浄液を噴射でき、フロントウィンドウ120の清掃を行うことができる。
次に、図4を参照しながら、スイッチ装置40及びスイッチ装置50の異なる配置例を説明する。図4は、ショベルのキャビンの運転席から前方を見た際のキャビン内の構成を例示する図である。図4に示すスイッチ装置40とスイッチ装置50は、キャビン10内に配置される。なおキースイッチ90は、キャビン10内の右側に配置されたコンソール110に設けられる。作業者はキースイッチ90へキー91を差し入れて、キー操作を行うことで、電源及びエンジンのオン・オフを行える。
スイッチ装置40は、フロントピラー部121R側に配置された表示装置D1の下方位置に配置される。スイッチ装置40は、図3に示したワイパースイッチ部40a、複合スイッチ部40bを有してよい。
スイッチ装置50は、キャビン10内のフロントピラー部121Lに配置される。
フロントピラー部121Lは、近傍位置に左枠部104のドア部124に配置されたサイドウィンドウ124aLが存在する。サイドウィンドウ124aLが内側からスライドロックが解除されてわずかに開けられている場合、外側からスライドさせて開放量を大きくすることで、スイッチ装置50へのアクセスを容易にできる。またドア部124は、取っ手部124cをドアロック部125aへ固定することにより開放状態を維持できるので、スイッチ装置50へのアクセスを容易にできる。
本実施形態のスイッチ装置50は、サイドウィンドウ124aLを開放させてスイッチ部50aを操作可能な高さ位置に配置される。スイッチ装置50は、図3に示したスイッチ部50aと、切替スイッチ部50bを更に有してよい。
上述したようにスイッチ装置50は、キャビン10内のフロントピラー部121Lに配置され、且つサイドウィンドウ124aLを開放させてスイッチ部50aを操作可能な高さ位置に配置される。
したがって、作業者が例えばフロントウィンドウ120などを外側から雑巾掛けしている際に、サイドウィンドウ124aLを開放させてキャビン10内のスイッチ装置50のスイッチ部50aを押すことができるため、ショベルに搭載された洗浄液を利用した清掃が実施できる。また、図4に示すスイッチ装置50は、キャビン10内に配置されるため、耐久性を確保できる利点もある。本実施の形態では、図2の如くキャビン10の外部にスイッチ50aを配置する例と、図4の如くキャビン10の内部にスイッチ50aを配置する例を示したが、スイッチ50aは、キャビン10の外部かキャビン10の内部かいずれか一方に配置してもよく、その両方に配置してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳説したが、本発明は、上述した実施形態に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
1 下部走行体
2 旋回機構
3 上部旋回体
4 ブーム
5 アーム
6 バケット
7 ブームシリンダ
8 アームシリンダ
9 バケットシリンダ
10 キャビン
11 エンジン
14 メインポンプ
15 パイロットポンプ
17 コントロールバルブ
26 操作装置
29 圧力センサ
30 コントローラ
40 スイッチ装置(第1スイッチ)
40a ワイパースイッチ部
40b 複合スイッチ部
50 スイッチ装置(第2スイッチ)
50a スイッチ部
50b 切替スイッチ部
100 フレーム体
121L フロントピラー部(左側)
121R フロントピラー部(右側)
D1 表示装置
D1a 変換処理部
D2 ゲートロックレバー
D3 ゲートロック弁
WM ウォッシャモータ
YM ワイパーモータ
WP ウォッシャポンプ

Claims (5)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に設けられたキャビンと、
    前記キャビンの外側に設けられた洗浄液を噴射させる噴射ノズルと、
    前記キャビンの外側に設けられたワイパー装置と
    を備えるショベルであって、
    前記キャビンは、
    該キャビンの内側に設けられた、前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第1スイッチと、作業者が前記キャビンの外から操作可能な前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第2スイッチとを有し
    前記第2スイッチは、前記キャビンを構成するフロントピラー部の外側面に設けられるショベル。
  2. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に設けられたキャビンと、
    前記キャビンの外側に設けられた洗浄液を噴射させる噴射ノズルと、
    前記キャビンの外側に設けられたワイパー装置と
    を備えるショベルであって、
    前記キャビンは、
    該キャビンの内側に設けられた、前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第1スイッチと、作業者が前記キャビンの外から操作可能な前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第2スイッチとを有し、
    前記第2スイッチは、
    前記キャビン内において、外方側のピラー部に設けられていることを特徴するショベル。
  3. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に設けられたキャビンと、
    前記キャビンの外側に設けられた洗浄液を噴射させる噴射ノズルと、
    前記キャビンの外側に設けられたワイパー装置と
    を備えるショベルであって、
    前記キャビンは、
    該キャビンの内側に設けられた、前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第1スイッチと、作業者が前記キャビンの外から操作可能な前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第2スイッチとを有し、
    前記第2スイッチは、
    前記第1スイッチと並列回路を構成することを特徴とするショベル。
  4. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に設けられたキャビンと、
    前記キャビンの外側に設けられた洗浄液を噴射させる噴射ノズルと、
    前記キャビンの外側に設けられたワイパー装置と
    を備えるショベルであって、
    前記キャビンは、
    該キャビンの内側に設けられた、前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第1スイッチと、作業者が前記キャビンの外から操作可能な前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第2スイッチとを有し、
    前記第2スイッチは、前記キャビンの外に設けられ、前記噴射ノズルの近傍位置に配置されているショベル。
  5. 下部走行体と、
    前記下部走行体に旋回可能に搭載された上部旋回体と、
    前記上部旋回体に設けられたキャビンと、
    前記キャビンの外側に設けられた洗浄液を噴射させる噴射ノズルと、
    前記キャビンの外側に設けられたワイパー装置と
    を備えるショベルであって、
    前記キャビンは、
    該キャビンの内側に設けられた、前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第1スイッチと、作業者が前記キャビンの外から操作可能な前記噴射ノズルによる洗浄液の噴射を行わせる第2スイッチとを有し、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、
    前記噴射ノズルによる前記洗浄液の噴射動作のみか、
    前記ワイパー装置によるワイパー動作のみか、
    当該噴射ノズルによる前記洗浄液の噴射動作と前記ワイパー装置によるワイパー動作との複合動作かを切替え可能な構成とされていること特徴とするショベル。
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