JP4594838B2 - 作業機械のワイパ装置 - Google Patents

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Description

本発明は油圧ショベルやクレーン等の作業機械に備えられ、キャビンの前窓を拭くワイパ本体と、ワイパ本体の動力源となる電動モータと、この電動モータの動力をワイパ本体に伝達する伝動手段とを備え、これらがキャビンの側部に設けられる作業機械のワイパ装置に関する。
一般的に、作業機械のワイパ装置は、作業機械のキャビンの前面の前窓を拭くワイパ本体(ワイパアームおよびワイパブレード)と、ワイパ本体の動力源となる電動モータと、この電動モータの動力をワイパ本体に伝達する伝動手段とを備えている。
油圧ショベルやクレーン等の作業機械では、作業機がキャビンよりも高い位置や低い位置で動作する様子を、オペレータがキャビン内から見る必要があるので、キャビンの前窓は上下方向に長い長方形状に形成されている。そして、ワイパ本体、電動モータおよび伝動手段の組合せが、前窓からの視界を妨げないようにキャビンの前面の左側部または右側部に設けられている。
この種の作業機械のワイパ装置では、拭く範囲の拡大が要望されている。この要望に応えた従来技術としては、特許文献1に示されるものがある。
この特許文献1に示される従来技術は、前述した一般的なワイパ装置の構成に加えて、ワイパ本体のワイパブレードとともに前窓を拭く補助ワイパブレードと、補助ワイパブレードをワイパ本体のワイパブレードに結合するリンクと、一端側がワイパ本体のワイパアームとは別の位置で前窓に回動可能に支持され、他端側がリンクと相対的に回動可能に結合されるリンク傾動用アームとを備える構成である。
この構成では、ワイパ本体が揺動すると、ワイパ本体を揺動させる動力がリンクとリンク傾動用アームを介して補助ブレードに伝達され、補助ワイパブレードがワイパ本体とともに揺動する。この際、リンク傾動用アームはリンクを傾動させ、これに伴い、補助ワイパブレードはワイパ本体のワイパブレードよりも外側に移動して、ワイパ本体のワイパブレードが拭く範囲よりも外側の範囲を拭く。
つまり、前記従来技術は、リンクおよびリンク傾動用アームにより補助ワイパブレードをワイパ本体に連動させることで、ワイパ本体がキャビンの前面の左側部に設けられるものについては拭く範囲を右側へ拡大することができ、また、ワイパ本体がキャビンの前面の右側部に設けられるものについては拭く範囲を左側へ拡大することができる。
特開2004−217165号公報
ところで、自動車の解体作業や建物の解体作業のように作業機をキャビンよりも高い位置へ頻繁に移動させる作業を行う作業機械や、道路を走行するホイール式作業機械では、前窓の左上部および右上部の両方を拭くことが要望されている。前述した従来技術は前窓を拭く範囲を右側または左側へ拡大することができるものの、前窓の左上部または右上部を拭くことができなかった。
本発明は、前述の実状を考慮してなされたもので、その目的は、作業機械のキャビンに備えられる前窓の左上部および右上部の両方を拭くことができる作業機械のワイパ装置を提供することにある。
〔1〕 本発明は、キャビンの前面の前窓を拭くワイパ本体と、このワイパ本体の動力源となる電動モータと、この電動モータの動力を前記ワイパ本体に伝達する伝動手段とを備える作業機械のワイパ装置において、前記ワイパ本体、前記電動モータおよび前記伝動手段の組合せが、前記キャビンの前記前面の左右両側部のそれぞれに設けられ、前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記ワイパ本体が互いに干渉しないように、前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記電動モータのそれぞれを制御する制御手段を備え、前記電動モータには、前記制御手段により生成される制御信号に応じて駆動電力が供給され、前記制御手段は、前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記ワイパ本体のうち一方のワイパ本体が初期位置に停止した状態で他方のワイパ本体が動作し、前記他方のワイパ本体が初期位置に停止した状態で前記一方のワイパ本体が動作するように、前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記電動モータのそれぞれに対する前記制御信号を予め設定された時間間隔で交互に生成するとともに、前記一方のワイパ本体が動作中で初期位置に停止する前に、初期位置に停止した前記他方のワイパ本体を駆動する電動モータに対する制御信号を生成したときには、前記一方のワイパ本体の動作が継続されて前記他方のワイパ本体が停止した状態に保持されるように前記左右両側部のそれぞれに設けられた電動モータを制御し、前記他方のワイパ本体が動作中で初期位置に停止する前に、初期位置に停止した前記一方のワイパ本体を駆動する電動モータに対する制御信号を生成したときには、前記他方のワイパ本体の動作が継続されて前記一方のワイパ本体が停止した状態に保持されるように前記左右両側部のそれぞれに設けられた電動モータを制御することを特徴とする。
この構成では、ワイパ本体、電動モータおよび伝動手段の組合せが、キャビンの前面の左右両側部のそれぞれに設けられるので、キャビンの前面の左側部に設けられるワイパ本体によって前窓の左上部を拭くことができ、キャビンの前面の右側部に設けられるワイパ本体によって前窓の右上部を拭くことができる。つまり、前窓の左上部および右上部の両方を拭くことができる。
また、左右両側部のそれぞれに設けられるワイパ本体が互いに干渉しないので、各ワイパ本体が窓拭きを円滑に行うことができ、また、ワイパ本体同士の接触に起因する動作の異常や損傷の発生を防止できる。
また、両方のワイパ本体が動作している状態で互いに干渉しないように各電動モータを制御する場合よりも簡単に、ワイパ本体の相互の干渉を防止することができる。
〕 本発明は、「〔〕」に記載の発明において、前記制御手段が、前記左側部に設けられる前記電動モータに駆動電力を供給する回路を、制御信号に応じて形成する第1駆動回路と、前記右側部に設けられる前記電動モータに駆動電力を供給する回路を、制御信号に応じて形成する第2駆動回路と、前記左側部に設けられる前記ワイパ本体が初期位置以外の位置にあることを示す第1位置信号を生成する第1位置信号生成手段と、前記右側部に設けられる前記ワイパ本体が初期位置以外の位置にあることを示す第2位置信号を生成する第2位置信号生成手段と、前記第1位置信号生成手段により生成される前記第1位置信号に応じて作動し、前記第2駆動回路への制御信号を遮断する第1信号遮断手段と、前記第2位置信号生成手段により生成される前記第2位置信号に応じて作動し、前記第1駆動回路への制御信号を遮断する第2信号遮断手段とを備えることを特徴とする。
この構成では、左側部に設けられるワイパ本体が初期位置以外の位置にあるとき、第1位置信号生成手段が生成した第1位置信号に応じて第1信号遮断手段が作動し、第2駆動回路への制御信号を遮断する。また、右側部に設けられるワイパ本体が初期位置以外の位置にあるとき、第2位置信号生成手段が生成した第2位置信号に応じて第2信号遮断手段が作動し、第1駆動回路への制御信号を遮断する。これらにより、左右両側部に設けられるワイパ本体の一方の動作中には他方を初期位置に確実に停止させておくことができ、他方の動作中には一方を初期位置に確実に停止させておくことができる。
〕 本発明は「〔1〕または〕」のいずれか1に記載の発明において、前記キャビンよりも低い位置および前記キャビンよりも高い位置のそれぞれで動作可能な作業機を備える作業機械に設けられることを特徴とする。
この構成では、キャビンよりも低い位置およびキャビンよりも高い位置のそれぞれで動作可能な作業機を備える作業機械、例えば油圧ショベル、クレーン、ホイルローダなどの、キャビンに備えられる前窓の左上部および右上部からの視界の確保に貢献できる。
〕 本発明は「〔1〕〜〔〕」のいずれか1に記載の発明において、キャビンの上部に前記前窓をスライドさせて格納することが可能な作業機械の、前記前窓に設けられることを特徴とする。
この構成では、左右両側部に設けられるワイパ本体、電動モータおよび伝動手段を、前窓とともにキャビンの上部に格納することができる。
本発明は、前述したように作業機械のキャビンに備えられる前窓の左上部および右上部の両方を拭くことができるので、作業機械のキャビンに備えられる前窓の左上部および右上部からの視界の確保に貢献できる。
本発明の作業機械のワイパ装置の最良の実施形態を図1〜8を用いて説明する。
図1は本発明の作業機械のワイパ装置の最良の実施形態が適用されるバックホウショベルを示す側面図、図2は図1に示すバックホウショベルの作業機を取外した状態を示す正面図、図3は図2のIII−III切断線の位置で切断したキャビンを示す断面図、図4は本発明の作業機械のワイパ装置の最良の実施形態の構成を示すブロック図、図5は図1に示す電動モータ装置に備えられる伝動手段を示す図、図6は図4に示す実施形態に備えられる電気回路を示す図、図7は図4に示される実施形態に備えられる第1,第2ワイパ本体が交互に円滑に揺動する際の、図6に示す電気回路の動作の流れを示す図、図8は図4に示す第1,第2ワイパ本体が交互に揺動している最中に第2ワイパ本体の揺動速度が低下した場合の、図6に示す電気回路の動作の流れの一例を示す図である。
本実施形態は、作業機械、例えば図1に示すクローラ式のバックホウショベル1に設けられている。図1に示すバックホウショベル1の側面は左側面であり、同図1の左側はバックホウショベル1の前方である。このバックホウショベル1は、履帯2a,2b(図2参照)を駆動して走行する走行体2と、キャビン4を含み走行体2上で旋回する旋回体3と、この旋回体3に設けられる作業機8とを備えている。
キャビン4は、図1,2に示すように旋回体3の左前部(図2の右側)に設けられている。また、図2における3aは、作業機8と旋回体3とを結合する結合部である。つまり、作業機8は旋回体3の前部中央でキャビン4の右側方(図2の左側)に設けられている。
また、作業機8は、旋回体3の結合部3aに矢印A方向へ回動可能に結合されるブーム9と、このブーム9に矢印B方向へ回動可能に結合されるアーム10と、このアーム10に矢印C方向へ回動可能に結合されるバケット11とを有して、ブーム9の矢印A方向への回動やアーム10の矢印B方向への回動により、バケット11がキャビン4よりも低い位置やキャビン4よりも高い位置へ移動できるようになっている。つまり、作業機8はキャビン4よりも低い位置およびキャビン4よりも高い位置のそれぞれで動作可能なものである。
また、バックホウショベル1では、作業機8がキャビン4よりも高い位置や低い位置で動作する様子を、オペレータがキャビン4内から見る必要があるので、キャビン4はその前面に、上下方向に長い長方形状の前窓5を備え、さらにその前面の下部、つまり前窓5の下方に、下窓6を備えている。オペレータは前窓5から作業機8の可動範囲のほとんどを見ることができる。下窓6は、バックホウショベル1に近接しキャビン4よりも低い位置を見るためのものである。
また、図3に示すように、キャビン4は、その上部に前窓5をスライドさせて格納することを可能にする格納手段12を備えている。この格納手段12は、前窓5の右側の窓枠部5bに回転可能に設けられるローラ13,14と、キャビン4の側部に設けられキャビン4の前部から上部へのローラ13,14の移動をガイドするガイド溝15と、キャビン4の上部に形成され、前窓5を格納する格納スペース16とを備えている。なお、図3では格納手段12の右側しか示されていないが、格納手段12は、キャビン4の左側にローラ13,14およびガイド溝15と対になるローラおよびガイド溝を備えている。
図4に示すように、本実施形態は、ワイパアーム20aとワイパブレード20bとが結合してなる第1ワイパ本体20と、この第1ワイパ本体20を駆動する第1電動モータ装置21と、ワイパアーム24aとワイパブレード24bとが結合してなる第2ワイパ本体24と、この第2ワイパ本体24を駆動する第2電動モータ装置25とを備えている。
図5に示すように、第1電動モータ装置21は、第1電動モータ22と、この第1電動モータ22の回転を揺動に変換してワイパアーム20aに伝達する伝動手段23とを備えている。第2電動モータ装置25も第1電動モータ装置21と同様の構成であって、第2電動モータ26と、この第2電動モータ26の回転を揺動に変換してワイパアーム24aに伝達する伝動手段(図示しない)を備えている。
伝動手段23は、一端が第1電動モータ22の出力軸22aに固着される短ロッド23aと、長さ寸法を短ロッド23aより長く形成され、一端が矢印D方向へ揺動可能に支持されてその一端にワイパアーム20aが固定される長ロッド23bと、短ロッド23aの他端および長ロッド23bの他端のそれぞれに両端のそれぞれが相対的に回動可能に結合されるリンク部材23cとから構成されている。この伝動手段23は、第1電動モータ22の出力軸22aの1回転を、第1ワイパ本体20の揺動の1往復に変換するように設定されている。第2ワイパ本体24に対応する伝動手段も同様に、第2電動モータ26の出力軸26aの1回転を、第2ワイパ本体24の揺動の1往復に変換するように設定されている。なお、図5では、第1電動モータ22および短ロッド23aと長ロッド23bとを横に並べて描いてあるが、実際には第1電動モータ22の出力軸22aの軸方向に重なるようにして配置されている。
また、第1ワイパ本体20および第1電動モータ装置21の組合せは、キャビン4の前面の左側部(図2の右側)、例えば前窓5の左側部に設けられていて、第2ワイパ本体24および第2電動モータ装置25の組合せは、キャビン4の前面の右側部(図2の左側)、例えば前窓5の右側部に設けられている。また、第1ワイパ本体20および第1電動モータ装置21と、第2ワイパ本体24および第2電動モータ装置25とは、図2に示すように、キャビン4を正面から見た状態において左右に線対称に位置するように配置されている。
また、図3に示す第2ワイパ本体24および第2電動モータ装置25のように、第1,第2ワイパ本体20,24はキャビン4の外側において窓ガラス5cの面上に配置されていて、第1,第2電動モータ装置21,25はキャビン4の内側において窓ガラス5cの面上に配置されている。なお、同図3に示す前述した格納スペース16は、第1,第2ワイパ本体20,24および第1,第2電動モータ装置21,25を、前窓5とともに格納可能な広さに設定されている。
また、本実施形態は、図4に示すように、第1,第2ワイパ本体20,24が互いに干渉しないように、例えば第1,第2ワイパ本体20,24の一方が初期位置に停止した状態で他方が動作し、他方が初期位置に停止した状態で一方が動作するように第1,第2電動モータ22,26のそれぞれを制御する制御手段を備えている。この制御手段は、制御信号S1,S2を出力するワイパ制御装置27と、制御信号S1に応じて作動し第1電動モータ22に電力W1を供給する第1駆動回路28と、制御信号S2に応じて作動し第2電動モータ26に電力W2を供給する第2駆動回路32と、第1ワイパ本体20が初期位置以外の位置にあることを示す第1位置信号I1を生成する第1位置信号生成手段36と、第2ワイパ本体24が初期位置以外の位置にあることを示す第1位置信号I2を生成する第2位置信号生成手段39と、第1位置信号I1に応じて作動し第2駆動回路32への制御信号S2を遮断する第1信号遮断手段42と、第2位置信号I2に応じて作動し第1駆動回路28への制御信号S1を遮断する第2信号遮断手段45と備えている。
第1駆動回路28は、図6に示すように、制御信号S1を与えられるコイル30と、制御信号S1を与えられたコイル30により駆動されるスイッチ31とを有する第1リレー29を備えていて、第1電動モータ22に駆動電力W1を供給する回路を、制御信号S1に応じて形成するようになっている。また、第2駆動回路32は、制御信号S2を与えられるコイル34と、制御信号S2を与えられたコイル34により駆動されるスイッチ35とを有する第2リレー33を備えていて、第2電動モータ26に駆動電力W2を供給する回路を、制御信号S2に応じて形成するようになっている。
ワイパ制御装置27は、同図6に示すように、自身に電源を投入するためのワイパメインスイッチ27aと、自身と第2駆動回路32とを接続・遮断するワイパ第2スイッチ27bとを備えている。また、このワイパ制御装置27は、マイクロコンピュータ27cを内蔵していて、制御プログラムに従って制御信号S1,S2を出力するようになっている。
前記制御プログラムは、メインワイパスイッチ27aが閉じた状態でワイパ第2スイッチ27bが開いた状態(図6に示す状態)のときに、制御信号S1のみを出力して第1電動モータ22のみの制御を行うための処理手順を定めている。さらに、ワイパメインスイッチ27aとワイパ第2スイッチ27bの両方が閉じた状態のときに、制御信号S1,S2を交互に出力して第1,第2電動モータ22,26の両方の制御を行う処理手順を定めている。
第1位置信号生成手段36は、同図6に示すように、第1電動モータ装置21に内蔵されていて、第1電動モータ22の出力軸22aに固着される前記短ロッド23aに設けられ、この短ロッド23aと一体となって回転する回転接点37と、この回転接点37が接触するC形固定接点38とを備えている。C形固定接点38の開口部38aに回転接点37が位置する状態は、第1ワイパ本体20が初期位置にある状態に対応している。第1ワイパ本体20の初期位置は、図2に示すように前窓5の左側の窓枠部5a(図2の右側)に対して第1ワイパ本体20がほぼ平行になる位置である。なお、図2において2点差線で示したLは、第1ワイパ本体20が前窓5を拭く範囲である。
第2位置信号生成手段39は、図6に示すように、第2電動モータ装置25に内蔵されていて、第2電動モータ26の出力軸26aに固着される短ロッド51に設けられ、この短ロッド51と一体となって回転する回転接点4と、この回転接点4が接触するC形固定接点4とを備えている。C形固定接点4の開口部に回転接点4が位置する状態は、第2ワイパ本体24が初期位置にある状態に対応している。第2ワイパ本体24の初期位置は、前窓5の右側の窓枠部5b(図2の左側)に対して第2ワイパ本体24がほぼ平行になる位置である。なお、図2において2点差線で示したRは、第2ワイパ本体24が前窓5を拭く範囲である。
第1信号遮断手段42は、図6に示すように、ワイパ制御装置27と第2駆動回路32の第2リレー33との間に介在するリレーからなり、第1位置信号生成手段36により生成される第1位置信号I1を与えられるコイル43と、この第1位置信号I1を与えられたコイル43により駆動されるスイッチ44とを有している。第2信号遮断段手段45は、ワイパ制御装置27と第1駆動回路28との間に介在するリレーからなり、第2位置信号生成手段39により生成される第2位置信号I2を与えられるコイル46と、第2位置信号I2を与えられたコイル46により駆動されるスイッチ47とを有している。
なお、図6に示す48は、固定接点49a,49bと可動接点50aとを有し、前窓5が閉じた状態では電源と第1,第2電動モータ22,26とを接続し、前窓5が開いたときに電源と第1,第2電動モータ22,26とを遮断する窓スイッチである。この窓スイッチ48は、固定接点49a,49bを有する固定接点部材50を、例えば図3に示すように前窓5と下窓6を仕切る桟7に設け、可動接点50aを有する可動接点部材50を、前窓5の下部に設けることによって構成されている。
このように構成した本実施形態の動作を、第1,第2ワイパ本体20,24の両方を駆動して前窓5を拭く場合を例に挙げて説明する。
(1)はじめに、第1,第2ワイパ本体20,24が交互に円滑に揺動する場合について説明する。
第1,第2ワイパ本体24の両方を揺動させて前窓5を拭くには、まず、オペレータは前窓5を閉めて窓スイッチ48が閉じた状態にする。そして、ワイパメインスイッチ27aとワイパ第2スイッチ27bとを操作してこれらが閉じた状態にする。ワイパ制御装置27では、ワイパメインスイッチ27aが閉じたことに伴ってマイクロコンピュータ27cが起動し、はじめに図7に点a1で示すように制御信号S1を出力する。
この制御信号S1は、第2信号遮断手段45のスイッチ47のCOM接点47aおよびNC接点47bを介して、第1リレー29のコイル30に与えられる。これに伴い、第1リレー29のスイッチ31は、COM接点31aとNO接点31cとが接続された状態になる。つまり、第1電動モータ22が第1リレー29のCOM接点31aおよびNO接点31cを介して電源に導通し、図7に点b1で示すように第1電動モータ22への電力W1の供給が開始される。これにより、第1電動モータ22の出力軸22aおよび短ロッド23aが回転し始め、これに伴って第位置信号生成手段36の回転接点37が回転し始める。
制御信号S1の出力を開始してから予め設定された時間T1が経過すると、ワイパ制御装置27は図7にc1で示すように制御信号S1の出力を停止する。これに伴い、第1リレー29では、コイル30に制御信号S1が与えられなくなるので、スイッチ31のCOM接点31aがNC接点31bに接続された状態(図6に示す状態)に戻る。
このときまでに第1位置信号生成手段36の回転接点37はC形固定接点38の一端まで移動し、これにより第1リレー29のNC接点31bが、回転接点37およびC形固定接点38を介して電源の負極に接続される。つまり、制御信号S1の出力停止後は、第1リレー29のCOM接点31aおよびNC接点31bと、第1位置信号生成手段36の回転接点37およびC形固定接点38とを介して、第1電動モータ22が電源に導通する。これにより、回転接点37がC形固定接点38の他端から離れるまで、図7に点d1−e1で示すように第1電動モータ22への電力W1の供給が継続される。つまり、第1電動モータ22の出力軸22aの回転が継続されて、電力W1の供給が停止されるまでに略1回転する。
このようにして第1電動モータ22の出力軸22aが略1回転する間、伝動手段23では、出力軸22aの回転が短ロッド23aからリンク部材23cを介して長ロッド23bに伝達され、これにより第1ワイパ本体20が略一往復する。
また、第1位置信号生成手段36では、前述したように回転接点37がC形固定接点38の一端まで移動すると、第1電動モータ22が回転中である旨の信号、すなわち、第1ワイパ本体20が初期位置以外の位置にある旨の第1位置信号I1が生成される。この第1位置信号I1は、回転接点37がC形固定接点38の一端に接触し他端から離れるまでの間、図7に点f1−g1示すように生成され続け、第1信号遮断手段42のコイル43に与えられ続ける。これにより、第1信号遮断手段42のCOM接点4aとNO接点4cとが接続された状態、すなわち、ワイパ制御装置27から第2リレー33のコイル34への制御信号S2を遮断する状態に保持される。つまり、第1ワイパ本体20が初期位置以外の位置にある状態では、第2電動モータ26が作動しない状態に保持される。
図7に示すように第1制御信号S1の出力開始時から予め設定された時間T2が経過すると、図7に点h1で示すようにワイパ制御装置27は第2制御信号S2を出力する。この第2制御信号S2が出力されるまでに、第1位置信号生成手段36の回転接点37はC形固定接点38の他端から離れ、図7に点g1で示すように第1信号遮断手段42のコイル43に第1位置信号I1が与えられなくなって、スイッチ44のCOM接点4aがNC接点4bに接続された状態(図6に示す状態)に戻っている。したがって、制御信号S2は第1信号遮断手段42のスイッチ44を介して第2リレー33のコイル34に与えられ、このコイル34により駆動されたスイッチ35はCOM接点35aとNO接点35とが接続された状態になる。つまり、第2電動モータ26が第2リレー33のCOM接点35aおよびNO接点35cを介して電源に導通し、図7に点i1で示すように第2電動モータ26への電力W2の供給が開始される。これにより、第2電動モータ26の出力軸26aおよび短ロッド51が回転し始め、これに伴って第2位置信号生成手段39の回転接点40が回転し始める。
図7に点j1で示すように制御信号S2の出力開始時から時間T1が経過すると、ワイパ制御装置27は制御信号S2の出力を停止する。このとき、第2リレー33では、コイル34に制御信号S2が与えられなくなるので、スイッチ35のCOM接点35aがNC接点35bに接続された状態(図6に示す状態)に戻る。
このときまでに第2位置信号生成手段39の回転接点4はC形固定接点4の一端まで移動し、第2リレー33のNO接点35cが回転接点37およびC形固定接点38を介して電源の負極に接続される。つまり、制御信号S2の出力停止後は、第2リレー33のCOM接点35aおよびNC接点35bと、第2位置信号生成手段39の回転接点4およびC形固定接点4とを介して、第2電動モータ26が電源に導通する。これにより、図7に点k1−l1で示すように、回転接点4がC形固定接点4の他端から離れるまで、第2電動モータ26への電力W2の供給が継続される。つまり、第2電動モータ26の出力軸26aの回転が継続されて、電力W2の供給が停止するまでに略1回転する。
このようにして第2電動モータ26の出力軸26aが略1回転する間、図示しない伝動手段では、出力軸26aの回転が短ロッド51からリンク部材を介して長ロッドに伝達され、これにより第2ワイパ本体24は略一往復する。
また、第2位置信号生成手段39では、前述したように回転接点4がC形固定接点4の一端まで移動すると、第2電動モータ26が回転中である旨の信号、すなわち、第2ワイパ本体24が初期位置以外の位置にある旨の第2位置信号I2が生成される。この第2位置信号I2は、回転接点4がC形固定接点4の一端に接触し他端から離れるまでの間、図7に点m1−n1で示すように生成され続け、第2信号遮断手段45のコイル46に与えられ続ける。これにより、第2信号遮断手段45のCOM接点47aとNO接点47cとが接続された状態、すなわち、ワイパ制御装置27から第1リレー29のコイル30への制御信号S1を遮断する状態に保持される。つまり、第2ワイパ本体24が初期位置以外の位置にある状態では、第1電動モータ22が作動しない状態に保持される。
そして、制御信号S2の出力開始から時間T2が経過すると、ワイパ制御装置27は再び制御信号S1の出力を開始する。
つまり、第1,第2ワイパ本体20,24が窓ガラス5c上を円滑に揺動できる場合には、ワイパ制御装置27から交互に出力される制御信号S1,S2に応じて、第2ワイパ本体24が初期位置に停止した状態を保持して第1ワイパ本体20で前窓5を拭き、第1ワイパ本体20が初期位置に戻って停止したら、第1ワイパ本体20が停止した状態を保持して第2ワイパ本体24で前窓5を拭き、第2ワイパ本体24が初期位置に戻って停止したら、再び第2ワイパ本体24が初期位置に停止した状態を保持して第1ワイパ本体20で前窓5を拭く、ということが繰り返される。
(2)次に、「(1)」のようにして第1,第2ワイパ本体20,24が交互に揺動している最中に、第2ワイパ本体24が泥等を払拭したことに伴って第2ワイパ本体24の揺動速度が低下した場合について説明する。
第2ワイパ本体24の揺動速度、すなわち、第2電動モータ26の回転速度が低下したとすると、第2ワイパ本体24が初期位置に戻っていない状態で図8に点a2で示すようにワイパ制御装置27から制御信号S1が出力される事態が生じる。このとき、第2位置信号生成手段39では回転接点4がC形固定接点4上にあり、第2位置信号I2により第2信号遮断手段45のCOM接点47aがNO接点47cに接続された状態に保持されているので、図8に点b2で示すように第1電動モータ22への電力W1の供給は開始されず、図8に点c2で示すように第2電動モータ26への電力W2の供給が継続される。
その後、第2ワイパ本体24が泥等を払拭して初期位置に戻ると、つまり、第2位置信
号生成手段39の回転接点4がC形固定接点4の他端から離れると、図8に点d2で示すように第2電動モータ26へ電力W2が供給されなくなり、また、図8に点e2で示すように第2位置信号S2が出力されなくなり、第2信号遮断手段45のCOM接点47aがNC接点47bに接続された状態に戻る。
そして、制御信号S1の出力開始時から時間T2が経過すると、ワイパ制御装置27は図8に点f2で示すように制御信号S2を出力する。これにより、図8に点g2に示すように第2電動モータ26への電力W2の供給が開始され、その後、第2位置信号生成手段39の回転接点4がC形固定接点4の一端まで移動すると、図8に点h2示すように第2位置信号I2が生成される。
つまり、制御信号S1が出力される前までに第2ワイパ本体24が揺動速度の低下によって初期位置に戻らなかった場合には、図7,8の破線部から分かるように、第2信号遮断手段45によって第1駆動回路28への制御信号S1が遮断されて第1ワイパ本体20が初期位置に停止した状態に保持される。なお、制御信号S2が出力される前までに第1ワイパ本体20が揺動速度の低下によって初期位置に戻らなかった場合には、第1信号遮断手段42によって第2駆動回路32への制御信号S2が遮断されて、第2ワイパ本体24が初期位置に停止した状態に保持される。
本実施形態によれば次の効果を得られる。
本実施形態では、第1ワイパ本体20および第1電動モータ装置21の組合せがキャビン4の前面の左側部に設けられ、第2ワイパ本体24および第2電動モータ装置25の組合せがキャビン4の前面の右側部に設けられるので、図2に範囲Lで示すように第1ワイパ本体20によって前窓5の左上部を拭くことができ、図2に範囲Rで示すように第2ワイパ本体24によって前窓5の右上部を拭くことができる。つまり、前窓5の左上部および右上部の両方を拭くことができる。この結果、バックホウショベル1のキャビン4に備えられる前窓5の左上部および右上部からの視界の確保に貢献できる。
また、本実施形態では、制御手段によって第1,第2ワイパ本体20,24が互いに干渉しないように第1,第2電動モータ22,26を制御するので、第1,第2ワイパ本体20,24が窓拭きを円滑に行うことができ、また、第1,第2ワイパ本体20,24同士の接触に起因する動作の異常や損傷の発生を防止できる。
また、本実施形態では、第1,第2ワイパ本体20,24の一方が初期位置に停止した状態で他方が動作し、他方が初期位置に停止した状態で一方が動作するように、第1,第2電動モータ22,26のそれぞれを制御するようにした。これにより、第1,第2ワイパ本体20,24が両方とも動作している状態で互いに干渉しないように第1,第2電動モータ22,26のそれぞれを制御する場合よりも簡単に、第1,第2ワイパ本体20,24の相互の干渉を防止することができる。
また、本実施形態では、第1ワイパ本体20が初期位置以外の位置にあるとき、第1位置信号生成手段36が生成した第1位置信号I1に応じて第1信号遮断手段42が作動し、第2電動モータ26を作動させる制御信号S2が遮断される状態になる。また、第2ワイパ本体24が初期位置以外の位置にあるとき、第2位置信号生成手段39が生成した第2位置信号I2に応じて第2信号遮断手段45が作動し、第1電動モータ22を作動させる制御信号S1が遮断される状態になる。これらにより、第1,第2ワイパ本体20,24の一方の動作中に他方を初期位置に確実に停止させておくことができ、他方の動作中に一方を初期位置に確実に停止させておくことができる。つまり、第1,第2ワイパ本体20,24同士の干渉を確実に防止することができる。
また、本実施形態は、キャビン4よりも低い位置およびキャビン4よりも高い位置のそれぞれで動作可能な作業機8を備えるバックホウショベル1に設けられるので、バックホウショベル1のキャビン4の前窓5からの視界の確保に貢献できる。
また、本実施形態では、前窓5をスライドさせて上部に格納することが可能なキャビン4の前窓5に、第1,第2ワイパ本体24および第1,第2電動モータ装置21,25が設けられているので、第1,第2ワイパ本体20,24および第1,第2電動モータ装置21,25を、前窓5とともにキャビン4の上部に格納することができる。
なお、本実施形態では、ワイパ本体、電動モータおよび伝動手段を設けるキャビンの前面の左右両側部の一例として、前窓5の左右両側部を例に挙げたが、本発明は前窓5の左右両側部に限るものではなく、キャビン4の本体の左右両側部でもよい。
また、本実施形態では、第1,第2電動モータ22,26の制御手段を、第1,第2ワイパ本体20,24の一方が初期位置に停止した状態で他方が動作し、他方が初期位置に停止した状態で一方が動作するように、第1,第2電動モータ22,26のそれぞれを制御するものとしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、第1電動モータ22の出力軸22aの回転角度を検出する回転角度検出器と、第2電動モータ26の出力軸26aの回転角度を検出する回転角度検出器と、これらの回転角度検出手段よる検出値から第1,第2ワイパ本体20,24が互いに干渉しない第1,第2電動モータ22,26のそれぞれの回転速度を演算する演算装置とを含む制御手段によって、第1,第2ワイパ本体20,24が両方とも動作している状態で互いに干渉しないように第1,第2電動モータ22,26を制御するようにしてもよい。
また、本実施形態では、キャビンよりも低い位置およびキャビンよりも高い位置のそれぞれで動作可能な作業機を備える作業機械の一例として、クローラ式のバックホウショベル1を例に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、バックホウショベル、クレーン、ローディングショベル、ホイルローダ等に適用してもよい。また、バックホウショベル1のバケット11を破砕具に替えた自動車解体等のための作業機械に適用してもよい。また、作業機械の走行方式はクローラ式でもホイール式でもよい。
本発明の作業機械のワイパ装置の最良の実施形態が適用されるバックホウショベルを示す側面図である。 図1に示すバックホウショベルの作業機を取外した状態を示す正面図である。 図2のIII−III切断線の位置で切断したキャビンを示す断面図である。 本発明の作業機械のワイパ装置の最良の実施形態の構成を示すブロック図である。 図1に示す電動モータ装置に備えられる伝動手段を示す図である。 図4に示す実施形態に備えられる電気回路を示す図である。 図4に示される実施形態に備えられる第1,第2ワイパ本体が交互に円滑に動作する際の、図6に示す電気回路の動作の流れを示す図である。 図4に示す第1,第2ワイパ本体が交互を駆動している最中に第2ワイパ本体の揺動速度が低下した場合の、図6に示す電気回路の動作の流れの一例を示す図である。
1 バックホウショベル
4 キャビン
5 前窓
8 作業機
12 格納手段
20 第1ワイパ本体
21 第1電動モータ装置
22 第1電動モータ
23 伝動手段
24 第2ワイパ本体
25 第2電動モータ装置
26 第2電動モータ
27 ワイパ制御装置
28 第1駆動回路
32 第2駆動回路
36 第1位置信号生成手段
39 第2位置信号生成手段
42 第1信号遮断手段
45 第2信号遮断手段

Claims (4)

  1. キャビンの前面の前窓を拭くワイパ本体と、このワイパ本体の動力源となる電動モータと、この電動モータの動力を前記ワイパ本体に伝達する伝動手段とを備える作業機械のワイパ装置において、
    前記ワイパ本体、前記電動モータおよび前記伝動手段の組合せが、前記キャビンの前記前面の左右両側部のそれぞれに設けられ
    前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記ワイパ本体が互いに干渉しないように、前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記電動モータのそれぞれを制御する制御手段を備え、
    前記電動モータには、前記制御手段により生成される制御信号に応じて駆動電力が供給され、
    前記制御手段は、
    前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記ワイパ本体のうち一方のワイパ本体が初期位置に停止した状態で他方のワイパ本体が動作し、前記他方のワイパ本体が初期位置に停止した状態で前記一方のワイパ本体が動作するように、前記左右両側部のそれぞれに設けられた前記電動モータのそれぞれに対する前記制御信号を予め設定された時間間隔で交互に生成するとともに、
    前記一方のワイパ本体が動作中で初期位置に停止する前に、初期位置に停止した前記他方のワイパ本体を駆動する電動モータに対する制御信号を生成したときには、前記一方のワイパ本体の動作が継続されて前記他方のワイパ本体が停止した状態に保持されるように前記左右両側部のそれぞれに設けられた電動モータを制御し、
    前記他方のワイパ本体が動作中で初期位置に停止する前に、初期位置に停止した前記一方のワイパ本体を駆動する電動モータに対する制御信号を生成したときには、前記他方のワイパ本体の動作が継続されて前記一方のワイパ本体が停止した状態に保持されるように前記左右両側部のそれぞれに設けられた電動モータを制御する
    ことを特徴とする作業機械のワイパ装置。
  2. 請求項1記載の発明において、
    前記制御手段が、
    前記左側部に設けられる前記電動モータに駆動電力を供給する回路を、制御信号に応じて形成する第1駆動回路と、
    前記右側部に設けられる前記電動モータに駆動電力を供給する回路を、制御信号に応じて形成する第2駆動回路と、
    前記左側部に設けられる前記ワイパ本体が初期位置以外の位置にあることを示す第1位置信号を生成する第1位置信号生成手段と、
    前記右側部に設けられる前記ワイパ本体が初期位置以外の位置にあることを示す第2位置信号を生成する第2位置信号生成手段と、
    前記第1位置信号生成手段により生成される前記第1位置信号に応じて作動し、前記第2駆動回路への制御信号を遮断する第1信号遮断手段と、
    前記第2位置信号生成手段により生成される前記第2位置信号に応じて作動し、前記第1駆動回路への制御信号を遮断する第2信号遮断手段と
    を備えることを特徴とする作業機械のワイパ装置。
  3. 請求項1または2記載の発明において、
    前記キャビンよりも低い位置および前記キャビンよりも高い位置のそれぞれで動作可能な作業機を備える作業機械に設けられる
    ことを特徴とする作業機械のワイパ装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の発明において、
    キャビンの上部に前記前窓をスライドさせて格納することが可能な作業機械の、前記前窓に設けられる
    ことを特徴とする作業機械のワイパ装置。
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