JP4905424B2 - 油圧装置および建設機械 - Google Patents

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Description

本発明は、油圧装置に関し、また、例えば、油圧ショベル、クレーン、ブルドーザ、杭打ち機などの建設機械に関する。
従来、電気-油圧ハイブリッドショベルとしては、パラレル方式ものとシリーズ方式ものが知られている。
パラレル方式の油圧装置は、エンジンと油圧ポンプとの間に設置された発電機兼電動機を備える。この発電機兼電動機は、エンジンおよび油圧ポンプに同軸に直結されて、エンジンの負荷が低いときには発電機とし使われ、発電された電気が蓄電される。そして、上記エンジンの負荷が高くなると、発電機兼電動機は、エンジンの低負荷時に蓄電された電気を使って油圧ポンプを電動機駆動し、エンジンをアシストする。
シリーズ方式の油圧装置では、発電機がエンジンに直結されており、エンジンの動力は全て発電機の発電に使用される。そして、上記発電機が発電した電気を用いて、油圧ポンプに直結された電動機を駆動する。
このようなシリーズ方式の油圧装置の一つが、特開2003−155760号公報(特許文献1)に記載されている。この油圧装置は、油圧ポンプと、この油圧ポンプを駆動する電動機との組を複数備え、発電機が発電した電気で全電動機を駆動する。
ところで、上記特許文献1の油圧装置においては、複数の電動機のうち、使われていない電動機を止めておけば、無駄に消費されるエネルギを低減できるが、アクチュエータの動力を回生する機能がない。
したがって、上記特許文献1の油圧装置は、エネルギを無駄に捨てており、省エネルギ効果が低いという問題がある。
特開2003−155760号公報
そこで、本発明の課題は、油圧アクチュエータの動力を回生して、省エネルギ効果を高めることができる油圧装置を提供することにある。
また、本発明の他の課題は、そのような油圧装置を備えた建設機械を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の油圧装置は、
油圧ポンプと、
上記油圧ポンプを駆動する電動機と、
上記油圧ポンプが吐出した作動油によって駆動されるアクチュエータと、
上記アクチュエータの動力を回生する回生装置と、
上記回生装置が回生した電力を蓄える蓄電装置と、
上記油圧ポンプの作動状態に基づいて、上記回生装置を制御する制御装置と
を備え
上記制御装置は、
上記油圧ポンプが作動しているか否かを判定する作動判定手段と、
上記作動判定手段が、上記油圧ポンプが作動していないと判定したときに、上記回生装置に上記アクチュエータの動力を回生させる第1回生制御手段と
を有し、
上記第1回生制御手段は、上記アクチュエータから出た作動油を上記油圧ポンプに送って、上記電動機を発電機として機能させることを特徴としている。
上記構成の油圧装置によれば、上記油圧ポンプは電動機で駆動されて作動油を吐出する。この作動油によってアクチュエータが駆動される。このとき、上記制御装置は、油圧ポンプの作動状態に基づいて、回生装置を制御する。例えば、上記制御装置は、油圧ポンプが待機状態だと判断すると、アクチュエータの動力を回生装置で回生する。
したがって、上記回生装置が回生した電力を蓄電装置に蓄えることにより、アクチュエータの動力が無駄にならず、省エネルギ効果を高めることができる。
また、上記作動判定手段によって油圧ポンプが作動していないと判定されたときに、第1回生制御手段が回生装置にアクチュエータの動力を回生させるので、アクチュエータの動力の回生に油圧ポンプを利用できる。
一実施形態の油圧装置では、
上記制御装置は、
上記蓄電装置に電力を蓄えることが可能か否かを判定する蓄電判定手段と、
上記蓄電判定手段が、上記蓄電装置に電力を蓄えることが可能であると判定したときに、上記回生装置に上記アクチュエータの動力を回生させる第2回生制御手段と
を有する。
上記実施形態の油圧装置によれば、上記蓄電判定手段によって蓄電装置に電力を蓄えることが可能であると判定されたときに、第2回生制御手段が回生装置にアクチュエータの動力を回生させるので、その回生した電力を蓄電装置に確実に蓄えることができる。
一実施形態の油圧装置では、
上記回生装置は、上記アクチュエータから上記電動機に作動油が流れるようにするための切替弁を含んでいる。
上記実施形態の油圧装置によれば、上記回生装置が、アクチュエータから電動機に作動油が流れるようにするための切替弁を含んでいるので、アクチュエータから電動機に作動油を送って、電動機で電気を発電することができる。
したがって、上記アクチュエータの動力を電気エネルギにして蓄電装置に蓄えることにより、必要時に、その電気エネルギを使って省エネルギ効果を得ることができる。
本発明の建設機械は、
旋回体と、
上記旋回体に鉛直方向に回動可能に取り付けられた作業アームと、
本発明の油圧装置と
を備え、
上記油圧装置の上記回生装置は、上記作業アームが自重で鉛直方向の下側に回動した際に、上記アクチュエータから出た作動油で上記電動機を駆動することを特徴としている。
上記構成の建設機械によれば、上記油圧装置の回生装置が、作業アームが自重で鉛直方向の下側に回動した際に、アクチュエータから出た作動油で電動機を駆動するので、発電することができる。
したがって、上記アクチュエータの動力を電気エネルギにして蓄電装置に蓄えることにより、必要時に、その電気エネルギを使って省エネルギ効果を得ることができる。
本発明の油圧装置によれば、油圧ポンプの作動状態に基づいて、回生装置を制御する制御装置を備えることによって、油圧ポンプが作動していないときに、アクチュエータの動力を回生装置に回生させて、省エネルギ効果を高めることができる。
本発明の建設機械によれば、油圧装置の回生装置が、作業アームが自重で鉛直方向の下側に回動した際に、アクチュエータから出た作動油で電動機を駆動することによって、アクチュエータの動力を電動機で電気エネルギにし、その電気エネルギを蓄電装置に蓄えることができるので、必要時に、その電気エネルギを使って省エネルギ効果を得ることができる。
以下、本発明の油圧装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態のハイブリッドショベル1の概略斜視図である。
上記ハイブリッドショベル1は、下部走行体2と、この下部走行体2上に旋回可能に搭載された上部旋回体3と、この上部旋回体3に取り付けられ、掘削作業等を行う掘削作業機4とを備えている。また、上記下部走行体2および上部旋回体3は、ハイブリッドショベル1の車両本体を構成している。なお、上記上部旋回体3は旋回体の一例であり、掘削作業機4は作業アームの一例である。また、以下の説明では、特に断らない限り「前側」、「後側」、「左側」および「右側」はそれぞれ下部走行体2を基準として前側、後側、左側および右側を意味する。
上記下部走行体2には、走行用のクローラ5と、整地作業等を行うためのブレード6とが設けられている。そして、上記下部走行体2には、クローラ5を駆動するための走行用油圧モータ15と、ブレード6を駆動するためのブレードシリンダ16とが設けられている。なお、上記油圧モータ15およびブレードシリンダ16はアクチュエータの一例である。
上記上部旋回体3は、下部走行体2に対して旋回するための旋回電動機13を有している。また、上記上部旋回体3にはオペレータキャビン7が設けられている。このオペレータキャビン7の後側には、作動油が入ったタンク8を設置している。また、上記オペレータキャビン7の右側にはマシンキャブ9を設置している。なお、図示しないが、旋回電動機13の駆動軸の先端部にはピニオンギアが取り付けられており、このピニオンギアと、下部走行体に固定された内歯式単列形のリングギアとが互いに歯合している。
上記掘削作業機4は、基端部が上部旋回体3に鉛直方向に回動可能に連結されるブーム10と、このブーム10の先端部に回動可能に連結されるアーム11と、このアーム11の先端部に回動可能に連結されるバケット12とを有している。そして、上記掘削作業機4には、ブーム10を駆動するためのブームシリンダ17と、アーム11を駆動するためのアームシリンダ18と、バケット12を駆動するためのバケットシリンダ19とが設けられている。なお、上記ブームシリンダ17、アームシリンダ18およびバケットシリンダ19はアクチュエータの一例である。
上記ブームシリンダ17は、一端が上部旋回体3に回動可能に支持され、他端であるロッド17aの先端がブーム10の基端部寄りに回動可能に連結されており、伸縮によりブーム10を基端部を中心に回動(起伏)させる。
上記アームシリンダ18は、一端がブーム10の上面に回動可能に支持され、他端であるロッド18aの先端がアーム11に回動可能に連結されており、伸縮によりアーム11をブーム10との連結軸を中心に回動させる。
上記バケットシリンダ19は、一端がアーム11の前面に回動可能に支持され、他端であるロッド19aの先端がバケット12に回動可能に連結されており、伸縮によりバケット12をアーム11との連結軸を中心に回動させる。
図2は、上記ハイブリッドショベル1の要部の構成を示す模式図である。
上記ハイブリッドショベル1は、エンジン20と、このエンジン20で駆動される発電機21と、この発電機21が発電した電気を蓄えるバッテリ22と、油圧装置23とを備えている。なお、上記バッテリ22は蓄電装置の一例である。
上記油圧装置23は、車両コントローラ24、第1ユニット25、第2ユニット26、第3ユニット27、回生装置28およびマルチ弁29を有している。なお、上記車両コントローラ24が制御装置の一例である。
上記第1ユニット25は、第1操作レバー30からの操作信号を受ける第1インバータ31と、この第1インバータ31によって調整された電流が供給される可変速の第1電動機32と、この第1電動機32によって駆動される可変容量の第1油圧ポンプ33とを含んでいる。
上記第1操作レバー30は、オペレータキャビン7内に設けられている。オペレータは、ブーム10およびバケット12を駆動させたりする際に、第1操作レバー30を操作する。
上記第2ユニット26は、第2操作レバー34からの操作信号を受ける第2インバータ35と、この第2インバータ35によって調整された電流が供給される可変速の第2電動機36と、この第2電動機36によって駆動される可変容量の第2油圧ポンプ37とを含んでいる。
上記第2操作レバー34は、オペレータキャビン7内に設けられている。オペレータは、アーム11を駆動させる際に、第2操作レバー34を操作する。
上記第3ユニット27は、第3操作レバー38からの操作信号を受ける第3インバータ39と、この第3インバータ39によって調整された電流が供給される可変速の電動機兼発電機40と、この電動機兼発電機40によって駆動される固定容量の第3油圧ポンプ41とを含んでいる。また、上記電動機兼発電機40が発電した電気はバッテリ22に蓄えられる。
上記第3操作レバー38は、オペレータキャビン7内に設けられている。オペレータはブレード6を駆動させる際に、その第3操作レバー38を操作する。
上記車両コントローラ24は、第1インバータ31、第2インバータ35および第3インバータ39に接続されており、第1インバータ31、第2インバータ35および第3インバータ39の作動状態を検出することができる。そして、上記車両コントローラ24は、第1インバータ31、第2インバータ35および第3インバータ39の作動状態に基づいて、第1油圧ポンプ33、第2油圧ポンプ37および第3油圧ポンプ41が作動しているか否かを判定できる。
上記マルチ弁29は、走行操作用バルブ42、ブレード操作用バルブ43、ブームシリンダ操作用バルブ44、アーム操作用バルブ45、バケット操作用バルブ46を含んでいる。これらのバルブは、それぞれ、車両コントローラ24によって開閉制御される。例えば、上記ブームシリンダ操作用バルブ44が開くと、第1油圧ポンプ33が吐出した作動油が、ブームシリンダ操作用バルブ44を通ってブームシリンダ17へ向かう。また、上記アーム操作用バルブ45が開くと、第2油圧ポンプ37が吐出した作動油が、アーム操作用バルブ45を通ってアームシリンダ18へ向かう。
また、上記マルチ弁29と第3油圧ポンプ41との間には第1切替弁47が設置されている。この第1切替弁47の切り替えにより、第3油圧ポンプ41からマルチ弁29へ作動油を流したり、マルチ弁29から第3油圧ポンプ41へ作動油を流したりすることができる。つまり、上記第1切替弁47は、第3油圧ポンプ41とマルチ弁29との間の作動油の流れを切り替えることができる。なお、上記第1切替弁47は切替弁の一例である。
図3は上記油圧装置23の要部の油圧回路図である。なお、図3において一部の構成部の図示を省略している。
上記油圧装置23は、上述した第1切替弁47と、ブームシリンダ17とブームシリンダ操作用バルブ44との間に設置された第2切替弁48と、車両コントローラ24から制御信号を受ける回生発電用電磁弁49とを備えている。なお、上記第2切替弁48は切替弁の一例である。
上記ブームシリンダ操作用バルブ44は、第1操作レバー30の操作によるパイロット圧を受けて、ポジションが切り替わる。より詳しくは、上記ブームシリンダ操作用バルブ44のポジションが待機位置S0であると、第1油圧ポンプ33から吐出された作動油は、ブームシリンダ17に向かわず、タンク8内に戻る。そして、上記ブームシリンダ操作用バルブ44のポジションがブーム上げ位置S1になると、第1油圧ポンプ33からブームシリンダ17に作動油が供給され、ブーム10が鉛直方向の上側に向かって回動する。一方、上記ブームシリンダ操作用バルブ44のポジションがブーム下げ位置S2になると、第1油圧ポンプ33からブームシリンダ17に作動油が供給され、ブーム10が鉛直方向の下側に向かって回動する。このとき、上記作動油の流れは、ブームシリンダ操作用バルブ44のポジションがブーム上げ位置S1にあるときの作動油の流れと逆になる。
上記回生発電用電磁弁49は、ブーム10の作動中、ポジションが通常運転位置S11となるように車両コントローラ24に制御される。そして、上記回生発電用電磁弁49は、ブーム10の動力を回生する際、ポジションが回生運転位置S12となるように制御される。上記回生発電用電磁弁49のポジションが回生運転位置S12になると、パイロット圧が第1切替弁47および第2切替弁48にかかり、第1切替弁47のポジションが通常運転位置S21から回生運転位置S22に切り替わると共に、第2切替弁48のポジションが通常運転位置S31から回生運転位置S32に切り替わる。その結果、上記ブームシリンダ17を出た作動油は、第2切替弁48、回生ライン50、第1切替弁47、第3油圧ポンプ41を順次流れてタンク8に戻る。このとき、上記電動機兼発電機40が発電機として機能し、電動機兼発電機40で発生した電気がバッテリ22に蓄えられる。
以下、図4のフローチャートを用いて、車両コントローラ24が行う回生発電制御について説明する。
まず、ステップS1で、オペレータがブーム10の下げ操作を行っているか否かを判定する。このステップS1で、オペレータがブーム10の下げ操作を行っていると判定された場合は、次のステップS2に進む。一方、上記ステップS1で、オペレータがブーム10の下げ操作を行っていると判定されなかった場合は、ステップS5に進む。
上記ステップS5に進んだ場合は、回生発電用電磁弁49をOFFにし、油圧装置23の油圧回路を通常回路にする。つまり、上記回生発電用電磁弁49のポジションを通常運転位置S11にし、ブームシリンダ17から出た作動油がブームシリンダ操作用バルブ44へ向かって流れるようにする。
ここで、上記ブーム10の下げ操作とは、ブーム10を鉛直方向の下側へ回動させる操作のことである。また、上記ブーム10の下げ操作が行われているか否かは、第1操作レバー30から出る操作信号に基づいて判定される。
次に、ステップS2で、第3ユニット27の第3油圧ポンプ41が作動しているか否かを判定する。このステップS2で、第3ユニット27の第3油圧ポンプ41が作動していないと判定された場合は、次のステップS3に進む。一方、上記ステップS2で、第3ユニット27の第3油圧ポンプ41が作動していると判定された場合は、上述したステップS5に進む。
次に、ステップS3で、バッテリ22に空きはあるか否かを判定する。このステップS3で、バッテリ22に空きはあると判定された場合は、次のステップS4に進む。一方、ステップS3で、バッテリ22に空きはないと判定された場合は、上述したステップS5に進む。
最後に、ステップS4で、回生発電用電磁弁49をONにし、第3ユニット27で回生発電する。つまり、上記回生発電用電磁弁49のポジションを回生運転位置S12にして、ブームシリンダ17を出た作動油を第3油圧ポンプ41へ流して、電動機兼発電機40を発電機として機能させる。
このような回生発電制御を行うことによって、ブーム10が自重で鉛直方向の下側に駆動している際、回生装置28はブームシリンダ17の動力を回生し、その回生された電力がバッテリ22に蓄えられる。
したがって、上記ブームシリンダ17の動力が無駄にならず、必要時に、バッテリ22の電力を用いて、省エネルギ効果を高めることができる。
また、上記ステップS2で、第3油圧ポンプ41が作動していないと判定されたときに、ブームシリンダ17の動力の回生が行われるので、その回生に第3油圧ポンプ41を利用できる。
また、上記ステップS3で、バッテリ22に空きがあると判定されたときに、ブームシリンダ17の動力の回生が行われる、つまり、バッテリ22に空きがなければ、ブームシリンダ17の動力の回生が行われない。
したがって、上記ブームシリンダ17の動力の回生で得た電力をバッテリ22に確実に蓄えることができる。
上記実施の形態においては、ステップS2によって作動判定手段の一例を構成し、ステップS3によって蓄電判定手段の一例を構成し、ステップS4によって第1,第2回生制御手段の一例を構成するものである。
上記実施の形態では、ブームシリンダ17の動力を回生するようにしていたが、例えば、アームシリンダ18またはバケット12などの動力を回生するようにしてもよい。
上記実施の形態では、ステップS2で、第3油圧ポンプ41が作動していないと判定され、そして、ステップS3で、バッテリ22に空きがあると判定されたときに、ブームシリンダ17の動力の回生を行っていたが、ステップS2で、第3油圧ポンプ41が作動していないと判定されれば、その判定の次に、ブームシリンダ17の動力の回生を行ってもよい。すなわち、ステップS3のバッテリ22の空き判定を省略してもよい。
上記実施の形態では、本発明の一実施の形態の油圧装置23をハイブリッドショベルに適用した一例について説明したが、本発明の油圧装置を、例えば、ハイブリッドクレーン、ハイブリッドブルドーザ、ハイブリッド杭打ち機などに適用してもよい。
図1は本発明の一実施の形態のハイブリッドショベルの概略斜視図である。 図2は上記ハイブリッドショベルの要部の構成を示す模式図である。 図3は本発明の一実施の形態の油圧装置の要部の油圧回路図である。 図4は上記油圧装置の回生発電制御のフローチャートである。
1 ハイブリッドショベル
3 上部旋回体
4 掘削作業機
15 油圧モータ
16 ブレードシリンダ
17 ブームシリンダ
18 アームシリンダ
19 バケットシリンダ
22 バッテリ
23 油圧装置
24 車両コントローラ
28 回生装置
40 電動機兼発電機
41 第3油圧ポンプ
47 第1切替弁
48 第2切替弁

Claims (4)

  1. 油圧ポンプ(33,37,41)と、
    上記油圧ポンプ(33,37,41)を駆動する電動機(32,36,40)と、
    上記油圧ポンプ(33,37,41)が吐出した作動油によって駆動されるアクチュエータ(15,16,17,18,19)と、
    上記アクチュエータ(17)の動力を回生する回生装置(28)と、
    上記回生装置(28)が回生した電力を蓄える蓄電装置(22)と、
    上記油圧ポンプ(41)の作動状態に基づいて、上記回生装置(28)を制御する制御装置(24)と
    を備え
    上記制御装置(24)は、
    上記油圧ポンプ(41)が作動しているか否かを判定する作動判定手段(S2)と、
    上記作動判定手段(S2)が、上記油圧ポンプ(41)が作動していないと判定したときに、上記回生装置(28)に上記アクチュエータ(17)の動力を回生させる第1回生制御手段(S4)と
    を有し、
    上記第1回生制御手段(S4)は、上記アクチュエータ(17)から出た作動油を上記油圧ポンプ(41)に送って、上記電動機を発電機として機能させることを特徴とする油圧装置。
  2. 請求項1に記載の油圧装置において、
    上記制御装置(24)は、
    上記蓄電装置(22)に電力を蓄えることが可能か否かを判定する蓄電判定手段(S3)と、
    上記蓄電判定手段(S3)が、上記蓄電装置(22)に電力を蓄えることが可能であると判定したときに、上記回生装置(28)に上記アクチュエータ(17)の動力を回生させる第2回生制御手段(S4)と
    を有することを特徴とする油圧装置。
  3. 請求項1または2に記載の油圧装置において、
    上記回生装置(28)は、上記アクチュエータ(17)から上記油圧ポンプ(4)に作動油が流れるようにするための切替弁(47,48)を含んでいることを特徴とする油圧装置。
  4. 旋回体(3)と、
    上記旋回体(3)に鉛直方向に回動可能に取り付けられた作業アーム(4)と、
    請求項1からまでのいずれか一項に記載の油圧装置(23)と
    を備え、
    上記油圧装置(23)の上記回生装置(28)は、上記作業アーム(4)が自重で鉛直方向の下側に回動した際に、上記アクチュエータ(17)から出た作動油で駆動した上記油圧ポンプ(41)で上記電動機(40)を駆動することを特徴とする建設機械。
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