JP2000045955A - 油圧装置 - Google Patents
油圧装置Info
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- JP2000045955A JP2000045955A JP10217883A JP21788398A JP2000045955A JP 2000045955 A JP2000045955 A JP 2000045955A JP 10217883 A JP10217883 A JP 10217883A JP 21788398 A JP21788398 A JP 21788398A JP 2000045955 A JP2000045955 A JP 2000045955A
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- hydraulic pump
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- actuator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 油圧ポンプの損失を極力少なくすると共に、
アクチュエータを最適速度で使用でき、また起動時のエ
ンジンの負担の軽減を図ることができるようにする。 【解決手段】 エンジン4で油圧ポンプ3を駆動し、油
圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエータ1に作動油を
供給するようにした油圧装置において、前記油圧ポンプ
3を駆動する電動モータ8が設けられ、エンジン4によ
る油圧ポンプ3の駆動と電動モータ8による油圧ポンプ
3の駆動とを切り換えるようにする。また、アクチュエ
ータ1に作動油を供給する補助ポンプが設けられ、補助
ポンプを駆動する電動モータが設けられている。
アクチュエータを最適速度で使用でき、また起動時のエ
ンジンの負担の軽減を図ることができるようにする。 【解決手段】 エンジン4で油圧ポンプ3を駆動し、油
圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエータ1に作動油を
供給するようにした油圧装置において、前記油圧ポンプ
3を駆動する電動モータ8が設けられ、エンジン4によ
る油圧ポンプ3の駆動と電動モータ8による油圧ポンプ
3の駆動とを切り換えるようにする。また、アクチュエ
ータ1に作動油を供給する補助ポンプが設けられ、補助
ポンプを駆動する電動モータが設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等の農業
機械又はバックホー等の建機その他の油圧装置に関す
る。
機械又はバックホー等の建機その他の油圧装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばトラクタ等の農業機械の油圧装置
には、ギヤー式の油圧ポンプをディーゼルエンジンに直
結して、エンジンで油圧ポンプを直接駆動し、油圧ポン
プでアクチュエータに油圧を供給するようにしたものが
ある。しかし、従来の場合、油圧ポンプの吐出油を利用
していないときでも油圧ポンプは損失を生じ、その損失
は流量に比例するため、油圧ポンプについてエンジンの
定格回転数でアクチュエータが最適速度となるポンプサ
イズ(容量)を選定すると、油圧を利用しないときは損
失が大きくなる。また、回転数の低い範囲で油圧ポンプ
を使用すると、アクチュエータの速度が遅くなって使い
ずらくなる。また油圧ポンプを常時エンジンにより駆動
すると、損失が大になるし、エンジンの起動時にエンジ
ンの負担が大きくなるという問題があった。
には、ギヤー式の油圧ポンプをディーゼルエンジンに直
結して、エンジンで油圧ポンプを直接駆動し、油圧ポン
プでアクチュエータに油圧を供給するようにしたものが
ある。しかし、従来の場合、油圧ポンプの吐出油を利用
していないときでも油圧ポンプは損失を生じ、その損失
は流量に比例するため、油圧ポンプについてエンジンの
定格回転数でアクチュエータが最適速度となるポンプサ
イズ(容量)を選定すると、油圧を利用しないときは損
失が大きくなる。また、回転数の低い範囲で油圧ポンプ
を使用すると、アクチュエータの速度が遅くなって使い
ずらくなる。また油圧ポンプを常時エンジンにより駆動
すると、損失が大になるし、エンジンの起動時にエンジ
ンの負担が大きくなるという問題があった。
【0003】また、昨今では農用トラクタ等のパワステ
アリング装着率が高まっており、パワステアリングの油
圧系もギヤー式の油圧ポンプから取り出している。しか
し、パワステアリングは、他の作業と違いエンジン回転
が低い(アイドリング等)状態で使用される場合が多い
が、この場合、エンジン回転が低い時にパワステアリン
グを操作使用とすると、ポンプの流量が不足する。ま
た、エンジンの低回転にポンプの流量を合わせると、エ
ンジンの高回転時に必要以上の流量が発生するという相
反する問題がある。また、可変流量型ポンプは、ポンプ
本体が高価になり、可変操作のアクチュエータも必要に
なる。さらに、電動モータ駆動式ポンプの場合、トラク
タ等で必要とする流量、圧力から見ると、12ボルト時
に数百アンペアも必要となり、発電機コスト、ハーネス
コスト等現状にあわない(パワステアリングを完全連動
化することも同様に現状にあわない)という問題があ
る。
アリング装着率が高まっており、パワステアリングの油
圧系もギヤー式の油圧ポンプから取り出している。しか
し、パワステアリングは、他の作業と違いエンジン回転
が低い(アイドリング等)状態で使用される場合が多い
が、この場合、エンジン回転が低い時にパワステアリン
グを操作使用とすると、ポンプの流量が不足する。ま
た、エンジンの低回転にポンプの流量を合わせると、エ
ンジンの高回転時に必要以上の流量が発生するという相
反する問題がある。また、可変流量型ポンプは、ポンプ
本体が高価になり、可変操作のアクチュエータも必要に
なる。さらに、電動モータ駆動式ポンプの場合、トラク
タ等で必要とする流量、圧力から見ると、12ボルト時
に数百アンペアも必要となり、発電機コスト、ハーネス
コスト等現状にあわない(パワステアリングを完全連動
化することも同様に現状にあわない)という問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、油圧ポンプの
損失を極力少なくすると共に、アクチュエータを最適速
度で使用でき、また起動時のエンジンの負担の軽減を図
ることができるようにしたものである。また、パワステ
アリングを装着した油圧装置については、エンジンの低
回転時において流量の不足を補うことでき、しかも油圧
ポンプの小型化と省エネを達成できるようにしたもので
ある。
損失を極力少なくすると共に、アクチュエータを最適速
度で使用でき、また起動時のエンジンの負担の軽減を図
ることができるようにしたものである。また、パワステ
アリングを装着した油圧装置については、エンジンの低
回転時において流量の不足を補うことでき、しかも油圧
ポンプの小型化と省エネを達成できるようにしたもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、エンジン4で油圧ポン
プ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエ
ータ1に作動油を供給するようにした油圧装置におい
て、前記油圧ポンプ3を駆動する電動モータ8が設けら
れ、エンジン4による油圧ポンプ3の駆動と電動モータ
8による油圧ポンプ3の駆動とを切り換えるようにした
点にある。
るための本発明の技術的手段は、エンジン4で油圧ポン
プ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエ
ータ1に作動油を供給するようにした油圧装置におい
て、前記油圧ポンプ3を駆動する電動モータ8が設けら
れ、エンジン4による油圧ポンプ3の駆動と電動モータ
8による油圧ポンプ3の駆動とを切り換えるようにした
点にある。
【0006】従って、アクチュエータ1を低速で動作さ
せるときは、油圧ポンプ3をエンジン4で運転して省エ
ネ運転できる。エンジン4による油圧モータ8の駆動で
は、アクチュエータ1が設定速度に達しない場合は、電
動モータ8の運転によって、アクチュエータ1の最適速
度を得ることができる。また、使用条件(気象条件や油
圧ポンプ3の特性)が変化しても、アクチュエータ1の
速度を最適速度にできる。
せるときは、油圧ポンプ3をエンジン4で運転して省エ
ネ運転できる。エンジン4による油圧モータ8の駆動で
は、アクチュエータ1が設定速度に達しない場合は、電
動モータ8の運転によって、アクチュエータ1の最適速
度を得ることができる。また、使用条件(気象条件や油
圧ポンプ3の特性)が変化しても、アクチュエータ1の
速度を最適速度にできる。
【0007】また、本発明の他の技術的手段は、アクチ
ュエータ1の速度が小のときにエンジン4で油圧ポンプ
3を駆動し、アクチュエータ1の速度が大のときに電動
モータ8で油圧ポンプ3を駆動するように、油圧ポンプ
3の駆動を切り換える点にある。従って、アクチュエー
タ1を低速で動作させるときは、油圧ポンプ3をエンジ
ン4で運転して省エネ運転できる。アクチュエータ1を
高速で動作させるときは、電動モータ8の運転によっ
て、アクチュエータ1の最適速度を得ることができる。
ュエータ1の速度が小のときにエンジン4で油圧ポンプ
3を駆動し、アクチュエータ1の速度が大のときに電動
モータ8で油圧ポンプ3を駆動するように、油圧ポンプ
3の駆動を切り換える点にある。従って、アクチュエー
タ1を低速で動作させるときは、油圧ポンプ3をエンジ
ン4で運転して省エネ運転できる。アクチュエータ1を
高速で動作させるときは、電動モータ8の運転によっ
て、アクチュエータ1の最適速度を得ることができる。
【0008】また、本発明の他の技術的手段は、電動モ
ータ8と油圧ポンプ3との間に、油圧ポンプ3から電動
モータ8に動力が伝達されないように一方向クラッチ1
2が設けられ、エンジン4と油圧ポンプ3との間に、油
圧ポンプ3からエンジン4に動力が伝達されないように
一方向クラッチ11が設けられている点にある。従っ
て、一方向クラッチ11.12によって、簡単な構成で
油圧ポンプ3の動力が電動モータ8に伝達されたり、油
圧ポンプ3の動力がエンジン4に伝達されたりする不都
合を確実に防止できる。
ータ8と油圧ポンプ3との間に、油圧ポンプ3から電動
モータ8に動力が伝達されないように一方向クラッチ1
2が設けられ、エンジン4と油圧ポンプ3との間に、油
圧ポンプ3からエンジン4に動力が伝達されないように
一方向クラッチ11が設けられている点にある。従っ
て、一方向クラッチ11.12によって、簡単な構成で
油圧ポンプ3の動力が電動モータ8に伝達されたり、油
圧ポンプ3の動力がエンジン4に伝達されたりする不都
合を確実に防止できる。
【0009】また、本発明の他の技術的手段は、エンジ
ン4で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置
等のアクチュエータ1に作動油を供給するようにした油
圧装置において、前記アクチュエータ1に作動油を供給
する補助ポンプ24が設けられ、補助ポンプ24を駆動
する電動モータ8が設けられている点にある。
ン4で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置
等のアクチュエータ1に作動油を供給するようにした油
圧装置において、前記アクチュエータ1に作動油を供給
する補助ポンプ24が設けられ、補助ポンプ24を駆動
する電動モータ8が設けられている点にある。
【0010】従って、エンジン4による油圧ポンプ3の
駆動では、アクチュエータ1が設定速度に達しない場合
は、電動モータ8によって補助ポンプ24を駆動し、油
圧モータ8による作動油の供給に加えて補助ポンプ24
からアクチュエータ1に作動油を供給してアクチュエー
タ1の最適速度を得ることができる。また、本発明の他
の技術的手段は、アクチュエータ1の作動速度が小のと
き、エンジン4により油圧ポンプ3を駆動して油圧ポン
プ3からアクチュエータ1に作動油を供給するようにし
た点にある。
駆動では、アクチュエータ1が設定速度に達しない場合
は、電動モータ8によって補助ポンプ24を駆動し、油
圧モータ8による作動油の供給に加えて補助ポンプ24
からアクチュエータ1に作動油を供給してアクチュエー
タ1の最適速度を得ることができる。また、本発明の他
の技術的手段は、アクチュエータ1の作動速度が小のと
き、エンジン4により油圧ポンプ3を駆動して油圧ポン
プ3からアクチュエータ1に作動油を供給するようにし
た点にある。
【0011】従って、油圧ポンプ3及び補助ポンプ24
についてポンプ容量の小さいものを使用しても、アクチ
ュエータ1に充分な作動油を供給して、電動モータ8の
運転により簡単にアクチュエータ1の最適速度を得るこ
とができる。また、本発明の他の技術的手段は、アクチ
ュエータ1の作動速度が大のとき、エンジン4により油
圧ポンプ3を駆動して油圧ポンプ3からアクチュエータ
1に作動油を供給すると同時に、電動モータ8により補
助ポンプ24を駆動して補助ポンプ24からもアクチュ
エータ1に作動油を供給するようにした点にある。
についてポンプ容量の小さいものを使用しても、アクチ
ュエータ1に充分な作動油を供給して、電動モータ8の
運転により簡単にアクチュエータ1の最適速度を得るこ
とができる。また、本発明の他の技術的手段は、アクチ
ュエータ1の作動速度が大のとき、エンジン4により油
圧ポンプ3を駆動して油圧ポンプ3からアクチュエータ
1に作動油を供給すると同時に、電動モータ8により補
助ポンプ24を駆動して補助ポンプ24からもアクチュ
エータ1に作動油を供給するようにした点にある。
【0012】従って、油圧ポンプ3及び補助ポンプ24
についてポンプ容量の小さいものを使用しても、アクチ
ュエータ1に充分な作動油を供給して、電動モータ8の
運転により簡単にアクチュエータ1の最適速度を得るこ
とができる。また、本発明の他の技術的手段は、エンジ
ン4で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置
等のアクチュエータ1に作動油を供給するようにし、パ
ワステアリング33が設けられた油圧装置において、パ
ワステアリング33に作動油を供給するための補助ポン
プ24が設けられ、該補助ポンプ24を駆動する電動モ
ータ8が設けられ、電動モータ8と補助ポンプ24との
間に、電動モータ8側から補助ポンプ24側にのみに動
力が伝達されるように一方向クッラチ34が介在され、
前記油圧ポンプ3と補助ポンプ24とが、油圧ポンプ3
側から補助ポンプ24側にのみに動力が伝達されるよう
に一方向クッラチ35を介して連結されている点にあ
る。
についてポンプ容量の小さいものを使用しても、アクチ
ュエータ1に充分な作動油を供給して、電動モータ8の
運転により簡単にアクチュエータ1の最適速度を得るこ
とができる。また、本発明の他の技術的手段は、エンジ
ン4で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置
等のアクチュエータ1に作動油を供給するようにし、パ
ワステアリング33が設けられた油圧装置において、パ
ワステアリング33に作動油を供給するための補助ポン
プ24が設けられ、該補助ポンプ24を駆動する電動モ
ータ8が設けられ、電動モータ8と補助ポンプ24との
間に、電動モータ8側から補助ポンプ24側にのみに動
力が伝達されるように一方向クッラチ34が介在され、
前記油圧ポンプ3と補助ポンプ24とが、油圧ポンプ3
側から補助ポンプ24側にのみに動力が伝達されるよう
に一方向クッラチ35を介して連結されている点にあ
る。
【0013】従って、エンジン4の回転が低いとき、電
動モータ8により補助ポンプ24を駆動してパワステア
リング33に作動油を供給することができる。また、補
助ポンプ24の吐出側の油圧が高くなり、電動モータ8
の出力以上になったときは、エンジン4の動力で補って
エンジン4により補助ポンプ24を駆動して、パワステ
アリング33に充分な作動油を供給することができる。
また、このため油圧ポンプ3及び補助ポンプ24の小型
化と省エネが達成できる。
動モータ8により補助ポンプ24を駆動してパワステア
リング33に作動油を供給することができる。また、補
助ポンプ24の吐出側の油圧が高くなり、電動モータ8
の出力以上になったときは、エンジン4の動力で補って
エンジン4により補助ポンプ24を駆動して、パワステ
アリング33に充分な作動油を供給することができる。
また、このため油圧ポンプ3及び補助ポンプ24の小型
化と省エネが達成できる。
【0014】また、本発明の他の技術的手段は、エンジ
ン4の回転が低いときに、電動モータ8をエンジン4の
回転よりも早い回転で駆動して、補助ポンプ24を電動
モータ8により駆動するようにした点にある。従って、
エンジン4の回転が低いとき、電動モータ8により補助
ポンプ24を駆動してパワステアリング33に充分な作
動油を供給して、パワステアリング33をスムーズに動
作させることができる。
ン4の回転が低いときに、電動モータ8をエンジン4の
回転よりも早い回転で駆動して、補助ポンプ24を電動
モータ8により駆動するようにした点にある。従って、
エンジン4の回転が低いとき、電動モータ8により補助
ポンプ24を駆動してパワステアリング33に充分な作
動油を供給して、パワステアリング33をスムーズに動
作させることができる。
【0015】また、本発明の他の技術的手段は、エンジ
ン4で発電機6を駆動し、発電機6で発生した電力を蓄
電器7に蓄積し、蓄電器7より前記電動モータ8に電力
を供給して該電動モータ8を駆動するようにした点にあ
る。従って、エンジン4の余剰動力を電力として蓄え
て、この蓄えた電力を有効に利用して電動モータ8を駆
動することができ、効果的な省エネを図ることができ
る。
ン4で発電機6を駆動し、発電機6で発生した電力を蓄
電器7に蓄積し、蓄電器7より前記電動モータ8に電力
を供給して該電動モータ8を駆動するようにした点にあ
る。従って、エンジン4の余剰動力を電力として蓄え
て、この蓄えた電力を有効に利用して電動モータ8を駆
動することができ、効果的な省エネを図ることができ
る。
【0016】また、本発明の他の技術的手段は、エンジ
ン4で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置
等のアクチュエータ1に作動油を供給するようにした油
圧装置において、油圧ポンプ3とアクチュエータ1との
間に、油圧ポンプ3からの作動油をタンク側へ戻すアン
ロード回路28が設けられ、アクチュエータ1が動作し
ないときにアンロード回路28により油圧ポンプ3から
の作動油をタンク2側に戻すと共に、アクチュエータ1
の作動(操作)に連動して前記アンロード回路28を遮
断するようにした点にある。
ン4で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置
等のアクチュエータ1に作動油を供給するようにした油
圧装置において、油圧ポンプ3とアクチュエータ1との
間に、油圧ポンプ3からの作動油をタンク側へ戻すアン
ロード回路28が設けられ、アクチュエータ1が動作し
ないときにアンロード回路28により油圧ポンプ3から
の作動油をタンク2側に戻すと共に、アクチュエータ1
の作動(操作)に連動して前記アンロード回路28を遮
断するようにした点にある。
【0017】従って、エンジン4の起動時には、油圧ポ
ンプ3の作動油がアンロードされるので、起動時のエン
ジン4負担が軽減され、エンジン4がスタートし易くな
る。また、アクチュエータ1を運転しないとき、油圧ポ
ンプ3の作動油をアンロードするため、このときの油圧
ポンプ3の損失をほとんどゼロになし得る。また、本発
明の他の技術的手段は、エンジン4で油圧ポンプ3を駆
動し、油圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエータ1に
作動油を供給するようにした油圧装置において、エンジ
ン4と油圧ポンプ3との間にクラッチ21が介在され、
アクチュエータ1の作動(操作)に連動して前記クラッ
チ21を接続するようにした点にある。
ンプ3の作動油がアンロードされるので、起動時のエン
ジン4負担が軽減され、エンジン4がスタートし易くな
る。また、アクチュエータ1を運転しないとき、油圧ポ
ンプ3の作動油をアンロードするため、このときの油圧
ポンプ3の損失をほとんどゼロになし得る。また、本発
明の他の技術的手段は、エンジン4で油圧ポンプ3を駆
動し、油圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエータ1に
作動油を供給するようにした油圧装置において、エンジ
ン4と油圧ポンプ3との間にクラッチ21が介在され、
アクチュエータ1の作動(操作)に連動して前記クラッ
チ21を接続するようにした点にある。
【0018】従って、エンジン4の起動時には、油圧ポ
ンプ3を駆動させないので、起動時のエンジン4負担が
軽減され、エンジン4がスタートし易くなる。また、エ
ンジン4のアイドリング運転が済んでから油圧ポンプ3
が運転されるので、油圧ポンプ3の起動運転がスムーズ
になる。また、アクチュエータ1を運転しないとき、油
圧ポンプ3を電磁クラッチ21を切断して油圧ポンプ3
を駆動しないため、このときの油圧ポンプ3の損失をゼ
ロになし得る。
ンプ3を駆動させないので、起動時のエンジン4負担が
軽減され、エンジン4がスタートし易くなる。また、エ
ンジン4のアイドリング運転が済んでから油圧ポンプ3
が運転されるので、油圧ポンプ3の起動運転がスムーズ
になる。また、アクチュエータ1を運転しないとき、油
圧ポンプ3を電磁クラッチ21を切断して油圧ポンプ3
を駆動しないため、このときの油圧ポンプ3の損失をゼ
ロになし得る。
【0019】また、本発明の他の技術的手段は、エンジ
ン4と油圧ポンプ3との間にクラッチ21が介在される
と共に、エンジン4と発電機6との間にクラッチ23が
介在され、エンジン4の起動時に、前記両クラッチ2
1,23を切断するようにした点にある。従って、エン
ジン4の起動時には、油圧ポンプ3及び発電機6を駆動
させないので、起動時のエンジン4負担が軽減され、エ
ンジン4がスタートし易くなる。また、エンジン4のア
イドリング運転が済んでから油圧ポンプ3及び発電機6
が運転されるので、油圧ポンプ3及び発電機6の起動運
転がスムーズになる。
ン4と油圧ポンプ3との間にクラッチ21が介在される
と共に、エンジン4と発電機6との間にクラッチ23が
介在され、エンジン4の起動時に、前記両クラッチ2
1,23を切断するようにした点にある。従って、エン
ジン4の起動時には、油圧ポンプ3及び発電機6を駆動
させないので、起動時のエンジン4負担が軽減され、エ
ンジン4がスタートし易くなる。また、エンジン4のア
イドリング運転が済んでから油圧ポンプ3及び発電機6
が運転されるので、油圧ポンプ3及び発電機6の起動運
転がスムーズになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は農業トラクタ等の農業機
械の油圧装置を示し、同図において、1は農業機械に装
着されたシリンダ、モータ等のアクチュエータである。
2は油圧タンク、3はギヤ式の油圧ポンプで、アクチュ
エータ1に作動油を供給する。
面に基づいて説明する。図1は農業トラクタ等の農業機
械の油圧装置を示し、同図において、1は農業機械に装
着されたシリンダ、モータ等のアクチュエータである。
2は油圧タンク、3はギヤ式の油圧ポンプで、アクチュ
エータ1に作動油を供給する。
【0021】4はディーゼルエンジン、6は発電機、7
は蓄電器(蓄電ユニット)であり、エンジン4は油圧ポ
ンプ3を回転駆動すると共に、発電機6を回転駆動す
る。発電機6に発生した電力は蓄電器7に蓄電されるよ
うになっている。8は電動モータで、油圧ポンプ3を回
転駆動する。エンジン4と油圧ポンプ3との間に一方向
クラッチ11が介在され、エンジン4から油圧ポンプ3
にのみ動力が伝達され、油圧ポンプ3からエンジン4へ
は動力が伝達されないようになっている。また、油圧ポ
ンプ3と電動モータ8との間に一方向クラッチ12が介
在され、電動モータ8から油圧ポンプ3にのみ動力が伝
達され、油圧ポンプ3から電動モータ8へは動力が伝達
されないようになっている。
は蓄電器(蓄電ユニット)であり、エンジン4は油圧ポ
ンプ3を回転駆動すると共に、発電機6を回転駆動す
る。発電機6に発生した電力は蓄電器7に蓄電されるよ
うになっている。8は電動モータで、油圧ポンプ3を回
転駆動する。エンジン4と油圧ポンプ3との間に一方向
クラッチ11が介在され、エンジン4から油圧ポンプ3
にのみ動力が伝達され、油圧ポンプ3からエンジン4へ
は動力が伝達されないようになっている。また、油圧ポ
ンプ3と電動モータ8との間に一方向クラッチ12が介
在され、電動モータ8から油圧ポンプ3にのみ動力が伝
達され、油圧ポンプ3から電動モータ8へは動力が伝達
されないようになっている。
【0022】16はアクチュエータ1の速度を設定操作
するためのアクチュエータ操作部で、操作レバー、操作
ボタン等を有し、アクチュエータ1を作動及び停止操作
可能であると共に、手動と自動とに切り換えできてアク
チュエータ1の速度を手動又は自動で設定できるように
構成されている。17は制御部で、アクチュエータ1に
設けた速度センサ18から検出した速度信号を入力する
と共に、アクチュエータ操作部16から動作信号乃至速
度設定信号を入力する。そして、図2に示すように、制
御部17は、アクチュエータ1を低速で動作させるとき
に、電動モータ8を停止し油圧ポンプ3をエンジン4で
駆動する。また、制御部17は、アクチュエータ1を高
速で動作させるときに、電動モータ8を駆動し、アクチ
ュエータ1がアクチュウエータ操作部16により設定し
た速度にすべく電動モータ8を回転制御するように構成
されている。
するためのアクチュエータ操作部で、操作レバー、操作
ボタン等を有し、アクチュエータ1を作動及び停止操作
可能であると共に、手動と自動とに切り換えできてアク
チュエータ1の速度を手動又は自動で設定できるように
構成されている。17は制御部で、アクチュエータ1に
設けた速度センサ18から検出した速度信号を入力する
と共に、アクチュエータ操作部16から動作信号乃至速
度設定信号を入力する。そして、図2に示すように、制
御部17は、アクチュエータ1を低速で動作させるとき
に、電動モータ8を停止し油圧ポンプ3をエンジン4で
駆動する。また、制御部17は、アクチュエータ1を高
速で動作させるときに、電動モータ8を駆動し、アクチ
ュエータ1がアクチュウエータ操作部16により設定し
た速度にすべく電動モータ8を回転制御するように構成
されている。
【0023】前記実施の形態によれば、アクチュエータ
1を低速で動作させるときは、図2に示すように油圧ポ
ンプ3をエンジン4で直結運転して省エネ(エコノミ
ー)運転しながら、発電機6を運転して蓄電器7に充電
する。エンジン4による油圧モータ8の駆動では、アク
チュエータ1が設定速度に達しない場合は、図2に示す
如くアクチュエータ1が設定速度になるように、制御部
17が電動モータ8を回転制御するので、アクチュエー
タ1を高速で動作させる場合(エンジン4直結では速度
が不足するとき)、電動モータ8の最適運転速度によっ
て、油圧ポンプ3の吐出量を適切に制御でき、アクチュ
エータ1の最適速度が得られる。また、使用条件(気象
条件や油圧ポンプ3の特性)が変化しても、アクチュエ
ータ1の速度を監視しながら電動モータ8を駆動制御す
るので、アクチュエータ1の速度を自動で(或いはオペ
レータの希望する)最適速度にできる。
1を低速で動作させるときは、図2に示すように油圧ポ
ンプ3をエンジン4で直結運転して省エネ(エコノミ
ー)運転しながら、発電機6を運転して蓄電器7に充電
する。エンジン4による油圧モータ8の駆動では、アク
チュエータ1が設定速度に達しない場合は、図2に示す
如くアクチュエータ1が設定速度になるように、制御部
17が電動モータ8を回転制御するので、アクチュエー
タ1を高速で動作させる場合(エンジン4直結では速度
が不足するとき)、電動モータ8の最適運転速度によっ
て、油圧ポンプ3の吐出量を適切に制御でき、アクチュ
エータ1の最適速度が得られる。また、使用条件(気象
条件や油圧ポンプ3の特性)が変化しても、アクチュエ
ータ1の速度を監視しながら電動モータ8を駆動制御す
るので、アクチュエータ1の速度を自動で(或いはオペ
レータの希望する)最適速度にできる。
【0024】図3は他の実施の形態を示し、エンジン4
と油圧ポンプ3との間に電磁クラッチ21が介在され、
油圧ポンプ3と電動モータ8との間に電磁クラッチ22
が介在され、発電機6とエンジン4との間に電磁クラッ
チ23が介在されている。制御部17は、速度センサー
18から検出した速度信号を入力すると共に、アクチュ
エータ操作部16からの動作信号乃至速度設定信号を入
力する。そして、制御部17は、電動モータ8、電磁ク
ラッチ21,22,23を次のように制御する。
と油圧ポンプ3との間に電磁クラッチ21が介在され、
油圧ポンプ3と電動モータ8との間に電磁クラッチ22
が介在され、発電機6とエンジン4との間に電磁クラッ
チ23が介在されている。制御部17は、速度センサー
18から検出した速度信号を入力すると共に、アクチュ
エータ操作部16からの動作信号乃至速度設定信号を入
力する。そして、制御部17は、電動モータ8、電磁ク
ラッチ21,22,23を次のように制御する。
【0025】即ち、エンジン4の起動時に全ての電磁ク
ラッチの21,22,23を切断する。アクチュエータ
1を運転しないとき、電磁クラッチ21,22を切断し
て油圧ポンプ3の駆動を停止する。アクチュエータ1を
低速で動作させるとき、アクチュエータ操作部16(ア
クチュエータ1の作動(操作))と連動して、電磁クラ
ッチ21のみを接続状態にしてエンジン4で油圧ポンプ
3を駆動する。アクチュエータ1を高速で動作させると
き、電磁クラッチ22のみを接続状態にして電動モータ
8で油圧ポンプ3を高速駆動する。このとき、アクチュ
エータ1がアクチュエータ操作部16で設定した速度に
なるように、制御部15が電動モータ8の回転を制御す
る。
ラッチの21,22,23を切断する。アクチュエータ
1を運転しないとき、電磁クラッチ21,22を切断し
て油圧ポンプ3の駆動を停止する。アクチュエータ1を
低速で動作させるとき、アクチュエータ操作部16(ア
クチュエータ1の作動(操作))と連動して、電磁クラ
ッチ21のみを接続状態にしてエンジン4で油圧ポンプ
3を駆動する。アクチュエータ1を高速で動作させると
き、電磁クラッチ22のみを接続状態にして電動モータ
8で油圧ポンプ3を高速駆動する。このとき、アクチュ
エータ1がアクチュエータ操作部16で設定した速度に
なるように、制御部15が電動モータ8の回転を制御す
る。
【0026】また、エンジン4の動力の余剰時は、電磁
クラッチ23を接続状態として、発電機6を駆動して発
電し、蓄電器7にその電力を蓄電する。その他の点は前
記実施の形態と同様の構成である。上記実施の形態によ
れば、エンジン4の起動時には、電磁クラッチ21,2
3が切断され、エンジン4は発電機6及び油圧ポンプ3
を駆動しないため、起動時のエンジン4負担が軽減さ
れ、エンジン4がスタートし易くなる。また、必要なと
きのみ電動モータ8を駆動して希望の速度でアクチュエ
ータ1を動作させることができる。アクチュエータ1を
運転しないとき、電磁クラッチ21,22を切断して油
圧ポンプ3を駆動しないため、このときの油圧ポンプ3
の損失をゼロになし得る。また、エンジン4の起動時等
の低速回転時に油圧ポンプ3の流量を確保する必要がな
くなり、油圧ポンプ3のポンプ容量を小さいもので済ま
すことができる。また、油圧ポンプ3を電動モータ8、
電磁クラッチ21,22によって自動制御し易くなる。
クラッチ23を接続状態として、発電機6を駆動して発
電し、蓄電器7にその電力を蓄電する。その他の点は前
記実施の形態と同様の構成である。上記実施の形態によ
れば、エンジン4の起動時には、電磁クラッチ21,2
3が切断され、エンジン4は発電機6及び油圧ポンプ3
を駆動しないため、起動時のエンジン4負担が軽減さ
れ、エンジン4がスタートし易くなる。また、必要なと
きのみ電動モータ8を駆動して希望の速度でアクチュエ
ータ1を動作させることができる。アクチュエータ1を
運転しないとき、電磁クラッチ21,22を切断して油
圧ポンプ3を駆動しないため、このときの油圧ポンプ3
の損失をゼロになし得る。また、エンジン4の起動時等
の低速回転時に油圧ポンプ3の流量を確保する必要がな
くなり、油圧ポンプ3のポンプ容量を小さいもので済ま
すことができる。また、油圧ポンプ3を電動モータ8、
電磁クラッチ21,22によって自動制御し易くなる。
【0027】図4は他の実施の形態を示し、前記実施の
形態の場合と同様にエンジン4で油圧ポンプ3を駆動
し、油圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエータ1に作
動油を供給するようになっている。油圧ポンプ3の他
に、アクチュエータ1に作動油を供給する補助ポンプ2
4が設けられ、該補助ポンプ24を電動モータ8で駆動
するようになっている。
形態の場合と同様にエンジン4で油圧ポンプ3を駆動
し、油圧ポンプ3で作業装置等のアクチュエータ1に作
動油を供給するようになっている。油圧ポンプ3の他
に、アクチュエータ1に作動油を供給する補助ポンプ2
4が設けられ、該補助ポンプ24を電動モータ8で駆動
するようになっている。
【0028】そして、エンジン4と油圧ポンプ3との間
に電磁クラッチ21が介在され、発電機6とエンジン4
との間に電磁クラッチ23が介在されている。制御部1
7は、速度センサー18から速度信号を入力すると共
に、アクチュエータ操作部16から動作信号乃至速度設
定信号を入力する。そして、制御部17は、電動モータ
8、電磁クラッチ21,23を次のように制御する。
に電磁クラッチ21が介在され、発電機6とエンジン4
との間に電磁クラッチ23が介在されている。制御部1
7は、速度センサー18から速度信号を入力すると共
に、アクチュエータ操作部16から動作信号乃至速度設
定信号を入力する。そして、制御部17は、電動モータ
8、電磁クラッチ21,23を次のように制御する。
【0029】エンジン4の起動時に全ての電磁クラッチ
の21,23を切断する。図5に示すように、アクチュ
エータ1を低速で動作させるとき、アクチュエータ操作
部16(アクチュエータ1の作動(操作))と連動し
て、電磁クラッチ21のみを接続状態にしてエンジン4
で油圧ポンプ3を駆動する。アクチュエータ1を高速で
動作させるとき、アクチュエータ操作部16(アクチュ
エータ1の作動(操作))と連動して、電磁クラッチ2
1を接続状態にしてエンジン4で油圧ポンプ3を駆動す
ると同時に、電動モータ8を駆動して電動モータ8で補
助ポンプ24を駆動し、アクチュエータ1を最適速度に
する。このとき、アクチュエータ1がアクチュエータ操
作部16で設定した速度になるように、制御部15が電
動モータ8の回転を制御する。
の21,23を切断する。図5に示すように、アクチュ
エータ1を低速で動作させるとき、アクチュエータ操作
部16(アクチュエータ1の作動(操作))と連動し
て、電磁クラッチ21のみを接続状態にしてエンジン4
で油圧ポンプ3を駆動する。アクチュエータ1を高速で
動作させるとき、アクチュエータ操作部16(アクチュ
エータ1の作動(操作))と連動して、電磁クラッチ2
1を接続状態にしてエンジン4で油圧ポンプ3を駆動す
ると同時に、電動モータ8を駆動して電動モータ8で補
助ポンプ24を駆動し、アクチュエータ1を最適速度に
する。このとき、アクチュエータ1がアクチュエータ操
作部16で設定した速度になるように、制御部15が電
動モータ8の回転を制御する。
【0030】エンジン4を駆動しない場合、電動モータ
8を駆動して該電動モータ8により補助ポンプ24を駆
動し、アクチュエータ1がアクチュエータ操作部16で
設定した速度になるように、制御部15が電動モータ8
の回転を制御する。また、エンジン4の動力の余剰時は
電磁クラッチ23を接続状態として、発電機6を駆動し
て発電し、蓄電器7に電力を蓄電する。
8を駆動して該電動モータ8により補助ポンプ24を駆
動し、アクチュエータ1がアクチュエータ操作部16で
設定した速度になるように、制御部15が電動モータ8
の回転を制御する。また、エンジン4の動力の余剰時は
電磁クラッチ23を接続状態として、発電機6を駆動し
て発電し、蓄電器7に電力を蓄電する。
【0031】上記実施の形態によれば、エンジン4の起
動時には、電磁クラッチ21,23が切断され、エンジ
ン4は発電機6及び油圧ポンプ3を駆動しないため、起
動時のエンジン4負担が軽減され、エンジン4がスター
トし易くなる。また、必要なときのみ電動モータ8を駆
動して希望の速度でアクチュエータ1を動作させること
ができる。アクチュエータ1を運転しないとき、電動モ
ータ8を停止すると同時に、電磁クラッチ21を切断し
て油圧ポンプ3を駆動しないため、このときの油圧ポン
プ3及び補助ポンプ24の損失をゼロになし得る。ま
た、エンジン4の負荷余剰時に蓄電することができ、経
済的であるし、油圧ポンプ3及び補助ポンプ24を電動
モータ8、電磁クラッチ21,22によって自動制御し
易くなる。
動時には、電磁クラッチ21,23が切断され、エンジ
ン4は発電機6及び油圧ポンプ3を駆動しないため、起
動時のエンジン4負担が軽減され、エンジン4がスター
トし易くなる。また、必要なときのみ電動モータ8を駆
動して希望の速度でアクチュエータ1を動作させること
ができる。アクチュエータ1を運転しないとき、電動モ
ータ8を停止すると同時に、電磁クラッチ21を切断し
て油圧ポンプ3を駆動しないため、このときの油圧ポン
プ3及び補助ポンプ24の損失をゼロになし得る。ま
た、エンジン4の負荷余剰時に蓄電することができ、経
済的であるし、油圧ポンプ3及び補助ポンプ24を電動
モータ8、電磁クラッチ21,22によって自動制御し
易くなる。
【0032】図6は他の実施の形態を示し、エンジン4
で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等の
アクチュエータ1に油圧を供給するようになっている。
そして、エンジン4と油圧ポンプ3との間に電磁クラッ
チ21が介在されている。制御部17は、速度センサー
18から検出した速度信号を入力すると共に、アクチュ
エータ操作部16から動作信号乃至速度設定信号を入力
する。そして、制御部17は、電磁クラッチ21をアク
チュエータ1を作動させるときにのみ接続するよう制御
し、油圧ポンプ3をアクチュエータ操作部16(クチュ
エータ1の作動(操作))と連動して駆動させるように
している。
で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等の
アクチュエータ1に油圧を供給するようになっている。
そして、エンジン4と油圧ポンプ3との間に電磁クラッ
チ21が介在されている。制御部17は、速度センサー
18から検出した速度信号を入力すると共に、アクチュ
エータ操作部16から動作信号乃至速度設定信号を入力
する。そして、制御部17は、電磁クラッチ21をアク
チュエータ1を作動させるときにのみ接続するよう制御
し、油圧ポンプ3をアクチュエータ操作部16(クチュ
エータ1の作動(操作))と連動して駆動させるように
している。
【0033】上記実施の形態によれば、エンジン4の起
動時には、油圧ポンプ3を駆動させないので、起動時の
エンジン4負担が軽減され、エンジン4がスタートし易
くなる。また、エンジン4のアイドリング運転が済んで
から油圧ポンプ3が運転されるので、油圧ポンプ3の起
動運転がスムーズになる。また、アクチュエータ1を運
転しないとき、油圧ポンプ3を電磁クラッチ21を切断
して油圧ポンプ3を駆動しないため、このときの油圧ポ
ンプ3の損失をゼロになし得る。
動時には、油圧ポンプ3を駆動させないので、起動時の
エンジン4負担が軽減され、エンジン4がスタートし易
くなる。また、エンジン4のアイドリング運転が済んで
から油圧ポンプ3が運転されるので、油圧ポンプ3の起
動運転がスムーズになる。また、アクチュエータ1を運
転しないとき、油圧ポンプ3を電磁クラッチ21を切断
して油圧ポンプ3を駆動しないため、このときの油圧ポ
ンプ3の損失をゼロになし得る。
【0034】図7は他の実施の形態を示し、エンジン4
で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等の
アクチュエータ1に作動油を供給するようになってい
る。そして、油圧ポンプ3の吐出口の直近に、開閉弁2
7を有するアンロード回路28が設けられ、アンロード
回路28により油圧ポンプ3からの作動油をタンク2側
へ戻すように構成されている。油圧ポンプ3の吐出側に
リリーフ弁29が設けられている。
で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等の
アクチュエータ1に作動油を供給するようになってい
る。そして、油圧ポンプ3の吐出口の直近に、開閉弁2
7を有するアンロード回路28が設けられ、アンロード
回路28により油圧ポンプ3からの作動油をタンク2側
へ戻すように構成されている。油圧ポンプ3の吐出側に
リリーフ弁29が設けられている。
【0035】制御部17は、速度センサー18から検出
した速度信号を入力すると共に、アクチュエータ操作部
16からの動作信号乃至速度設定信号を入力する。そし
て、制御部17は、アンロード回路28の開閉弁27を
アクチュエータ1を作動させるときにのみ閉じるように
制御し、アクチュエータ1を作動させないときには開閉
弁27を開いてアンロード回路28により油圧ポンプ3
からの作動油をタンク2側へ戻すようにしている。
した速度信号を入力すると共に、アクチュエータ操作部
16からの動作信号乃至速度設定信号を入力する。そし
て、制御部17は、アンロード回路28の開閉弁27を
アクチュエータ1を作動させるときにのみ閉じるように
制御し、アクチュエータ1を作動させないときには開閉
弁27を開いてアンロード回路28により油圧ポンプ3
からの作動油をタンク2側へ戻すようにしている。
【0036】上記実施の形態によれば、アクチュエータ
1が動作不要のときは、油圧ポンプ3の吐出口の直近に
設けたアンロード回路28により油圧ポンプ3の作動油
をタンク2に直接戻す。アクチュエータ1を作動させる
とき、制御部17によって開閉弁27が閉じられ、アン
ロード回路28が遮断される。従って、エンジン4の起
動時には、油圧ポンプ3の作動油がアンロードされるの
で、起動時のエンジン4負担が軽減され、エンジン4が
スタートし易くなる。また、アクチュエータ1を運転し
ないとき、油圧ポンプ3の作動油をアンロードするた
め、このときの油圧ポンプ3の損失をほとんどゼロにな
し得る。
1が動作不要のときは、油圧ポンプ3の吐出口の直近に
設けたアンロード回路28により油圧ポンプ3の作動油
をタンク2に直接戻す。アクチュエータ1を作動させる
とき、制御部17によって開閉弁27が閉じられ、アン
ロード回路28が遮断される。従って、エンジン4の起
動時には、油圧ポンプ3の作動油がアンロードされるの
で、起動時のエンジン4負担が軽減され、エンジン4が
スタートし易くなる。また、アクチュエータ1を運転し
ないとき、油圧ポンプ3の作動油をアンロードするた
め、このときの油圧ポンプ3の損失をほとんどゼロにな
し得る。
【0037】図8は他の実施の形態を示し、エンジン4
で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等の
アクチュエータ1に油圧を供給するようになっている。
パワステアリング33が設けられ、パワステアリング3
3に油圧を供給するための補助ポンプ24が設けられ、
該補助ポンプ24を駆動する電動モータ8が設けられて
いる。
で油圧ポンプ3を駆動し、油圧ポンプ3で作業装置等の
アクチュエータ1に油圧を供給するようになっている。
パワステアリング33が設けられ、パワステアリング3
3に油圧を供給するための補助ポンプ24が設けられ、
該補助ポンプ24を駆動する電動モータ8が設けられて
いる。
【0038】電動モータ8と補助ポンプ24との間に、
電動モータ8側から補助ポンプ24側にのみに動力が伝
達されるように一方向クッラチ34が介在されている。
油圧ポンプ3と補助ポンプ24とが一方向クッラチ35
を介して連結され、油圧ポンプ3側から補助ポンプ24
側にのみに動力が伝達されるようになっている。補助ポ
ンプ24の吐出側の油圧を検出する圧力センサ37が設
けられている。制御部17は圧力センサ37からの圧力
信号を入力し、エンジン4の回転が低いとき(アイドリ
ング時)に、図9に示すように、補助ポンプ24の吐出
側の油圧がポンプ作動圧に達すれば、電動モータ8を駆
動して電動モータ8で補助ポンプ24を駆動させるよう
になっている。また、エンジン4の回転が高いときは電
動モータ8を駆動させることなく停止させる。従って、
エンジン4の回転が低いときに、電動モータ8をエンジ
ン4の回転よりも早い回転で駆動して、補助ポンプ24
を電動モータ8により駆動し、エンジン4の回転が高い
ときは、補助ポンプ24を油圧ポンプ3を介してエンジ
ン4により駆動する。
電動モータ8側から補助ポンプ24側にのみに動力が伝
達されるように一方向クッラチ34が介在されている。
油圧ポンプ3と補助ポンプ24とが一方向クッラチ35
を介して連結され、油圧ポンプ3側から補助ポンプ24
側にのみに動力が伝達されるようになっている。補助ポ
ンプ24の吐出側の油圧を検出する圧力センサ37が設
けられている。制御部17は圧力センサ37からの圧力
信号を入力し、エンジン4の回転が低いとき(アイドリ
ング時)に、図9に示すように、補助ポンプ24の吐出
側の油圧がポンプ作動圧に達すれば、電動モータ8を駆
動して電動モータ8で補助ポンプ24を駆動させるよう
になっている。また、エンジン4の回転が高いときは電
動モータ8を駆動させることなく停止させる。従って、
エンジン4の回転が低いときに、電動モータ8をエンジ
ン4の回転よりも早い回転で駆動して、補助ポンプ24
を電動モータ8により駆動し、エンジン4の回転が高い
ときは、補助ポンプ24を油圧ポンプ3を介してエンジ
ン4により駆動する。
【0039】上記実施の形態のよれば、図9に示すよう
に、エンジン4の回転が低いとき、ある圧力(実機より
違和感のない設定をする)で電動モータ8をエンジン4
の回転より早い回転で駆動する。一方向クラッチ34に
より電動モータ8は、補助ポンプ24のみの回転を上げ
て必要流量を発生する。図9に示すように、補助ポンプ
24の吐出側の油圧が高くなり、電動モータ8の出力以
上になったときは、エンジン4の動力で補う(油圧ポン
プ3と補助ポンプ24は一方向クラッチ35により接続
され、エンジン4により補助ポンプ24が駆動され
る)。
に、エンジン4の回転が低いとき、ある圧力(実機より
違和感のない設定をする)で電動モータ8をエンジン4
の回転より早い回転で駆動する。一方向クラッチ34に
より電動モータ8は、補助ポンプ24のみの回転を上げ
て必要流量を発生する。図9に示すように、補助ポンプ
24の吐出側の油圧が高くなり、電動モータ8の出力以
上になったときは、エンジン4の動力で補う(油圧ポン
プ3と補助ポンプ24は一方向クラッチ35により接続
され、エンジン4により補助ポンプ24が駆動され
る)。
【0040】エンジン4の回転が高いときは、電動モー
タ8は駆動せず、一方向クラッチ34の切断により、補
助ポンプ24と電動モータ8とは切り離される。従っ
て、エンジン4の低回転時に、電動モータ8によって補
助ポンプ24の不足流量を簡単に補うことができる。エ
ンジン4の高回転時に、ポンプの必要な流量設定ができ
るようになるので、ポンプの小型化と省エネが達成でき
る。
タ8は駆動せず、一方向クラッチ34の切断により、補
助ポンプ24と電動モータ8とは切り離される。従っ
て、エンジン4の低回転時に、電動モータ8によって補
助ポンプ24の不足流量を簡単に補うことができる。エ
ンジン4の高回転時に、ポンプの必要な流量設定ができ
るようになるので、ポンプの小型化と省エネが達成でき
る。
【0041】電動モータ8の出力の不足等は、エンジン
4が動力を補うので、電動モータ8は特別に大きい電動
モータを設定する必要がない。よって、従来の発電機6
及びハーネスを使用することができ、大幅なコストアッ
プが押さえられる。また、一方向クラッチ34,35を
使用することで、補助ポンプ24の駆動のオン、オフが
簡単に行える(電磁クラッチを使用することも可能であ
るが、この場合コストが高くなる)。
4が動力を補うので、電動モータ8は特別に大きい電動
モータを設定する必要がない。よって、従来の発電機6
及びハーネスを使用することができ、大幅なコストアッ
プが押さえられる。また、一方向クラッチ34,35を
使用することで、補助ポンプ24の駆動のオン、オフが
簡単に行える(電磁クラッチを使用することも可能であ
るが、この場合コストが高くなる)。
【0042】なお、前記実施の形態では、本発明の油圧
装置をトラクタ等の農業機械に適用実施しているが、本
発明の油圧装置は農業機械に限定されず、バックホー等
の建機その他の油圧装置にも適用実施することができ
る。
装置をトラクタ等の農業機械に適用実施しているが、本
発明の油圧装置は農業機械に限定されず、バックホー等
の建機その他の油圧装置にも適用実施することができ
る。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、油圧ポンプ3の損失を
極力少なくすることができる。アチュエータ1を最適速
度で使用できる。また、起動時のエンジン4の負担の軽
減を図ることができる。さらに、パワステアリング21
を装着した油圧装置については、エンジン4の低回転時
において流量の不足を補うことでき、しかも油圧ポンプ
3の小型化と省エネを達成できる。
極力少なくすることができる。アチュエータ1を最適速
度で使用できる。また、起動時のエンジン4の負担の軽
減を図ることができる。さらに、パワステアリング21
を装着した油圧装置については、エンジン4の低回転時
において流量の不足を補うことでき、しかも油圧ポンプ
3の小型化と省エネを達成できる。
【図1】本発明の一実施の形態を示す油圧回路図であ
る。
る。
【図2】同動作説明用のグラフである。
【図3】他の実施の形態を示す油圧回路図である。
【図4】他の実施の形態を示す油圧回路図である。
【図5】同動作説明用のグラフである。
【図6】他の実施の形態を示す油圧回路図である。
【図7】他の実施の形態を示す油圧回路図である。
【図8】他の実施の形態を示す油圧回路図である。
【図9】同動作説明用のグラフである。
1 アクチュエータ 3 油圧ポンプ 4 エンジン 6 発電機 7 蓄電器 8 電動モータ 11 一方向クラッチ 12 一方向クラッチ 17 制御部 21 電磁クラッチ 22 電磁クラッチ 23 電磁クラッチ 24 補助ポンプ 28 アンロード回路 33 パワーステアリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H045 AA09 AA10 AA12 AA16 AA24 BA04 BA31 BA32 CA23 CA28 DA04 DA09 DA43 3H075 AA02 BB06 CC25 CC36 DB03 DB04 DB37 EE08 EE12 3H089 AA05 BB01 DA02 DA06 DA13 DA14 GG02 JJ01 JJ17
Claims (12)
- 【請求項1】 エンジン(4)で油圧ポンプ(3)を駆
動し、油圧ポンプ(3)で作業装置等のアクチュエータ
(1)に作動油を供給するようにした油圧装置におい
て、 前記油圧ポンプ(3)を駆動する電動モータ(8)が設
けられ、エンジン(4)による油圧ポンプ(3)の駆動
と電動モータ(8)による油圧ポンプ(3)の駆動とを
切り換えるようにしたことを特徴とする油圧装置。 - 【請求項2】 アクチュエータ(1)の速度が小のとき
にエンジン(4)で油圧ポンプ(3)を駆動し、アクチ
ュエータ(1)の速度が大のときに電動モータ(8)で
油圧ポンプ(3)を駆動するように、油圧ポンプ(3)
の駆動を切り換えることを特徴とする請求項1に記載の
油圧装置。 - 【請求項3】 電動モータ(8)と油圧ポンプ(3)と
の間に、油圧ポンプ(3)から電動モータ(8)に動力
が伝達されないように一方向クラッチ(12が設けら
れ、エンジン(4)と油圧ポンプ(3)との間に、油圧
ポンプ(3)からエンジン(4)に動力が伝達されない
ように一方向クラッチ(11)が設けられていることを
特徴とする請求項1又は2に記載の油圧装置。 - 【請求項4】 エンジン(4)で油圧ポンプ(3)を駆
動し、油圧ポンプ(3)で作業装置等のアクチュエータ
(1)に作動油を供給するようにした油圧装置におい
て、 前記アクチュエータ(1)に作動油を供給する補助ポン
プ(24)が設けられ、補助ポンプ(24)を駆動する
電動モータ(8)が設けられていることを特徴とする油
圧装置。 - 【請求項5】 アクチュエータ(1)の作動速度が小の
とき、エンジン(4)により油圧ポンプ(3)を駆動し
て油圧ポンプ(3)からアクチュエータ(1)に作動油
を供給するようにしたことを特徴とする請求項4に記載
の油圧装置。 - 【請求項6】 アクチュエータ(1)の作動速度が大の
とき、エンジン(4)により油圧ポンプ(3)を駆動し
て油圧ポンプ(3)からアクチュエータ(1)に作動油
を供給すると同時に、電動モータ(8)により補助ポン
プ(24)を駆動して補助ポンプ(24)からもアクチ
ュエータ(1)に作動油を供給するようにしたことを特
徴とする請求項4又は5に記載の油圧装置。 - 【請求項7】 エンジン(4)で油圧ポンプ(3)を駆
動し、油圧ポンプ(3)で作業装置等のアクチュエータ
(1)に作動油を供給するようにし、パワステアリング
(33)が設けられた油圧装置において、 パワステアリング(33)に作動油を供給するための補
助ポンプ(24)が設けられ、該補助ポンプ(24)を
駆動する電動モータ(8)が設けられ、電動モータ
(8)と補助ポンプ(24)との間に、電動モータ
(8)側から補助ポンプ(24)側にのみに動力が伝達
されるように一方向クッラチ(34)が介在され、前記
油圧ポンプ(3)と補助ポンプ(24)とが、油圧ポン
プ(34)側から補助ポンプ(24)側にのみに動力が
伝達されるように一方向クッラチ(35)を介して連結
されていることを特徴とする油圧装置。 - 【請求項8】 エンジン(4)の回転が低いときに、電
動モータ(8)をエンジン(4)の回転よりも早い回転
で駆動して、補助ポンプ(24)を電動モータ(8)に
より駆動するようにしたことを特徴とする請求項7に記
載の油圧装置。 - 【請求項9】 エンジン(4)で発電機(6)を駆動
し、発電機(6)で発生した電力を蓄電器(7)に蓄積
し、蓄電器(7)より前記電動モータ(8)に電力を供
給して該電動モータ(8)を駆動するようにしたことを
特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の油圧装置。 - 【請求項10】 エンジン(4)で油圧ポンプ(3)を
駆動し、油圧ポンプ(3)で作業装置等のアクチュエー
タ(1)に作動油を供給するようにした油圧装置におい
て、 油圧ポンプ(3)とアクチュエータ(1)との間に、油
圧ポンプ(3)からの作動油をタンク側へ戻すアンロー
ド回路(28)が設けられ、アクチュエータ(1)が動
作しないときにアンロード回路(28)により油圧ポン
プ(3)からの作動油をタンク(2)側に戻すと共に、
アクチュエータ(1)の作動に連動して前記アンロード
回路(28)を遮断するようにしたことを特徴とする油
圧装置。 - 【請求項11】 エンジン(4)で油圧ポンプ(3)を
駆動し、油圧ポンプ(3)で作業装置等のアクチュエー
タ(1)に作動油を供給するようにした油圧装置におい
て、 エンジン(4)と油圧ポンプ(3)との間にクラッチ
(21)が介在され、アクチュエータ(1)の作動に連
動して前記クラッチ(21)を接続するようにしたこと
を特徴とする油圧装置。 - 【請求項12】 エンジン(4)と油圧ポンプ(3)と
の間にクラッチ(21)が介在されると共に、エンジン
(4)と発電機(6)との間にクラッチ(23)が介在
され、エンジン(4)の起動時に、前記両クラッチ(2
1)(23)を切断するようにしたことを特徴とする油
圧装置。
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JP10217883A JP2000045955A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 油圧装置 |
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JP10217883A JP2000045955A (ja) | 1998-07-31 | 1998-07-31 | 油圧装置 |
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