JPH08209731A - 土木用作業機械 - Google Patents

土木用作業機械

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Publication number
JPH08209731A
JPH08209731A JP30924195A JP30924195A JPH08209731A JP H08209731 A JPH08209731 A JP H08209731A JP 30924195 A JP30924195 A JP 30924195A JP 30924195 A JP30924195 A JP 30924195A JP H08209731 A JPH08209731 A JP H08209731A
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JP
Japan
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bucket
arm
boom
leveling
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP30924195A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Yugawa
亘 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Road Co Ltd
Original Assignee
Nippon Road Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Road Co Ltd filed Critical Nippon Road Co Ltd
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Publication of JPH08209731A publication Critical patent/JPH08209731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一台の機械で溝掘り作業と均し作業が行なえ
るようにする。 【解決手段】 走行装置5に対して360度回転可能な
機体1に、第1の駆動手段11により上下動するブーム
9を装着し、このブーム9の先端に、第2の駆動手段1
7により前後に回転可能なアーム15を取付け、このア
ーム15を、前記ブーム9側に装着された第1アーム部
19と、駆動部21により第1アーム部19に対して縦
軸を中心に所定量回動可能な第2アーム部23とで構成
し、第2アーム部23の先端に、第3の駆動手段45に
より作動制御されるバケット25を設け、このバケット
25の背部に、バケット25の両側より外方へ突出する
作動状態と、バケット25の巾内に納まる非作動状態と
に切換可能な敷均しブレード47を設けたことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溝掘り作業と敷
均し作業が行なえる土木用作業機械に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に土木用作業機械にあっては、溝を
掘るためのもの、あるいは平らに均すためのもの等、溝
掘り専用、均し専用機種となっており、前者にあっては
例えば、実公平5−23635号公報等の如く油圧ショ
ベル用バケットが、後者にあっては、一般的なブルトザ
ーを始めとして、例えば、特開昭55−13400号公
報記載のものや、あるいは、実公昭61−26409号
公報等の装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く土木用作
業機械は、それぞれ専用機種となっている所から、例え
ば、溝を掘った後、平らに均す場合には、溝掘作業機と
均設し作業機がそれぞれ必要となる。この場合、狭い場
所では、前記した特開昭55−13400号公報や実公
昭61−26409号公報等の装置では大型で使用が難
しくなるため、人手による均し作業を強いられるように
なる。人手による作業は、人手不足の面と併せて作業能
率の面でも望ましくない。
【0004】そこで、この発明は、一台で溝掘り作業と
敷均し作業が行なえる汎用性を備えた土木用作業機械を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、走行装置に対して360度回転可能な
機体に、第1の駆動手段により上下動するブームを装着
し、このブームの先端に、第2の駆動手段により前後に
回転可能なアームを取付け、このアームを、前記ブーム
側に装着された第1アーム部と、駆動部により第1アー
ム部に対して縦軸を中心に所定量回動可能な第2アーム
部とで構成し、第2アーム部の先端に、第3の駆動手段
により作動制御されるバケットを設け、このバケットの
背部に、バケットの両側より外方へ突出する作動状態
と、バケットの巾内に納まる非作動状態とに切換可能な
敷均しブレードを設けてある。
【0006】かかる土木用作業機械によれば、敷均しブ
レードを非作業状態とすることで、バケットによる溝掘
り作業を支障なく行なえるようになる。
【0007】次に、敷均しブレードをバケットの両側方
から突出する作動状態とした後、ブームの上下動を制御
しながらアームを前後に回動させることで敷均しブレー
ドによる前後方向の均し作業が行なえる。また、第2ア
ーム部を90度回動し、機体と一緒にブームを左右方向
へ回動させることで敷均しブレードによる左右方向の均
し作業が行なえるようになる。この場合、走り回らなく
てもよいため狭い場所での作業が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7の図面を参照
しながらこの発明の一実施形態を詳細に説明する。
【0009】図1において、1はバックホー等の土木用
作業機械3の機体を示しており、機体1は無限軌道タイ
プの走行装置5に対して360度回転可能となってい
る。
【0010】機体1には、取付軸7によりブーム9の基
端側が装着され、このブーム9は、第1の駆動手段とな
る油圧装置11のピストン11aが伸縮することで前記
取付軸7を支点として上端側が矢印イ方向への上下動が
可能となっている。また、ブーム9の先端には、取付軸
13によりアーム15が取付けられ、このアーム15は
第2の駆動手段となる油圧装置17のピストン17aが
伸縮することで取付軸13を支点として、前後、矢印ロ
方向への回動が可能となっている。
【0011】アーム15は、ブーム9の先端に取付けら
れた第1アーム部19と、駆動部21により第1アーム
部19に対して縦軸Wを中心に略90度回動可能な第2
アーム部23とから成り、第2アーム部23の先端には
バケット25が装着されている。
【0012】駆動部21は、図2及び図3に示すよう
に、第1アーム部19と第2アーム部23が回転自在に
結合された第2アーム部23側に、ウォームホィール2
7が固着され、このウォームホィール27にウォーム2
9が噛み合っている。ウォーム29は第1アーム部19
側から延長された支持ブラケット31に回転自在に支持
されると共に第1アーム部19側に固定セットされた正
転、逆転可能な駆動モータ33からの動力が伝達チェー
ン35を介して伝達されるようになっている。
【0013】なお、伝達チェーン37は、駆動モータ3
3側のスプロケット39と、ウォーム29側のスプロケ
ット41とに掛回され、ウォーム29側のスプロケット
41に駆動モータ33からの回転動力が与えられること
で、ウォームホィール27に減速された動力が伝達さ
れ、図7に示すように第2アーム部23の回動が可能と
なっている。
【0014】一方、バケット25は取付軸43により第
2アーム部23の先端に取付けられ、第3の駆動手段と
なる油圧装置45のピストン45aが伸縮することで、
取付軸43を支点として図1矢印ハ方向への回動が可能
になると共に背部には敷均しブレード47が装着されて
いる。
【0015】敷均しブレード47は、バケット25の背
部に固着された支持部材49に対して左右に2枚それぞ
れスライド自在に装着支持され、ガイド部51に沿って
バケット25の両側方から外部へ突出する作動状態(図
6I)と、バケット25の巾内に納まる非作動状態(図
6II)とに切換自在となっている。ブレード47の切換
制御は、油圧装置53のピストン55がブレード47側
に、シリンダ57が支持部材49側にそれぞれ結合さ
れ、ピストン55の伸長及び縮小により制御可能となっ
ている。なお、各油圧装置及び駆動部21は、運転席に
設けられた各操作レバー59を操作することで制御され
るようになっている。
【0016】このように構成された土木用作業機械にお
いて、敷均しブレード47を非作動状態(II)とすれ
ば、バケット25による溝掘り作業が支障なく行なえる
ようになる。
【0017】次に、敷均しブレード47をバケット25
の両側方から突出する作動状態(I)とし、ブーム9を
上下動させながらアーム15を前方又は後方へ移動させ
る動作を繰返すことで、前後方向の均し作業が行なえる
ようになる。また、第2アーム部23を図7に示すよう
に90度回転させ、機体1と一緒に右方又は左方へブー
ム9を移動させることで、左右方向の均し作業が行なえ
るようになる。この場合、機体1が動き回らなくても均
し作業が行なえるため狭い場所での均し作業が可能とな
る。
【0018】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の土木
用作業機械によれば、一台の機械によって溝掘り作業
と、均し作業ができるようになり、作業能率の向上と作
業巾が広がるようになる。また、均し作業は、ブームを
前後、左右へ移動させることで行なえるため、狭い場所
であっても支障なく行なえると共に、装置全体も大型化
することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した土木用作業機械の概要側面
図。
【図2】駆動部の取付状態を示した拡大側面図。
【図3】駆動部の取付状態を示した拡大平面図。
【図4】敷均しブレードを取付けたバケットの平面図。
【図5】敷均しブレードを取付けたバケットの側面図。
【図6】敷均しブレードを取付けたバケットの背面図。
【図7】動作説明図。
【符号の説明】
1 機体 9 ブーム 11 油圧装置(第1の駆動手段) 15 アーム 17 油圧装置(第2の駆動手段) 19 第1アーム部 21 駆動部 23 第2アーム部 25 バケット 45 油圧装置(第3の駆動手段) 47 敷均しブレード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置に対して360度回転可能な機
    体に、第1の駆動手段により上下動するブームを装着
    し、このブームの先端に、第2の駆動手段により前後に
    回転可能なアームを取付け、このアームを、前記ブーム
    側に装着された第1アーム部と、駆動部により第1アー
    ム部に対して縦軸を中心に所定量回動可能な第2アーム
    部とで構成し、第2アーム部の先端に、第3の駆動手段
    により作動制御されるバケットを設け、このバケットの
    背部に、バケットの両側より外方へ突出する作動状態
    と、バケットの巾内に納まる非作動状態とに切換可能な
    敷均しブレードを設けたことを特徴とする土木用作業機
    械。
JP30924195A 1995-11-28 1995-11-28 土木用作業機械 Pending JPH08209731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30924195A JPH08209731A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 土木用作業機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30924195A JPH08209731A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 土木用作業機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08209731A true JPH08209731A (ja) 1996-08-13

Family

ID=17990633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30924195A Pending JPH08209731A (ja) 1995-11-28 1995-11-28 土木用作業機械

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JP (1) JPH08209731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013253366A (ja) * 2011-08-17 2013-12-19 National Agriculture & Food Research Organization 土壌表層の剥ぎ取り収集工法及びバケット

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013253366A (ja) * 2011-08-17 2013-12-19 National Agriculture & Food Research Organization 土壌表層の剥ぎ取り収集工法及びバケット

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