JP2002038525A - 深掘り掘削機の運転室 - Google Patents

深掘り掘削機の運転室

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JP2002038525A
JP2002038525A JP2000222513A JP2000222513A JP2002038525A JP 2002038525 A JP2002038525 A JP 2002038525A JP 2000222513 A JP2000222513 A JP 2000222513A JP 2000222513 A JP2000222513 A JP 2000222513A JP 2002038525 A JP2002038525 A JP 2002038525A
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JP
Japan
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see
cab
operator
wiper
excavator
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JP2000222513A
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Toshio Yokoyama
登司男 横山
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深掘り掘削機において、掘削状況が見える透
視部を床板に設けたスライド可能な運転室付き掘削機を
提供する。 【解決手段】 運転室2が前後にスライド可能である深
掘り掘削機の運転室であって、該床板7前方に透視部8
を設けた深掘り掘削機の運転室である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は深掘り掘削機の運
転室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から深掘り掘削機の運転室として密
閉床式運転室及び床板の前方に固定はめ込み式床窓を設
置した前後方向スライド式運転室がある。深掘り掘削機
で立て抗を深く掘り込む作業や地下工事の前作業として
地下部の掘削土をすくい上げる作業では密閉床式運転室
の場合、オペレータが身体を乗り出さなければならな
く、オペレータの作業姿勢が悪くなり疲れやすい。ま
た、シートベルトを装着したときに運転姿勢を保つこと
が大変である。
【0003】前後方向スライド式運転室の場合、オペレ
ータは運転室を前方にスライドさせ、固定はめ込み式床
窓から下方を見下ろしていたが、作業中の土砂ほこり等
で窓ガラスの上面(室内)、下面(室外)が汚れ、下方
の視界が悪くなり、オペレータは下方が見えず作業に支
障があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】深掘り掘削機の運転室
において、地上から地下掘り(地下鉄工事)等を行う場
合、クラムシェルバケットの掘削地点が見えにくく、前
のめり運転をしなければならず、作業効率が悪かった。
【0005】深掘り掘削機の深掘り作業において、掘削
状態が目視確認できないという課題を解決するために、
運転室の床板の前方に透視部を設け、オペレータが運転
席に着座した状態で、その透視部から深掘り掘削機の稼
働現場の状況を見ることができる深掘り掘削機の運転室
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、運転室が前後にスライド可能
である深掘り掘削機の運転室であって、該運転室の床板
前方に透視部を設けたことを特徴とする深掘り掘削機の
運転室である。
【0007】請求項1に記載された深掘り掘削機の運転
室によれば、運転室の床板の前方に透視部を設け、オペ
レータが運転席に着座した状態で、その透視部から深掘
り掘削機の稼働現場の状況を見ることができる。
【0008】上記目的を達成するために請求項2記載の
発明は、前記透視部に保護ガードを取り付けた深掘り掘
削機の運転室である。
【0009】保護ガードを設けることにより透視部(ガ
ラス等からなる窓)にオペレータが踏み込めないように
すると共に、室外側及び室内側から透視部が壊れないよ
うにする。
【0010】上記目的を達成するために請求項3記載の
発明は、前記透視部にワイパー装置を設けた深掘り掘削
機の運転室である。
【0011】ワイパー装置を装備することにより、透視
部に付着した土砂等を取り除き、下方を見えやすくす
る。
【0012】上記目的を達成するために請求項4記載の
発明は、前記透視部を開閉自在にする手段を設けた深掘
り掘削機の運転室である。
【0013】前記透視部を開閉自在にすることにより、
透視部に付着した土砂等の取り除き、又は修理等に透視
部を開くことができるので便利である。
【0014】上記目的を達成するために請求項5記載の
発明は、前記透視部を開閉自在にする手段を設け、該透
視部が閉じたときのみワイパー装置が作動する手段を設
けた深掘り掘削機の運転室である。
【0015】前記透視部が閉じたときのみワイパー装置
が作動することによりワイパー装置が故障しにくくな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1及び
2に示す図面を参照して説明する。図1は、深掘り掘削
機の深掘り掘削方法の説明図であり、深掘り掘削機1の
運転室2は深掘り掘削機本体に対して前後方向にレール
5上をスライド自在になっており、運転室2を前方にス
ライドさせ、ブーム10に軸着した多段テレスコープ式
アーム3の先端に取り付けられた掘削具4等を運転室2
の床板7に設けた透視部8から監視し、掘削作業等を行
う。
【0017】図2に示すように、深掘り掘削機1に設け
たレール5上を運転室2がシリンダ等で前後にスライド
し、前方にスライドさせたとき、オペレータは透視部8
から監視できる。
【0018】図3は運転室2の内部を示したものであ
り、床板7に透視部8を設け、透視部8を保護するよう
に保護ガード6を取り付ける。透視部8はガラス又はプ
ラスチック等からなる窓である。
【0019】図4、5及び6は、床板7に取り付けた透
視部8にワイパー装置9を備えた形態を示した図であ
り、透視部8の窓枠前後に回転軸17,17を設け、回
転軸17,17の両端部にそれぞれ滑車13を取り付け
る。ワイパーブレード19の両端を固着した車輪12
を、滑車13に掛け渡したケーブル11にて前後に可動
にする。回転軸17をモータ14にて回転させると、回
転軸17の両端部に設けた滑車13が回転し、滑車13
に掛け渡したケーブル11を前後に動かし、ケーブル1
1に固着されたワイパー装置9も前後に動き、透視部8
のガラス15をきれいに清掃する。保護ガード6は室外
側にも、室内側にも設けて良く、また、室内外両方に設
けても良い。車輪12はワイパー装置9が円滑に摺動す
るために取り付ける。
【0020】図7は透視部8の他実施の形態を示す図で
あり、ガラス15がヒンジ16を中心にモータ14bに
より下方に回転し、ガラス15を開くことができるよう
にしたものである。床板7のガラス15の下方にエア吹
出し口18を設け、エア吹き出し口18からエアを吹き
出し、ガラス15に土砂が付着するのを防止する。
【0021】図8は透視部8をスライド式に開閉自在に
した実施の形態を示す図であり、該透視部8に扇形に作
動可能なワイパー装置9を取り付けたものである。床板
7に設けたレール31上を前後に摺動するガラス15を
設けた透視部8である。該透視部8にはガラス開閉検知
用のリミットスイッチ33を設ける。ワイパーアーム2
0は保持機構21のワイパー保持用法面34を越えて保
持させる。ナット29を外し、蝶番30を中心に保護ガ
ード6を回転させ、把手32を手で握り、ガラス15を
開閉する。ワイパー装置9がワイパー駆動用モータ14
a、リンケージ25、ワイパーアーム20、ワイパーブ
レード19等からなる。ワイパー駆動用モータ14aに
よりリンケージ25を介してワイパーアーム20を扇形
に作動させ、ワイパーアーム20の先端部に取り付けた
ワイパーブレード19で透視部8の表面を清掃するもの
である。ガラス15の汚れがひどいときにはノズル28
から液体を噴射する。
【0022】図9はワイパー装置9及びウオッシャ装置
の作動を説明する説明図であり、ワイパー操作スイッチ
22とウオッシャ操作スイッチ23によりそれぞれのス
イッチをON・OFFする。ワイパー操作スイッチのH
iをONにすると、ワイパーブレード19が高速度で作
動する信号が、ワイパー操作スイッチのLoをONにす
ると、ワイパーブレード19が低速度で作動する信号が
それぞれコントローラ24に入力する。それらの信号に
基づいて、ワイパー駆動用モータ14aが作動し、リン
ケージ25を介してワイパーブレード19作動させて透
視部8の表面を清掃する。ウオッシャ操作スイッチ23
をONにすると、ウオッシャ信号がコントローラ24に
入力し、ウオッシャタンク27中のポンプ26が作動し
て、ウオッシャ用ノズル28から透視部8に液体を噴出
させる。液体を噴出させた後、ワイパーブレード19を
作動させて透視部8の表面をさらにきれいにする。
【0023】図10はワイパー装置の作動制御手段の説
明図であり、ステップ100でワイパー操作スイッチ2
2をONする。ステップ101にて透視部8が「閉」状
態かを判断し、YESのとき、ステップ102に入力す
る。ステップ102でワイパー操作スイッチ22のHi
がONか、LoがONか、を判断し、LoがONのと
き、ステップ103に入力し、ワイパーブレード19を
Lo(低速度)で作動させ、HiがONのとき、ステッ
プ104に入力し、ワイパーブレード19をHi(高速
度)で作動させる。次に、ステップ105に入力し、ワ
イパー操作スイッチがOFFかを判断し、NOのときは
ステップ101とステップ102の間に入力する。ステ
ップ105でYESのときはステップ106に入力し、
ワイパー作動を停止する。ステップ101『透視部は
「閉状態」か』の判断で、NOのときはステップ111
に入力し、ワイパーブレード停止状態を維持し、その
後、ステップ112に入力する。ステップ112で透視
部が閉じられたかを判断する。そして、NOときはステ
ップ111に戻り、YESのときはステップ101とス
テップ102との間に入力する。
【0024】図11はウオッシャ装置の作動制御手段を
説明する説明図である。ステップ120でウオッシャ作
動スイッチ23をONにし、ステップ121に入力す
る。ステップ121で透視部が閉状態であるかを判断
し、YESのときは、ステップ122に入力し、ウオッ
シャタンク27の液量は適性かどうかを判断する。ステ
ップ122でYESのときはステップ123に入力し、
ウオッシャポンプ26を作動する。その後、ステップ1
24に入力し、ウオッシャ操作スイッチ23がOFFで
あるかを判断し、YESのときはステップ126に入力
し、ポンプ26を停止させる。ステップ121でNOの
ときは、ステップ127に入力し、ポンプ26を停止状
態に維持し、ステップ128に入力する。その後ステッ
プ128にて、透視部が閉じられているかを判断する。
ステップ128でYESのときはステップ121とステ
ップ122との間に入力し、NOのときはステップ12
7に入力する。ステップ122ウオッシャタンク液量は
適性かの判断で、NOときは、ステップ129に入力
し、ウオッシャタンク27液量は適性になったか(補充
されたか)を判断する。ステップ129でYESのとき
はステップ122とステップ123との間に入力し、N
Oのときはステップ121とステップ122の間に入力
する。
【0025】次に深掘り掘削機の操作を説明する。深掘
り掘削機1の運転室2を前方にスライドさせて、掘削具
6を多段テレスコープ式アーム等により地表面に降下さ
せ、そして、掘削地点にて、掘削作業又は土砂の掴み作
業を行う。掘削作業程度又は土砂の掴み作業程度をオペ
レータが運転室の床板に設けた透視部から見ることが出
来る。掘削作業状態及び土砂の掴み作業状態をオペレー
タが運転室の透視部から監視することが出来るので、効
率良く、安全に作業できる。
【0026】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、掘削具
の掘削状態を運転室の床板に設けた透視部から見ること
ができるので、掘削作業が向上する。また、保護ガード
を取り付けることにより、透視部をオペレータの足など
で破ることことがない。さらに、ワイパー装置を設ける
ことにより、透視部を清掃することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の深掘り掘削装置による深掘り掘削方
法を説明する説明図である。
【図2】スライドする運転室の拡大正面図である。
【図3】図2に示された運転室内部の説明図である。
【図4】ワイパーブレードが平行に摺動するようにした
透視部の平面図である。
【図5】図4に示された透視部のA−A側面断面図であ
る。
【図6】図4に示された透視部のB−B側面断面図であ
る。
【図7】エア吹き出し口を装備した観音開き式透視部の
側面断面図である。
【図8】扇形作動するワイパー装置を装備したスライド
式透視部の説明図である。
【図9】ワイパー装置、ウオッシャ装置及びリミット装
置の制御の説明図である。
【図10】ワイパー装置の作動制御手段の説明図であ
る。
【図11】ウオッシャ装置の作動制御手段の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…深掘り掘削機、2…運転室、3…多段テレスコープ
式アーム、4…掘削具、5…レール、6…保護ガード、
7…床板、8…透視部、9…ワイパー装置、10…ブー
ム、11…ケーブル、12…車輪、13…滑車、14…
モータ、14a…モータ、14b…モータ、15…ガラ
ス、16…ヒンジ、17…回転軸、18…エア吹き出し
口、19…ワイパーブレード、20…ワイパーアーム、
21…保持機構、22…ワイパー操作スイッチ、23…
ウオッシャ操作スイッチ、24…コントローラ、25…
リンケージ、26…ポンプ、27…ウオッシャタンク、
28…ノズル、29…ナット、30…蝶番、31…レー
ル、32…把手、33…リミットスイッチ、34…ワイ
パー保持用法面。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室が前後にスライド可能である深掘
    り掘削機の運転室であって、該運転室の床板前方に透視
    部を設けたことを特徴とする深掘り掘削機の運転室。
  2. 【請求項2】 前記透視部に保護ガードを取り付けた請
    求項1記載の深掘り掘削機の運転室。
  3. 【請求項3】 前記透視部にワイパー装置を設けた請求
    項1又は2記載の深掘り掘削機の運転室。
  4. 【請求項4】 前記透視部を開閉自在にする手段を設け
    た請求項1〜3のいずれか1項に記載の深掘り掘削機の
    運転室。
  5. 【請求項5】 前記透視部を開閉自在にする手段を設
    け、該透視部が閉じたときのみワイパー装置が作動する
    手段を設けた請求項4記載の深掘り掘削機の運転室。
JP2000222513A 2000-07-24 2000-07-24 深掘り掘削機の運転室 Pending JP2002038525A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004183230A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Hitachi Constr Mach Co Ltd 建設機械
US7744148B2 (en) 2005-12-23 2010-06-29 Caterpillar Sarl Rotatable cab with toe guard
JP2017179806A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 住友建機株式会社 ショベル
US11110969B2 (en) 2020-01-10 2021-09-07 Caterpillar Inc. Quick release floor panel system for a work machine

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