JP3137928U - 浴室構造及び建物 - Google Patents

浴室構造及び建物 Download PDF

Info

Publication number
JP3137928U
JP3137928U JP2007007540U JP2007007540U JP3137928U JP 3137928 U JP3137928 U JP 3137928U JP 2007007540 U JP2007007540 U JP 2007007540U JP 2007007540 U JP2007007540 U JP 2007007540U JP 3137928 U JP3137928 U JP 3137928U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
door
partition plate
partition
opened
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007007540U
Other languages
English (en)
Inventor
勝 安生
Original Assignee
勝 安生
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勝 安生 filed Critical 勝 安生
Priority to JP2007007540U priority Critical patent/JP3137928U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137928U publication Critical patent/JP3137928U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

【課題】浴室の利用時に実質的な空間の利用面積の増加及び本当の開放感が得られる浴室構造及び建物を得る。
【解決手段】浴槽34が設けられた浴室18と、浴室18へ入退室するためのドア38と、浴室18を区画し、開閉可能な仕切板40とにより、浴室構造41が構成されている。浴室18を利用しないときは、ドア38と仕切板40が閉止され、閉止部材50でロックされている。一方、浴室18において入浴するときには、ドア38を開放してロック部材52でロックし、仕切板40を開放してロック部材54でロックする。浴室18では、ドア38及び仕切板40の開放により洗面室16まで空間が広がるため、浴室18が広がった感覚が得られ、閉塞感が抑えられることで、開放感が得られる。
【選択図】図1

Description

本考案は、浴室構造及び建物に関する。
一般的に、建物内に設けられる浴室は、四方を側壁で囲まれており、側壁の一部に開閉可能に設けられたドアを介して、隣接する脱衣室等からの出入りが行われる。ここで、浴室としてユニットバスを用いて、ユニットバスに隣接する隣接空間との一体化を演出し、使用する者に開放感を与えるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のユニットバスの構造は、隣接空間と床面及び天井の高さを同一とし、隣接空間との間仕切りにガラスを用いることにより、ユニットバスと隣接空間とを擬似的に一体化させ、開放感を得られるようにしている。
しかし、特許文献1のユニットバスの構造は、ガラス間仕切りが固定されたものであり、浴室としての物理的な広さは変わらないため、浴室の面積は狭いままで、本当の開放感を得ることが難しかった。
特開2007−107236
本考案は、浴室の利用時に実質的な空間の利用面積の増加及び本当の開放感が得られる浴室構造及び建物を得ることを目的とする。
請求項1に記載の浴室構造は、浴槽が設けられた浴室と、前記浴室へ入退室するための扉と、前記浴室を区画し、開閉可能な仕切部材と、を有することを特徴としている。従来の浴室構造は、浴室が側壁で囲まれていたため閉塞感があった。一方、本発明では、仕切部材を開放することで浴室の空間が広がり、閉塞感が抑えられることで、開放感が得られる。
請求項2に記載の浴室構造は、前記仕切部材は、開放されると、前記浴室に隣接する部屋へ出入するための通路を塞ぐことを特徴としている。上記構成によれば、仕切部材で浴室に隣接する部屋へ出入するための通路を塞ぐことで、一方の部屋を浴室空間とし、他方の部屋から浴室を覗かれないようにする。
請求項3に記載の浴室構造は、前記隣接する部屋は、洗面室又はキッチンであることを特徴としている。上記構成によれば、隣接する部屋が洗面室又はキッチンのため、居間と比較して防水処理が多く施されている。このため、仕切部材を開放して、浴室を利用したときに水が飛散しても、床への水の染み込み等が起こりにくい。また、湯気をキッチン等に設けられた換気扇で排気できる。
請求項4に記載の浴室構造は、前記仕切部材が上下に複数分割され、分割された複数の仕切部材のそれぞれが単独で開閉可能となっていることを特徴としている。上記構成によれば、例えば、浴槽からの水のこぼれ具合等に応じて、分割された下側の仕切部材を閉じて、上側の仕切部材を開放することにより、隣接する部屋への水の飛散を防げる。
請求項5に記載の浴室構造は、前記仕切部材と前記扉は、観音開き構造とされていることを特徴としている。上記構成によれば、仕切部材と扉が観音開きすることにより、仕切部材と扉を片開きとする場合と比べて、浴室を全面開放できる。また、仕切部材が1枚の場合と比べて、隣接する部屋における仕切部材の移動領域が小さくなる。これにより、隣接する部屋の利用の自由度が上がる。
請求項6に記載の浴室構造は、前記仕切部材を開放状態でロックするロック手段を設けたことを特徴としている。上記構成によれば、開放された仕切部材がロック手段でロックされるので、浴室の利用中等に、仕切部材が移動して閉まることがなくなる。
請求項7に記載の浴室構造は、前記扉が、前記仕切部材に設けられていることを特徴としている。上記構成によれば、扉を開けなくても、仕切部材を開放するのみで開放感を得ることができる。
請求項8に記載の浴室構造は、前記仕切部材が、前記浴室から前記浴室に隣接する部屋へ引かれる引き戸であることを特徴としている。上記構成によれば、仕切部材が、浴室から浴室に隣接する部屋へ引かれることにより、開放感を得ることができる。
請求項9に記載の建物は、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の浴室構造を有することを特徴としている。上記構成によれば、例えば、ワンルームマンションのように建物が狭くても、仕切部材を開放することで浴室(ユニットバス)の空間が広がるので、入浴時等に開放感が得られる。
本発明は、上記構成としたので、浴室の利用時に実質的な空間の利用面積の増加及び本当の開放感が得られる。
本考案の浴室構造及び建物の第1実施形態を図面に基づき説明する。図1(a)及び図1(b)に示すように、建物としての集合住宅10の一戸は、立設された板材からなる仕切壁12(12A〜12F)によって、北側に位置している玄関14と、玄関14の南側に隣接している洗面室16と、洗面室16の東側に隣接している浴室18と、洗面室16の南側に隣接している居室20とに区画されている。
玄関14と洗面室16は、仕切壁12Eで区画されており、洗面室16と居室20は、仕切壁12Fで区画されている。仕切壁12Eと仕切壁12Fには、それぞれ矩形状の枠で囲まれた開口部からなる出入口22、24が形成されている。この出入口22、24によって、玄関14から洗面室16を通って居室20まで行き来される通路26が形成されている。
洗面室16の床は、図示しない耐水性マットで覆われている。また、洗面室16の西側には、仕切壁12A及び仕切壁12Eと接して洗面台28が設置されている。洗面台28の上部には、水、温水供給用の図示しない蛇口を備えた凹形状の洗場30が設けられている。
なお、本実施形態では洗面台28としているが、洗場30を、食器も洗うことができるシンクとして構成し、隣接する位置にガスコンロ等の調理器具を設けて、洗面台28及びキッチンとしてもよい。また、洗面台28の代わりに、キッチン単独で設置してもよい。
浴室18は、北側、東側、南側の三方がそれぞれ仕切壁12D、12B、12Cで囲まれている。浴室18内には、浴槽34とトイレ36が設けられている。浴室18の西側には、図示しない蝶番で仕切壁12Dに保持された板状のドア38と、図示しない蝶番で仕切壁12Cに保持された仕切板40とが設けられている。ここで、浴室18、ドア38、及び仕切板40によって、本考案の浴室構造41が構成されている。
ドア38の洗面室16側の側面には、開放時に仕切壁12Eと接触しない位置にノブ42が設けられている。また、仕切板40の洗面室16側の側面には、開放時に仕切壁12Fと接触しない位置にノブ44が設けられている。ここで、ドア38と仕切板40は、観音開き構造となっており、洗面室16側へ開放され、又は、浴室18側に閉止される。なお、ドア38と仕切板40の浴室18側の側面には、それぞれを浴室18側から開閉するときに掴む把手56、58(図2(a)参照)が設けられている。
ドア38と仕切板40は、閉止状態で相互に隣接する上面部に、鉄等からなる金属製のプレート46、48がそれぞれ取付けられている。一方、集合住宅10の図示しない天井には、ドア38と仕切板40の閉止状態において、浴室18側からドア38と仕切板40の側面上部に当接する位置に、マグネットを備えたブラケットからなる閉止部材50が取付けられている。
これにより、ドア38と仕切板40の閉止状態では、閉止部材50のマグネットの磁力でプレート46、48が引っ張られ、ドア38と仕切板40が開放されずに保持される。なお、ドア38と仕切板40は、個別に開閉してもよく、同時に開閉してもよい。閉止部材50は、ドア38と仕切板40の側面下部に設けてもよい。
一方、集合住宅10の図示しない天井には、開放されたドア38が仕切壁12Eと接触する状態で、プレート46と対向する位置に、マグネットを備えたブラケットからなるロック部材52が取付けられている。さらに、天井には、開放された仕切板40が仕切壁12Fと接触する状態で、プレート48と対向する位置に、マグネットを備えたブラケットからなるロック部材54が取付けられている。
次に、本考案の第1実施形態の作用を説明する。
図1(b)に示すように、浴室18を利用しないときは、ドア38と仕切板40が閉止され、閉止部材50でロックされている。ここで、図2(a)に示すように、トイレ36を利用するときには、ドア38のみを開閉して浴室18内に出入りする。
一方、図2(b)に示すように、浴槽34を利用して入浴するときには、ドア38を開放してロック部材52でロックし、仕切板40を開放してロック部材54でロックする。浴室18では、ドア38及び仕切板40の開放により、洗面室16まで実質的な浴室18の空間が広がり、利用面積が増加する。これにより、閉塞感が抑えられ、開放感が得られる。浴室18が広がることにより、浴室18内での着替え等も容易に行える。
また、ドア38及び仕切板40によって洗面室16の通路26が塞がれるため、玄関14又は居室20から浴室18を覗かれないようにすることができる。さらに、ドア38は、仕切壁12Eと接触して出入口22を密閉し、仕切板40は、仕切壁12Fと接触して出入口24を密閉するので、浴室18内から玄関14、居室20へ水が飛散するのを抑えることができる。
また、浴室18に隣接する部屋が洗面室16(又はキッチン)のため、居室20と比較して、前述の耐水性マット等の防水処理が多く施されている。このため、ドア38、仕切板40を開放して浴室18を利用したときに、水が飛散しても、洗面室16の床への水の染み込み等が起こりにくい。なお、浴室18に隣接する部屋をキッチンとした場合は、浴室18で発生する湯気を、キッチンに設けられた換気扇で排気できる。
また、ドア38と仕切板40が観音開きすることにより、ドア38と仕切板40を片開きとする場合と比べて、浴室18を全面開放できる。また、仕切板40が1枚の場合と比べて、洗面室16における仕切板40の移動領域が小さくなる。これにより、洗面室16の利用の自由度(例えば、ラック等の備品の配置の自由度等)が上がる。さらに、開放された仕切板40が、ロック部材54でロックされるので、浴室18の利用中等に、仕切板40が浴室18側へ移動して閉まることがなくなる。
次に、本考案の浴室構造及び建物の第2実施形態を図面に基づき説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一のものには、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図3(a)に示すように、第2実施形態では、第1実施形態の仕切板40に替えて、仕切板60が設けられている。仕切板60は、上仕切板60Aと下仕切板60Bに2分割されている。上仕切板60A、下仕切板60Bは、それぞれ図示しない蝶番が取付けられ、独立して開閉可能に仕切壁12Cに保持されている。下仕切板60Bの高さは、浴槽34の高さと略等しい高さとなっているが、浴槽34の高さ以下に設定してもよい。ここで、浴室18、ドア38、及び仕切板60によって、浴室構造が構成されている。
上仕切板60Aの洗面室16側の側面には、開放時に仕切壁12Fと接触しない位置にノブ66が設けられている。上仕切板60Aの浴室18側の側面には、浴室18側から開閉するときに掴む図示しない把手が設けられている。上仕切板60Aの上端部と下仕切板60Bの下端部には、鉄等からなる図示しない金属製のプレートがそれぞれ取付けられている。なお、下仕切板60Bは、角部を手で押したり掴んだりすることにより、単独で開閉される。
一方、集合住宅10の部屋の図示しない天井には、前述の閉止部材50が取付けられており、浴室18内の床面上における閉止部材50と対向する位置には、閉止部材50と同様の構成でマグネットを備えた閉止部材68が取付けられている。ここで、上仕切板60Aのプレートが、マグネットの磁力によって閉止部材50に保持され、下仕切板60Bのプレートが、マグネットの磁力によって閉止部材68に保持されることにより、上仕切板60A及び下仕切板60Bが閉止されている。
次に、本考案の第2実施形態の作用について説明する。
図3(a)に示すように、トイレ36を利用するときには、ドア38のみを開閉して浴室18内に出入りする。
一方、図3(b)に示すように、浴槽34を利用して入浴するときには、ドア38を開放してロック部材52でロックし、上仕切板60Aを開放してロック部材54でロックする。浴室18では、ドア38及び上仕切板60Aの開放により洗面室16まで実質的な空間が広がり、利用面積が増加する。このため、浴室18が広がった感覚が得られ、閉塞感が抑えられることで、開放感が得られる。
ここで、下仕切板60Bの高さが浴槽34の高さと略等しいため、浴槽34に浸かっても視界に下仕切板60Bが入らない。このため、下仕切板60Bによって閉塞感が与えられることがなくなる。また、下仕切板60Bを閉止していることにより、浴槽34からこぼれた水が下仕切板60Bで塞き止められるので、洗面室16への水の飛散を防げる。
なお、下仕切板60Bは、浴槽34からの水のこぼれ具合等に応じて開放させ、出入口24を密閉させて、浴室18及び洗面室16内が覗かれないようにしてもよい。
次に、第1、第2実施形態の建物及び浴室構造の他の実施例として、図4(a)〜図4(c)に示す3つの実施例が挙げられる。図4(a)に示すように、集合住宅70の内の一戸は、仕切壁72によって、北側に位置する居室74と、居室74の南西側に隣接配置された洗面室76と、居室74の南東側に隣接配置された浴室78とに区画されている。
洗面室76と浴室78の間には、図示しない蝶番で仕切壁72A、72Bにそれぞれ保持され、洗面室76内へ開放される仕切板82、84が設けられている。また、浴室78の北側には、図示しない蝶番で仕切壁72Aに保持され、居室74内へ開放されるドア80が設けられている。ここで、浴室78、ドア80、及び仕切板82、84によって、浴室構造が構成されている。
集合住宅70において、浴室78を利用するとき、ドア80を開けて浴室78内に入り、ドア80を閉めてから、仕切板82、84を洗面室76へ開放する。そして、図示しないマグネット等のロック手段によって、仕切板82、84を仕切壁72A、72Bへロックし、洗面室76の出入口86を塞ぐ。このように、ドア80と仕切板82、84の開放方向を異なるようにしても、浴室78において開放感を得ることができる。
次に、図4(b)に示すように、集合住宅90の内の一戸は、仕切壁92によって、南側に位置する居室94と、居室94の北西側に隣接配置された洗面室96と、居室94の北東側に隣接配置された浴室98とに区画されている。
洗面室96と浴室98の間には、図示しない蝶番で仕切壁92Aに保持され、洗面室96内へ開放される1枚の大きな仕切板100が設けられている。また、仕切板100には、略矩形状の開口部102が形成されている。開口部102には、図示しない蝶番で仕切板100に保持され、洗面室96内へ開放されるドア104が設けられている。ここで、浴室98、ドア104、及び仕切板100によって、浴室構造が構成されている。
集合住宅90において、浴室98を利用するとき、ドア104を開けて浴室98内に入り、ドア104を閉めてから、仕切板100全体を洗面室96へ開放する。そして、図示しないマグネット等のロック手段によって、仕切板100を仕切壁92Aへロックし、洗面室96の出入口106を塞ぐ。このように、ドア104が仕切板100に開閉可能に設けられている場合でも、浴室98において開放感を得ることができる。
次に、図4(c)に示すように、集合住宅110の内の一戸は、仕切壁112によって、北側に位置する居室114と、居室114の南西側に隣接配置された洗面室116と、居室114の南東側に隣接配置された浴室118とに区画されている。
洗面室116と浴室118の間には、矩形板状で同じ大きさの4つの仕切部材120A、120B、120C、120Dからなる仕切板120が設けられている。仕切板120は、洗面室116と浴室118の間を略半分ほど閉止する大きさとなっている。また、洗面室116と浴室118の間で仕切板120に隣接する位置には、図示しない蝶番で仕切壁112Aに保持され、洗面室116内へ開放されるドア126が設けられている。ここで、浴室118、ドア126、及び仕切板120によって、浴室構造が構成されている。
一方、仕切部材120A〜120Dの各上面には、図示しない溝部が形成されている。また、図示しない天井には、仕切部材120A〜120Dの溝部がスライド可能に係合されたレール部材122が取付けられている。レール部材122は、全体が略L字形状に曲げられており、仕切部材120A〜120Dが、洗面室116と浴室118の間に配置され、又は、洗面室116の出入口124を塞ぐ位置に配置されるようになっている。
ここで、集合住宅110において、浴室118を利用するとき、ドア126を開けて図示しないマグネット等のロック部材でドア126をロックする。そして、レール部材122に沿って、仕切部材120A〜120Dを順次スライド移動させ、洗面室116の出入口124を塞ぐ。このように、仕切板120を複数の仕切部材120A〜120Dで構成し、引き戸のようにレール部材122に沿って移動させる場合でも、浴室118において開放感を得ることができる。
なお、本考案は上記の実施形態に限定されない。
建物は、集合住宅10に限定されず、一軒家であってもよい。また、集合住宅10は、マンション、アパート、寮、長屋、寄宿舎、下宿、老人ホーム(又は老人ホームに類する施設)、病院、診療所、旅館、ホテル等であってもよい。また、浴室18に隣接する部屋は、洗面室、キッチンだけでなく、洗濯室、化粧室であってもよい。さらに、洗面室16に隣接する居室20は、リビング、ダイニング、寝室、客室、休憩室、宿直室、病室等であってもよい。
また、建物としての集合住宅10をワンルームマンションとして、浴室18の内側に洗面台を設け、浴室18をユニットバスとして構成してもよい。この場合、ユニットバスの側壁が開放されることになる。また、ノブ42、44の代わりに断面L字状、棒状、球状等の形状からなる把手を設けてもよい。浴室18内にトイレ36が設けられていなくてもよい。
ドア38は、出入口22の構成・配置に応じて、浴室18側へ開放されるものであってもよい。また、ドア38、仕切板40は、出入口22、24を密閉する状態が最も好ましいが、それに限定されず、浴室18からの水の飛散状態、又は玄関14、居室20からの視認状態に応じて、仕切壁12E、12Fとの間に隙間をあけるようにしてもよい。
仕切板60は、2分割だけでなく3分割以上の複数で分割させてもよい。また、複数分割した仕切板の一部を交互に開閉させるなどして、スリット状の仕切壁を形成させるようにしてもよい。
ドア38、仕切板40の開放状態でのロック手段は、マグネットの磁力を用いたロック部材52、54以外に、環状部材を引掛部材に引っ掛けて保持させるものや、仕切壁12、ドア38、仕切板40に形成した凹凸の嵌合を用いたものであってもよい。また、蝶番(ヒンジ部材)自体にドア、仕切板を保持する機構が設けられたものであってもよい。なお、ドア38、仕切板40が開放時にロックしなくても静止する場所では、ロック手段を用いなくてもよい。
(a)本考案の第1実施形態に係る建物及び浴室構造の平面図である。(b)本考案の第1実施形態に係る建物の斜視図である。 本考案の第1実施形態に係る建物及び浴室構造の斜視図である。 本考案の第2実施形態に係る建物の斜視図である。 本考案の他の実施例を示す平面図である。
符号の説明
10 集合住宅(建物)
16 洗面室(洗面室)
18 浴室(浴室)
22 出入口(通路)
24 出入口(通路)
26 通路(通路)
34 浴槽(浴槽)
38 ドア(扉)
40 仕切板(仕切部材)
41 浴室構造(浴室構造)
54 閉止部材(ロック手段)
60 仕切板(仕切部材)
60A 仕切板(仕切部材)
60B 仕切板(仕切部材)
70 集合住宅(建物)
78 浴室(浴室)
82 仕切板(仕切部材)
84 仕切板(仕切部材)
90 集合住宅(建物)
98 浴室(浴室)
100 仕切板(仕切部材)
110 集合住宅(建物)
118 浴室(浴室)
120 仕切板(仕切部材、引き戸)

Claims (9)

  1. 浴槽が設けられた浴室と、
    前記浴室へ入退室するための扉と、
    前記浴室を区画し、開閉可能な仕切部材と、
    を有することを特徴とする浴室構造。
  2. 前記仕切部材は、開放されると、前記浴室に隣接する部屋へ出入するための通路を塞ぐことを特徴とする請求項1に記載の浴室構造。
  3. 前記隣接する部屋は、洗面室又はキッチンであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴室構造。
  4. 前記仕切部材が上下に複数分割され、分割された複数の仕切部材のそれぞれが単独で開閉可能となっていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の浴室構造。
  5. 前記仕切部材と前記扉は、観音開き構造とされていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の浴室構造。
  6. 前記仕切部材を開放状態でロックするロック手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の浴室構造。
  7. 前記扉が、前記仕切部材に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の浴室構造。
  8. 前記仕切部材が、前記浴室から前記浴室に隣接する部屋へ引かれる引き戸であることを特徴とする請求項1に記載の浴室構造。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の浴室構造を有することを特徴とする建物。
JP2007007540U 2007-10-01 2007-10-01 浴室構造及び建物 Expired - Fee Related JP3137928U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007540U JP3137928U (ja) 2007-10-01 2007-10-01 浴室構造及び建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007540U JP3137928U (ja) 2007-10-01 2007-10-01 浴室構造及び建物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3137928U true JP3137928U (ja) 2007-12-13

Family

ID=43288259

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007007540U Expired - Fee Related JP3137928U (ja) 2007-10-01 2007-10-01 浴室構造及び建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137928U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348889B1 (ko) * 2012-07-16 2014-01-08 (주)소나무 가변 공간 구획 모듈
JP2015031008A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 大和ハウス工業株式会社 住宅
JP2021116583A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 洗面台

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101348889B1 (ko) * 2012-07-16 2014-01-08 (주)소나무 가변 공간 구획 모듈
JP2015031008A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 大和ハウス工業株式会社 住宅
JP2021116583A (ja) * 2020-01-24 2021-08-10 積水ハウス株式会社 洗面台
JP7302490B2 (ja) 2020-01-24 2023-07-04 積水ハウス株式会社 洗面台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3137928U (ja) 浴室構造及び建物
JP2003184327A (ja) クロゼットルームの配置構造
JP2005240438A (ja) 間仕切り構造
JP5774827B2 (ja) 水廻り設備室構造および洗面カウンターの配置構造
JP3248636U (ja) 集合住宅における住戸の部屋構造
JP4813166B2 (ja) 浴室ユニット
JP4859306B2 (ja) 建物の洗面所
JP2015017394A (ja) 建物の間仕切り構造
JP7160760B2 (ja) 建物
JP2021080683A (ja) 建物
CN216553199U (zh) 一种具有开放式kbl结构的建筑装置
JP2009114768A (ja) 部屋構造
KR100756541B1 (ko) 공동주택의 화장실 구조
JPH0866328A (ja) 浴室の構造
JP3201707U (ja) 住宅又は集合住宅の部屋構造
JP2023135513A (ja) 住宅
JPH0711783A (ja) 住 宅
JP6047204B2 (ja) 集合住宅
JP5902596B2 (ja) 洗面所
JP2022031429A (ja) 住宅
JPH0417105Y2 (ja)
JP2003245148A (ja) 洗面室及びこれに使用する間仕切り収納ユニット
KR200413177Y1 (ko) 공동주택의 화장실 구조
JPH09103385A (ja) ユニットルーム
JPH09100641A (ja) ユニットバス

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees