JP5902596B2 - 洗面所 - Google Patents
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Description
また、収納棚は複数段の棚板を備え、これら複数段の棚板は開口部の形状や窓枠の大きさ、開口部が形成された壁の形状に合わせた寸法・形状となっている。
ところが、収納棚は上述のように開口部や窓枠、壁の形状に対応したものであるため、窓付近の構造が異なる他の洗面所にも共通して設置するのが困難である。さらに、収納棚を構成する各部材の加工が複雑化したり、使用する部材の量や種類が増えたりして、収納棚自体の構造が複雑化する場合もある。
前記洗面台4の上方には複数段の棚板8,9,10,11が前記両側壁部3,3間に架け渡されて配置され、
前記複数段の棚板8,9,10,11には該複数段の棚板8,9,10,11間の収納スペースを左右に仕切る仕切板12(12…)が設けられ、
前記複数段の棚板8,9,10,11の前端部側には、該複数段の棚板8,9,10,11の長さ方向に沿ってスライド可能とされ、かつ前面が鏡面13aとされた一枚の引戸13が設けられており、
前記引戸13は、幅寸法が前記仕切板12(12…)と一方の前記側壁部3との間隔と略等しく設定され、高さ寸法が最上段の前記棚板8と最下段の前記棚板11との間隔と略等しく設定されており、
前記複数段の棚板8,9,10,11の前端部は前記仕切板12(12…)の前端部よりも前方に突出し、
前記複数段の棚板8,9,10,11のうち何れかの棚板(例えば棚板8,10)の前端部は前記引戸13用のレール17,18が取り付けられるレール取付部17a,18aとされているとともに、
前記複数段の棚板8,9,10,11のうち最下段の棚板11の前端部は前記引戸13の前面よりも前方に突出し、
前記最下段の棚板11の直上に位置する棚板10の前端部が前記レール取付部18aとされており、
前記両側壁部3,3間に、前記洗面台4に隣接し、かつ前記最下段の棚板11の下方に位置するようにして洗濯機50が設置され、
前記両側壁部3,3間において前記洗面台4は前記仕切板12(12…)の一方側に配置され、前記洗濯機50は他方側に配置されており、
前記最下段の棚板11は、前記仕切板12(12…)の他方側の部位11bが前記仕切板12(12…)の一方側の部位11aに対して着脱自在に構成されていることを特徴とする。
さらに、前記中央壁部2に窓等の開口部を設けたとしても、該開口部の形状や窓枠の大きさ、該開口部が形成される前記中央壁部2の形状等に関わりなく、前記複数段の棚板8,9,10,11を前記両側壁部3,3間に架け渡すことができる。これによって、前記各部材8〜13によって構成される前記収納部の構造の簡素化および省部材化を図ることが可能となる。
また、前記仕切板12(12…)によって前記複数段の棚板8,9,10,11間の収納スペースを左右に仕切ることができるので、前記仕切板12(12…)の一方側を前記引戸13で開閉できる箱状の収納部とすることができ、前記仕切板12(12…)の他方側をオープン型収納部とすることができる。
また、前記仕切板12(12…)の前端部よりも前方に突出した位置に設けられる前記複数段の棚板8,9,10,11の前端部側に前記引戸13が設けられるため、前記引戸13の後面と前記仕切板12(12…)の前端部との間に隙間Sを形成することができる。これによって、前記引戸13で前記仕切板12(12…)の一方側の収納スペースを閉塞したとしても内部に通気できる。
さらに、請求項1に記載の発明によれば、前記最下段の棚板11の直上に位置する棚板10の前端部が前記レール取付部18aとされているので、前記引戸13は、前記最下段の棚板11によって支持されるのではなく、他の前記複数段の棚板8,9,10(例えば棚板8,10)によって吊られる吊戸として機能することになる。
これによって、前記引戸13の前面よりも前方に突出する前記最下段の棚板11の前端部を、例えば物を置くためのスペースや物を掛けるためのスペースとして利用できるので、機能性に優れる。また、前記最下段の棚板11の上面を段差がない比較的広い収納スペースとして利用することができる。
加えて、請求項1に記載の発明によれば、前記最下段の棚板11は、前記仕切板12(12…)の他方側の部位11bが前記仕切板12(12…)の一方側の部位11aに対して着脱自在に構成されているので、前記洗濯機50の洗濯物出し入れ口(例えば洗濯物出し入れ口50a)の向きに応じて前記最下段の棚板11の前記他方側の部位11bを取り外したり、取り付けたりすることができる。
すなわち、前記洗濯機50の洗濯物出し入れ口が上端部に設けられる場合には前記最下段の棚板11の前記他方側の部位11bを取り外せば、洗濯物の出し入れが容易になる。また、前記洗濯機50の洗濯物出し入れ口が前面側に設けられる場合には前記最下段の棚板11の前記他方側の部位11bを取り付けておくことで、該他方側の部位11bの上面を収納スペースとして利用することができる。
前記引戸13の両側端部の後面に引手13d,13d(13e,13e)が設けられていることを特徴とする。
これによって、例えば前記引戸13の鏡面13aに手を触れて該引戸13を操作する場合に比して、前記引戸13の操作を容易に行うことができるとともに、前記鏡面13aに触れることなく前記引戸13をスライドさせることができる。
前記複数段の棚板8,9,10,11の後端部に、幅寸法および高さ寸法が前記引戸13と略等しく設定された調整板14が取り付けられていることを特徴とする。
本発明に係る洗面所を備える建物は、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てるという周知のパネル工法によって構築されている。
なお、前記中央壁部2に対向する壁または前記両側壁部3,3のいずれかの図示しない部位に洗面所1と浴室との出入口、洗面所1と建物内の他の場所との出入口が設けられている。また、前記中央壁部2と、前記両側壁部3,3と、前記中央壁部2と対向する壁は洗面所1の床5と天井6との間に立設されている。
前記開口部7は窓として利用されるものであり、その内周面に沿って開口枠7aが取り付けられ、この開口枠7a内にガラス等の透光性面材を有する引き違い式の建具7b,7bが設けられている。なお、前記開口枠7aの洗面所1側端部は、前記洗面所1側に若干突出している。
前記両側壁部3,3のうち一方の側壁部3は正面視において左側に配置されており、他方の側壁部3は正面視において右側に配置されている
また、前記洗面台4の幅寸法は、前記両側壁部3,3間の間隔よりも短く設定されている。本実施の形態においては該両側壁部3,3間の間隔の半分程度に設定されている。また、高さ寸法は前記床5と前記天井6との間の天井高よりも低く設定されている。本実施の形態においては該天井高の半分未満に設定されている。すなわち、この洗面台4は正面視において前記中央壁部2の左下に配置されている。
本実施の形態の洗濯機50は洗濯物出し入れ口50aが前面側に設けられるタイプのものである。また、その大きさは前記洗面台4と並んで前記両側壁部3,3間に収まる程度の大きさに設定されている。この洗濯機50は正面視において前記中央壁部2の右下に配置されている。すなわち、前記両側壁部3,3間において前記洗面台4は後述する仕切板12の一方側(左)に配置され、前記洗濯機50は他方側(右)に配置されている。
なお、前記洗濯機50は、前記洗濯物出し入れ口50aが前面側に設けられるものとしたが、これに限られるものではなく、前記洗濯機50の上端部に設けられるものとしてもよい。
また、前記洗面台4は前記洗面ボウル46および前記蛇口47を除く表面に木目が表れている。
また、前記奥板43は、前記底板42の後端部に設けられており、前記洗面台4の底部付近を、洗面台4内部空間と洗面台4外部空間とに仕切っている。これによって、前記底板42の下方を、例えば体重計や洗面用具等を収納する収納部として利用できる。
前記天板45aは、前記洗面ボウル46の上面部よりも一段高い位置に配置され、前記複数の固定板45c,45cによって支持されるとともに前記両側板40,40間に架設されている。
前記洗面台仕切板45bは、前記配管収納部45の前側部に配置され、上下端部が前記複数の固定板45c,45cによって支持されている。そして、前記洗面台4の内部空間を前記引出48,49側と前記配管収納部45側に仕切っている。
前記複数の固定板45c…は前記配管収納部45の上下端部の前端側および後端側に位置するようにして前記両側板40,40間に架設されている。
また、前記蛇口47は、前記洗面ボウル46の上部に設けられており、前記給水管44aに接続されている。
また、前記複数段の棚板8,9,10,11には、該複数段の棚板8,9,10,11間の収納スペースを左右に仕切る仕切板12が設けられている。
また、前記複数段の棚板8,9,10,11の前端部側には、該複数段の棚板8,9,10,11の長さ方向に沿ってスライド可能とされ、かつ前面が鏡面13aとされた一枚の引戸13が設けられている。
また、前記複数段の棚板8,9,10,11の後端部には、幅寸法および高さ寸法が前記引戸13と略等しく設定された調整板14が取り付けられている。
さらに、前記複数段の棚板8,9,10,11には、前記一方の側壁部3に接する側板15が設けられている。
前記複数段の棚板8,9,10,11は、図1,図2に示すように、上下方向に間隔をあけて配置されている。前記棚板8は最上段、前記棚板9は上から二番目、前記棚板10は上から三番目または下から二番目、前記棚板11は最下段の棚板とされている。
なお、本実施の形態においては、隣り合う前記棚板9,10間の間隔と、隣り合う前記棚板10,11間の間隔とが略等しく設定されている。また、隣り合う前記棚板8,9間の間隔は、前記棚板9,10間の間隔よりも若干短く設定されている。
すなわち、前記Lアングル材の垂直板部がビス等により前記両側壁部3,3のそれぞれに固定される。また、前記Lアングル材の水平板部に前記複数段の棚板8,9,10の端部が載置され、該端部がビス等により前記水平板部に対して固定される。
すなわち、前記最下段の棚板11は前記洗面所1の一方側(左側)に配置される固定側棚板11aと、前記洗面所1の他方側(右側)に配置される着脱側棚板11bと、を有する。さらに、該棚板11は、前記着脱側棚板11bを前記固定側棚板11aに隣接する位置に保持しておくための棚板保持手段を有する。
また、前記固定側棚板11aの下面には、図示しない電源に接続された照明器具16が埋め込み設置されている。
前記着脱側棚板11bの幅寸法は、前記固定側棚板11aの端部と前記他方の側壁部3との間隔と略等しいか、または若干短くなるように設定されている。
本実施の形態において前記複数のダボ材11c…は、前記固定側棚板11aの端部に固定されている。また、前記着脱側棚板11bの固定側棚板11a側の端部には前記複数のダボ材11c…に対応する複数のダボ穴11d…が形成されている。
前記支持アングル材11eは断面L字状に形成されており、垂直板部11fが前記他方の側壁部3にビス固定される。また、水平板部11gに前記着脱側棚板11bの端部が載置される。
次に、前記ダボ穴11d…に前記ダボ材11c…を嵌め合わせながら、前記着脱側棚板11bの端部を前記固定側棚板11aの端部の位置と合わせる。
次に、前記着脱側棚板11bの前記他方の側壁部3側の端部を徐々に下げながら、さらに深く前記ダボ穴11d…に前記ダボ材11c…を嵌め合わせる。この動作を続けて、最終的には前記着脱側棚板11bの前記他方の側壁部3側の端部を前記支持アングル材11eの水平板部11gに載置する。
このようにして状態保持された前記着脱側棚板11bを取り外すには、前記着脱側棚板11bの前記他方の側壁部3側の端部を徐々に上げながら、前記ダボ穴11dを前記ダボ材11c…から徐々に外すようにすればよい。
すなわち、本実施の形態において前記仕切板12は複数であり、前記隣り合う棚板8,9間、前記隣り合う棚板9,10間、前記隣り合う棚板10,11間のそれぞれに一つずつ設けられていることになる。これら複数の仕切板12,12,12は上下方向に隣り合うように、かつ同一直線上に配置されている。
また、これら複数の仕切板12…は、前記複数段の棚板8,9,10,11に対して固定されている。また、前記調整板14に対しても固定されている。その固定方法は特に限定されるものではなく、ビス止め、接着、ダボ等による固定など様々な方法のうちのいずれを採用してもよい。
前記引戸13は、引戸本体13bと、この引戸本体13bの前面の全面に設けられて前記鏡面13aを構成する鏡と、前記引戸13を後述するレール17,18に沿ってスライドさせるための引戸金物13c,13cとを有する。
すなわち、図6に示すように、前記引戸本体13bのの両側端部の後面に、該引戸本体13bの上端部から下端部にかけて溝13e,13eがそれぞれ形成されていてもよい。これら溝13e,13eは平面視または平断面視において半円状に形成され、上端部は上方に、下端部は下方に開放されている。
このような溝13e,13eを前記引戸13の両側端部の後面それぞれに形成すれば、人の手指を引っ掛ける位置が上下方向に沿って設けられることになるので、前記引戸13の操作性を向上できる。
すなわち、前記複数段の棚板8,9,10,11の前端部は前記仕切板12…の前端部よりも前方に突出しており、前記最上段の棚板8の前端部と、前記下から二番目の棚板10の前端部とが前記レール17,18が取り付けられるレール取付部17a,18aとされている。
なお、前記仕切板12…の前端部よりも前方に突出した位置に設けられる前記複数段の棚板8,9,10,11の前端部側に前記引戸13が設けられるため、前記引戸13の後面と前記仕切板12…の前端部との間には隙間Sが形成されている。
また、前記引戸13の前記引戸金物13c,13cは前記レール17,18と係合可能に構成されている。すなわち、前記引戸金物13c,13cは前記引戸本体13bの後面の上端部と下端部にそれぞれ固定されている。さらに、これら引戸金物13c,13cの先端部は図2に示すように断面視略鉤状に形成され、上側の引戸金物13cの先端部が前記レール17の上向きの溝部に係合し、下側の引戸金物13cの先端部が前記レール18の下向きの溝部に係合した状態となっている。
したがって、前記引戸13は、前記最下段の棚板11によって支持されるのではなく、前記最上段の棚板8と前記下から二番目の棚板10とによって吊られる吊戸として機能することになる。
したがって、前記棚板11の上面は、前記引戸13のためのレールがなく、段差のない比較的広い収納スペースとして利用することができる。
すなわち、前記調整板14は、図2,図3に示すように、幅寸法が前記仕切板12と前記一方の側壁部3との間隔と略等しく設定され、高さ寸法が前記最上段の棚板8と前記最下段の棚板11との間隔と略等しく設定されている。また、その厚みは、前記開口枠7aの前記洗面所1側への突出量よりも厚くなるように設定されている。
また、前記調整板14は前記中央壁部2に対して固定されており、該中央壁部2の左上に配置されている。つまり、前記調整板14は、正面視において前記開口部7と隣り合うようにして配置され、前記開口枠7aに対して当接している。
前記手元鏡19は、前記天板45aと前記調整板14との間に位置する前記中央壁部2の表面の全面にわたって設けられている。
また、この手元鏡19の上端部は前記調整板14の下端部に係合している。すなわち、前記調整板14の下端部の前記中央壁部2側は前記手元鏡19の厚み分だけ切り欠かれた状態となっており、該切欠部14aに前記手元鏡19の上端部が嵌めこまれた状態となっている。
また、前記側板15は、前記仕切板12と同様に、前記複数段の棚板8,9,10,11のうち前記隣り合う棚板8,9間、前記隣り合う棚板9,10間、前記隣り合う棚板10,11間に設けられている。すなわち、本実施の形態において前記側板15は複数であり、前記隣り合う棚板8,9間、前記隣り合う棚板9,10間、前記隣り合う棚板10,11間のそれぞれに一つずつ設けられている。これら複数の側板15,15,15は上下方向に隣り合うように、かつ前記一方の側壁部3に沿って同一直線上に配置されている。
また、前記側板15…は、その寸法・形状が前記仕切板12…と略等しくなるように設定された矩形板材である。
また、これら複数の側板15…は、前記複数段の棚板8,9,10,11に対して固定されている。また、前記調整板14に対しても固定されている。その固定方法は特に限定されるものではなく、ビス止め、接着、ダボ等による固定など様々な方法のうちのいずれを採用してもよい。
また、前記収納棚は前記中央壁部2および前記両側壁部3,3に接する部分を除く表面に木目が表れている。
本実施の形態における前記収納棚は、前記複数段の棚板8,9,10,11や前記仕切板12、前記引戸13、前記調整板14、前記側板15等を現場である洗面所1で組み立てながら形成されるものであるため、単なる箱物家具とは構成が異なるものとなっている。また、前記洗面台4も同様に箱物家具調に構成されている。
さらに、前記中央壁部2に前記窓等の開口部7を設けたとしても、該開口部7の形状や開口枠7aの大きさ、該開口部7が形成される前記中央壁部2の形状等に関わりなく、前記複数段の棚板8,9,10,11を前記両側壁部3,3間に架け渡すことができる。これによって、前記各部材8〜15によって構成される前記収納部の構造の簡素化および省部材化を図ることが可能となる。
また、前記複数の仕切板12…によって前記複数段の棚板8,9,10,11間の収納スペースを左右に仕切ることができるので、前記仕切板12…の一方側を前記引戸13で開閉できる箱状の収納部とすることができ、前記仕切板12…の他方側をオープン型収納部とすることができる。
また、前記仕切板12…の前端部よりも前方に突出した位置に設けられる前記複数段の棚板8,9,10,11の前端部側に前記引戸13が設けられるため、前記引戸13の後面と前記仕切板12…の前端部との間に前記隙間Sを形成することができる。これによって、前記引戸13で前記仕切板12…の一方側の収納スペースを閉塞したとしても内部に通気できる。
これによって、例えば前記引戸13の鏡面13aに手を触れて該引戸13を操作する場合に比して、前記引戸13の操作を容易に行うことができる。さらに、前記鏡面13aに触れることなく前記引戸13をスライドさせることができるので、指紋等の汚れが付きにくく、外観性に優れる。
これによって、前記引戸13の前面よりも前方に突出する前記最下段の棚板11の前端部を、例えば物を置くためのスペースや物を掛けるためのスペースとして利用できるので、機能性に優れる。また、前記最下段の棚板11の上面を段差がない比較的広い収納スペースとして利用することができる。
さらに、前記レール17が前記最上段の棚板8の上面に設けられ、前記レール18が前記下から二番目の棚板10の下面に設けられているので、前記レール17,18自体が視界に入りにくくなるので、外観性に優れる。
すなわち、前記洗濯機50の洗濯物出し入れ口50aが上端部に設けられる場合には前記最下段の棚板11の前記他方側の部位11bを取り外せば、洗濯物の出し入れが容易になる。また、前記洗濯機50の洗濯物出し入れ口50aが前面側に設けられる場合には前記最下段の棚板11の前記他方側の部位11bを取り付けておくことで、該他方側の部位11bの上面を収納スペースとして利用することができる。
2 中央壁部
3 側壁部
4 洗面台
8 棚板
9 棚板
10 棚板
11 棚板
12 仕切板
13 引戸
13a 鏡面
14 調整板
Claims (3)
- 中央壁部と、前記中央壁部の両側端部に互いに対向して設けられる側壁部と、前記両側壁部間にその背面が前記中央壁部に接するようにして設けられる洗面台と、を備える洗面所において、
前記洗面台の上方には複数段の棚板が前記両側壁部間に架け渡されて配置され、
前記複数段の棚板には該複数段の棚板間の収納スペースを左右に仕切る仕切板が設けられ、
前記複数段の棚板の前端部側には、該複数段の棚板の長さ方向に沿ってスライド可能とされ、かつ前面が鏡面とされた一枚の引戸が設けられており、
前記引戸は、幅寸法が前記仕切板と一方の前記側壁部との間隔と略等しく設定され、高さ寸法が最上段の前記棚板と最下段の前記棚板との間隔と略等しく設定されており、
前記複数段の棚板の前端部は前記仕切板の前端部よりも前方に突出し、
前記複数段の棚板のうち何れかの棚板の前端部は前記引戸用のレールが取り付けられるレール取付部とされているとともに、
前記複数段の棚板のうち最下段の棚板の前端部は前記引戸の前面よりも前方に突出し、
前記最下段の棚板の直上に位置する棚板の前端部が前記レール取付部とされており、
前記両側壁部間に、前記洗面台に隣接し、かつ前記最下段の棚板の下方に位置するようにして洗濯機が設置され、
前記両側壁部間において前記洗面台は前記仕切板の一方側に配置され、前記洗濯機は他方側に配置されており、
前記最下段の棚板は、前記仕切板の他方側の部位が前記仕切板の一方側の部位に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする洗面所。 - 請求項1に記載の洗面所において、
前記引戸の両側端部の後面に引手が設けられていることを特徴とする洗面所。 - 請求項1または2に記載の洗面所において、
前記複数段の棚板の後端部に、幅寸法および高さ寸法が前記引戸と略等しく設定された調整板が取り付けられていることを特徴とする洗面所。
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