JP5650488B2 - 壁構造 - Google Patents
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Description
この間仕切り壁構造は、天井と床面との間に、取り付け部材を介して間仕切りパネルである石膏ボードを固定する間仕切り壁構造であって、前記取り付け部材は、上ランナーと下ランナーと、これらの間に装着するスタッドとを備え、前記上ランナーと下ランナーとの側面には、それぞれ互いに対向して開口するコの字断面形状のケンドン式の差込溝が設けてあり、前記石膏ボードの上下端部を、それぞれ前記上ランナーと下ランナーとの差込溝に差込み、この石膏ボードの裏面と前記スタッドとを着脱自在の接着材によって接合して構成したものである。
また、壁に釘やビスを打ち込みまたはねじ込むことが許されている場合でも、間仕切り壁等の壁を構成する通常の石膏ボードは比較的脆い性質を有しているため、釘やビス等を確実に保持することが困難であり、時間の経過に伴って、釘やビスが絵画や飾り等の重みによって石膏ボードから抜け落ちたり、緩んだりすることがある。
前記壁3には見切材21が固定されており、
前記壁面材10は、前記壁3に、前記見切材21に当該壁面材10の少なくとも一辺の外縁部を着脱可能に装着することによって取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする。
また、壁面材10は石膏ボードに比して釘やビス等を保持する保持力を発揮できるので、釘やビスが抜け落ちたり、緩んだりするのを防止できる。
また、見切材21によって壁面材10の端面を隠すことができる。また、壁面材10を壁3から取り外す場合、壁面材10の外縁部を見切材21から外すことによって当該壁面材10を壁3から容易に取り外すことができ、また、新たな壁面材10を壁3に取り付ける場合、当該壁面材10の外縁部を見切材21に装着することによって当該壁面材10を壁3に容易に取り付けることができる。
したがって、借主が替ったり、壁面材10に釘やビス等の跡が大きく残っている場合、壁面材10を取り外して新たな壁面材10を取り付けることができる。
ここで、高強度石膏ボードとしては、通常の石膏ボードに比して曲げ破壊荷重や表面の硬さが2倍以上のものが好適に使用される。
前記壁3に、棚板15,20を支持可能な少なくとも二つの袖壁5,5が設けられていることを特徴とする。
前記袖壁5および当該袖壁5,5間の上方に位置する天井は、打ち込みまたはねじ込まれた釘やビス等を保持する保持力を発揮できる構成となっていることを特徴とする。
また、壁面材は石膏ボードに比して釘やビス等を保持する保持力を発揮できるので、釘やビスが抜け落ちたり、緩んだりするのを防止できる。
図1は本発明に係る壁構造を備えた賃貸住宅であるアパートの一部を示す平面図である。
図1に示すように、居室1、2が左右に隣接配置されており、居室1は洋間として使用され、居室2は居間兼食堂して使用されている。居室2を形成する壁3の一部には、図2および図3に示すように、袖壁5,5が対向離間して設けられている。
なお、図1において、符号4aは玄関、符号4bは洗面室、符号4cは浴室、符号4dは台所を示す。
壁本体3aは、複数の壁パネル6を接合して構成されており、壁パネル6,6どうしは直接接合されたり、角材7を介して接合されている。壁パネル6は枠材6aを矩形枠状に組み立ててなる枠体の両面に合板からなる面材6bを取り付けて構成されており、壁パネル6の内部には断熱材が充填されている。前記角材7や枠材6aは壁3の骨組を構成する構造材となっている。
壁3の表面つまり石膏ボード3bの表面には、壁面材10が取り外し可能に取り付けられている。この壁面材10は高強度石膏ボードによって形成されており、床面2aから天井面2bまでの高さを有している。
壁面材10は、釘、ビス等の止着材12のみによって壁3を構成する構造材(角材7や枠材6a)に取り外し可能に取り付けられており、これによって、壁3に取り外し可能に取り付けられている。つまり、壁面材10を壁3から取り外す場合、止着材12を構造材から引き抜けばよく、また、取り付ける場合、壁面材10の表面から止着材12を構造材に打ち込みまたはねじ込めばよい。
なお、壁面材10を接着剤や釘、ビス等によって壁3に取り外し不能に取り付けてもよい。
また、壁面材10の表面には木目調のクロス11が貼り付けられており、これによって、壁面材10の見映えをよくするとともに、借主等に、この壁面材10に釘やビスを打ち込みまたはねじ込めることを示している。また、木目調のクロス11は借主が替ったり、クロス11に釘やビス等の跡が大きく残っている場合に、張替えを前提として貼り付けられたものである。
また、この袖壁5と壁3とを接合する場合、壁本体5aの表面に石膏ボード5bを取り付ける前に、袖壁5の表面から壁3の枠材6aに釘を斜め打ちするとともに、接合面どうしを接着剤によって接着することによって接合されている。また、袖壁5の表面には、通常の無地のクロス13が貼り付けられている。
そして、これら桟材16・・・に棚板15を設置することによって、棚板15が水平に支持されている。棚板15は桟材16の下面から棚板15に打ち込まれた釘18によって棚板15に固定されている。
また、棚板15の前端部下面には、前板部15aが釘19によって取り付けられており、この前板部15aの下端は、桟材16の下面より下方に位置している。なお、棚板15の表面には仕上材15bが貼り付けられている。
また、借主が替ったり、クロス11下の壁面材10に釘やビス等の跡が大きく残っている場合、壁面材10を取り外して新たな壁面材10を取り付けることができる。したがって、借主は釘やビス等を壁面材10に自由に打ち込みまたはねじ込むことができる。
また、釘やビス等の跡が小さい場合で、借主が替った場合はクロス11を張替えればよい。
加えて、壁面材10は、釘、ビス等の止着材12のみによって壁3を構成する壁パネル6の構造材に取り外し可能に取り付けられているので、壁面材10を壁3に強固に固定できるとともに、止着材12を構造材から外すことによって、壁面材10を壁3から容易に取り外すことができる。
すなわち、まず図7に示すように、壁3に袖壁5が1つ設けられている場合、壁3の所定の位置に断面略コ字形の樹脂製の見切材21をその開口部を袖壁5側に向けて固定しておき、この見切材21に壁面材10の一辺の外縁部を着脱可能に装着するともに、他辺の側端面を壁面材10に当接するようにして、取り付けてもよい。なお、この壁面材10にも木目調のクロスが貼り付けられている。
壁面材10を取り外す場合、壁面材10の側端面と袖壁5の表面との間にドライバー等の工具の先端を差し込み、引き抜くようにすれば、平面視において、壁面材10が見切材21を支点として回転するようにして、壁3から離れるので、容易に取り外すことができる。
次に、一方の見切材21の開口部に壁面材10の一辺の外縁部を平面視において壁面材10が壁3の表面に対して傾斜するようにして挿入したうえで、壁面材10の他辺の外縁部を他方の見切材21に近づけて行き、この見切材21に押し込む際に、壁面材10を一方の見切材21側に前記弾性部材21aが圧縮されるようにして押圧したうえで、他方の見切材21に押し込むと、弾性部材21aが弾性復帰して、壁面材10の他辺の外縁部が他方の見切材21にはめ込まれることによって行う。
壁面材10を取り外す場合、壁面材10を一方の見切材21側に押圧して、壁面材10の他辺の外縁部を他方の見切材21から外したうえで、当該外縁部を引き寄せることによって、容易に取り外すことができる。
このようにすれば、袖壁5にも釘やビス等を打ち込みまたはねじ込んで物を取り付けることができるとともに、天井にも釘やビス等を打ち込みまたはねじ込んで物を吊るすことができる。
2a 床面
2b 天井面
3 壁
5 袖壁
6a 枠材(構造材)
7 角材(構造材)
10 壁面材
12 止着材
15,20 棚板
Claims (4)
- 賃貸住宅の居室の壁の一部に、打ち込みまたはねじ込まれた釘やビス等を保持する保持力を発揮でき、かつ、床面から天井面までの高さを有する壁面材が取り付けられており、
前記壁には見切材が固定されており、
前記壁面材は、前記壁に、前記見切材に当該壁面材の少なくとも一辺の外縁部を着脱可能に装着することによって取り外し可能に取り付けられていることを特徴とする壁構造。 - 請求項1に記載の壁構造において、
前記壁面材は高強度石膏ボードであることを特徴とする壁構造。 - 請求項1または2に記載の壁構造において、
前記壁に、棚板を支持可能な少なくとも二つの袖壁が設けられていることを特徴とする壁構造。 - 請求項3に記載の壁構造において、
前記袖壁および当該袖壁間の上方に位置する天井は、打ち込みまたはねじ込まれた釘やビス等を保持する保持力を発揮できる構成となっていることを特徴とする壁構造。
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