JP4165324B2 - 収納体の取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、飾り棚や収納ボックス等の物品収納体を壁面等に見栄え良く固定することのできる取付具に関する。
従来より、壁面等に飾り棚や収納ボックス等の収納体を固定する取付手段として、L字金具やアンカー等が知られている。L字金具は、この収納体を構成する板材の両端付近に配置されて、その垂直部を壁面に固定すると共に、水平部を板材の上面や下面に固定することにより、収納体を壁面に固定するようになっている。そして、固定手段として、通常釘止めやネジ止めを用いている。このような、L字金具を用いた飾り棚の取付機構として特許文献1が開示されている。
また、収納体を単体で取り付ける場合もあるが、近年では、着脱自在な各種棚板や収納ボックスを壁面に多数取り付けることにより、壁面を任意の区画に仕切って、壁面全体に見栄えの良い収納エリアを構成するようにした装飾的な使い方が多くなってきている。
特開2000−33020号公報
ところが、従来のように、取付具にL字金具等を用いた場合は、板材や壁面に取付金具のアームやネジ、釘等が露出した状態となっており、美観上あまり好ましいものではなかった。また、板材の表面に取付金具が露出している状態では、板面に埃や塵が付着した場合、清掃し難いばかりでなく、板材の上面に物を載せておきたい場合も、取付金具が邪魔になって載置場所が制限され、板面を有効に利用することはできなかった。特に、複数の収納体を体裁良く取り付けたい場合でも、この取付金具が邪魔になって隣り合う収納体同士を隙間無く整然と配置することはできず、装飾効果が半減することもある。
本発明は、このような不都合に鑑みて成されたもので、壁面への取り付けや取り外しが容易にでき、且つ、美観上も好ましい取り付けができる収納体の取付具を提供することを目的としている。
すなわち、請求項1に記載の本発明は、物品収納可能収納体構成する板材の壁面との取付木口に、凹部とこの凹部の底部から陥没する陥没部とからなる差込部が形成され、前記差込部内に嵌着されて前記板材を壁面に固定するための取付具において、底部と、この底部上に一体に立設された側板および後板とで構成され、前記板材とほぼ同じ厚さ寸法に形成されることにより前記差込部に収納可能に形成された本体部を有し、前記底板は、先端部が前記陥没部に収納され、且つ、前記側板は、前記凹部に嵌合するとともに、前記後板は、前記取付木口と同一の面位置となるように設けられ、且つ、前記後板に、前記板材への固着手段と、前記壁面への固定手段とを備えることを特徴としている。
本構成では、収納体が壁面に固定された状態で、収納体の表面は全面フラットな状態となっている。このため、板面の清掃が容易に行え、且つ、取付具が邪魔にならずに板面上に物を載せておくことができるようになる。
また、収納体を多数組み合わせて使用したい場合は、隣り合う収納体を隙間無く整然と配置することができるため、見栄えの良い収納エリアを構成できる。 また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の収納体の取付具において、前記固着手段と前記固定手段を備えた本体部、前記固着手段と前記固定手段を覆う着脱自在のカバー部により構成されてることを特徴としている。
本構成では、板材や壁面との取付部分はカバー部により覆われるため、取り付け用のネジやピンが露出せず、美観上も好ましい。
また、請求項3に記載の本発明では、請求項1または請求項2の何れかに記載の収納体の取付具において、前記固定手段は、ピン打ちのためのピン孔を備えており、且つ、前記ピン孔が前記壁面に対して斜め方向に形成されていることを特徴としている。
本構成では、壁面との固定にピンを使用するため、壁紙貼りの石膏ボード等に簡単に取り付けでき、且つ、ピンを斜めに打ち付けるようにしたので、ピン打ち作業も容易に行える。
以上、説明したように、本発明によれば、収納体を壁面に固定した際、収納体の上面や下面は釘やネジ、取付具等が突出していない全くフラットな状態にすることができ、これにより、板面の清掃を容易に行うことができ、且つ、取付具が邪魔にならずに上面全体を使用して自由に物を載せておくことができるようになる。
また、収納体を多数の組み合わせて使用したい場合でも、隣接する収納体を隙間無く整然とした状態で壁面に配置することができるため、室内に見栄えの良い装飾的な収納エリアを容易に構成することができる。
以下、図1〜図4に基づいて本発明に係る収納体の取付具の一実施形態を説明する。
ここで、図1は取付具の収納体への取り付けを示す斜視図、図2は取付具の本体部の構造を示す図、図3は本体部の要部断面図、図4は取付具の壁面への取り付けを示す図である。
図1〜図3において、符号10は取付具を示し、符号20は飾り棚や収納ボックス等、各種の収納体Bを構成する板材の一部を示している。板材20の壁面との取付木口20aに、凹部21と陥没部22を備えた差込部23が形成されており、この差込部23に取付具10が嵌着されるようになっている。
取付具10は、合成樹脂製の本体部1と着脱自在のカバー部2とで構成されている。
本体部1は、底板3と側板4と後板5で構成される上部開放の角状枠体であって、両側板4、4の内側には長手方向に延びる凹溝9が設けてある。また、後板5は、横方向の中央部分を凹状にして、内側に差込部23への固着手段となるネジ6のネジ孔7を設けた四角状凸部8を突設すると共に、後板5の両隅に、壁面への固定手段となるピン11のピン孔12を設けた角状凸部13を突設している。四角状凸部8のネジ孔7は板材20の取付木口20a面に対して垂直に設けてあり、角状凸部13のピン孔12は、図3に示すように、壁面に対して斜め下向きに設けてある。尚、図3において、壁面は後板5側となる。
このような構造の本体部1を板材20に固着する場合は以下のように行う。
底部3側を下に向けて本体部1を取付木口20aの差込部23に挿入し、その側板4、4を凹部21に嵌合すると、各側板4、4の端面4a、4aと四角状凸部8の端面8aが、それぞれ凹部21の壁面21aに当接し、且つ、底板3の先端側が陥没部2に収容される状態で、その端面3aが、陥没部2の壁面2aに当接し、本体部1は取付木口2aと本体部1の後板5の面位置を同じくした状態で板材20の差込部23内にすっぽり収まる形となる。この状態で四角状凸部8のネジ孔7より凹部21の壁面21aにネジ6止し、これで、本体部1を板材20に固着できる。
一方、カバー部2は、幅方向の両側に係止片15を垂設した長方形状の薄板部材で構成されており、この係止片15の弾性を利用して、上方より先端部の駒部14を側板4の凹溝9に嵌合することによりロックされ、本体部1の上部開口を施蓋することができる。このように、本体部1にカバー部2を取り付けた状態で、カバー部2の上面と板材20の上面が面位置を同じくするように、取付具10の厚み(高さ寸法)が設定されている。
カバー部2の中央縁部に設けた引掛16に爪等の扁平体を差し込んで持ち上げると、係止片15の弾性で、カバー部2は簡単に外れる。
上記構成の取付具10を用いて収納ボックスB(例えば、四角形の板材20を4枚組み合わせて構成した四角の枠体)を壁面に固定する場合は、図4に示すように、上下の板材20の取付木口に設けた差込部23に上記した要領で本体部1をネジ6で固着すると共に、この状態で、本体部1の2カ所(角状凸部13、13)よりピン11にて壁面Wに固定すれば良い。
ピン打ち作業は、カバー部2を取り除いた状態で本体部1の上部開口から行うことができ、且つ、ピン打ちし易い斜め前方からの作業であるため、壁面Wへの固定は容易に行えるものである。尚、図4においては、上板20の固定は斜め下打ちとなり、下板20の固定は、斜め上打ち作業となる。
このように、壁面Wへの固定手段にピン11を使用することにより、収納体Bを壁紙貼りの石膏ボード等に簡単に固定することができる。
壁面Wへのピン止め後、本体部1の上部開口をカバー部2にて施蓋して収納ボックスBの壁面Wへの固定作業は終了する。カバー部2で施蓋することにより、取付用のネジ6やピン11の頭部が目隠しされて外部より見えなくなるため、美観上極めて好ましい状態となる。
尚、板材20に使用する取付具10の数は、壁面Wに固定する収納体Bのサイズや重量、或いは、載置する収納物の重さ等を考慮して適宜決定すればよい。但し、板材20には、取付具10の数に応じてその取付木口20aに差込部23を設けておく必要がある。
このように、本発明の取付具10を用いると、図4に示すように、収納体Bが壁面Wに固定された状態で、収納体Bの上面は全面フラットな状態となっている。このため、板面20の上面に埃や塵が付着した場合の清掃が容易となり、且つ、取付具10に邪魔されることなく上面全体を自由に使用して物を載せておくことができる。
また、収納体Bを多数の組み合わせて使用したい場合でも、隣接する収納体Bを隙間無く整然とした状態で壁面Wに配置することができるため、室内に見栄えの良い装飾的な収納エリアを容易に構成することがきる。
本発明の取付具の収納体への取り付けを示す斜視図。 本発明の取付具の本体部の構造を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は側面図。 図2(b)のA−A断面図。 本発明の取付具の壁面への取付を示す図。
符号の説明
1 本体部
2 カバー部
6 固着手段(ネジ)
10 取付具
11 固定手段(ピン)
12 ピン孔
20 板材
23 凹状差込部
B 収納体
W 壁面

Claims (3)

  1. 物品収納可能収納体構成する板材の壁面との取付木口に、凹部とこの凹部の底部から陥没する陥没部とからなる差込部が形成され、前記差込部内に嵌着されて前記板材を壁面に固定するための取付具において、
    底部と、この底部上に一体に立設された側板および後板とで構成され、前記板材とほぼ同じ厚さ寸法に形成されることにより前記差込部に収納可能に形成された本体部を有し、
    前記底板は、先端部が前記陥没部に収納され、且つ、前記側板は、前記凹部に嵌合するとともに、前記後板は、前記取付木口と同一の面位置となるように設けられ、且つ、前記後板に、前記板材への固着手段と、前記壁面への固定手段とを備えることを特徴とする収納体の取付具。
  2. 前記固着手段と前記固定手段を備えた前記本体部、前記固着手段と前記固定手段を覆う着脱自在のカバー部により構成されてることを特徴とする請求項1に記載の収納体の取付具。
  3. 前記固定手段は、ピン打ちのためのピン孔を備えており、且つ、前記ピン孔が前記壁面に対して斜め方向に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載の収納体の取付具。
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