JP2574852Y2 - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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Publication number
JP2574852Y2
JP2574852Y2 JP1992037402U JP3740292U JP2574852Y2 JP 2574852 Y2 JP2574852 Y2 JP 2574852Y2 JP 1992037402 U JP1992037402 U JP 1992037402U JP 3740292 U JP3740292 U JP 3740292U JP 2574852 Y2 JP2574852 Y2 JP 2574852Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
chair
apron
bathroom unit
floor pan
unit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992037402U
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English (en)
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JPH0595388U (ja
Inventor
巌 川上
善朗 永田
勉 前川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、内部に椅子が設けら
れた浴室ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】 浴室ユニットにおいては、防水床パン
の縁の一部をユニット内方に突出させ、略水平面に沿う
座と、この座から下方に連続する立ち上がり部で構成さ
れる椅子が設けられた構造のものがある(例えば実開平
1−61358号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 ところで、上記した
従来の浴室ユニットにおいては、防水床パンの成形時に
おいて抜き勾配が必要なことから、椅子の立ち上がり部
が直角に仕上がらず、このため、壁パネルやドア枠など
の防水床パンに対して鉛直に取り付ける部品が隣接する
と、その見栄えが悪くなる。
【0004】 また、椅子の立ち上がり部は、床面から
直線状に立ち上がっているため、椅子から立ち上がると
きに、足に力が入れ難く、特に老人にとっては使用勝手
が悪かった。
【0005】 本考案はそのような事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、立ち上がり時に足
に力を入れやすい構造の椅子を備え、しかも、その椅子
の配置回りの見栄えが良好な浴室ユニットを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成する
ために、本考案では、図1に示すように、防水床パン2
1aに一体形成された椅子22の前面側に、エプロン2
5を設けるとともに、そのエプロン25の下方端部と防
水床パン21aの床面121aとの間には、踵蹴込用の
隙間Cを設けている。
【0007】
【作用】 椅子22の前面側の隙間Cを踵の蹴込に利用
することで、椅子22から立ち上がるときに足に力を入
れやすくなる。
【0008】 ここで、本考案によれば、椅子22の立
ち上がり部22bの抜け勾配による意匠上の不都合はエ
プロン25によって隠すことができる。
【0009】
【実施例】 本考案の実施例を、以下、図面に基づいて
説明する。図1は本考案の浴室ユニットの実施例の構造
を示す要部縦断面図である。
【0010】 ユニット本体21は、防水床パン21,
壁パネル21b等および天井パネル(図示せず)によっ
て主に構成されており、防水床パン21aの一部を、ユ
ニット本体21の内方へと盛り上げることで、防水床パ
ン21aと一体の椅子22を設けている。また、椅子2
2の立ち上がり部22bには点検口24が開口されてい
る。この点検口24は蓋24aによって通常は塞がれて
いる。
【0011】 一方、椅子22の前面側にはエプロン2
5が配置されている。このエプロン25は、一対の取り
付け金具26と27を用いた引っ掛け構造によって、椅
子22の立ち上がり部22bに着脱自在に装着可能とな
っている。その装着状態では、エプロン25の前面が防
水床パン21aの床面121aに対して垂直となるよう
に支持される。また、その支持状態で、エプロン25の
下端部と防水床パンの床面121aとの間には、踵が入
り込む程度の隙間Cが形成される。なお、エプロン25
の上面の高さ位置は、椅子22の座22aと同レベル
か、あるいは少し低い程度が好ましい。
【0012】 この例においては、椅子22と防水床パ
ン21aとを一体成形した場合に、その椅子22の抜き
勾配によって生じる、例えば壁パネルとの隙間等を隠す
ことができ、さらに点検口24をも隠すことができるの
で意匠性が向上する。また、エプロン25の下方部の隙
間Cを踵の蹴込部として利用できるので、楽な姿勢で椅
子2に腰掛けることができるとともに、立ち上がるとき
に、足に力を入れ易くてその動作を楽に行うことができ
る。
【0013】 なお、以上の実施例では、シャワーユニ
ットに本考案を適用した例について説明したが、このほ
か、浴槽等を備えた他の室ユニットにも適用できるこ
とは勿論である。
【0014】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれ
ば、椅子の前面側の下方部に踵蹴込部を設けたので、椅
子からの立ち上がるときに足に力を入れやすく、これに
より立ち上がり動作が楽になって、特に老人において使
用勝手が向上する。また、椅子の前面側をユニット本体
の床面に対して垂直とすることが可能となり、意匠性の
向上もはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の浴室ユニットの実施例の構造を示す
要部縦断面図
【図2】 本考案の浴室ユニットの実施例の構造を示す
要部縦断面図
【符号の説明】
21・・・・ユニット本体 21a・・・・防水床パン 21b・・・・壁パネル 22・・・・椅子 22a・・・・座 25・・・・エプロン C・・・・隙間(踵蹴込用)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水床パン,壁パネルおよび天井パネル
    によって構成されるユニット本体の内部に、上記防水床
    パンに一体形成された椅子が設けられた浴室ユニットに
    おいて、上記椅子の前面側にはエプロンが設けられてい
    るとともに、そのエプロンの下方端部と上記防水床パン
    の床面との間には、踵蹴込用の隙間が形成されているこ
    とを特徴とする浴室ユニット。
JP1992037402U 1992-06-03 1992-06-03 浴室ユニット Expired - Lifetime JP2574852Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992037402U JP2574852Y2 (ja) 1992-06-03 1992-06-03 浴室ユニット

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992037402U JP2574852Y2 (ja) 1992-06-03 1992-06-03 浴室ユニット

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Publication Number Publication Date
JPH0595388U JPH0595388U (ja) 1993-12-27
JP2574852Y2 true JP2574852Y2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=12496540

Family Applications (1)

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JP1992037402U Expired - Lifetime JP2574852Y2 (ja) 1992-06-03 1992-06-03 浴室ユニット

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62154149U (ja) * 1986-03-20 1987-09-30

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Publication number Publication date
JPH0595388U (ja) 1993-12-27

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