JPH06169855A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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Publication number
JPH06169855A
JPH06169855A JP4330383A JP33038392A JPH06169855A JP H06169855 A JPH06169855 A JP H06169855A JP 4330383 A JP4330383 A JP 4330383A JP 33038392 A JP33038392 A JP 33038392A JP H06169855 A JPH06169855 A JP H06169855A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
stool
apron
edge
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4330383A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Ishino
敏宏 石野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4330383A priority Critical patent/JPH06169855A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腰掛け機能を有する浴槽を浴室の何れの位置
に配置する場合でも、浴槽本体の共用化が図れる浴槽を
提供する。 【構成】 浴槽31は、主に浴槽本体17と、この浴槽
本体17が挿入されるメガネ18と、このメガネ18の
上部側方の洗い場9側に配設され、この浴槽本体17の
縁部上面25と略同一高さを有する腰掛け台19と、前
記メガネ18の側壁20に配設されるエプロン21とか
ら構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主に建築物に設置さ
れ、腰掛け機能を有する浴槽に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば図
8及び図9に示すようなものがある。すなわち、浴室1
内に設けられた浴槽2は、浴槽本体3の縁部上面5に腰
掛け部4が一体に形成され、この浴槽本体3が、浴室1
内の洗い場9から壁部8まで連続して配設されるメガネ
6に挿入されると共に、前記腰掛け部4に接続するカバ
ー部材7が、このメガネ6の側面凹部に固着されて構成
されている。
【0003】入浴者は、一旦、この腰掛け部4に腰を降
ろし、身体の向きを変え、浴槽本体3内に出入りする。
このため、高齢者等、足腰の弱った入浴者であっても容
易に入浴することができる(実公平4−30284号公
報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、浴槽本体3に腰掛け部4が
一体に形成されているため、図10の(a)あるいは
(b)に示すように、浴槽本体3を異なった位置に配設
する場合には、腰掛け部4が邪魔になること等から、2
種類の浴槽本体3を容易しなければならなかった。
【0005】そこで、この発明は、腰掛け機能を有する
浴槽を浴室の何れの位置に配置する場合でも、浴槽本体
の共用化が図れる浴槽を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明は、浴槽本体と、該浴槽本体の上部側方に取り
付けられ、該浴槽本体の縁部上面と略同一高さの腰掛け
台とを有する浴槽としたことを特徴としている。
【0007】かかる浴槽において、前記浴槽本体の洗い
場側にはエプロンを配設すると共に、該エプロンの上縁
部と前記腰掛け台の縁部とを接続することもできる。
【0008】また上記浴槽とは別のタイプのものとし
て、浴槽本体と、浴槽本体の縁部上面を覆うように取り
付けられる框カウンターとを有する浴槽であって、前記
框カウンターの一部には、前記浴槽本体側壁から外側に
突出する腰掛け部が形成された浴槽とすることもでき
る。
【0009】かかる浴槽において、前記浴槽本体の洗い
場側にはエプロンを配設すると共に、該エプロンの上縁
部と前記框カウンターの縁部とを接続することもでき
る。
【0010】
【作 用】前記のように構成された浴槽では、浴槽本体
の縁部上面と略同一高さを有する腰掛け台、又は腰掛け
部が配設されているので、従来と同様に、特にお年寄り
等の足腰の弱い人でも浴槽本体に容易に出入りできる。
【0011】このように腰掛け台、又は腰掛け部は、浴
槽本体と別体で形成されているため、浴槽を浴室内の何
れの位置に配設する場合でも、腰掛け台や框カウンター
のみを数種類容易するだけで良いため、浴槽本体の共用
化が図れる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、図
面を参照にしつつ説明する。
【0013】図1ないし図5はこの発明の第1実施例を
示すものである。従来と同一ないし均等な部材について
は同一符号を付して説明する。
【0014】この第1実施例では、図1中符号15はド
アで、浴室41内の左側には浴槽31が、右側には洗い
場9及び配管ユニットボックス10等が各々配設されて
いる。この配管ユニットボックス10の上方にはシャワ
ー器具11、蛇口12、収納ボックス13、鏡14等が
配設されている。浴室41の左側壁部8には、ガラス窓
16が配設されている。
【0015】前記浴槽31は、図2及び図3に示す様
に、主に浴槽本体17と、前記浴室41正面左側に固定
され、浴槽用開口部にこの浴槽本体17が挿入されるメ
ガネ18と、このメガネ18の上部側方の前記洗い場9
側に配設され、この浴槽本体17の縁部上面25と略同
一高さを有する腰掛け台19と、前記メガネ18の側壁
20の洗い場9側に配設される装飾用のエプロン21と
から構成されている。
【0016】前記浴槽本体17には、上部の洗い場9側
に、下方に折曲する浴槽フランジ26が形成され、この
浴槽フランジ26と腰掛け台19のフランジ27とに
は、各々裏側に断面L字状の補強用アングル材28,2
8が配設されて、ボルト29及びナット30によって図
5に示すように共締めされて固定されている。このボル
ト29及びナット30による共締めは、前記腰掛け台1
9の長手方向に沿って一定間隔を置いて数カ所で同様に
行なわれている。
【0017】前記腰掛け台19は、FRP材で構成さ
れ、上面が平面形状を呈すると共に、前記洗い場9側に
図2中、手前方向の一端部側の縁部23が膨出した形状
に成形されている。そして、図4に示す様に前記エプロ
ン21の上縁部22と、この腰掛け台19の縁部23と
が係合して接続されている。また、この腰掛け台19の
膨出した縁部23に対応する前記エプロン21の上縁部
22近傍の箇所は、前記洗い場9側に一定量膨出した形
状に成形されている。
【0018】そして、組立時には、前記腰掛け台19を
前記浴槽本体17に前記ボルト19止め等によって固着
させた後、エプロン21をこの腰掛け台19の下方から
嵌め込んで前記エプロン21の上縁部22と、腰掛け台
19の縁部23とを係合させて固定する様にしている。
【0019】このように構成された浴室41では、浴槽
本体17の縁部上面25と略同一高さを有する腰掛け台
19が配設されているので、従来と同様に、特にお年寄
り等の足腰の弱い人でも浴槽31内に容易に出入りでき
る。
【0020】また、腰掛け台19は、浴槽本体17と別
体であるため、浴槽本体17を浴室41内の左右何れの
位置に配設する場合でも、この腰掛け台19やエプロン
21を数種類容易するだけで、浴槽本体17の共用化を
図ることができる。すなわち、この第1実施例のもので
は、浴槽本体17を正面左側に位置させたが、右側に浴
槽本体17を左側に洗い場9を位置させるレイアウトで
あっても、同じ浴槽本体17に、図2中、例えば奥手側
の一端部の縁部38が膨出している様な膨出形状の腰掛
け台19及びエプロン21を配設することにより、浴室
41を構成することができる。
【0021】図6及び図7はこの発明の第2実施例を示
すものである。前記第1実施例と同一及び均等な部材に
ついては同一符号を付して説明する。
【0022】この第2実施例では、浴室51内に、浴槽
本体17と、この浴槽本体17の縁部上面25を覆うよ
うに取り付けられる框カウンター32とを有する浴槽3
3が配設されている。前記框カウンター32は、人造大
理石によって構成されると共に、略平面状の上面部36
と一体に連続して前記浴槽本体側壁34から外側に膨出
する腰掛け部35が形成されている。
【0023】そして、前記メガネ18の側壁20には、
前記第1実施例と同様にエプロン21が配設されると共
に、このエプロン21の上縁部22と前記框カウンター
32の腰掛け部35の縁部37とが係合して接続されて
いる。他の構成については前記第1実施例と同様なので
その記載を省略する。
【0024】このように構成された第2実施例の浴室5
1では、前記第1実施例の浴室41の作用効果に加え
て、更に、框カウンター32を浴槽本体17の縁部上面
25に配設しているので、外観品質が良好である。
【0025】前記第1実施例及び第2実施例では、浴槽
本体17に腰掛け台19または框カウンター32の腰掛
け部35を配設して、足腰の弱い入浴者に最適な浴室4
1または51を提供するようにしているが、特にこれに
限らず、例えば、この浴槽本体17は、前記腰掛け台1
9等を必要としない健常者が使用する通常の浴槽にも使
用することができるので、前記浴室内左右配置について
同一形状で済むばかりでなく、多く用いられている一般
的な浴槽本体17をも同一形状で量産出来、さらに生産
効率が良好である。
【0026】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、浴槽本体とは別体に腰掛け機能を有する部材(腰
掛け台19や框カウンタ32)を設けたため、この浴槽
本体を如何なる位置に配設する場合でも、その部材を数
種類容易するだけで良く、浴槽本体の共用化が図れる、
という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の浴槽を示し、浴室上方か
ら見た斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例の浴槽を示し、浴槽要部の
構成を表わす斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例の浴槽を示し、浴槽要部の
構成を表わす図1のIII−III線部分断面図であ
る。
【図4】本発明の第1実施例の浴槽を示し、浴槽要部の
構成を表わす図1のIII−III線部分断面拡大図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例の浴槽を示し、浴槽本体と
腰掛け台との接続状態を表わす図3中V部分の拡大部分
断面図である。
【図6】本発明の第2実施例の浴槽を示し、浴槽要部の
構成を表わす斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例の浴槽を示し、浴槽要部の
構成を表わす図1のIII−III線部分に対応する断
面図である。
【図8】従来の浴槽を示し、浴槽要部の構成を表わす斜
視図である。
【図9】従来の浴槽を示し、浴槽要部の構成を表わす図
1のIII−III線部分に対応する断面図である。
【図10】従来の浴槽を示し、浴室の概略平面図であ
る。
【符号の説明】
17 浴槽本体 19 腰掛け台 20 側壁 21 エプロン 22 上縁部 23 縁部 25 縁部上面 31,33 浴槽 32 框カウンター 35 腰掛け部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽本体と、該浴槽本体の上部側方に取
    り付けられ、該浴槽本体の縁部上面と略同一高さの腰掛
    け台とを有することを特徴とする浴槽。
  2. 【請求項2】 浴槽本体と、浴槽本体の縁部上面を覆う
    ように取り付けられる框カウンターとを有する浴槽であ
    って、前記框カウンターの一部には、前記浴槽本体側壁
    から外側に突出する腰掛け部が形成されていることを特
    徴とする浴槽。
  3. 【請求項3】 前記浴槽本体の洗い場側にはエプロンが
    配設されると共に、該エプロンの上縁部と前記腰掛け台
    の縁部とが接続されていることを特徴とする請求項1記
    載の浴槽。
  4. 【請求項4】 前記浴槽本体の洗い場側にはエプロンが
    配設されると共に、該エプロンの上縁部と前記框カウン
    ターの縁部とが接続されていることを特徴とする請求項
    2記載の浴槽。
JP4330383A 1992-12-10 1992-12-10 浴 槽 Pending JPH06169855A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4330383A JPH06169855A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 浴 槽

Applications Claiming Priority (1)

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JP4330383A JPH06169855A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 浴 槽

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Publication Number Publication Date
JPH06169855A true JPH06169855A (ja) 1994-06-21

Family

ID=18231991

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JP4330383A Pending JPH06169855A (ja) 1992-12-10 1992-12-10 浴 槽

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JP (1) JPH06169855A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006026145A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット及びこの浴室ユニットの組立方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006026145A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Hitachi Housetec Co Ltd 浴室ユニット及びこの浴室ユニットの組立方法

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