JP2001120453A - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JP2001120453A
JP2001120453A JP30118399A JP30118399A JP2001120453A JP 2001120453 A JP2001120453 A JP 2001120453A JP 30118399 A JP30118399 A JP 30118399A JP 30118399 A JP30118399 A JP 30118399A JP 2001120453 A JP2001120453 A JP 2001120453A
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JP
Japan
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bathtub
stool
counter
bathroom unit
seat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30118399A
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English (en)
Inventor
Kazunari Tsuda
一成 津田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】浴槽の入浴可能な凹部を広く確保した上で、高
齢者などの入浴者が腰掛け部を使って快適にしかも安全
に入浴することのできる浴室ユニットを提供する。 【解決手段】浴槽1の側部から連続する状態で化粧カウ
ンター2が連設された浴室ユニットにおいて、浴槽1に
連設される化粧カウンター2の上面の一端部21aが、
浴槽1の上面に形成された切欠部まで延長され、この延
長された一端部21a上面に腰掛け部3が配置されるよ
うに構成されている。腰掛け部は、化粧カウンター2に
設けられた凹部に化粧カウンター2の上面と略面一に配
置される腰掛け部材3からなる一方、この腰掛け部材3
と対峙する浴槽1上面の周縁に段部51が形成され、当
該段部51に腰掛け部材3の周縁が配置されるように構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽の周縁に腰掛
け部を備えた浴室ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、浴槽1の框1
1に腰掛け部11aを形成し、高齢者や身体の不自由な
人がこの腰掛け部11aに腰を載せて浴槽内に出入りす
ることで、出入りするための椅子等を設置することな
く、上記高齢者や身体の不自由な人が容易に移動するこ
とができるようにしていた。(例えば、特開平5−95
846号公報参照)。
【0003】しかし、上記のように浴槽1の框11に腰
掛け部11aを形成すると、この浴槽1を設置する浴室
の大きさが決まっている場合などには、腰掛け部11a
を大きく形成すればするほど、浴槽1の入浴可能な凹部
1bを小さくせざるを得ず、このため浴槽1へ出入りす
る際に今度は足下が不安定になり、不安感を抱かせるこ
とになりかねない。
【0004】そこで、従来においては図8に示すよう
に、浴槽1の側部に連続した化粧カウンター2を連設
し、この浴槽1の框11と化粧カウンター2に跨いで腰
掛け部3を設けることで、上記浴槽1の入浴可能な凹部
1bを大きく確保しながら、腰掛け部3を設けることが
できるようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、浴槽1
の框11と化粧カウンター2とに跨いで腰掛け部3を設
ける構造では、図9に示すように、浴槽1と化粧カウン
ター2との連設部Aに段差が生じた場合、例えば、建物
の躯体側で浴槽1を支持する構造でこの建物の躯体側の
寸法バラツキにより段差が生じた場合、当該段差が浴槽
1と化粧カウンター2とに跨いで設けられる腰掛け部3
の中心部に生じることになるため、腰掛け部を利用する
者に不快感を与えるという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、浴槽の入浴可能な凹部を広く確保した上で、
高齢者などの入浴者が腰掛け部を使って快適にしかも安
全に入浴することのできる浴室ユニットを提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の浴
室ユニットは、浴槽の側部から連続する状態で化粧カウ
ンターが連設された浴室ユニットにおいて、前記浴槽に
連設される化粧カウンターの上面の一端部が、浴槽の上
面に形成された切欠部まで延長され、この延長された一
端部上面に腰掛け部が配置されるように構成されたもの
である。
【0008】請求項2に係る発明の浴室ユニットは、前
記腰掛け部は、化粧カウンターに設けられた凹部に化粧
カウンターの上面と略面一に配置される腰掛け部材から
なる一方、この腰掛け部材と対峙する浴槽上面の周縁に
段部が形成され、当該段部に腰掛け部材の周縁が配置さ
れるように構成されたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。なお、説明の便宜上、従来技術に
おいて説明した部材と同一の部材には同一の符号を用い
て、その説明は省略する。
【0010】本発明の浴室ユニットは、図1及び図2に
示すように、洗い場41を有する防水パン4と、この防
水パン4に形成された取付部42(図2参照)に組み込
まれる浴槽1と、防水パン4の周縁部に立設され、防水
パン4および浴槽1の周囲を包囲する図示しない壁パネ
ルと、これらの壁パネルによって形成される上方開口部
を覆う図示しない天井パネルと、洗い場41に一の壁パ
ネルに沿って設置され、浴槽1の框11(図2参照)上
に載置されて当該浴槽1の上面を形成する浴槽化粧框5
と、水栓24を備えた化粧カウンター2と、化粧カウン
ター2の上面を形成するカウンター天板21の一端部2
1aに配置され、前記腰掛け部を構成する腰掛け部材3
とから構成されている。
【0011】前記防水パン4の取付部42の上面には、
浴槽1に対応する開口部42a(図2参照)が形成され
ており、この周縁部に浴槽1の框11の周縁下面が支持
された状態で当該浴槽1が組み込まれる。
【0012】浴槽1は、一般的には、不飽和ポリエステ
ルやエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂にガラス繊維等の強
化材を混在させた強化プラスチック(いわゆるFRP)
により一体成形するか、上記FRPの表面層にアクリル
樹脂を積層して成形している。
【0013】また、浴槽1には、その底壁よりも高い位
置に段状の座部12が形成されている。
【0014】浴槽化粧框5は、浴槽1の上面開口部1a
に対応する開口部5aが形成され、上方から見て浴槽1
の框11の外形に合致する外形を有するとともに、その
一部から膨出した膨出部5bが形成されており、この膨
出部5bで取付部42に浴槽1を組み込んだ状態で露出
する取付部42の上面露出部42bの図1及び図2に示
す左側約半分を覆うようになされている。上記膨出部5
bの上面には、開口部5aに沿って手摺り52が設けら
れている。
【0015】化粧カウンター2は、その上面を形成する
カウンター天板21の一端部21aが前記上面露出部4
2bの右側約半分を覆うように延長されており、この延
長された一端部21aの上面に腰掛け部材3の形状に対
応する凹部22が形成されている。つまり、上記浴槽化
粧框5の膨出部5bの右側が切欠かれた形状になされ、
この切欠部にカウンター天板21の一端部21aが配置
されるようになされている。
【0016】前記凹部22は、図3に示すように、段状
に形成された第1凹部22aと第2凹部22bとから構
成されており、第1凹部22aの上面22cで腰掛け部
材3の周縁部下面を支持するようになされている。な
お、浴槽化粧框5と対峙する化粧カウンター2の周縁部
分は第1凹部22aで形成されている。
【0017】腰掛け部材3は、例えば複数本をすのこ状
に配置されてなり、上記第1凹部22aの上面22cで
支持した場合に、腰掛け部材3の上面と、カウンター天
板22の凹部22を除く部分の上面とが略面一になるよ
うにその上面22cの高さが設定されている。
【0018】また、腰掛け部材3と対峙する浴槽化粧框
5の周縁部には段部51が形成されており、上記凹部2
2に腰掛け部材3を配置した場合に、段部51の上部周
縁51aとカウンター天板21の凹部22を形成した周
縁23との間に腰掛け部材3の周縁が配置され、これに
より腰掛け部3の平面上での移動を規制する。
【0019】このように浴槽化粧框5の周縁部に段部5
1を設け、この段部51に腰掛け部材3の周縁を配置す
ることで、化粧カウンター2と浴槽化粧框5とのつなぎ
目を当該腰掛け部材3の周縁で隠蔽して上方から見えな
いようにすることができ、見栄えを良くできる。
【0020】また、前記浴槽化粧框5の段部51の段差
Bは、前記第1凹部22aの上面22cよりも低くなる
ように設定されている。この結果、凹部22に腰掛け部
材3を配置した際に、浴槽1の設置レベルの狂いによ
り、化粧カウンター2に対する浴槽化粧框5の高さ位置
が多少狂った場合でも、その狂いを当該段差Bによって
吸収できるため、納まりに支障を与えることがない。
【0021】さらに、上記腰掛け部材3は、前記浴槽1
及び化粧カウンター2とは異なる材質で形成されてい
る。具体的には、天然木や、天然木の表面を被覆コート
材でコーティングしたもの、天然木と合成樹脂合とで一
体成形された樹脂合成木などで構成されている。
【0022】図1及び図2に示す符号13は、浴槽1に
設けられた握りバー状の把手である。
【0023】したがって、高齢者などが入浴する場合
は、洗い場41から腰掛け部材3の一端に座って身体の
向きを変えつつ浴槽1側に移動し、足を浴槽1の座部1
2に載せた状態で手摺り52や把手13を使いつつ臀部
を腰掛け部材3から滑らせて座部12に座ればよい。こ
の際、入浴者は腰掛け部材3に座って移動することか
ら、冷たい触感を感じることがない。
【0024】このように、浴室ユニットの浴槽1と化粧
カウンター2を連設し、化粧カウンター2に腰掛け部材
3を設けることで、浴槽1の入浴可能な凹部を広く確保
した上で、高齢者などの入浴者が腰掛け部材3を使って
快適にしかも安全に入浴することができる。さらに、腰
掛け部材3がすのこ状に配置されているため、その上面
に水がたまることがなく、必要に応じて腰掛け部材3を
除去し、凹部22内を清掃することもできる。
【0025】図4及び図5は、本発明の浴室ユニットの
他の実施の形態を示している。この浴室ユニットは、腰
掛け部材3の周縁と、この周縁と対峙する浴槽化粧框5
及び化粧ユニット2の周縁51a、23との間に溝部6
が形成されるように、浴槽化粧框5の段部51や化粧カ
ウンター2の凹部22の大きさ、腰掛け部材3の長さな
どを設定したものである。このように溝部6を腰掛け部
材3の周囲に設けることで、腰掛け部材3の周囲に汚れ
が溜まっても簡単に流し落とすことができ、清掃が簡単
になり衛生的に使用することができる。
【0026】なお、この浴室ユニットの他の構成は前述
した実施の形態の浴室ユニットの構成と同様であり、同
部材に同符号を付して説明は省略する。
【0027】図6は、本発明の浴室ユニットの他の実施
の形態を示している。この浴室ユニットは、浴槽1の上
端周縁部を構成する框11に連設される化粧カウンター
2の一端部21が、浴槽1の框11に形成された切欠部
14まで延長され、この延長された一端部21の上面に
腰掛け部3が配置されるように構成されたものである。
つまり、化粧カウンター2全体が浴槽1側に延長され、
その結果、浴槽1との連設部Aが浴槽1側に入り込んだ
構造になされている。
【0028】この構造の浴室ユニットによっても前述し
た実施の形態の浴室ユニットと同様な効果を奏すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る発明
によれば、浴槽に連設される化粧カウンターの上面の一
端部を、浴槽の上面に形成された切欠部まで延長し、こ
の延長した一端部上面に腰掛け部を配置するように構成
したことで、浴槽の入浴可能な凹部を広く確保した上
で、高齢者などの入浴者が腰掛け部を使って快適にしか
も安全に入浴することができる。
【0030】請求項2に係る発明によれば、腰掛け部材
と対峙する浴槽上面の周縁に段部を形成し、当該段部に
腰掛け部材の周縁を配置することで、化粧カウンターと
浴槽との上面のつなぎ目を腰掛け部材の周縁で隠蔽して
上方から見えないようにすることができ、見栄えの良い
意匠性に優れた浴室ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室ユニットの構成を一部省略して示
す平面図である。
【図2】同じく浴室ユニットの構成を示す分解斜視図で
ある。
【図3】腰掛け部周辺の構造を示す図1のX−X断面図
である。
【図4】浴室ユニットの他の実施の形態を一部省略して
示す平面図である。
【図5】同じく浴室ユニットの腰掛け部周辺を示す図4
のY−Y断面図である。
【図6】浴室ユニットのさらに他の実施の形態を示す斜
視図である。
【図7】従来の浴槽を示す斜視図である。
【図8】従来の浴槽を示す斜視図である。
【図9】従来の問題点を説明するための図8のZ−Z断
面図である。
【符号の説明】
1 浴槽 11 框 2 化粧カウンター 21 カウンター天板(化粧カウンターの上面) 22 凹部 3 腰掛け部材(腰掛け部) 5 浴槽化粧框(浴槽の上面) 51 段部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の側部から連続する状態で化粧カウ
    ンターが連設された浴室ユニットにおいて、 前記浴槽に連設される化粧カウンターの上面の一端部
    が、浴槽の上面に形成された切欠部まで延長され、この
    延長された一端部上面に腰掛け部が配置されるように構
    成されたことを特徴とする浴室ユニット。
  2. 【請求項2】 前記腰掛け部は、化粧カウンターに設け
    られた凹部に化粧カウンターの上面と略面一に配置され
    る腰掛け部材からなる一方、この腰掛け部材と対峙する
    浴槽上面の周縁に段部が形成され、当該段部に腰掛け部
    材の周縁が配置されるように構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載の浴室ユニット。
JP30118399A 1999-10-22 1999-10-22 浴室ユニット Withdrawn JP2001120453A (ja)

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JP30118399A JP2001120453A (ja) 1999-10-22 1999-10-22 浴室ユニット

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130136A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Toto Ltd 浴槽用手すり

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130136A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Toto Ltd 浴槽用手すり
JP4552605B2 (ja) * 2004-11-08 2010-09-29 Toto株式会社 浴槽用手すり

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