JP2502898Y2 - 防水床パン - Google Patents

防水床パン

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JP2502898Y2
JP2502898Y2 JP1990112519U JP11251990U JP2502898Y2 JP 2502898 Y2 JP2502898 Y2 JP 2502898Y2 JP 1990112519 U JP1990112519 U JP 1990112519U JP 11251990 U JP11251990 U JP 11251990U JP 2502898 Y2 JP2502898 Y2 JP 2502898Y2
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JP
Japan
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floor
lid
waterproof floor
bathroom
waterproof
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JPH0470371U (ja
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浩一郎 櫻井
清貴 小林
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、浴室やシャワー室等の床に利用される防水
床パンに関する。
(従来の技術) 近年、高給住宅が増えており、そのような住宅におい
ては、浴室内の外観も重要視されるようになっている。
浴室の外観を向上させるためには、壁面や床面に化粧仕
上を施すといったことが一般に行われており、浴室の床
に利用される防水床パンにも、床部の上面に化粧仕上が
施されているものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、防水床パンには、床部の周囲に排水溝
部が設けられているものがあり(実公平1−36467号公
報参照)、そのような防水床パンにあっては、排水溝部
への化粧材の貼り付けが技術上困難である。従って、そ
のような防水床パンで床が構成された浴室は、壁面に化
粧仕上を施す等して高級感を高めようとしても、化粧仕
上が施された壁面と床面間の排水溝部のみ防水床パンの
プラスチック面が露出してしまい外観を損ねてしまって
いる。
本考案は、上記のような問題に着目してなされたもの
で、プラスチック面が露出した排水溝部に化粧仕上を行
ない、浴室の完全化粧仕上が可能な防水床パンを提供す
ることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を解決する為に、本考案の防水床パンとして
は、床部の上面に化粧仕上が施され、前記床部の周囲の
少なくとも一辺に排水口を有する排水溝部が設けられて
いるプラスチック製の防水床パンにおいて、上記流水溝
部の更に外周に、壁が立設する受面が設けられ、前記床
部の上面は前記受面よりも高い位置とされてなり、上面
に化粧仕上が施されている蓋が、その上面が前記床部の
上面と略同一高さとされて、前記排水溝部を覆って水抜
き可能に設けられていることとする。
(作用) 本考案の防水床パンは、床部の周囲の少なくとも一辺
に設けられている排水溝部を覆って、上面に化粧仕上が
施されている蓋が設けられているので、浴室内へは、プ
ラスチック面が露出した排水溝部は現れずに化粧仕上が
施された蓋の上面が現れることになる。
つまり、本考案の防水床パンを用いて浴室の床を構成
すると、化粧仕上が施されている床部の上面と蓋の上面
とが浴室内に現れるので、浴室内の完全化粧仕上が可能
になる。
また、上記流水溝部の更に外周に、壁が立設する受面
が設けられ、前記床部の上面は前記受面よりも高い位置
とされてなり、蓋は、その上面が前記床部の上面と略同
一高さとされているので、壁の下端部は蓋によって隠蔽
されて浴室に露出せず、意匠的な美観に優れると共に、
汚れが付着し易い当該部位が隠蔽されることにより、使
用者に心理的な不快感を生じさせない。
また、前記蓋は、水抜き可能に設けられているので、
床部の上面を流れる水は、排水溝部に流れ込んだ後、排
水口から排水管等へ排水される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、本実施例の構成を説明する。
第1図は本考案実施例の防水床パンが適用された浴室
を示す斜視図、第2図は前記防水床パンを示す平面図、
第3図は第1図の要部IIIの拡大図で、図中、1は壁、
2は浴槽、3は防水床パンである。
前記壁1は、防水床パン3の縁に立設されており、浴
室内側の壁面には、化粧材1aが貼られている。
また、前記浴槽2は、防水床パン3にはめ込まれてい
る。
前記防水床パン3は、FRP(ガラス繊維強化プラスチ
ック)成形品で、この防水床パン3には、洗い場の床面
を構成する長方形の床部3aが設けられている。また、こ
の床部3aは、平坦面に形成されており、上面には化粧材
4が貼られており、周囲(四辺)には排水溝部3bが形成
されている。
前記排水溝部3bは、流れ込んだ水が排水口3cに向かう
ような勾配(第2図に矢視で図示)で形成されている。
また、前記排水溝部3bには、複数に分割された蓋5が
はめ込みにより取り付けられており、各蓋5の間には水
抜きのための隙間5cが設けられている。即ち、床部3aの
上面を流れる水がこれらの蓋5,5間の隙間5cから排水溝
部3bに流れ込み、その後、排水口3cから排水管等へ排水
されるようになっている。
前記各蓋5は、上面に化粧仕上が施されており、裏面
には脚部5aが設けられている。尚、蓋の上面の化粧仕上
は、蓋自身を床部3aの化粧材4と意匠合わせされた人工
大理石やステンレス等の化粧材で構成することにより成
されている。また、これらの蓋5は、第3図に示されて
いるように、上面が前記床部3aと同一高さになるよう設
けられている。
更に、第3図に示されているように、前記床部3aの上
面と蓋5の上面は、壁1を立設する縁の受面3dよりも高
い位置に設けられており、壁1の下端が浴室内側へ露出
しないようになっている。
また、第3図において6は水密材で、この水密材6
は、前記壁1と前記防水床パン3との間に設けられてい
る。
次に、実施例の作用を説明する。
本実施例の防水床パン3は、床部3aの全周(四辺)に
設けられている排水溝部3bを覆って、上面に化粧仕上が
施されている蓋5が設けられているので、浴室内へは、
プラスチック面が露出した排水溝部3bは現れずに化粧仕
上が施された蓋5の上面が現れることになる。
つまり、本実施例の防水床パン3を用いて浴室の床を
構成すると、化粧仕上が施されている床部3aの上面と蓋
5の上面とが浴室内に現れるので、浴室内の完全化粧仕
上が可能になる。
また、本実施例の防水床パン3は、排水溝部3bへの蓋
5の取り付けがはめ込みによるものなので、施工時にお
ける蓋5の取り付け作業が容易である。
また、蓋5がはめ込みにより排水溝部3bに取り付けら
れているために、蓋5の取り外しが簡単であり、排水溝
部3bや排水口3cの掃除を楽に行うことができる。
更に、床部3aの上面と蓋5の上面が同一高さにあるの
で、広いフラットな床面が構成されている。それによ
り、防水床パン3の床部3aを洗い場の床として使い易
い。
以上、本考案の実施例を図面に基づいて詳述してきた
が具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本
考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本
考案に含まれる。
例えば、実施例では防水床パンを浴室に適用した場合
を例にとって説明したが、本考案の防水床パンは、シャ
ワー室等の他の部屋に適用してもよい。
また、実施例では、床部の全周に排水溝部が設けられ
ている防水床パンを示したが、排水溝部は、床部の周囲
の少なくとも一辺に設けられていれば良く、全周である
必要はない。
更に、実施例では複数に分割された蓋を用い、蓋と蓋
の間から水抜きが行われる防水床パンを示したが、水抜
きは蓋に穴を形成することで、その穴から行うようにし
てもよい。
また、実施例では、全体が化粧材で構成された蓋を用
いたが、FRP等の樹脂成形品に化粧材を貼って上面を化
粧仕上した蓋や、塗料を吹き付けて上面を化粧仕上した
蓋を用いてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の防水床パンにあっ
ては、上面に化粧仕上が施されている蓋が、前記流水溝
部を覆って設けられているので、浴室の完全化粧仕上が
可能となり、浴室内の外観の向上を図ることができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の防水床パンが適用された浴室を
示す斜視図、第2図は前記防水床パンを示す平面図、第
3図は第1図の要部IIIの拡大図である。 3……防水床パン 3a……床部 3b……排水溝部 3c……排水口 4……化粧材 5……蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床部の上面に化粧仕上が施され、前記床部
    の周囲の少なくとも一辺に排水口を有する流水溝部が設
    けられているプラスチック製の浴室用の防水床パンにお
    いて、 上記流水溝部の更に外周に、壁が立設する受面が設けら
    れ、前記床部の上面は前記受面よりも高い位置とされて
    なり、 上面に化粧仕上が施されている蓋が、その上面が前記床
    部の上面と略同一高さとされて、前記流水溝部を覆って
    水抜き可能に設けられていることを特徴とする防水床パ
    ン。
JP1990112519U 1990-10-26 1990-10-26 防水床パン Expired - Lifetime JP2502898Y2 (ja)

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JPH0470371U JPH0470371U (ja) 1992-06-22
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