JP2529913Y2 - ユニットバスルーム - Google Patents

ユニットバスルーム

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JP2529913Y2
JP2529913Y2 JP1027791U JP1027791U JP2529913Y2 JP 2529913 Y2 JP2529913 Y2 JP 2529913Y2 JP 1027791 U JP1027791 U JP 1027791U JP 1027791 U JP1027791 U JP 1027791U JP 2529913 Y2 JP2529913 Y2 JP 2529913Y2
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JP
Japan
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inspection
counter
bathtub
washing
edge
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JP1027791U
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JPH04107690U (ja
Inventor
眞 土屋
哲英 村木
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はユニットバスルーム、更
に詳しくは浴槽のエプロン面と、そのエプロン面と正対
する側壁との間の側壁部分全長からカウンターを突設
し、該カウンターの前縁から前板を垂設したユニットバ
スルームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニットバスルームには実開昭62
-66581号公報のものが知られている。この先行技術は図
5に示すように一半部を浴槽載置場1、他半部を洗い場
2とする防水パンA′のその浴槽載置場1に設置された
浴槽4のエプロン面8が当接する洗い場2側の側壁3′
部分全長から、カウンター5を突設すると共に、洗い場
面2′との間に点検用の空間12を残してカウンター5前
縁から前板6を垂設し、カウンター5下方で且つ浴槽載
置面1′と洗い場面2′との境界部分に開設した排水口
7上の前記エプロン面8に、端面から矩形状の点検口9
を開設し、更に点検口9口縁の縦縁8a′及び防水パン
A′周縁の立上り壁19から対向して突設する掛止ピン20
に掛脱可能に引っ掛けた点検蓋11で、点検口9を被蓋し
た構成になっている。
【0003】この先行技術は、入浴用備品の載せ面とな
るカウンター5と、水栓器具13の装設面や収納凹部23の
形成面として利用できる前板6とで、排水口7を閉塞す
る目皿10、点検口9を被蓋する点検蓋11を上方から覆っ
て、洗い場の有効スペースを無駄に狭めずに目皿10、点
検蓋11が直視されることによる室内美感の低下を阻止す
る機能がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、左右一対の
掛止ピン20,20 に引っ掛けて点検口9を開閉する点検蓋
11は蓋本体11a と、その蓋本体11a の周縁から折曲した
折曲面11b と、その折曲面11b の内、両側の折曲面11b,
11b に切欠した引っ掛け用溝11c とで構成され、該引っ
掛け用溝11c に掛止する掛止ピン20を支点として回動さ
せながら掛け外す構造であることから、上記両側の折曲
面11b,11b と、前記点検口9口縁の縦縁8a′及び防水パ
ンA周縁の立上り壁19との間夫々に遊び用の隙間Xが形
成されている。この隙間Xは通常は小さく、点検用の空
間12から目視される手前側の隙間X(点検口9口縁の縦
縁8a′と、点検蓋11との間の隙間)も通常では目立つこ
とは無い。ところが浴槽のエプロン面8や防水パンA′
の成形誤差で点検口9が設計寸法よりも大形に形成され
た場合や点検蓋11が立上り壁19側に片寄って掛止された
場合に、前記隙間Xが大きく目立ち、室内の美感を低下
させてしまう(図6)。
【0005】本考案は上記従来事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とする処は、点検口口縁の縦縁と、点検
蓋との間に隙間が形成されないようにして、室内の美感
の低下を阻止するユニットバスルームを提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に講
じた技術的手段は、掛止ピン真下における点検口口縁の
縦縁部分又は防水パンの立上り壁部分に、点検蓋を上記
縦縁側に押動するバネ材を固着したことを要旨とする。
【0007】
【作用】上記技術的手段によれば、バネ材が、自己のバ
ネ力で点検蓋を、点検口口縁の縦縁側へ押動して、同点
検蓋を同縦縁に接触させる。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成したので、点
検口口縁の縦縁と、点検蓋との間には隙間が形成される
ことが無い。従って、点検用の空間から浴槽のエプロン
面と、点検蓋とが目視されても隙間に比べてその取り合
い部が目立たず、室内の美感を低下させることがなく、
商品価値の高揚に寄与することができる。
【0009】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図3において、Aは一半部を浴槽載置場
1、他半部を洗い場2とする防水パンA′の周縁に壁パ
ネル3aを立設して側周壁3を形成し、該側周壁3の上部
開口を天井壁(図示せず)で被蓋して構築されたユニッ
トバスルームであり、浴槽載置場1には浴槽4が設置さ
れ、洗い場2にはカウンター5と該カウンター5前縁の
前板6とが夫々装設されている。また、このユニットバ
スルームAにおいて、カウンター5下方で且つ浴槽載置
面1′と洗い場面2′との境界部分には排水口7が、そ
の排水口7上のエプロン面8には点検口9夫々が開設さ
れている。その排水口7は目皿10で閉塞され、点検口9
は回動可能且つ掛脱可能な点検蓋11で被蓋してある。
【0010】カウンター5は浴槽4の前記エプロン面8
が当接する洗い場側の側壁3′部分全長から突設すると
共に前縁に、前板6を有し、その前板6下端と洗い場面
2′との間に適宜寸法の点検用空間12が形成されてい
る。13は水栓器具である。
【0011】排水口7は浴槽載置場1側の一半部に浴槽
4の排水口7に連絡する排水管14が挿入され、洗い場2
側の他半部が前記の通り目皿10で閉塞してある。15は下
端に連絡した排水トラップである。
【0012】エプロン面8は主エプロン面8aと副エプロ
ン面8bとからなる。主エプロン面8aは、浴槽4の上縁面
の長辺側に設けたリム4a下端から防水パンA′に立設し
た水返し部16に至る高さと、前板6から該前板6に対向
する側壁(不図示)までに至る幅とを備えた横長矩形板
状を呈し、前記リム4a下端に連結されている。上記副エ
プロン面8bは、前記リム4a下端から前板6下端迄に至る
高さと、カウンター5幅と略同寸法の幅とを備えた縦長
矩形板状を呈し、前記リム4a下端に連結されている。こ
れにより、副エプロン面8b下端と防水パンA′との間に
は矩形状点検口9が形成される。
【0013】点検口9は浴槽4の裏側に配設される給水
栓に連絡する給水、給湯管や、上記排水管14の点検を行
うためのもので、図示の如く、上記排水口7に近接して
開口しており、掛脱可能な点検蓋11で被蓋している。
【0014】点検蓋11はエプロン面8と同質材料、例え
ばFRP等の所望の合成樹脂材によって一体成形してな
り、蓋本体11a と、その蓋本体11a の周縁から折曲した
折曲面11b とを有し、両側の折曲面11b の上部部分に相
対して引っ掛け用溝11c を切欠形成している。
【0015】また、点検蓋11は掛止ピン20を、点検口9
の口縁両側、即ち主エプロン面8aの縦縁8a′、即ち折込
面8a′と、相対する防水パンA′の立上り壁19との双方
から突設し、該掛止ピン20に、上記引っ掛け用溝11c を
掛脱可能且つ回動可能に掛止すると共に、掛止ピン20の
更に下位から掛止ピン20同様に相対して突設した揺動防
止ピン21に、下域部を当接させている。
【0016】而して、排水口7の掃除や点検口9を開閉
する際には、目皿10や点検蓋11を外すことによってそれ
等の作業を行う。
【0017】また、掛止ピン20と、揺動防止ピン21との
間の前記折込面8a′中途部分には点検蓋11を同折込面8
a′側の押動させるバネ材22が固着されている。
【0018】このバネ材22は折込面8a′に一端を固着す
る固定片部22a と、その固定片部22a から点検口9幅を
狭める方向で且つ洗い場2側へ折曲した中途片部22b
と、その中途片部22b 突端から折込面8a′側の折曲し先
端をその折込面8a′に当接若しくは接近させた圧接用片
部22c と、その圧接用片部22c 先端から点検口9幅を狭
める方向で且つ洗い場2側へ傾斜状に折曲したガイド用
片部22d とを連続して形成してなり、掛止ピン20に引っ
掛け用溝11c を引っ掛けて回動させながら点検口9を被
蓋する際、折曲面11b が、ガイド用片部22d でガイドさ
れつつ平行移動し、そして圧接用片部22c と折込面8a′
とで挾持されることで、折曲面11b を折込面8a′に密接
させて、点検用の空間12から直視される主エプロン面8a
と点検蓋11との取り合い部に隙間を形成しないようにし
てある(図3)。
【0019】図4は掛止ピン20と、揺動防止ピン21との
間の前記立上り壁19中高部分に固着したバネ材22で、点
検蓋11を前記折込面8a′側の押動させるようにした例を
示している。この例において、22d は折曲面11b をガイ
ドするガイド用片部、22e は点検蓋11を前記折込面8a′
との間で挾持する挾持用片部、22a は固着片部である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部の斜視図で一部切欠する。
【図2】 (2)−(2)線拡大断面図。
【図3】 (3)−(3)線拡大断面図。
【図4】 他の例の同(3)−(3)線拡大断面図。
【図5】 従来例の斜視図で一部切欠する。
【図6】 (6)−(6)線拡大断面図。
【符号の説明】
A ユニットバスルーム A′ 防水パン 1 浴槽載置場 2 洗い場 4 浴槽 8 エプロン面 5 カウンター 2′ 洗い場面 6 前板 12空間 1′ 浴槽載置面 7 排水口 9 点検口 11 点検蓋 8a′ 縦縁(折込面) 20 掛止ピン 11b 折曲面 19 立上り壁 22 バネ材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一半部を浴槽載置場、他半部を洗い場
    とする防水パンのその浴槽載置場に設置された浴槽のエ
    プロン面が当接する洗い場側の側壁部分全長から、カウ
    ンターを突設すると共に、洗い場面との間に点検用の空
    間を残してカウンター前縁から前板を垂設し、カウンタ
    ー下方で且つ浴槽載置面と洗い場面との境界部分に開設
    した排水口上の前記エプロン面に、端面から矩形状の点
    検口を開設し、更に点検口口縁の縦縁及び防水パン周縁
    の立上り壁から対向して突設する掛止ピンに、両側縁の
    折曲面を掛脱可能に引っ掛けた点検蓋で、点検口を被蓋
    したユニットバスルームにおいて、前記掛止ピン真下に
    おける、点検口口縁の縦縁部分又は前記立上り壁部分
    に、点検蓋を上記縦縁側に押動するバネ材が固着してあ
    ることを特徴とするユニットバスルーム。
JP1027791U 1991-02-28 1991-02-28 ユニットバスルーム Expired - Lifetime JP2529913Y2 (ja)

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JPH04107690U JPH04107690U (ja) 1992-09-17
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